アカギ「ククク…ZIPでPON!ね…」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:16:58.70 ID:jGoetUXo0 時は朝六時五十分…この日もアカギ…テレビの前でリモコンを握りスタンバイ… 枡アナ「さて…六時五十分を回ったら…ZIPでPON!の時間です…!」 ここで…!アカギ待望の枡アナが登場…! アカギ「ククク…あいも変わらず絡みづらそうな面だな…桝太一…!」 そして…始まる…!狂気の…!もぐらたたき…! 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:19:48.41 ID:jGoetUXo0 コーナーが始まると同時に奇妙な動きをするマジンガーZIPを見てアカギは 嘲笑した…! 甲児「さぁ、データ放送がテレビに出現したら、リモコンの四色ボタンから    ひとつ選ぶんだ…!」 テレビの前で息を飲むアカギに語りかける…ゆるいBOSEの声…! 甲児「そこから…!悪の指揮官あしゅら男爵がでてくるぜっ…!」 アカギ「悪ね…!クク…!それも…!悪く無い…!だがッ…!今日もボタンを     押させてもらおう…!」 このときアカギ…意外に素直… 甲児「そして…!悪を懲らしめて…プレゼントをゲットだ…!」 アカギ「プレゼント…ククク…そんなもの…所詮子供だましのフェイクだ…!」 アカギ…まさかのプレゼントへの興味なし…! 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:24:00.31 ID:jGoetUXo0 アカギ「ククク…今日も当然緑…倍プッシュだ!」 アカギ…!あろうことか3日連続での緑…!] アカギ「ククク…狂気の沙汰ほど面白い…!」 アカギ…迷わず緑をプッシュ…!「ピッ」という音と共に…空から降ってきた あしゅら男爵が…緑の土管の中へ消えていく…! アカギ「相変わらずマヌケな指揮官だ…!」 アカギ…思わずツッコむ…! 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:26:55.24 ID:jGoetUXo0 天の声「あーしゅらだんしゃく…!こーらーしめろ…!」 テレビの前で軽快に踊る三人のキャスター…! アカギ「ククク…」 アカギ…当然の参加… 天の声「こっこら…!こらら…!」 アカギ「こらら…!ククク…!」 アカギ…楽しそう…! 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:31:04.43 ID:jGoetUXo0 天の声「ぽんぽぽぽん…ZIPで…PON!…!」 アカギ「ククク…」 アカギ…不敵な笑みを浮かべ…その時を待つ… 天の声「ぽんぽんぽぽぽん…!ZIPで…PON!…!」 二度目のコールが終わると…その瞬間タイムアップのチャイムが鳴り響く…! 枡アナ「今日は〜…!」 アカギ…!思わず立ち上がる…! 桝アナ「ここだ…!」 枡アナが叩いたのは…赤…! 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:34:15.33 ID:jGoetUXo0 あしゅら男爵「はずれ〜…!」 アカギの脳に響く…あしゅら男爵のナメた声…! あしゅら男爵「残念…!これが現実…!」 あしゅら男爵…!まさかの追撃…! アカギ「…まぁ…こういうときもある…」 このときアカギ…意外に大人… 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:38:11.79 ID:jGoetUXo0 枡アナ「赤を選んだあなたは…今日はラッキー…!」 アカギ「ククク…それじゃあ外れた奴は…アンラッキーか…」 ここでアカギ…!己の敗北を改めて感じた…! アカギ「だが…!参加すらしていない奴は…どうなの…!」 アカギ…屁理屈…! アカギ「まぁいい…また明日だ…」 アカギ…そう残すと…一人街へ繰り出した… 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:40:38.20 ID:jGoetUXo0 ー翌日ー アカギ「ククク…当然今日もだ…」 アカギ…今朝も早起き…いつもどおりテレビの前でスタンバイ… 枡アナ「さて…六時五十分を回ったら…ZIPでPON!の時間です…!」 アカギ「ククク…おはよう…桝太一…!」 アカギ…テレビに向かって挨拶… 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:44:41.16 ID:jGoetUXo0 甲児「さぁ、データ放送がテレビに出現したら、リモコンの四色ボタンから    ひとつ選ぶんだ…!」 アカギ「お前も毎日…飽きないな…兜甲児…」 甲児「そこから…!悪の指揮官あしゅら男爵がでてくるぜっ…!」 いつもどおり…決められたセリフを喋る兜甲児…だが…! 三博士「今日は…ポイント二倍だね…甲児くん…!」 アカギ「…!?」 アカギに僥倖…! 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:48:44.31 ID:jGoetUXo0 アカギ「今日はポイントに倍か…クク…おもしろい…」 そしてアカギ…次の瞬間…否応なしに緑をプッシュ…! アカギ「ククク…決まってる…土管は緑…当然の事…!」 アカギ…頑として緑を選択… 天の声「あーしゅらだんしゃく…!こーらーしめろ…!」 アカギ…!ありえないことに…この境地で踊る…! アカギ「ククク…」 天の声「こっこら…!こらら…!」 踊る…! アカギ「こらら…!」 踊る…!! 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:52:16.78 ID:jGoetUXo0 しかし…! 天の声「ぽんぽんぽぽぽん…!ZIPで…PON!…!」 アカギ「…」 アカギ…この時ばかりは固唾をのみ…キャスターの姿を見守る…! 天の声「ぽんぽんぽぽぽん…!ZIPで…PON!…!」 タイムアップのチャイムが鳴り…とうとう勝負の時が訪れる…! 枡アナ「今日は…」 アカギ「ククク…今日は…?」 枡アナ「ここだ…!」 あしゅら男爵「ふぎゃ…!」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 22:56:20.93 ID:jGoetUXo0 アカギ「…クク…ククク……!」 アカギ…!念願の勝利! その瞬間…!憎たらしいあしゅら男爵…!涙目で画面の外へフェードアウト…! 枡アナ「緑を選んだあなたは…今日はラッキー…!」 アカギ「ラッキーか…クク…」 アカギ…思わず頬が緩む…! アカギ「さて…プレゼントに応募だ…!」 アカギ…!実は欲しかった…! 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/11/07(木) 23:01:09.86 ID:jGoetUXo0 黒服「オォ…!コングラッチュレーション…!」 黒服「コングラッチュレーション…!コングラッチュレーション…!」 気分を良くしたアカギ…その勢いでメニュー画面を開く…だが… アカギ「クク…応募できない…」 アカギ不覚…!そう…!プレゼントには…!十ポイントないと…応募できないのだ…! アカギ「応募できないか…なら…倍プッシュだ…!」 まさに狂気…! 狂気の闘槌打…完…!