光彦「元太君の家が燃えてましたよ」ニヤニヤ 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 13:50:36.59 ID:KGXUhPnD0 元太「え!?」 光彦「急いで帰ったほうがいいんじゃないですか?」ニヤニヤ 元太「嘘だよな?」タタタタ! 光彦「」ニヤニヤ 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 13:52:43.77 ID:KGXUhPnD0 元太「父ちゃん!母ちゃん!」 消防士「危ないから離れて!!」 光彦「あーあ、凄く燃えてますね」ニヤニヤ 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 13:54:36.77 ID:KGXUhPnD0 翌日 コナン「元太の家が火事?」 小五郎「ああ、調べによると放火らしいぞ。」 コナン「なんで元太の家が・・・」 学校 先生「元太君は事情により今日はお休みです」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 13:57:56.26 ID:KGXUhPnD0 光彦「」ニヤニヤ コナン「光彦?」 光彦「どうしました?」ニヤニヤ コナン「いや、なんでもない」 放課後 光彦「あ、元太君!」ニヤニヤ 元太「光彦・・・」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:01:43.47 ID:KGXUhPnD0 光彦「両親とも助かってよかったですね」ニヤニヤ 元太「でも、家の中にあったものが全部、灰になってしまった・・・」 光彦「これからどうするんですか?」ニヤニヤ 元太「親戚の家にお世話になることになった」 光彦「そういえば、今日貸してたゲーム返す約束でしたよね?」ニヤニヤ 元太「えっ?」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:05:32.22 ID:KGXUhPnD0 光彦「先週貸して今日返すって言ったじゃないですか」ニヤニヤ 元太「でも家が火事で」 光彦「知ってますよ」ニヤニヤ 元太「じゃあ返せなくなったのわかるよな?」 光彦「でも、常識に考えれば貸してたゲームを無くしたりすれば新しいの買って返しますよね?」ニヤニヤ 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:12:28.42 ID:KGXUhPnD0 元太「でも事情が事情で」 光彦「そっちの事情なんて知りません。とにかく返してください」ニヤニヤ 元太「お前はそれでも友達かよ!!!」 光彦「約束も守れない人に友情なんてありません。とにかく今日中に返してください」ニヤニヤ 元太「でもゲーム買えるお金は俺にはない」 光彦「元太君の親戚に頼めばいいじゃないですか」ニヤニヤ 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:20:03.71 ID:KGXUhPnD0 元太「お前・・・」 光彦「早く行きましょう」ニヤニヤ 親戚の家 光彦「ここが元太君の親戚の家か」ニヤニヤ 元太「おばちゃん言いにくいんだけど・・・」 親戚「どうしたの?」 光彦「元太君にゲーム貸してたの今日返す約束なんですけど、元太君ん家火事になって返せなくなりまして」ニヤニヤ 元太「という訳なんだ・・・」 親戚「・・・」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:27:31.29 ID:KGXUhPnD0 光彦「あ、別にいいですよ。ゲームは僕が買いに行くんでお金さえ払っていただければ」ニヤニヤ 親戚「・・・わかったわ」 光彦「5000円です」ニヤニヤ 親戚「はい」 光彦「ありがとうございます」ニヤニヤ 元太「ごめん、おばちゃん」 光彦「じゃあ僕はこれで失礼します。 あと火の元は十分気をつけてくださいね」ニヤニヤ 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:36:05.19 ID:KGXUhPnD0 翌日 コナン「元太、もう大丈夫か?」 歩美「もう平気なの?」 元太「ああ、学校も休んでられないしな」 光彦「おはようございます、みなさん」ニヤニヤ 元太「光彦・・・」 光彦「歩美ちゃん、今日一緒に帰りませんか?」ニヤニヤ 歩美「うん、いいよ。」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:46:10.88 ID:KGXUhPnD0 放課後 歩美「コナン君達は?」 光彦「用事あるから先帰っててって言われました」ニヤニヤ 歩美「じゃあ帰ろうか」 光彦「そうですね」ニヤニヤ ウーカンカンカン!!! 光彦「消防車ですね」ニヤニヤ 歩美「あっ本当だ」 光彦「あの方向って歩美ちゃんの家の方向ですよね?」ニヤニヤ 歩美「えっ」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:12:45.94 ID:KGXUhPnD0 歩美「そ、そんな!!」 光彦「あーあ、マンション全てに火が上がってますね」ニヤニヤ 歩美「嘘でしょ」 光彦「歩美ちゃんの両親が無事か心配ですね」ニヤニヤ 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:20:12.85 ID:KGXUhPnD0 翌日 コナン「歩美の家が放火されたって本当?」 小五郎「ああ。同時刻に元太の親戚の家も放火されたそうだ。」 ニュース『ただ今入ったニュースです。先ほど米花病院で火災があると通報がありました。』 コナン「おじさん、ここって」 小五郎「元太の両親が治療を受けてる病院だ」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:30:24.21 ID:KGXUhPnD0 コナン「ちょっと出かけてくる!!」タタタタ! 光彦「あ、コナンじゃないですか。どこ行くんですか?」ニヤニヤ コナン「米花病院に」 光彦「今日の夜に歩美ちゃんの両親のお通夜がありますよ」ニヤニヤ コナン「光彦、まさかお前が?」 光彦「なんのことですか?」ニヤニヤ コナン「いや、なんでもない。じゃあ行ってくる」タタタタ! 光彦「」ニヤニヤ 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:36:57.60 ID:KGXUhPnD0 元太「おい、探したぞ。光彦」 光彦「あ、元太君じゃないですか」ニヤニヤ 元太「どういうことだよ、説明しろよ!!」 光彦「何をです?」ニヤニヤ 元太「昨日、米花病院来てただろ? お前が居たところばかり放火にあってるんだよ」 光彦「確かにそうですね」ニヤニヤ 元太「だから説明しろよ」 光彦「偶然じゃないですか?」ニヤニヤ 元太「お前がやったんだろ?」 光彦「やだなー。友達を疑わないでくださいよー。じゃあ僕は行くところがあるんで。さよなら」ニヤニヤ 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:44:08.50 ID:KGXUhPnD0 数時間後 コナン「あまり手がかりは見つけられなかったな。」 光彦「あ!!」ニヤニヤ コナン「おい、光彦何やってんだ? 探偵事務所の下で?」 光彦「こ、これはですね・・・」ニヤニヤ コナン「お前、手に持ってるのガソリンとライターじゃないのか?」 光彦「花火するつもりだったんですよ、ははは。」ニヤニヤ 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:49:05.10 ID:KGXUhPnD0 コナン「やっぱりお前だったんだな?」 光彦「コナン君も僕を疑ってるんですか?」ニヤニヤ コナン「もう逃げられないぞ?」 光彦「なんかあっちの方で煙が上がってませんか?」ニヤニヤ コナン「え?」 光彦「あの場所って帝丹高校らへんじゃ無いですか?」ニヤニヤ 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:00:30.73 ID:KGXUhPnD0 光彦「蘭さんが早く帰ってたらいいんですけど部活ですよね?」 コナン「どういうことだ?」ガッ 光彦「痛いですよー。離してくださいよ。 早く安否の確認したほうがいいと思いますよ。蘭さん空手の試合近いからいつもこの時間まで練習してますから」ニヤニヤ コナン「ちくしょう!!」タタタタ! 光彦「あーあ。行っちゃいましたか。探偵事務所が火事になっても知りませんよー。」ニヤニヤ 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:07:28.18 ID:KGXUhPnD0 数時間後 お通夜 光彦「元気だしてください、歩美ちゃん」ニヤニヤ 歩美「光彦君、私どうしたらいいの?」 光彦「どうしたらいいか。本当は分かってるんだろ? 自首しろよ!」 歩美「え?」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:13:01.43 ID:KGXUhPnD0 帝丹高校 コナン「らーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!」 元太「おい、コナン!!探偵事務所も火事になってるぞ?」 コナン「光彦だ。犯人は光彦で決まりだ!」 元太「じゃあ警察に電話を」 コナン「おい、それはやめとけ。あのことを忘れたのか?」 元太「あ、そうだったな・・・」 コナン「とりあえず、歩美の両親のお通夜に行こう」 元太「そうだな」 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:18:18.94 ID:KGXUhPnD0 歩美「光彦君どういうこと?」 光彦「もう全部知ってんだよ。」 歩美「・・・」 藤木「もう辞めようよ!!」 光彦「藤木君・・・。」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:23:05.68 ID:KGXUhPnD0 コナン「あれは、3年生の藤木さんだ。どうしてここに?」 光彦「いつから気付いてたんだ、藤木君?」 藤木「最初からだよ。」 元太「どういうことだ?」 ピーーーーーーン!! コナン「そういうことか!!」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:27:05.41 ID:KGXUhPnD0 コナン「あなた、本当は光彦じゃありませんね?」 光彦「・・・」 コナン「永沢さんですね?」 永沢「そうだよ」 元太「なんだと??」 歩美「あなたは玉ねぎの人なの?」 コナン「光彦も永沢さんも同じそばかす顔だからカツラさえ被れば区別がつきにくい。」 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:30:27.25 ID:KGXUhPnD0 歩美「でも、なんのために?」 永沢「博士と灰原の殺された事件だよ。そのショックで光彦は自殺した。誰も光彦が死んだ事は知らない。だから僕が光彦に変装して復讐することにしたんだ。」 コナン「あなたは何か勘違いしています。」 永沢「いや、僕は間違ってないよ。博士が殺されたのは外部犯だと小五郎は推理したけど本当は遺産を手に入れるために君達が殺したんだ。 おそらく小五郎の声も君が。 そして再捜査させないように警察本部長の声で通達したのだろう。」 歩美「どうする、コナン君?」 元太「ヤバイんじゃないか?」 コナン「大丈夫だ。証拠は残っていない。」 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:36:54.06 ID:KGXUhPnD0 永沢「証拠ならあるよ。」 元太「なんだと?」 コナン「大丈夫だ。博士の遺品にとっておきの道具があった。」 元太「どんな道具なんだ?」 コナン「死んだ人を生き返らせる道具だ。 これを使って全員生き返らせる そうするとただ永沢が放火した罪だけが残る」 永沢「君は本当に卑怯な人間だね・・・」 終わり