ハルヒ「ちょっとキョン・・・」


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129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 16:44:24.47 ID:sUc5blNh0

キーンコーンカーンコーン  カァカァ・・・

長門「・・・・・・」パタン
ハルヒ「ん?もうこんな時間なのね。皆、帰りましょ。」
古泉「そうですね。とっとと片付けましょう。」ガシャガシャッ
キョン「あ!てめ!今、王手かけたばかりだろが!」
古泉「さぁ?なんのことでしょう。」
キョン「チクショウ・・・チクショウ・・・」
ハルヒ「ちょっとキョン達!さっさとでていかないとみくるちゃんが
    着替えられないでしょ!」ガチャッ
キョン「へいへい・・わかりましたよ・・・行くぞ古泉。」
ハルヒ「・・・・・・」ガチャガチャッ
キョン「なにやってんだ?ハルヒ。そこにいるとでれないんだが・・・」
ハルヒ「ちょっとキョン・・・」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「開かない・・・」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 16:57:19.37 ID:sUc5blNh0

キョン「そんなバカな・・・」ガチャガチャッ
古泉「どうしたんですか?お二人とも。」
キョン「ちょっと古泉・・・」
古泉「はい?」
キョン「開かない・・・」
古泉「そんなバカな・・・」ガチャガチャッ
古泉「ちょっと朝比奈さ(以下、ry)

長門「・・・・」ガチャガチャッ
キョン「どうだ?長門。」
長門「無理。開かない。」
ハルヒ「ちょっとどういうことよ!今日はここに泊まれっていうことなの?」
キョン「まだそうきまったわけじゃないだろ・・・」
古泉「もう・・・僕たちはここで一生過ごすんでしょうか。」
キョン「ドアが開かなくなっただけだろ・・・・」
長門「そして・・・私たちはここで白骨化して死に絶えてゆくのね・・・」
キョン「な、長門まで・・・・」
朝比奈「あの、窓から出れないんでしょうか。」
キョン「そうですね。試してみましょう。」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 17:09:14.98 ID:sUc5blNh0

ガチャガチャッ
キョン「・・・開きませんね。」
ハ&古&長「ああ〜もうダメなんだ〜!!」
キョン「お前らウルサイッ!」
朝比奈「どうしましょう。出れるんでしょうかキョン君。」
キョン「う〜ん、ドアも窓も開かないとなっては出れる方法も少ないですね。」
ハルヒ「ああ〜こんなとこで死ぬなんて〜・・・・」シクシク
古泉「ウウ・・・死ぬなら男の人の腕で死にたかった・・・」
長門「・・・・・」シクシク
朝比奈「と、とりあえず落ち着かせるためにみんなにお茶入れときますね!」
キョン「お願いします。・・・・・さて、どうするか・・・この手のゲームは結構
    やったことあるんだがな。クリアしたことないけど。」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 17:19:21.85 ID:sUc5blNh0

朝比奈「・・・・あれ?」ガチャガチャッ
キョン「どうしたんですか?朝比奈さん。」
朝比奈「冷蔵庫が開きません・・・」
キョン「・・・・・・これもか。しかもよくみると鍵穴がついている」
朝比奈「おかしいですね。いつもはなかった気がするんですが・・・」
キョン「これもハルヒの仕業なのか・・・長門に聞いてみるか。」
長門「・・・もうここから出れないならいっそ自殺したほうがラクに・・・」
キョン「・・・・・・・やめとこう。というかやめさせよう。」
朝比奈「あれ?キョン君このスイッチなんでしょう?ほら、将棋盤についてます。」
キョン「ほんとだ・・・さっきまでこんなのなかったハズだ。ともかく押してみよう。」
ポチッ

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 17:31:14.20 ID:sUc5blNh0

ヴィーーーー・・・プシュー

キョン「ん?なんか開いた音が聞こえたぞ。」
ハルヒ「ちょちょちょちょっとキョン!!今、いきなり隣のロッカーから音が
    したわよ!!ああ〜ビックリした・・・・」
キョン「ロッカーもロックされてたのか」ガチャッ
キョン「ん?フロッピー落ちてるぞ。これは・・・誰か身に覚えはないか?」
朝比奈「ないです。」
古泉「ああ、生まれ変わったら阿部さんになりたい・・・・」
ハルヒ「ああ、アニメの録画忘れて来た・・・・。今日、見れるのかな。」
長門「ああ、生まれ変わったら魚の鱗になりたい・・・」
キョン「ないみたいだな。PCで読み込んでみるか。

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 17:47:28.86 ID:sUc5blNh0

キョン「読み込んだはいいが訳がわからない問題がでたぞ。まさか、あの
    雪山の事件のときみたいに問題を解くのか。
問題『3以上の自然数nに対してXn+Yn=Zn これを満たすX、Y、Zは
   存在しない。これを証明せよ。」
キョン「よんでいてさっぱりわからんが古泉ならわかるだろう。おーい、古泉ー。」
古泉「ハイ・・・・なんでしょう・・・・」
キョン「なんかな。これが解ければでれるっぽいんだが、お前わかるか?」
古泉「本当ですか!?どれどれ・・・・」
問題『3以上の自然数nに対してXn+Yn=Zn これを満たすX、Y、Zは
   存在しない。これを証明せよ。」
キョン「どうだ?わかるか?」
古泉「・・・・エグッ・・ヒグッ・・・シクシク」
キョン「どうした?わからないのか?しょうがない長門アタリに聞いてみるか。」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 18:03:09.85 ID:sUc5blNh0

キョン「なぜか、皆を泣かしてしまったが、これそんなに難しいのか?」
長門「・・・・シクシク・・・・馬鹿は気楽でいい・・・・」
キョン「しょうがない。他探すか。・・・なんだかゲームみたいな間隔で楽しくなって
    きた俺がいる。」
ハルヒ「キョン・・・・お腹すいた・・・・」
キョン「そだな。まずは冷蔵庫のカギから探すか。」
     〜数分後〜
キョン「よっしゃー、カギみつけたぜ〜!」
     〜数分後〜
キョン「お、この鍵をこの箱に差し込んで・・・・っと・・お、開いた開いた。
     〜俊吾〜
キョン「朝比奈さん、このパズルわかりますか?」
朝比奈「え・・・ッと、こうこうこうですね。」
キョン「お、できました。ありがとうございます。
     〜数時間後〜
キョン「なんやかんやでやっと冷蔵庫のカギをゲットできたぞ。朝比奈さん。
    なにか軽く食べ物でもつくってくれませんか?」
朝比奈「わかりました。サンドイッチかなんか作っておきます。」
キョン「お願いします。・・さて、もう午前2時だしサンドイッチができるまで
    仮眠でもとっておくか。」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 18:15:24.67 ID:sUc5blNh0

朝比奈「キョンくん。キョンくん。できましたよ。」
キョン「ン・・・ふぁ・・・ありがとうございます。」
朝比奈「これ食べてがんばってくださいね。キョン君しかその・・・頼れる人が
    いないから。」
キョン「まかせてください。さっさと皆でここから出ましょう。」
キョン「っと、その前に・・・・お前らも一緒に食おうぜ。なんか食べて元気なって
    もらわないと、不安になる。」
ハルヒ「そうね・・・・いつまでもうじうじしてちゃ前に進まないもんね。みくるちゃん!
    おいしくいただくわ!」バクバク
朝比奈「どうぞ、まだたくさんありますから。」
古泉「そうですね。僕としたことがとんだ失態です。朝比奈さん、サンドイッチ
   おいしいですよ」パクパク
朝比奈「そういってもらえると嬉しいです。」
長門「これが最後の晩餐になるのか・・・・・フゥ」パクパク
朝比奈「・・・・・・・・・・」
キョン「長門、お前って奴は・・・・」

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 20:47:24.22 ID:sUc5blNh0

ども、>>159です。
遅れてすいません。いや、妄想代理人おもしろいね。
読んでる人いるかわからんけど続行しまーす。

ハルヒ「さて、お腹もふくれたし、がんばってこの部室からでましょう!」
キョン「ほとんどお前と長門がくってたけどな・・・・・」
古泉「さて、あなたは冷蔵庫のカギを取りましたけど、他にアイテムになりそう
   なものはありましたか?
キョン「む・・・・まず懐中電灯と・・・・よくわからない2枚のサンドペーパーそれと
    さっきのフロッピーだけだ。」
古泉「ふむ、まず懐中電灯に電池は・・・・カチッ・・入ってますね。次にサンドペーパー
   は・・・・・ザリッザリッ・・・なるほど、お尻をふくのには無理ですね。ひりひり
   して痛い・・・・。」
キョン「もう、それには触れない・・・・・」
ハルヒ「べつにどうだっていいわ!キョン!他にどっか調べてないのは?」
キョン「そうだな、ロッカー・・・・・PC・・・・本棚・・は冷蔵庫のカギがあった箱がおいて
    あったけど全部しらべてないな。」
ハルヒ「なら、今すぐ調べましょう。」

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 21:17:08.80 ID:sUc5blNh0

キョン「なんかあったかー?」
ハルヒ「ん〜、これといって何もないなぁ、あ、これは!?」ペラッ
キョン「これは・・・・この部室の上からみた図だな・・・・でも、このマス目はなんだ?」
古泉「それはこの床のマス目のことでしょう。ん?みてくださいこの右端のマス。
   他のマスとちがって色がついてます。ちょうど・・・・窓際のカーテンの下ですね。」
キョン「ほんとだ。なんかあるのか?」コンコン
ハルヒ「サンドペーパーで削ってみれば?」
キョン「削ってどうすんだ・・・・ん、まてよ・・・・」グッグッ・・・ガコ・・・・
朝比奈「うわー、マスがはずれて穴ができちゃいましたー。キョン君すごいですー。」
キョン「いや、これくらいは・・・真っ暗だな・・・古泉、懐中電灯貸してくれ。」
古泉「どうぞ。」
キョン「ん。ちょ、手離せよ!抜けねぇだろ!おい!さするな!さするな!気持ち悪い!」
ハルヒ「なにやってんのよ!さっさと照らしなさいよ!」
キョン「(俺は悪くないのに…)ったく・・・・ピカッ・・ん〜なんかこの下に部屋
    があるな。天井がひくい部屋みたいな感じの。」
ハルヒ「じゃ、キョンいってきて。」
キョン「は?なんで俺が!ハルヒがいけよ!」
ハルヒ「やーよ。女の子を探索にいかせるもんじゃないわ。」
古泉「なら、僕がいきま・・・・」ドンッ ヒュー
ハルヒ「何も蹴って落とすことないじゃない・・・」
キョン「いーんだよ。対して深くなかったし」

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 21:38:29.48 ID:sUc5blNh0

キョン「なんかあったかー?」
古泉「ん〜、なんかやたらと1人暮らしの部屋的に家具が置いてありますね。」
キョン「なんじゃそりゃ。誰かすんでんのか?」
古泉「すいませんが、あなたも降りてきてくれませんか。少し怖くて・・・」
キョン「(以外にびびりなんだな)そか、じゃあ今行くからまってろ。」
朝比奈「キョン君、絶対に帰ってきてくださいね。」
キョン「そんな・・・・死にはしませんよ。すぐ帰ってきますから、すぐ涙目にならんで
    ください」
朝比奈「キョン君・・・・」
キョン「朝比奈さん・・・・・・」
ハルヒ「あーもう、はやく行きなさいよ!」ドンッ ワー
キョン「いつつ、俺まで蹴られるとは・・・」
古泉「大丈夫ですか?さぁ、手を・・・」
キョン「いい、一人でたてる。」
古泉「・・・・・・・」ショボーン
キョン「しょげるな。懐中電灯をかせ。・・・・・・本当に人が住んでそうだな。
    キッチンとトイレはないが。」
古泉「あのー・・・・」
キョン「ん?どした?トイレか?」
古泉「あそこに置いてあるベットの事なんですが・・・さっきから人が寝てません。」
キョン「・・・・本当だ!布団が微かに上下している!」
古泉「いったい誰が・・・」

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 22:24:50.80 ID:sUc5blNh0

再開

古泉「どうしましょう?」
キョン「どうするって・・・・・とりあえず近づいてみよう。」
古泉「度胸ありますね。手をつないでも?」
キョン「死ね。氏ねじゃなくて死ね。」
テクテクテクテクガッ
古泉「あひん、何かに躓いちゃいました!」ボフッ
???「きゃああああああ〜!!なんですか!?不審者ですか!?」
キョン「そ、その声は!!」
古泉「(くぐもった声で)な、真っ暗です!しかも、僕の体を締め付けている!」
   き、気持ちいい!?この感覚!」
???「ああ!シーツのお化けがのた打ち回ってる!!し、しかもこっちきた!!」
キョン「黄緑さん!!あなたこんなところでなにやって・・・・・っていうかまさかここ家
    ですか!?こんなとこで寝泊りしてたんですか!? 」
黄緑「キョ、キョンさん!?なぜここに!?そ、それよりも助けてください!!シーツの
   お化けが!シーツのお化けが!」ダキッ
古泉「(くぐもった声で)ちょ、ちょっと息が!!息が!!苦しいです!!」
キョン「え、ちょっと、黄緑さん?なんで下着だけなんですか!?しかもなんで
   抱きつくんですか!?」
ハルヒ「おーい、なにかあったー?」
キョン「あ・・・・」
黄緑「す、涼宮さん!?」
古泉「・・・・・・ピクピク」


なんか古泉が壊れてきた。

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 23:01:20.68 ID:sUc5blNh0

人いなすww

ハルヒ「で、黄緑さんはなんでここに住んでたの?」
黄緑「あ、えと・・・アパートから追い出されちゃってどこに住もうと歩いて
   たら学校についちゃってて、なんとか学校にすもうとしてばれないように
   改造して・・・ここに・・・ハイ。」チラッ
朝比奈「キョン君!!キョン君!!」
ハルヒ「へ〜あなたみかけによらず大胆なことするのね。ん?てことは下の部屋に
    出入り口があんの?」
黄緑「いいえ、いつもSOS団の方たちが帰ってから部屋に入れるので、あなた
   達がはいってきた穴が玄関ですね。」チラッ
長門「・・・・・・大丈夫?」ツンツン
ハルヒ「そっか〜実はあたし達ね、この部屋からでられないの。なんでか知らない?」
黄緑「いえ、私もこういうのは初めてで、私も出れなくなると困るので
   協力はします・・・・。」チラッ
古泉「これは・・・・生きてるんでしょうか?」
ハルヒ「そっか。ありがと。」
黄緑「あの!!」
ハルヒ「ん?」
黄緑「あの、あの箱にキョンさんが入ってからキョンさんの声が聞こえないん
   ですが・・・・・」
ハルヒ「ああ、あれね。アイアイメイデンっていうの。」
黄緑「あ・・・ソウですか・・・・」
ハルヒ「それよりも、ちょっと部屋見せてもらってもいい?探索したいの。」
黄緑「あ、どうぞ。こっちです。」
朝比奈「キョン君!!キョン君!!」

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/09(日) 23:36:56.87 ID:sUc5blNh0

すまん、さっきから誤字が多いな。

ギィー・・・ガタン・・・ドサッ
キョン「ハルヒは・・・・行ったか・・・・・」
古泉「ええ、しかし生きてるとは・・・」
長門「いますぐ体を修復する。」
朝比奈「・・・・・あんなもんどこにあったんでしょうね。」
古泉「さぁ、この部室に1年以上いましたがまったく気づきませんでした。」
長門「修復完了。」
キョン「ふう・・・ありがとな。長門。」
長門「救い料1億万円。ローンも可。」
キョン「ん?なんだ?」
長門「なんでもない。」
ハルヒ「おーい、・・・あらキョン生きてたの?」
キョン「おかげさまでな。何もってんだ?」
ハルヒ「チェーンソーよ!黄緑さんの部屋でみつけたの。」
キョン「チェーンソー・・・・・」
黄緑「あの改造するときにつかったものですから。」
キョン「そうですよね。そうにきまってますよね。」
ハルヒ「そんなことよりチェーンソーで穴を開けましょう!」ヴィムヴィム・・・ヴィーーーン
古泉「大丈夫ですかね・・・・・。」
キョン「ハルヒなら大丈夫だろ。あ、朝比奈さん危ないですよ。下がってください。」
   ヴィーーーーーガガガガガッガッガガガガガガガアガバキンッ・・・・ヒュルルルルルル
キョン「うおわっ!!」ガキッ
ハルヒ「硬いわね・・・・」
キョン「硬いじゃねぇよ!!すぐ横にチェーンソーの歯が刺さったんだぞ!!せめて謝れ!!」
朝比奈「大丈夫ですか?キョン君。」
キョン「まあ、なんとか」
古泉「また、手段がなくなりましたね。」

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 00:38:36.08 ID:OBUpqLKQ0

風呂入ってた。

ハルヒ「ん〜、他にも道具ないか確かめてくるわ!」ッタッタッタ
キョン「さて、これからどうするか。」
古泉「すいませんが、ここで僕の考えを述べさしてもらってもいいですか?」
キョン「なんだ、言ってみろ。」
古泉「ありがとうございます。僕がいいたいのはなぜ閉じ込められているのか。
   原因は第三者の犯行、それか涼宮さんの力この2つしか考えられません。
   僕としましては、前者では心当たりが考えられませんので、後者の方が
   有力かと、ですのでここからでるのは、涼宮さんの望むことをすれば・・・。」
キョン「んー、まあ、それしか今のところ方法はないし、その路線でいってみるか。
    っていうか、そのことは最初に言え!」
朝比奈「じゃあ、まずどうすればいいんでしょう。」
古泉「今日の部活の行動でも思い出して見ましょう。なにかヒントが出てくるかも
   しれません。まず、5人が揃ったとき何をしていましたか?」
朝比奈「私はお茶をいれてました。」
長門「・・・・・・読書」
キョン「お前と将棋をやっていた。」
古泉「いつもと変わらないですね。5時ごろには何を?」
朝比奈「私はお茶をいれ(ry」
長門「・・・(ry」
キョン「お前と将棋をやって・・・・・あ、そういえば」

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 01:02:48.18 ID:OBUpqLKQ0

キョン「ハルヒに問題をだしたな。」
古泉「ほう、それはどんな?」
キョン「え・・・・っと、確か・・・・この問題だ。」ピラッ
問題『目の前に天国と地獄の門がある。それぞれの前に立つ門番はどちらかが
   嘘をどちらかが本当しか喋らない。どちらかの門番に一回だけ質問が許される。
   どちらの門番にどんな質問をしたら天国に行ける?』
古泉「・・・・・・・」
朝比奈「・・・・・・・・・・」
長門「・・・・・・・・」
黄緑「・・・・・・・・・」
キョン「なんだみんな分からないのか?」
古泉「あなたはわかるんですか?」
キョン「いや、昨日ネットで見つけてさ。難しいみたいだからハルヒなら
    解けるかなっておもって持ってきたんだよ。」
古泉「そうですか・・・・で、涼宮さんは答えを?」
キョン「いや、1時間くらい悩んでさ。答えを教えてやろうとしたら下校
    のチャイムがなって。・・・・・・・まさかな。」
朝比奈「・・・・・まさか。」
古泉「そのまさかですね。涼宮さんに答えを教えてみてください。」
キョン「でも、じゃあ、今までの謎は?冷蔵庫のカギは?」
黄緑「ええ?冷蔵庫あけられたんですか?私の食料も保存してあるので、
   カギは隠しておいたんですけど・・・・・。」
キョン「じゃあ、あのフロッピーは?」
黄緑「さぁ、それは私にも・・・・・」
キョン「なんちゅうこった・・・・答えを教えないだけでこんなことになるとは・・・
    おい、ハルヒ!」

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 01:16:40.79 ID:OBUpqLKQ0

ハルヒ「ん?なによ。」
キョン「あのな、今日の放課後に出した問題の答えな、どちらの門番でも
    いいから『隣の門番は、どっちが天国への門だと言う?』っていう
    答えだったんだ。」
ハルヒ「は!?嘘おっしゃい!」
古泉「・・・・・・・・・・あ、本当ですね。本当のことを言う門番に聞けば隣の嘘
   しか言わない門番が、嘘をついて地獄への門をこたえるのを正直に
   おしえてくれるので、その反対のを選べばいいんですね。逆に嘘の
   門番に聞くと隣の本当しか言わない門番は、正直に天国の門を教えて
   くれるが嘘しかいわない門番はそのことさえも嘘をついて地獄への門
   をこたえるので、こちらも反対が天国の門になりますね。」
ハルヒ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
キョン「どうだ、わかったか?」
ハルヒ「・・・・ふ、ふん!しってたわよ!」
    パァァァァァァァ・・・・ドサッ
キョン「いてて、こ、ここは?俺の・・・・部屋?はは、なんだ夢か。しょうも
    ない夢を見ちまったな。寝るか。」

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 01:29:37.69 ID:OBUpqLKQ0

翌日 部室塔・SOS団内部

キョン「なぁ、ハルヒ。」
ハルヒ「なによ。」
キョン「おもしろい問題を考えたんだ。解いてみるか?」
ハルヒ「いいわよ。あんたのことだからそんな問題2秒で解いてあげるわよ。」
キョン「ほぅ、じゃ、やってみな。」ピラッ
問題『3以上の自然数nに対してXn+Yn=Zn これを満たすX、Y、Zは
   存在しない。これを証明せよ。」
ハルヒ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
キョン「っはっはっは、解けるかな。っと、」
キーンコーンカーンカ-ン
長門「・・・・・・・・パタン」
キョン「さ、もう帰るか。ハルヒそれ、明日までな。」
ハルヒ「・・・・・・・・・・ふん!さ、皆さっさと帰るわよ!」ガチャッ
キョン「なにやってんだハルヒ。そこにいると出れないんだが・・・・」
ハルヒ「・・・・・・・・・」ガチャガチャッ
なんだこのデジャヴは・・・つい最近みたことあるぞ。ハルヒがドアの前でなんか
やってて、そう・・・振り返ってこういうんだ。
ハルヒ「ちょっとキョン・・・」

キョン「あ・・・・」
               END

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/10(月) 01:36:53.09 ID:OBUpqLKQ0

ああ、やっと終わった。こんなにかかるなんてなぁ。やっぱり何も考えずに
書くと時間がめっちゃかかるね。つーか、とにかく眠い。つーことで、寝るわ。
後、天国と地獄の問題だけどあれが答えってわけじゃないよ。質問の方法は
幾つもあるからググるかネウロ14巻をよめばわかりやすい。つーことでお休み。



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