まる子「女子たちの相撲対決!の巻」 1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 06:56:16.84 ID:oCZNXlxe0 さくら家 まる子「おじいちゃん何見てるの〜?」 友蔵「おお、まる子や。相撲じゃよ」 まる子「相撲?」 友蔵「そうじゃ、と言っても昔の再放送なんじゃけどな」 友蔵「お、大鵬が出てきたぞい」 まる子「誰それ」 友蔵「巨人、大鵬卵焼きじゃ」 まる子「へ〜、おじいちゃんよく知ってるね〜」 2 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 06:58:33.26 ID:oCZNXlxe0 翌日 まる子「たまちゃんおはよう」 たまえ「あ、おはようまるちゃん」 まる子「あれ、はまじとブー太郎なにやってるの?」 ブー太郎「相撲だブー、さくら行司やってくれブー」 3 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:02:12.05 ID:oCZNXlxe0 まる子「いいよ」 たまえ「まるちゃん大丈夫?」 まる子「へーき、へーき」 まる子「じゃあいくよ、見合って見合って〜、はっけよ〜い、のこった!」 はまじ「うりゃあ!」 ドスッ ブー太郎「うわあ!負けたブー…」 まる子「勝者、はまの海〜」 4 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:09:33.73 ID:oCZNXlxe0 とし子「あれ、みんなで何してるの?」 たまえ「あ、とし子ちゃん。みんなでお相撲をしてるんだよ」 とし子「お相撲?」 まる子「あっそうだ!とし子ちゃんもやってみたら?」 とし子「ええっ!?私が…?」 はまじ「そういえば、土橋は力が強いからな」 ブー太郎「腕相撲も強いブー」 まる子「それじゃたまちゃんと取り組んでみようか」 たまえ「ええ!私もやるの!?」 とし子「わ、私なら別にいいけど…」 はまじ「よし、それじゃあさっそく始めようぜ」 ブー太郎「ブー」 5 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:16:41.85 ID:oCZNXlxe0 まる子「東〜、たまの海〜。西〜、としの山〜」 たまえ「よいしょ…!」 とし子「よ、よいしょ!」 恥ずかしながら四股を踏むたまちゃんととし子ちゃん とし子(恥ずかしいなぁ…足を広げて、足を上げるなんて…それに女の子同士で張り合うなんて…) たまえ(私、お相撲なんて初めてだよ…、ケガしなければいいけど…四股を踏むのも恥ずかしいよ…。ああタミー…) まる子「見合って、見合って〜。はっけよ〜い、のこった!」 6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:24:58.70 ID:oCZNXlxe0 ガシッ(たまちゃんのスカートをつかむとし子ちゃん) たまえ「きゃあ!」 ギュウ(こっちも負けまいととし子ちゃんのスカートを握るたまちゃん) とし子「きゃああ!」 がっぷり四つになる はまじ「おい、がっぷり四つになってるぜ」 ブー太郎「二人とも強いブー」 とし子「えいっ!!」 ドサッ たまえ「きゃああ!!」 はまじ「すげえ!上手投げだぜ!!」 ブー太郎「土橋は腕相撲だけじゃなくて、相撲も強いんだなブー」 まる子「しょ、勝者、としの山〜…!」 7 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:28:01.19 ID:oCZNXlxe0 とし子「たまちゃん、大丈夫?ごめんね…投げ飛ばしちゃって…」 たまえ「だ、大丈夫だよ〜。でも強いねとし子ちゃん」 とし子「いや…そうでもないよ…」 はまじ「じゃあ次はさくらと土橋でやってみるか」 まる子「よし、いっちょうやってやろうかねぇ〜」 キートン「何を偉そうに」 8 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:33:05.78 ID:oCZNXlxe0 ブー太郎「じゃあおいらが行司やるブー。東〜、まるの里〜。西〜、としの山〜」 まる子「よいしょ!!」 余裕なように四股を踏むまる子 とし子「よ、よいしょ…!」 やはり恥ずかしながら四股を踏むとし子ちゃん まる子「ふんっ!」パッ とし子「えい!」パッ 土俵に塩をまくしぐさで手を挙げるまる子ととし子ちゃん ブー太郎「見合って、見合ってブ〜」 ブー太郎「はっけよ〜い、のこったブー!」 9 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:36:17.66 ID:oCZNXlxe0 とし子「えいっ!!」 ガシッ!(まる子のスカートを握るとし子ちゃん) まる子「ええっ!?こっちだって〜!!」 ガシッ!(とし子ちゃんのスカートをおもいっきり握るまる子) とし子「きゃあ!!」 またがっぷり四つになる 10 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:39:35.87 ID:oCZNXlxe0 まる子「ちょっと!力入れすぎだよ〜!!」 とし子「ええいっ!!」 ドサッ! まる子「うわあ!!いててて…」 はまじ「今度は首投げだぜ!すげえや〜」 たまえ「すごい、とし子ちゃん!」 ブー太郎「勝者、としの山〜!」 11 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:45:30.14 ID:oCZNXlxe0 とし子「まるちゃん、ごめんね…力出しすぎちゃったよ…」 まる子「いや、いいんだよ。本当に強いねとし子ちゃんは〜あたしゃびっくりしたよ〜」 まる子「まるで大鵬だね」 とし子「ええっ!?」 はまじ「おいおい、大鵬といったら横綱だぜ」 ブー太郎「巨人、大鵬卵焼きなんてなブー」 まる子「そうだよ、とし子ちゃんは横綱だよ!すごいよ!偉いよ!偉大だよ!!」 とし子「ええ…」 まる子以外全員、苦笑い キートン「まる子よ、なんという褒め方だ」 12 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:53:21.35 ID:oCZNXlxe0 城ヶ崎「あら、みんなそろって何してるの?」 はまじ「あ、城ヶ崎に笹山か。相撲だよ」 笹山「すもう?」 ブー太郎「土橋がすごい強いんだブー!そうだブー、城ヶ崎と笹山もやってみたらブー?」 城ヶ崎「ええ!私も!?」 笹山「け、ケガしなかったら別にかまわないけど…」 はまじ「それじゃ放課後、みんな帰った後に校庭でやってみようぜ!」 城ヶ崎「そんな私、相撲なんて…」 まる子「城ヶ崎さん!これからは女の子も力を入れなきゃダメだよ!だから一緒にやろうよ!!」 城ヶ崎「わ、わかったわよ!やるわよ!!やればいいんでしょ?!」 13 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 07:58:28.01 ID:oCZNXlxe0 永沢「今日の放課後、校庭で城ヶ崎と笹山が土橋や穂波たちと女子相撲をやるらしいよ」 藤木「ええっ!本当かい永沢君!?」 藤木「…」ニヤニヤ… 永沢「藤木君、君今いやらしいこと想像してただろう?」 藤木「そ、そんなわけないだろう!!」 永沢「まあ、男子たちなら当然のことなんだけどね」 藤木(笹山さんのまわし姿を想像してしまったなんて言えないぞ…) キートン「後半へ続く」 14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 08:09:49.44 ID:oCZNXlxe0 誰もいなくなった放課後の校庭 はまじとブー太郎は審判と行司の係りとして赤いネクタイに青い背広を着て、白いズボンをはいていた まる子とたまちゃんととし子ちゃんと城ヶ崎さんと笹山さんは大相撲の力士のようにさがりの付いたまわしを締めていた はまじ「それじゃ第一試合始めるぜ!」 たまえ「あれ?はまじやブー太郎は参加しないんだね」 とし子「見てる方が楽しいんだって、行司や審判がいなかったからやってもらってるんだ」 まる子(まわしを締めるのはやっぱり恥ずかしいねぇ…トホホ…あたしも見学すればよかったよ…) キートン「あんたは少しは運動すべきである」 15 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 08:18:32.46 ID:oCZNXlxe0 第一試合は城ヶ崎さん対笹山さん はまじ「東〜、城ヶ谷〜。西〜、笹ノ山〜」 城ヶ崎(なんて四股名よ、全く!) 城ヶ崎さんはイライラしながら四股を踏む 笹山(恥ずかしいけど…仕方ない!) 笹山さんも四股を踏む その奥で木陰に隠れてその様子を見ている永沢と藤木 永沢「観客もいるわけじゃないのに、無駄に本格的だな」 藤木(ま…まさか笹山さんのまわし姿を見れるとは…今日は本当にいい日だ!) 永沢「フンッ あいつら仲がいいからお互いに手を抜くんじゃないのかい?」 16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 08:24:07.88 ID:oCZNXlxe0 お互いに砂に描いた土俵に塩をまいてしゃがんで見つめ合う二人 城ヶ崎「笹山さん…友達とはいえ本気でいかせてもらうから覚悟しなさいよ」 笹山「こっちだって!いつか一緒に戦ってみたいと思ったんだから!」 お互いに睨み合う二人 はまじ「見合って、見合って〜。はっけよ〜い、のこった!!」 17 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 08:27:59.50 ID:oCZNXlxe0 パチン!(城ヶ崎さんに張り手をする笹山さん) 城ヶ崎「きゃ!」 パチン!(笹山さんに張り手を仕返す城ヶ崎さん) 笹山「痛い!」 パチン! パチン! パチン!(お互いに張り手をお見舞いする城ヶ崎さんと笹山さん) 土俵上では美少女同士がガチンコ勝負を繰り広げていた 18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 08:50:31.04 ID:oCZNXlxe0 しばらく突っ張り合いは続いたが 城ヶ崎「ええい!!」 ガシッ(笹山さんのまわしをつかむ城ヶ崎さん) 笹山「くっ…!」 グイッ(笹山さんも城ヶ崎さんのまわしをつかむ) 城ヶ崎さんが笹山さんのまわしを力を入れてつかんでいたので笹山さんの締めてるまわしに付いてるさがりが取れる 笹山「えい!!」 ドサッ!!(笹山さんが城ヶ崎さんを上手投げする) 城ヶ崎「きゃあ!!」 永沢「あいつらすごい争ってたな」 藤木「う、うん」 藤木(す、すごい力だ…笹山さん…それにそてもまわし姿の笹山さんかわいいなぁ…) はまじ(すげえな…やっぱ女ってのはこええな…) はまじ「…勝者、笹ノ山〜!」 まる子「第一試合からさっそく名勝負が登場したね…」 19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 09:05:09.18 ID:oCZNXlxe0 第二試合はたまちゃん対とし子ちゃん ブー太郎「おいらが行司するブー。東〜、たまの海〜。西〜、としの山〜」 四股を踏み、土俵に塩をまくメガネっ娘二人 ブー太郎「見合って、見合ってブ〜」 たまえ(ああタミー…裸でまわしを締めてお相撲なんて恥ずかしいよぉ…) とし子(やだなぁ…まわしを締めたらお尻が見えちゃうよ…) ブー太郎「はっけよーい、のこったブー!」 試合開始の合図とともにメガネっ娘同士が身体をぶつけ合い、突っ張り合った 20 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 09:10:23.30 ID:oCZNXlxe0 身体をぶつけながら土俵上で争うたまちゃんととし子ちゃん しばらくぶつかり合いが続いた そしてお互いのまわしをつかみ合い、取っ組み合いになる たまえ「もらった!」 とし子ちゃんを投げ飛ばそうとするたまちゃん とし子「させない!」 ガシッ!(たまちゃんのまわしを握るとし子ちゃん) 21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 09:16:05.03 ID:oCZNXlxe0 とし子「えええい〜!!」 たまえ「きゃああああ!!」 たまちゃんを土俵から投げ飛ばすとし子ちゃん ブー太郎「勝者、としの山〜!!」 たまえ「いてて…本気出しすぎちゃった…」 まる子「たまちゃん大丈夫?」 たまえ「うん、私なら大丈夫…」 城ヶ崎「それにしてもすごいわ土橋さん!」 22 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 09:25:50.88 ID:oCZNXlxe0 第三試合は第一試合で負けた城ヶ崎さん対まる子 はまじ「俺がまた行司をするぞ〜。東〜、まるの里〜。西〜、城ヶ谷〜」 城ヶ崎(もうその四股名やめなさいよ!!) 城ヶ崎さんがイライラしてるのか、勢いよく四股を踏む まる子(まさかあたしの相手が城ヶ崎さんなんて…ついてないねぇ、トホホ…) まる子がぽかんとして四股を踏む 23 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 09:32:53.66 ID:oCZNXlxe0 土俵に塩をまいてしゃがむ二人 城ヶ崎(いくら相手がさくらさんでも負けないんだから!) まる子(こうなりゃ、あたしゃ本気を出すよ!!) キートン「まる子よ、あんたは相撲よりも勉強に本気を出すべきである」 まる子(よし、試合開始とともに突っ張りをしよう!) はまじ「見合って、見合って。はっけよい、のこった!」 24 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 09:46:18.44 ID:oCZNXlxe0 まる子「うおおおお!!」 城ヶ崎「えええい〜!!」 まる子「え!?」 ドサッ(城ヶ崎さんがまる子のまわしをつかみ上手投げ) ブー太郎「あはははは!早すぎるブー!」 はまじ「さくらのやつ1秒もたたずにやられたな!勝者、城ヶ谷〜!」 まる子「トホホホ…あたしゃ結局このザマかい…」 たまえ・とし子「まるちゃん…」 25 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 10:04:34.82 ID:oCZNXlxe0 永沢「もうすぐ決勝戦だよ」 藤木「そのようだね…」 藤木(決勝では土橋と戦うのかぁ…笹山さん勝ってほしいな。でも笹山さんのまわし姿を見れるくらいでも僕、し・あ・わ・せ♥) 永沢「藤木君、また何かいやらしいこと考えてるだろ?」 藤木「だ、だから考えてないって!!」 永沢「フンッ 本当は考えてるのにそうやってごまかすなんて、君はやっぱり卑怯だな」 藤木「そんなぁ…」 26 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 10:31:44.82 ID:oCZNXlxe0 第四回戦はまる子対たまちゃん はまじ「東〜、まるの里〜。西〜、たまの海〜」 四股を踏み、土俵に塩をまいてしゃがみながら見つめ合う友達同士 たまえ(ついにまるちゃんと戦わなくちゃいけないんだね…ああタミー…どうしたらいいの?) まる子(たとえ相手がたまちゃんだからといって、あたしゃ手加減しないよ!!) 笹山「まさかあの友達同士が対決するなんて…」 ブー太郎「あいつら大丈夫かブー?」 はまじ「見合って見合ってー。はっけよーい、のこった!!」 27 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 10:57:07.07 ID:oCZNXlxe0 試合開始とともにお互いにまわしを握り合う まる子「うぐぐぐ…」 まる子がたまちゃんのまわしをおもいっきり握り、たまちゃんの締めてるまわしからさがりが取れる がっぽり四つになりしばらく取っ組み合っていた そして1分間の大相撲となった まる子(あたしゃたまちゃんとこんなに争うのも初めてだよ…) たまえ(まさか友達同士で戦うことになるなんてね…) そして、 たまえ「ええーい!!」 ドスッ!(たまちゃんがまる子を投げ飛ばす) まる子「うわああああ!!」 はまじ「しょ、勝者、たまの海〜!!」 28 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 11:07:48.85 ID:oCZNXlxe0 まる子「いてて…いや〜、二回連続はしんどいね〜」 たまえ「まるちゃん大丈夫…?ごめんね…」 まる子「いや、いいんだよたまちゃん!こんなぐらいあたしゃ平気だよ!!」 まる子「ところでいよいよ決勝だねとし子ちゃん」 とし子「う、うん…」 たまえ「二人ともがんばってね!」 ブー太郎「ついに決勝戦かブー…」 29 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 11:20:04.89 ID:oCZNXlxe0 ついに決勝戦、とし子ちゃん対笹山さん はまじ「これより決勝戦を行います!東〜、としの海〜。西〜、笹ノ山〜」 とし子(いよいよ決勝だ…) とし子ちゃんが勢いよく四股を踏む 笹山(何だかわからないけど、がんばらなくちゃ!) こっちも負けずに勢いよく四股を踏む笹山さん そして勢いよく土俵上に塩をまく二人 30 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 11:41:23.32 ID:oCZNXlxe0 しゃがんで睨み合う二人 校庭に緊張感があふれる すると立ち上がって再び土俵に塩をまくとし子ちゃんと笹山さん 今度こそ結びの一番 はまじ「見合って、見合って!」 とし子(やっぱりいやだなぁ…まわしを締めて構えるなんて…お尻が目立っちゃうよ〜…) 笹山(絶対に負けない!) はまじ「はっけよ〜い…のこった!!」 31 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 12:07:47.74 ID:oCZNXlxe0 試合開始とともに美少女とメガネっ娘の身体がぶつかり合う 熱い張り合いが続いた とし子「えい!」 ガシッ!(笹山さんのまわしを握る) 笹山「くっ…こっちだって!!」 グイッ!(とし子ちゃんのまわしをおもいっきり握る) そして二人の取っ組み合いは1分半も続いた とし子「えええい!!」 ドサッ!(笹山さんを土俵へ投げ飛ばすとし子ちゃん) 笹山「きゃあああ〜!!」 藤木(笹山さん!!) 32 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 12:25:45.97 ID:oCZNXlxe0 まる子「とし子ちゃんかっこいい!」 城ヶ崎「す、すごい…」 ブー太郎「名勝負だったブー…」 藤木(ああ…笹山さん…) 永沢「フンッ 女子のくせに中々やるじゃないか」 はまじ「優勝、としの山〜!!」 33 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 12:49:00.89 ID:oCZNXlxe0 まる子「とし子ちゃんやっぱりすごいね!」 たまえ「私も驚いたよ!」 とし子「いや、そうでもないよ…」 城ヶ崎「強いわね土橋さん!かっこいいわ!!」 笹山「本当!私もかなわなかったよ!」 はまじ「やっぱ土橋は横綱だな!」 ブー太郎「ブー」 まる子「やっぱりとし子ちゃんは大鵬だね!本当に偉大だよぉ〜。総理大臣に出世したみたいなものだよ!!」 とし子「ええっ…」 またまる子以外、全員苦笑い キートン「まる子よ、だから褒めすぎなのである」 34 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[] 投稿日:2014/09/14(日) 13:49:55.27 ID:oCZNXlxe0 その日の夕方の帰り道 永沢「藤木君、君まだ興奮してるだろ?」 藤木「いや、別にしてないよ!永沢君こそどうなんだい!?」 永沢「ぼ、僕があんなので興奮するわけないだろ!やっぱり君は卑怯だね!!」 永沢(僕が城ヶ崎のまわし姿を見て興奮してたなんて、藤木君なんかには言えないぞ…) 藤木(永沢君はどう思っていたのかはどうでもいいけど、それよりも僕はやっぱり笹山さんのまわし姿を見れたくらいでも嬉しいなぁ〜♪) キートン「お互い様である」 35 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 14:04:11.14 ID:oCZNXlxe0 一方、校内女子相撲で優勝したとし子ちゃんは… とし子「ああ…あれでよかったのかなぁ…」 とし子「思えばお相撲なんて、ただの取っ組み合いの喧嘩みたいなものだよ…しかも裸でまわしを締めるなんて…」 とし子「そのお相撲で私が強いなんて…」 まる子「お〜い!とし子ちゃ〜ん!!」 とし子「あ、まるちゃん、たまちゃん…」 たまえ「とし子ちゃんすごいね、相撲大会で優勝して!」 まる子「あたしなんか2分経つ間にやられたよ〜」 キートン「1分過ぎでもすごいところである」 36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 14:17:02.06 ID:oCZNXlxe0 とし子「私だってあれは本気でやったんじゃないんだよ!」 とし子「はまじやまるちゃんがやろうって言うからやったんだ…」 まる子「とし子ちゃん…」 たまえ「でもね、女の子でお相撲が強いなんてかっこいいよ!」 とし子「でも、城ヶ崎さんや笹山さんもお相撲強かったよ!私なんてあの二人と比べたら…」 まる子「とし子ちゃん、あの時は一緒に相撲やろうって言ってごめんね…」 とし子「いや、いいんだよ…私の方こそ、教室でおもいっきり投げ飛ばしてごめんね」 まる子「大丈夫だよ、気にしてなんかないさ〜」 たまえ「みんなケガもしなかったしね」 とし子「ありがとう、まるちゃん、たまちゃん…」 37 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2014/09/14(日) 14:26:36.48 ID:oCZNXlxe0 まる子「あたしたち友達じゃん、これからもお相撲さんのようにはりきっていこうね!」 たまえ「そうだよ!」 とし子「よーし!明日もはりきって、「どすこいっ!」と頑張ろう!」 そう言って元気よく四股を踏むとし子ちゃん まる子・たまえ・とし子「あはははははは!」 キートン「校庭で行われた女子相撲大会で見事優勝したとし子ちゃん。「お相撲がまるちゃんたちとの友情を熱くした」、そう思って「お相撲を取っといてよかった」と心から思うとし子ちゃんなのであった」 お し ま い