みさお「みゅうぅ・・・柊のベットでおねしょしちまったよぉ・・・」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:古泉「朝比奈さん、タバコはいけませんよ」

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5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 14:54:14.44 ID:OO4EC3+eO

かがみ「だから寝る前にそんなにジュースばっかり飲んだら駄目って言ったじゃない!!」

みさお「う………ご、ごめん………。」

かがみ「まったく………ほら、道具貸してあげるからお風呂入って来なさい。」

みさお「うん………ひ、柊ぃ………。」

かがみ「何よ………?」

みさお「何かさ………柊って、お母さんみたいだよな。」

かがみ「ちょっとは反省しろよっ!!」


あ〜………うん、俺はもう駄目かもしれんね。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 15:09:24.09 ID:OO4EC3+eO

かがみに叱責されたみさおは、ほんの少し恥ずかしそうにベッドから起き上がろうとする。

かがみ「あ、ちょっと待ちなさい!」

みさお「へ………な、何?」

かがみ「その格好のまま歩き回られちゃ困るのよ。 洗濯しとくから、早く脱いで頂戴。」

みさお「へ………?」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 15:20:14.61 ID:OO4EC3+eO

みさお「ぬ、脱ぐって………ここで?」

かがみ「当たり前でしょ? 女同士なんだし、別に恥ずかしくないでしょ?」

みさお「そ、そうだよな………女同士だし、別に恥ずかしがることなんて………。」

そう言いつつも、みさおは一向に動こうとはしない。

みさお(あうぅ………柊に見られてるぅ………。)

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 15:42:41.14 ID:OO4EC3+eO

かがみ「ちょっと! 何時までそうしてるのよ!? 早く洗濯しないと染みになるかもしれないんだから、早く脱ぎなさい!!」

脱ぐとは言ったものの、動こうとしないみさおに耐えかねたかがみは、無理矢理みさおの服を脱がそうとする。

みさお「わ………ちょ、ちょっと待ってってヴァ!!」

かがみ「だから、そうやって待ってる間に染みに成るって言ってるでしょーがっ!!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 15:54:48.64 ID:OO4EC3+eO

エロ要望が無かったんで、とりあえず非エロで

抵抗するみさおを組み伏せ、かがみはみさおのズボンを脱がそうとする。

みさお「わわっ!? ま、まだ心の準備が出来て無いんだってぇっ!!」

かがみ「ギャーギャー煩いっ!! 別に見られたからって減るもんでも無いでしょ!!」

かがみの手がみさおのズボンにかかり、そのまま引き抜こうとした、まさにその瞬間―――

つかさ「お姉ちゃん、さっきから凄い声が聞こえるけど、何やって………る………の?」

―――瞬間、世界が凍りついた―――

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 16:11:57.02 ID:OO4EC3+eO

つかさ「………。」

かがみ「………。」

みさお「………。」

硬直する三人の中で、一番早く正気を取り戻したのはつかさだった。

つかさ「あ、その、ゴ、ゴメンね、えと………ごゆっくりーーーっ!!!」

顔を真っ赤にしたつかさは、そのまま一目散に駆け出して行く。

―――ガッシャーン―――

つかさ「うきゃぁ〜〜〜………。」

どうやら派手に転んだらしいつかさの悲鳴を聞き、かがみはようやく我にかえった。

じゃ、エロ有はこれが終わったら書くよ

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 16:35:27.85 ID:OO4EC3+eO

かがみ「あぁもうっ! これじゃ私変態じゃないっ!! 私はあの子に説明してくるから、あんたはお風呂に行っといてっ!!!」

未だ唖然とするみさおに言い聞かせ、かがみはつかさを追って部屋を飛び出す。

かがみ(とにかく、早く誤解を解かないと………こんなこと、言いふらされたりしたら………。)

こなたに何を言われるか分かったものじゃない―――明日の自分の為に、かがみはつかさの姿を探す―――

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 16:53:23.85 ID:OO4EC3+eO

その頃、人生で最も混乱している状況のつかさは、みゆきに相談していた………。

つかさ「それで………お、お姉ちゃんが、女の子をお、押し倒しててぇ………。」

みゆき「まぁ………か、かがみさんがそんな………ですが、れ、恋愛は個人の自由ですし………。」

やはり、みゆきも動揺しているようだ。

―――無理も無い、自分の友人が同性愛者ど告げられれば、誰もが動揺するだろう―――

誤解なのだが。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 17:09:18.06 ID:OO4EC3+eO

かがみ(家の電話が使われてない………つかさは自分の部屋ね!)

かがみ「つかさっ! ちょっと話があるんだけど―――。」

つかさ「お、お姉ちゃん!?」

視界に入るのは、「電話中」のつかさの姿………遅かった?
いや、違う………! まだ間に合う筈だ!!!

かがみ「つかさ、ちょっと携帯かしてっ!!」

返事も聞かず、かがみはつかさの手から携帯をひったくる。

かがみ「もしもし! 誰っ!?」

いきなり失礼な行動ではあるが、今のかがみに他人を気にする余裕などまるで無かった………。

みゆき「きゃっ………そ、その声はかがみさんですか?」

かがみ(助かった………みゆきなら、説明すれば分かってくれる………。)

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 17:19:26.56 ID:OO4EC3+eO

かがみ「あ、あのね! つかさが変な事言ったかもしれないけど、それは誤解、誤解なのよっ!!」

みゆき「は、はぁ………。」

かがみ「ちょっとさ、日下部の奴が―――」

かがみ(ちょっと待て、私………日下部がおねしょしたって言うの? そりゃ、ホントのことだけど流石にそれは………。)

みゆき「あの………もしもし?」

かがみ「い、いやね! その………ジュース!! ジュースをこぼしちゃったのよ!!!」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 17:36:00.30 ID:OO4EC3+eO

かがみ「それでね! 私は染みに成るから早く脱いだ方がいいって言ったのに、日下部の奴が恥ずかしがって中々脱ごうとしないからイライラしちゃって!!」

みゆき「まぁ………そうだったのですか?」

かがみ「そうなのよ! ホント、日下部っておっちょこちょいな奴でね!! とにかく、誤解なの!! ご・か・い!!!」

みゆき「きゃっ………わ、分かりました………。」

かがみ「ごめんね! 急に変な事言われて混乱したでしょ!? でも私はレズじゃないからね!!」

みゆき「はい。 些細な誤解だったんですね。」

かがみ(た、助かった〜………。)

かがみ「それじゅ! 私日下部の様子見に行くからじゃあね!!」

早口で喋り、舌を噛みつつも、何とか(?)誤解が解けた事にかがみは安堵する。

みゆき「―――残念です―――。」

かがみ「えっ? みゆき、今何か言った?」

みゆき「い、いえ、特に何も………それでは、かがみさんまた明日!」

かがみ「そ、そうね! また明日ね!!」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 17:57:15.71 ID:OO4EC3+eO

最後に、お互い妙にぎこちない挨拶をし、電話は切れた。

かがみ「疲れた………。」

つかさ「お、お姉ちゃん………今のホント? その、ジュース溢したって………。」

かがみ「そうよ………まったく、この子は………。」

つかさ「ご、ごめんね! その………だってお姉ちゃん、女の子同士でキ、キスする小説読んでたって、こなちゃんが………。」

かがみ「ちょっと、それぐらいでレズ扱いならこなたの奴は何なのよ?」

つかさ「バルサミ―――。」

かがみ「誤魔化すなっ!!」

つかさ「ご、ごめんなさ〜い!!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 18:12:52.46 ID:OO4EC3+eO

かがみ「もういいわよ、みゆきも誤解だって分かってくれたし。」

つかさ「う、うん………。」

かがみ「それじゃあ、私は部屋に戻るから………。」

痩せたな、コレは―――部屋に戻りながらかがみは自分自身を労っていた………。

おもに胃を。

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 18:15:58.10 ID:OO4EC3+eO

〜〜〜翌日〜〜〜

かがみ「昨日はさんざんだったわ………。」

みさお「だから〜悪かったってヴァ。」

あやの「おはよ〜………二人ともどうしたの?」

かがみ「おっす峰岸。 ちょっとね………。」

あやの「………?」

首を傾げるあやの。
だが、詳細を説明する訳にはいかなかった………。

こなた「お〜〜〜い! か〜〜〜がみ〜〜〜ん!!」

教室の出入口から、見慣れたちっこい人物がかがみを呼ぶ。

かがみ「こらっ! 変な呼び方するなって言ってるでしょうが!!」

口では怒りながらも、満更でもない様子のかがみの姿を見て、みさおはつまらなそうに呟く。

みさお「ちぇ〜っ………やっぱり柊はあのチビッ子の方がいいのか………。」

あやの「そうね………なんだかんだ言っても、何時も一緒だものね。」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/18(金) 18:16:40.75 ID:OO4EC3+eO

こなた「ところでかがみん。」

かがみ「何よ?」

こなた「百合に目覚めたって本当?」

かがみ「んなっ!?」

こなた「つかさに聞いた時はビックリしたよ〜。 そんでね、参考書変わりにお勧めのエロゲを数本………あれ? かがみん?」

かがみ「つかさ〜〜〜〜〜っ!!!」

かがみの絶叫は、学年中に響き渡ったという………。




駄文に付き合ってくれたおまいらに感謝。



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