提督「青葉一緒に寝よう」 青葉「え!?」 1 名前:すなぎも[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 18:59:49.38 ID:/u+MFUFh0 提督「さぁ寝るか」 青葉「ちょちょちょっと待ってください!」 提督「なんだ?」 青葉「意味がわかりません!」 提督「簡単なことだ。一緒に寝ればいいんだ」 青葉「は!?」 提督「どうした、素っ頓狂な声をあげて。何か問題でもあるのか」 青葉「むしろ問題しかありません!」 提督「なんだ?言ってみろ」 青葉「どうして青葉が司令官と一緒に寝なきゃなんですか!」 提督「どうしてって、寝たいからに決まってるだろ」 青葉「............」 2 名前:すなぎも[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 19:03:18.32 ID:/u+MFUFh0 提督「どうした唖然として」 青葉「......あ、いや。少し、いや何一つ言ってる意味がわかりません」 提督「それでも取材記者か?」 青葉「ここでは全く関係ありませんよっ!」 提督「とりあえずだな。青葉は俺の部屋にくればいいんだ。で一緒に寝ると。よし、行くぞ」 青葉「え!?いやぁ!ちょっ、連れていかないでください!話してっ!後生だから、たすけてくださいっ!」 提督「後生だからって、俺に頼んでどうするんだ。俺には連れて行く以外の選択しはないぞ」 青葉「鬼ですっ!変態!鬼畜!青葉に何をするつもりですかっ!」 提督「何もしないよ。ただ一緒に寝るだけ」 青葉「嘘ですっ!男の人のそういう言葉は一番信用できないんですっ!    先っぽだけとか言って、結局は中に出してそのまま知らぬ顔して青葉を捨てるんですぅ!離して下さいっ!」 提督「いやそこまでひどくねぇよ!?そういうことはちゃんと同意を取るよ!?」 青葉「脅して無理やり同意させて、青葉に酷いことするんですぅ!    そもそも今のこの行動が同意の元じゃないんですよ!司令官の嘘つきっ!うわーんっ!」 提督「そうこうしてる間に着いたぞ」 3 名前:すなぎも[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 19:05:14.21 ID:/u+MFUFh0 青葉「......青葉......心ない司令官に............汚されちゃう」 提督「なんでこの世の終わりみたいな顔してるんだ。青葉が思ってるようなことは何一つないから安心しろ」 ドアを開いて青葉を中に入れた。 提督「さて寝るか」 青葉「......寝巻き...せめて寝巻きを下さい」 提督「ん?あぁそうだな。はい、これが青葉が普段使ってる寝巻きだ」 青葉「............え?」 青葉「......な、なぜ?」 提督「洗濯をしていた鳳翔さんに、青葉の寝巻きがどこにあるかを聞いて、洗濯したての物を受け取ったんだ」 青葉「......ははは...そう、ですよね。......よかったです」 提督「何でそんな怪訝そうな顔をしてるんだ?」 青葉「だって・・・自分の寝巻きが人の部屋にあるんですよ?    勝手に部屋にはいられたのかと思って、正直引きました。 でもそうじゃなくて安心しました。そこまで司令官は落ちぶれてなかったんですね」 提督「青葉・・・・・・普段俺をどんな目で見てたんだ?......」 青葉「敬愛と羨望の目で見ていました。昨日までは」 4 名前:すなぎも[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 19:24:53.46 ID:/u+MFUFh0 提督「どういうことだ?」 青葉「今日突然一緒に寝るとか言って、頭がおかしくなっちゃったのかと思いましたけど、ガチでした」 提督「ん?あぁたしかに大マジだが?」 青葉「なので余計に軽蔑しました。今でも少し引いてます」 提督「だいぶんストレートな物言いだな。これでも一応上司だぞ?」 青葉「青葉の貞操がかかっているので!」 提督「はぁ、とりあえず明日も早いんだがらはやく寝るぞ」 青葉「せめて着替えさせてくださいっ!」 提督「どこでだ?」 青葉「え...そりゃぁ廊下とかで」 提督「この部屋から出ることは許さん」 青葉「まさかここで着替えるんですか?まさしく嫌ですよ」 提督「なにもそうとは言ってない。トイレとか色々場所はあるだろう」 青葉「そう...ですね。わかりました」 青葉は着替えに行った 提督「あいつ着替えと見せかけて逃げようとしたな。だがそうはいかん」 提督「俺は青葉と寝るんだ。何があっても」 青葉「......着替えて......きました」 提督「よし、寝よう」 5 名前:すなぎも[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 19:31:14.01 ID:/u+MFUFh0 青葉「うぅ...はい」 提督「ほらもっとこっちよって」 青葉「なんでそんなに寄らないといけないんですか」 提督「寒いじゃん」 青葉「私は別にいいです」 提督「じゃぁ、俺が寄るわ」 青葉「ちょっ!こっちこないで下さいよっ。ってきゃぁ!?」 提督「どうした?」 青葉「だき、だき、だだだ...」 提督「...青葉?」 青葉「......っなぁんでっ!抱きついてるんですかぁっ!」 提督「え?ダメなの!?」 青葉「もう嫌ですぅ......青葉の貞操が.......青葉初めてなのに・・・」 提督「だからなにもしないって」 青葉「うっ...ひぅっ......」 提督「...青葉?」 青葉「.....えぐっ..ひっ.....ぐすっ」 提督「.........」 6 名前:すなぎも[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 19:32:49.95 ID:/u+MFUFh0 提督「あー......その、ごめんな」 提督「まさか泣き出すとは思わなくて」 青葉「...うっ......はな.....じで」 提督「お、おう」 青葉「......ぐずっ」 提督「(べーわ。マジベーわ。こんなことになるとはおもいもよらなかったぜ)」 7 名前:すなぎも[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 19:38:01.11 ID:/u+MFUFh0 提督「(だが俺は青葉と寝たい・・・。さぁ、どうする)」 提督「青葉...俺は本当に青葉を傷つけるつもりはなかったんだ。」 提督「ただ、青葉を抱きしめて寝たかっただけで」 提督「それ以外の他意はないんだ」 青葉「.........なんで......青葉なんですか?」 青葉「他の子じゃ......ダメだったんですか?」 提督「いや、その。青葉を一回ぎゅってして寝たら気持ちいいだろうな、と...思ってな」 青葉「変態。最低です」 提督「あーははは...はぁ」 青葉「でも、本当にそれ以外しないし変な気はないんですね?」 提督「あぁ抱いて寝るだけだからな」 青葉「そこまで言うなら、青葉...我慢します」 提督「いいのか?」 青葉「さっきは色々あって泣いちゃいましたけど、もう大丈夫です」 提督「よっしゃ!これで青葉と寝れる」 青葉「きつくしないでくださいね?」 提督「これぐらいか?」 青葉「ん.........それぐらいです」 提督「よし、寝るぞ」 青葉「はい」 ーーーーーーーーーーー 9 名前:すなぎも[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 19:42:26.48 ID:/u+MFUFh0 青葉「んぅ...司令官、おはやうございます」 提督「おう...おはよう」 青葉「本当に抱きつくだけだったんですね」 提督「最初から言ってただろう。抱いて寝るだけだって」 青葉「司令官.....言い方に語弊がありますよ」 提督「ん?なんでだ」 青葉「抱くってのはその...エ、エッチな事をするっていう意味で、    それに男女間で寝るっていうのは、そういう意味にも捉えられるので...」 提督「oh......」 青葉「だから昨日の司令官は私に...ずっとエッチな事を要求してるものだと思って...」 提督「んー...青葉はなんていうか耳年増だな。いやそういう単語に強いだけか」 青葉「そっ、そそそ、そんなことありませんよっ」/// 青葉「司令官がなんの考えも無しにそんなこと言うからです!普通は考えたらわかります!」 提督「確かに、俺が悪かったな。すまんな青葉」 そういって俺は青葉の頭を撫でた。 青葉「え!あ、あぅ」/// 提督「撫でられるのはいやか?」 10 名前:すなぎも[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 19:46:42.79 ID:/u+MFUFh0 青葉「い、嫌じゃ...ないですぅ」/// 青葉「(この突然の行動は反則ですっ!)」 提督「...そろそろ...起きなきゃだな」 青葉「そ、そう......ですね......」/// 俺たちは起き上がり、青葉は昨日の服しかないため、部屋に戻ることになった。 ーーーーーーーーーーー 14 名前:縺吶↑縺弱b[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 22:34:29.71 ID:/u+MFUFh0 提督「いやー、今日もつかれたな」 青葉「あ、司令官。お疲れ様です」 提督「おう、青葉もお疲れ様」 青葉「では、また明日」 提督「...あー、青葉?」 青葉「はい、なんですか?」 提督「昨日の今日だし無理なら無理って言ってくれていいんだが...」 青葉「まさかとは思いますが...」 提督「...そのまさかだ」 16 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 22:39:05.51 ID:/u+MFUFh0 青葉「......えー、少し考えさせてくれますか?毎日一緒にってのもアレなんで」 提督「別に毎日なんて」 青葉「このままずるずる行ったら、司令官は毎日でも私を誘いますよね?」 提督「いや、そんなこと......あるかもな」 青葉「ほら」 提督「でも青葉に迷惑だから、流石に毎日なんて言わないぞ」 青葉「でも、そうなってしまうかもしれないので考えてるんです。私がここで安易に了承していいのか」 17 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 22:51:54.92 ID:/u+MFUFh0 提督「ちょっと待ってくれ。考えるってことは、一緒に寝てもいいって思ってるってことだよな?」 青葉「寝るとか言わないで下さい!なんの為に今まで伏せて会話してたんですか!」/// 提督「いや、青葉も声大きいから」 漣「ん?どうしたんですか、ご主人様?」 提督「い、いや。重巡洋艦があまり恵まれてないから、改善をっていう話しをだな」 青葉「そ、そうなんです!自分でいうのもなんですが、重巡洋艦は不遇なので、もう少しどうにかならないか、司令官と検討してたんです!」 19 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:30:05.16 ID:/u+MFUFh0 改行されていなかったので、投稿し直し 漣「そうだったんですか......漣はあまり入れない話しですね。なので先に部屋に帰ってますね」 提督「おう!また明日な」 青葉「また明日ー」 漣「明日ー」 提督「.........」 青葉「.........」 提督「行ったな」 青葉「そうですね。とっさの起点とは言え、重巡洋艦が恵まれてないとか、不遇だとか、よく言えましたね」 提督「いや、不遇は自分で言ってただろ」 青葉「そんなに怒って欲しいんですか?」 提督「......すいません」 20 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:32:41.41 ID:/u+MFUFh0 青葉「はぁ、青葉。行く気なくなってきちゃったなぁ」 提督「そこをたのむ!マジでたのむ!お願いします!!」 青葉「まぁ、何にせよ考えさせてください」 提督「あぁ...無理強いしてすまない」 青葉「いえ、それでは」 提督「あぁ」 ーーーーーーーーーーー 21 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:34:24.04 ID:/u+MFUFh0 青葉「お、お邪魔します」 提督「青葉っ!お前なら来てくれると思った!」 青葉「誤解しないでくださいっ!冬場は寒いので、一緒に寝たらあったかいからきたんです!」/// 提督「何はともあれ、寝よう!」 青葉「そ、そんなに急かさないでください。ただでさえ男女が一緒に寝るなんて、おかしいんですよ?」 提督「でも、青葉は一緒に寝てくれるんだろう?」 22 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:36:33.31 ID:/u+MFUFh0 青葉「だから、そのっ...寝るっていう表現......やめてください」/// 提督「じゃぁ・・・どうしたらいい?」 青葉「そ、添い寝......する......とか」 提督「じゃぁ、添い寝だな」 青葉「そ、そうです。青葉は添い寝しにきたんです。そこを忘れないでください」 提督「まだ疑ってんのか。だから何もしないって」 青葉「それはそれでおかしいというか、何というか。...青葉に魅力がないみたいに聞こえます」 提督「ん?十分青葉は魅力的だぞ?可愛いし、気遣いができて、そのうえ優しい」 23 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:38:47.15 ID:/u+MFUFh0 青葉「な、ななな何言ってるんですか!?あ、あ、青葉はそんなかっかわ、可愛くなんか」/// 提督「お前、動揺しすぎな」 青葉「そんなこと思っててなぜ、何もしてこないのですか!?」 提督「お前はさっきから俺に、何かされたいのか?」 青葉「何かするって、やっぱりエッチなことをするつもりなんですね!?あれだけしないって約束したのに!これだから男ってやつはっ!」 提督「おちつけ、何もしないからおちつけ」 24 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:42:26.23 ID:/u+MFUFh0 青葉「こっ、こっ、こないでください!来ないでぇ!いやぁっ!犯される!初めては決まった人とって青葉は」 提督は青葉を抱き寄せた。 提督「はい、青葉少し落ち着こうか」 青葉「っ!?..................はい...落ち着きました」 提督「はぁ、とりあえず寝るぞ?あ、添い寝か」 青葉「わ、わかりました。取り乱してすいません」/// 提督「よし、寝るぞ」 青葉「ど、どんとこいです!」 提督「なんだそれ」 青葉「青葉なりの、決意表明です!」 25 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:44:22.23 ID:/u+MFUFh0 提督「まぁいいや。青葉あったかいし、いい匂いだし、柔らかいし」 青葉「な、なんかセクハラまがいの、いやもうこれは歴としたセクハラです」 提督「ま、まじか。怒るなよ?」 青葉「......別に、仕方がないので怒りませんよ。口に出して言うのはどうかと思いますが」 提督「まぁこれだけ密着してれば、なぁ」 青葉「それに......私もあったかいですし......」 提督「ん、なんだって?」 青葉「何でもないです」 提督「じゃぁ、もう眠るぞ」 青葉「わかりました。おやすみなさい司令官」 提督「おやすみ、青葉」 ーーーーーーーーーーー 26 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:47:42.70 ID:/u+MFUFh0 次の日の夜。 提督「青葉......その...」 青葉「ま、またですか。もう、しょうがないですね。こうやって依存は始まっていくんですよ?」 提督「いや、別に青葉依存にならなってもいいかなって」 青葉「は、恥ずかしいセリフ禁止ですっ!」/// 提督「ってか、ありなの?なしなの?」 青葉「......また行きますんで、布団敷いておいてください」 提督「青葉もノリ気じゃん」 青葉「あ、温かいのが悪いんですっ!温かいから悪いんですっ!」 27 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:49:25.69 ID:/u+MFUFh0 提督「夏はどうしようかな」 青葉「えー、暑いからヤです」 青葉「ってこれから先ずっと一緒に添い寝するつもりですか!?」 提督「え、ダメか?」 青葉「さも当然の様に言わないでくださいっ!」/// 提督「青葉に、俺専用の抱き枕になってほしいわ」 青葉「うわっ!きもっ!!もうこれから二度と提督の部屋には行きません!」 28 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:52:01.75 ID:/u+MFUFh0 提督「冗談だよ............冗談だからな?」 青葉「わかりました、わかりました。そんなに泣きそうになるくらいなら、何で言ったんですか」 提督「・・・・・・」 青葉「いや、まさか・・・」 提督「じょ、冗談だからな!」 青葉「......抱き枕は、嫌ですよ」 提督「わかってるよ...」 青葉「せめて......人間として......扱って欲しかったなぁって、青葉は」 提督「え、なんて?」 青葉「幻聴ですか?耳鼻科に行くのをオススメします」 29 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:54:15.80 ID:/u+MFUFh0 提督「おう、さりげに酷いな」 青葉「お互い様です」 提督「俺、今何かしたか?」 青葉「いっつも、青葉は、司令官に悩まされてます」 提督「俺、なんか色々してんのな」 青葉「気づけないのがそもそもおかしいです」 提督「まぁたしかに...こんな無理を聞いてもらってるんだもんな」 青葉「そこじゃ......ないんですけどね」 提督「やっぱ青葉がなにいってるか、たまに聞こえないわ」 青葉「(そりゃぁ、聞こえないように言ってますから)」 青葉「耳鼻科に行きますか?」 提督「......そうしようかな」 30 名前:じゅんけい[sage] 投稿日:2014/03/06(木) 23:58:03.84 ID:/u+MFUFh0 一応ここで話は終わっているつもりです 青葉可愛いなって思っていたら、いつの間にかできていた産物なので、駄文やその他誤字脱字には目をつぶっていただけたら...と 32 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage] 投稿日:2014/03/07(金) 00:12:26.09 ID:NNcB832H0 乙 青葉の髪に顔埋めて思いっきり深呼吸したい 33 名前:じゅんけい[] 投稿日:2014/03/07(金) 00:26:10.83 ID:zoELr6Qr0 >>32より 夜、ベットにて。 提督「青葉、背を向けて」 青葉「え、なんで...」 提督「モフるから」 青葉「......はい?」 提督「とりあえず、背を向ければいいんだよ」 青葉「えっ、正直怖いんですが。さっき聞き慣れない、意味不明なこと言ってましたよね?なんですか、それ」 提督「髪をモフる。もとい青葉の髪に顔を埋めて、匂いを嗅ぎたいんだ」 青葉「えっ、いや、さっきより意味がわからないんですが」 34 名前:じゅんけい[] 投稿日:2014/03/07(金) 00:34:56.56 ID:zoELr6Qr0 提督「大丈夫。そのうちわかるよ」 青葉「分かりたくないですっ!」 提督「まぁそれは置いといて、後ろ向こうか?」 青葉「向くと思ってたんですか?」 提督「?」 青葉「な、なんですか。その、『え、向かないの?』みたいな顔は。さも当然のように、背を向けるわけないじゃないですかっ!」 提督「困ったなぁ」 青葉「こっちのセリフです」 提督「仕方ない。今日は諦めてやる」 青葉「明日になっても、諦めたままでいてください」 ーーーーーーーーーーー 37 名前:じゅんけい[] 投稿日:2014/03/07(金) 00:50:49.48 ID:zoELr6Qr0 朝。 提督「早起きは三文の徳と言うが、青葉の寝顔はプライスレスだ。............なんだか一人でこんなこと言ってると、寂しくなるな。」 提督「だがそんな余裕はない。なぜなら現在、私の目の前には、無防備に寝ている青葉がいます。今やらずして、何時モフるっ!」 青葉「............し..れぃか..ぁん...ふぁ」 提督「今だっ!」 青葉「ひゃっ!!?...えっ...な、なに?」 提督「スー......ハァー......」 青葉「ふぁっ!なんか首に!?え?司令官!?」 提督「これだ......この女性特有の.....フローラルで...穏やかで...なんというか、救われるような気分だ」 青葉「諦めてなかったのっ!?そ、それよりはなしてくださいっ!や、やだっ!やぁっ」/// 38 名前:じゅんけい[] 投稿日:2014/03/07(金) 00:57:32.86 ID:zoELr6Qr0 提督「青葉、あまり暴れると匂いが嗅げないじゃないか!」 青葉「意味わかんないですよ、もうっ!誰か助けてください!誰かっ!」 提督「ぐぇっ!」 青葉「あっ」 青葉「あれ?.........き、気絶させちゃった?」 41 名前:じゅんけい[] 投稿日:2014/03/07(金) 01:10:47.58 ID:zoELr6Qr0 青葉「ス、スクープ撮る側が記事になるなんて...シャレになりませんよ!起きてください!司令官!司令官!」 ーーーーーーーーーー 青葉「一時はどうなる事かと思いました。目が覚めて良かったです」 提督「あぁ、全くだ。青葉の肘が顎に当たって、脳震盪起こすなんてどんな奇跡だよ」 青葉「ま、まぁ何も問題がなくてなによりです」 提督「さて、今日も一緒に寝るか」 青葉「...全く懲りませんね」 提督「むしろなにに懲りればいいんだ?」 青葉「.........」 提督「...冗談だ」 青葉「もう、今日は一緒に寝てあげません」 提督「それは困る!すごく困る!」 青葉「......なにに困るっていうんですか」 提督「いや、ここ最近ずっと青葉と寝ててな」 青葉「はい」 提督「そばに人がいないと眠れなくなったっていうか」 青葉「......」 提督「...正確には、何かを抱いて寝ないと眠れなくなったというか」 青葉「............はぁ」 42 名前:じゅんけい[] 投稿日:2014/03/07(金) 01:25:20.14 ID:zoELr6Qr0 青葉「...わかりましたから......寝る時になったら、また呼んでください」 提督「え?...」 青葉「あ、青葉がいないと寝れないなら、いつも道理一緒に寝てあげるってことです!......」/// 提督「お、おぉぉ」 青葉「別に、満更でもないですし...」/// 提督「そ、そうだったのか!?」 青葉「何で聞こえてるんですかっ!?」 提督「い、いや。このまえ耳鼻科いったじゃん」 青葉「!?」 提督「なんか耳に小豆が入ってたらしくてさ。確かに俺も聞こえにくいとは思ってたから、ちょうどよくて」 青葉「......」 提督「確かに小さい声だったけど、別に聞こえないほどじゃなかったっていうか」 青葉「(い、今までずっと鈍感な難聴系主人公の様に思っていたのに......全部小豆のせいだったんですか)」 44 名前:じゅんけい[] 投稿日:2014/03/07(金) 01:32:58.38 ID:zoELr6Qr0 青葉「(これからは気をつけないと)」 提督「青葉、おーい...大丈夫か?」 青葉「は、はい」 提督「なんかさっきから反応がないから、そんなに聞いて欲しくなかった言葉なのかと、一瞬考えたぞ」 青葉「(一瞬かよ...耳が良くなっただけで、別に鈍感なのはかわんないんですか!)」 青葉「はぁ...」 提督「?」 青葉「青葉。なんだかもう、疲れました」 提督「そ、そうか?」 青葉「もう、寝ませんか?」 提督「青葉がそう言うなら」 提督「よし、寝るか」 46 名前:じゅんけい[] 投稿日:2014/03/07(金) 01:37:24.70 ID:zoELr6Qr0 割とここら辺でまた、終わるつもりです 安価でもないのに32から、かってにアイデアを貰って(あげたつもりかどうかもわかりませんが)書き始めて良かったものか悩みました。が、書きました 思った以上に色々な人が見ていて驚きです ありがとうございます