キョンとスネークが閉鎖空間に閉じ込められたようです


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 15:52:39.28 ID:7ow6+Rmx0

頬を誰かが叩いている。うざい。眠い。気持ちよく眠っている俺を邪魔するな。
「・・・おい」
まだ目覚ましは鳴ってないぞ。
「起きるんだ・・・」
ずいぶんといい声してるな。
「起きろぉぉ!!」
一瞬まずいと思ったがその時はもう既に遅く、俺は一瞬無重力を味わった後地面に叩きつけられた。
もちろんそんな衝撃が俺を襲ったのだから目が覚めた・・・いや・・・一瞬意識は遠くなったが・・・。
「やっと起きたか・・・」
その声の主は明らかに日本人ではなかった。

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/09/17(月) 15:58:38.04 ID:7ow6+Rmx0

その男はひげを生やしてバンダナをしている。
そして何より驚いたのはその男の格好だった。
「あんたは・・・?」
「ここはどこだ?」
「は?」
「ここはどこかと聞いているんだ?」
「そんなこと俺は知らん。俺が聞きたいくらいだ」
「・・・そうか・・・」
男はそれっきり考え込むように黙ってしまった。
あたりを見回す・・・ここはかつて古泉に連れてこられた閉鎖空間と同じ雰囲気がした。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/09/17(月) 16:03:03.65 ID:7ow6+Rmx0

古泉が言っていた
「常人がここに迷い込むことは・・・・・・まぁ滅多に有りません」
しかし俺とこの謎の人物は迷い込んでしまった。
俺はもう一度この男を観察してみる。
良く見ると体のあちこちにナイフや拳銃が装備されている。
これは・・・本物か?
「すいません・・・あなたは一体何者なんです?」
「スネークだ・・・」
「スネーク?」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/09/17(月) 16:05:43.92 ID:7ow6+Rmx0

そんな名前の人物が本当にいるものなのか・・・
俺が疑問のまなざしを送っているとスネークは言った。
「この名はコードネームだ」
あぁなるほどね・・・偽名
そんなものを使う必要がなぜある?
「さっきまで作戦任務中だったんだが・・・気が付いたらここにいた・・・」
つまりこのスネークさんは、お仕事中にこのハルヒの迷惑極まりない空間に入り込んじまったって事か。

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/09/17(月) 16:09:29.60 ID:7ow6+Rmx0

「ところで君は?」
俺の名を言うとスネークは怪訝な顔をした
「本名を告げるとは・・・しょうがない・・・君にニックネームはないのか?」
いやな予感はしたが反射的に答えてしまう。
「わかった・・・今から俺は君の事をキョンと呼ぶ」
あなたその名で呼ぶんですか?
いきなりスネークはバックパックからコンロのような物を取り出した

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/09/17(月) 16:16:31.67 ID:7ow6+Rmx0

「スネークさん・・・それは一体・・・」
「スネークでいい・・・見て分からんか?食事の準備をしているんだ」
どこから取ってきたか知らないが兎の・・・肉が美味そうな音を立てながら焼けていた。
それはまさか・・・うちの学校で飼っている兎じゃないのか?
「喰うか?」
やけにうれしそうだ。

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/09/17(月) 16:19:22.07 ID:7ow6+Rmx0

「・・・結構いけるなぁ」
食事の後、この空間についてスネークが聞いてきた。
「本当に君は何も知らないのか?」
この人に嘘をつく自信がなくなってきた俺は・・・高校に入ってからの俺の身に起きたことを洗いざらい話した。
「うそだろ・・・信じられん」
そうさ、俺だって信じられないし、信じたくもない。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/09/17(月) 16:23:08.78 ID:7ow6+Rmx0

ん?おかしいぞ?なぜ俺はこの人と普通に会話しているのだろう。
「スネークは・・・どこの人なんだ?」
「・・・アメリカだ・・・」
確かにこの青い目はアメリカ人特有の物だった
「日本語がずいぶん達者なんですね・・・」
「日本語?俺はしゃべれないぞ。キョン・・・君は日本人にしてはずいぶん英語がうまいな」
どうして言葉が通じるんだ!?
「おそらく・・・信じられないのだが・・・そのハルヒという少女の力だろう」
ハルヒ・・・お前はまた何でも・・・

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:25:43.33 ID:7ow6+Rmx0

スネークが立ち上がる
「おい、どこへ行くんだ?」
「さっきお前が寝てる間にこの空間を少し探索してみたんだが・・・まだ少ししか調べていないんだ」
「待ってくれ、俺も行くぞ!」
「まぁいいが・・・」
俺とスネークは歩き出した

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:30:47.42 ID:7ow6+Rmx0

「こいつは・・・!!」
スネークが何かに阻まれるように立ち止まった
「どうした?」
「ここから先は進めないようだ・・・」
おもむろに腰から拳銃を取り出す。
「ちょ・・・まっ・・・」
始め聞く銃声はあまりにも近くで鳴り響いた・・・刑事物で聞くのとずいぶん違った音だが。
「どうやら・・・壊せないようだ・・・」
そういうとスネークはどこから取り出したのかロケットランチャー・・・確かこれは・・・RPG?を取り出した」
「ま、待ってくれスネーク!この壁はそういう物では壊れないぞ!!」
「・・・そうか・・・」
スネークはRPGをまたどこかへ収納した。
ドラえもんですかあなたは?
「ドラえもん?それは日本製のロボットか何かか?まさか・・・メタルギアじゃあないだろうな」
間違ってはいない気がするが・・・スルーした。

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:33:33.17 ID:7ow6+Rmx0

しばらく”壁”を伝って歩いてみたがその壁が途切れることはなかった
その間常にスネークは物陰に隠れながら移動している。
「なんでそんなにこそこそしてるんだ?」
「敵に見つかったら大変だろ・・・」
「ここにはロシア人もいないし・・・ましてや三重スパイだっていない」
スネークはしょんぼりした顔でナイフと銃を収めた

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:37:18.73 ID:7ow6+Rmx0

そのうち昇降口に到着した
「中を調べるか・・・」
「・・・」
俺は無言で肯定する
「よし、ハルヒが通う学校だったら何か手がかりがあるかもしれない」
そういってスネークは銃を昇降口のドアに向けて撃った
こっちを向いて満面の笑みで言う
「便利なもんだろ?」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:39:41.96 ID:7ow6+Rmx0

「なんだ?この棚は」
おそらくアメリカは土足で過ごすので学校には下駄箱はないのだろう
「日本じゃ学校や家では靴をぬぐんだ・・・」
「わびさびってやつか?」
「・・・」
スネークはおもむろに靴を脱いで誰かの上履きに履き替えていた
よくそんなでかい上履きを見つけたもんだ・・・
「どうだ?似合うか?」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:43:29.09 ID:7ow6+Rmx0

教室を一つ一つ入って探さないとスネークは気がすまないらしい
「おい・・・この部屋はなんだ?」
スネークは女子更衣室の前でとまった。
「この部屋も調べるぞキョン」
鍵が閉まってますよ
と言う前にスネークはまた拳銃で鍵を壊した
俺は部屋の前で待っているとすぐにスネークは出てきた
「・・・何もなかった・・・次の部屋に行こう」
何かポケットからはみ出していたように見えたのは気のせいだろう

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:46:29.72 ID:7ow6+Rmx0

「職員室か・・・」
教えてもいないのにどうしてわかったんだろうか
「いや・・・空気だ・・・あの独特な空気が教えてくれた・・・俺達へいしh」
何か職員室にトラウマでもあるのだろうか
スネークはまた拳銃を取り出し鍵を壊した
毎回思うのだが普通にグリップで殴ればいいんじゃないか?
「こっちの方が早い」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:48:42.89 ID:7ow6+Rmx0

職員室に入ったスネークはおもむろにすべての机をあけ始めた
鍵のついてる机は銃で壊していた。
いい加減うるさくなってきたので耳あてを探しているとスネークがうれしそうな声を上げた
「どうしたんだスネーク?」
「ダンボールを見つけたぞ!!」
アメリカ人のスパイは変態が多いのだろうか

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:54:17.73 ID:7ow6+Rmx0

まぁ閉鎖空間なので現実の世界に影響は及ぼさないという都合のいい論理をでっち上げて俺も机をあさり始めた
「こいつは・・・」
「どうした?キョン」
「いや・・・なんでもない」
それはテストの問題だった
もちろんまだやっていないテストである。しっかり目に焼き付けておいた。
「ところでスネーク、さっきのダンボールは何に使うんだ?」
「キョン・・・ダンボールはすばらしいぞ?愛情を持って扱えばそれに応えてくれるからな・・・俺が任務中は常に持ち歩いているんだが・・・今日は持ってきてなくて不安だったんだ・・・」
この人3年間ずっとダンボールで過ごしてきたのだろうか・・・

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:56:57.60 ID:7ow6+Rmx0

職員室を後にして廊下に出た
まだ述べていなかったが電気をつけていなかったので廊下は暗い・・・
「誰だ!!」
叫ぶと同時にスネークは発泡した。同時に発泡したら聞く意味がないんじゃないか?
「撃たれた後では遅い」
そういってスネークは俺を職員室に避難させて廊下を走っていった

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 16:59:16.47 ID:7ow6+Rmx0

スネークが帰ってくる
「なんだったんだ?」
「勘違いだった・・・」
こんなおっちょこちょいのスパイがいるのだろうか・・・しかし現にいるのだから仕方がない。
廊下を進んで行くとライトが壊れた火災報知装置があった
スネークは足早にその前を去る

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:02:10.82 ID:7ow6+Rmx0

ようやく部室棟に着いた・・・とっても疲れた気がする・・・
「ここが俺達SOS団が活動している部室だ・・・」
鍵をスネークが壊す。愛着のある部室だったので心が痛んだが・・・しょうがない・・・非常事態だ。
「こ!これは!!!」
スネークは部室に入った瞬間驚愕の表情を浮かべた

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:06:01.74 ID:7ow6+Rmx0

スネークが見ていたものは我等が部室のエンジェ〜ル、朝比奈さんの衣装だった
「こんな物が・・・」
スネークはメイド萌えなのか?
「いや、俺はナースだ・・・任務中にへまをやらかしてな・・・入院したんだがそのときのナースがゲフンゲフン」
特殊な性癖を持っているのは古泉だけではないようだ。

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:11:25.97 ID:7ow6+Rmx0

俺が茶を入れるとスネークは驚いていた
「これがわびさびか?」
どうしてそんなにワビサビがすきなんだ?
「日本といったらワビサビだろ!!」
それはまた観光にに来たときにして下さい
大量に茶を胃袋に流し込んだスネークは一息ついておもむろにビニール袋のようなものを取り出した。
「何するんだ?スネーク?」
「排泄だ」
「なぜそんなところに!?」
「俺達は戦場やジャングルに存在していた形跡を残してはならない!!」
「トイレがあるからそこでしてくれ」
「・・・しばらくジャングルにいたから癖でな・・・」
スネークは俺の教えたとおりに廊下を曲がっていった

まったく・・・やれやれだぜ

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:15:32.43 ID:7ow6+Rmx0

俺が部室で茶を飲んでいると窓の外に何か赤い物体が飛んでいる
窓を空けるべきか悩んだが・・・あけることにした
「・・・ずいぶん遅かったな古泉」
「はい・・・とても大変なことになりましたよ」
「そんなことはわかってる・・・で、どうすれば出れるんだ?」
「それはなんともいえないのですが・・・どうやら涼宮さんは夢を見ているようです」
「それがどうした」
「すいません・・・つまりですね・・・彼女は夢として今あなた達を観察しているんですよ」
俺は意味がわからなかった
「なぜそんなことがわかる?」
「わかってしまうんですよ・・・怖いくらいにね・・・」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:19:09.36 ID:7ow6+Rmx0

古泉の話ではハルヒは閉鎖空間に俺とスネークを閉じ込めてそれを無意識に夢として観察しているらしかった
「で、どうすればこのハルヒの楽しい夢は終わるんだ?」
「それはですね・・・あなたとスネークさんが面白い結末・・・たとえば・・・アダムとイブですか?」
俺はスネークが置いていったスティンガーを手に取った
「いやだなぁ・・・冗談ですよ・・・」
「つまり俺とスネークが面白いことをすればいいんだな?」
「まぁそういうことですね」
「それだけわかれば十分だ」
スティンガーはカタログスペック以上の実力を発揮してくれた

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:23:07.78 ID:7ow6+Rmx0

「どうした?キョン!」
スネークが部室に駆け込んできた。ズボンを早くあげろ
「おきっぱなしにするからためしに撃ってみただけさ」
「子供が使う物じゃない・・・今度から気をつけるんだな」
「・・・悪かった」
スネークは思い出したように行った
「さっきの音で誰かに気が付かれたかも知れない!キョン!ここを離れるぞ!」
だからここには誰もいない
そういい終わる前にスネークは俺の手を握って走り出した
・・・キモチワルイ・・・

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:25:25.38 ID:7ow6+Rmx0

俺達は・・・いや、スネークは必死に走った・・・俺は仕方なく走った
校庭に出て振り返ると・・・そこには案の定神人がいた
なんで案の定なんだ?
「な、なんだキョン・・・アレは!!」
「あれは・・・」
「く!!新型のメタルギアか!!」
スネークはさっき俺から奪い返したスティンガーを構えた

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:29:53.66 ID:7ow6+Rmx0

「効いてないな・・・」
「クソッ!」
スネークはスティンガーを地面に叩き付けた・・・りはしなかった
俺は昔古泉が言っていたことを思い出した
「言いにくいんですけどね・・・神人の弱点は・・・下品なんですけどね・・・フヒヒwww・・・○○○なんですよwwww」
それをスネークに告げた
「それは本当か?」
スネークは俺を見る・・・俺を見るな
古泉死ね、氏ねじゃなくて死ね

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:35:06.26 ID:7ow6+Rmx0

いったん物陰に隠れた
「キョン・・・協力してくれ」
何をだ?
「あのメタルギアを倒すんだ・・・俺一人ではあの弱点を狙えない」
手伝うって言っても俺はただの高校生だぜ?ハルヒみたいなふしぎスペックは持ち合わせていない。
「大丈夫だ・・・ただ囮になってくれるだけでいい」
囮って言うことは・・・

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:39:31.00 ID:7ow6+Rmx0

作戦はこうだ
俺が神人のそばまで行く(なぜかダンボールをかぶって・・・なぜか・・・)
それと同時にスネークは神人の後ろに回りこむ
俺がダンボールからでると神人は驚いて俺を見る
俺を観察しようとしてかがみこんだ神人の後ろから・・・スネークがドンだ

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:41:33.79 ID:7ow6+Rmx0

「この作戦ならいけるぞ!!」
いけるのか?第一その自身はどっから出てくる?
「ダンボールがあるからな」
なんてこった・・・こいつはダンボール信者か?
「ダンボールは神聖だ!敵から俺を守ってくれる・・・それに服に火がついたらダンボールで消化できるんだ!」
帰っていいかな?おれ

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:44:18.07 ID:7ow6+Rmx0

早速俺がダンボールをかぶって外に出た・・・
陰から出る前にスネークが満面の笑みで言った
「グット・ラック」
とりあえずその親指を立てるな・・・へし折るぞ
俺から少し遅れてスネークは行動を開始した

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:49:05.44 ID:7ow6+Rmx0

俺が神人の正面に到着した・・・なぜか気が付かれていない
スネークも到着・・・後はダンボールをぶち破りながら神人の前に姿を現すだけだ
スネークから合図が来る・・・ちなみに合図というのはスネークがその場で回るという物だった
何で足踏みしないで回れるんだ?
おれは合図に合わせてダンボールを引きちぎりながら取り去った

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:53:06.37 ID:7ow6+Rmx0

「お前!なんてことを!!」
スネークがダンボールから出てきた
「ダンボールに何てことするんだ!!」
スネーク!作戦!作戦!
神人がスネークに気が付いてしまった

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 17:56:45.80 ID:7ow6+Rmx0

神人の右足がスネークをぶっとばした
「グハッ!!」
あの一撃は強化骨格だとしても痛いだろう・・・強化骨格ってなんだ?
「スネーク!」
「ス、スティンガーが!!!」
スティンガーがさっきまでスネークがいたところに落ちている
神人がスネークに止めを刺そうとしているのだろうか・・・スネークに向かって歩き出した

そして俺はスティンガーに向かって走り出していた

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:00:00.98 ID:7ow6+Rmx0

神人がスネークを探しているようだ・・・さすが逃げ足が速い
顔を地面に近づけている・・・そう・・・弱点をさらけ出している
「今だアアアアアアアアアアア撃てええええええええええええ!!!!」
どこからか声が聞こえる
俺はスコープを覗き込み・・・ロックオン・・・ミサイルは軽い反動と共に弧を描かずに飛んでいった。

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:02:26.88 ID:7ow6+Rmx0

爆発
神人が倒れた・・・俺のいる方向に
「やった・・・」
「キョン!逃げろおおおおおおおお」
スネークが俺にきついラリアットをお見舞いする
さすがにラリアットはないだろう・・・おかげで10メートルは吹っ飛んだ気がする
意識の去り際にスネークの声が聞こえた
「・・・ォォトォコォォォォ!!」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:04:32.44 ID:7ow6+Rmx0

衝撃でもう一度目が覚める・・・ベットから落ちたらしい
俺は俺の部屋にいた
「夢・・・か・・・」
声に出していってみる・・・フロイト先生は俺の夢をどう分析するだろう・・・
あまりにもバカらしい夢なので眠ることにした・・・虚無感は俺を5秒で睡眠へと導いた・・・

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:20:27.89 ID:7ow6+Rmx0

次の日・・・昨日のことなんてすっかり忘れた俺はいつもどおり学校に行ったのだった
まぁ学校につく頃には思い出していたのでハルヒに話でもしてやろうと思いながら教室に入った。

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:23:59.98 ID:7ow6+Rmx0

「おいハルヒ・・・今日面白い夢見たんだが・・・」
「そう・・・私はすっごくくだらない夢見たわ!・・・まったくあんな夢見せる私の脳みそがどうかしてるんじゃないかと思うくらいの夢よ!」
「そうか・・・どんな夢だったんだ?」
「昨日セガールの映画見てから寝たのよ・・・あのセガールの吹き替えの人いい声してるわよね・・・まぁ見てから寝たのよ・・・」
「そんで?」
口を開きかけたハルヒの表情は一瞬輝いていたが、それをかみ殺すような表情になった
「別に・・・変な夢を見ただけよ・・・」
「そうか・・・」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:28:32.66 ID:7ow6+Rmx0

放課後まで今日の?昨日?の夢のことを考えていた
もちろん夢の中で壊した物はこっちの世界では壊れていなかったし、いつもと変わらない日常だった
部室に入るといつも暇そうな超能力者が詰め将棋をしている・・・と思ったんだが・・・はて・・・今日は休みか?
朝比奈さんはいつもと同じくかわいい
長門は俺を一瞥した後読書に戻った
まったくいつもと変わりない・・・あいつが来るまでは静かな日常だ・・・
あいつの足音が聞こえる・・・いや・・・二人分だ・・・古泉か?

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:31:50.32 ID:7ow6+Rmx0

「おいすー^^」
バカみたいな挨拶をしながらハルヒが扉をぶち破らんとするような勢いで開けた
「なんだその挨拶の仕方は・・・頭よく見えないぞ」
「知らないわよ!実際頭悪い奴も使ってるかもね!でも私は違うわ!バカだとわかって使ってるの!自覚があるのとないのとでは大違いなの!」
はいはい
「で今日はあたらっしい団員を紹介するわ!!」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:36:02.88 ID:7ow6+Rmx0

「またつれてきたのか・・・」
「そうなのよ!毎日学校を回ってたのに今日始めて見つけたの!不思議でしょ?」
「ただ休んでいたんじゃないのか?」
「そんでもって高校生の様には見えないのよ!」
それは色々理由があるんじゃないか?たとえばヤクザの若旦那で高校に行かないと継がせてもらえないとか・・・
後俺の話はスルーするな
「とにかく連れて来たのよ!!はいってちょーだいっ!!」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:39:19.49 ID:7ow6+Rmx0

「田中・・・ジャ・・・スネークです」
そこには昨日夢に見た変態兵士が立っていた
「古泉君が行方不明になったからしばらく古泉くん的なキャラでいていいわよ」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:42:20.89 ID:7ow6+Rmx0

ここまで読んでくれた人、途中で読むのやめちゃった人ありがとうございました
この手のスレは初めで緊張したわwwwwwwwwww
文才無くってwwwwwwwwwwごめんよwwwwww誤字wwwwwww多かったwwwwwwwww
さっきメタルギアやろうと思ったらおれのMGS2傷だらけで読みこまねえのwwwwwwwなみだ目wwwwwww

ちなみにスネークはキョンが目覚める前にベットの下に隠れていました・・・

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:50:16.85 ID:7ow6+Rmx0

後日・・・この親父はSOS団になじんできやがった
長門曰く
「予想しなかったイレギュラー・・・涼宮ハルヒにとってもあなたとは違う意味で特別な存在・・・オーバー・・・」
だそうで。
朝比奈さんは
「はぃ?えあぁあの人ですかぁ〜?ちょっと・・・自意識過剰かもしれないけど・・・いつもこっち見てるのが怖いですぅ」
といっている
場合によっては俺が警察に突き出そうと思ったが・・・まぁ見てるだけならいいだろう
スネークはこう語っている
「メイドもいいな・・・少佐の家にいたのとは別だ・・・日本・・・ワビサビ・・・理解した・・・」
そのあと裂け目がなんとか帰ってきたとかなんとか言っていたからスルーした
さて、最大の問題はこいつがハルヒにとってどんな存在なのかということだ

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:54:07.45 ID:7ow6+Rmx0

「おい!ハルヒ!あいつはどうするんだ?明らかに高校生じゃないだろ?・・・朝比奈さんも怖がってる・・・」
「大丈夫よキョン!スネークはそんなことしないわ!・・・みくるちゃんじゃなくてメイド服を見てるのよ」
さすがハルヒ・・・観察力がある・・・朝比奈さんは自意識過剰な勘違い女だったわけだ!
というわけでもなかろう
「とにかく!彼にはまだSOS団にいてもらうわ!」
ハルヒはエアガンのカタログを見ながら言った
「ねぇ・・・サバイバルゲームとかくれんぼどっちがいいと思う?」
そういっている目はとても楽しそうであったとさ
つうかサバゲしかやる気ねえだろ

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:55:01.53 ID:7ow6+Rmx0

やっちまああああああったああああああああああああああああああああああああああああああああ
こんな屈辱生まれて初めてだwwwwwwwwwwwwwwwww
ちょっと・・・いや・・・だいぶミスったwwwwwwwwwwwwwwww

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 18:57:12.86 ID:7ow6+Rmx0

谷 口 出 す の

W A W A W A

忘れてた

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/09/17(月) 19:01:49.96 ID:7ow6+Rmx0

まぁこんな感じですか?終わりです
ひるまっから投下遅いのに見ててくれてありがとう
本当は教室を探索してるとき谷口に入ってきてもらおうと思っていたんだが忘れたwwwww
あとスティンガーぶっ放すときにキョンに
「ばっかぁもぉん!!!」
って言わせるのも忘れた・・・中の人つながりね
俺の駄文に付き合ってくれてありがとう!
バイバイ!みんな!



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