ナツメ「レッドの部屋に忍び込んで縦横無尽」

1 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:34:13.17 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「知り合いに忍者がいるから」

3 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:35:45.75 ID:UjG57cVQ0
だいたいポケスペ設定な

5 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:38:29.38 ID:UjG57cVQ0
ある日のマサラタウンのレッド家


レッド「よし、今日もいい天気だ」


レッド「今日はグリーンとバトルだ！」


レッド「あいつに勝とうな、ピカ！」


ピカ「ピカ！」


レッド「じゃ、いってきまーす」ｶﾞﾁｬ、ﾊﾞﾀﾝ


ナツメ「いったか」タンスの下からﾆｭｳｯと

6 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:39:31.76 ID:UjG57cVQ0
ナツメがレッドの目を盗んで部屋に忍び込んで変態です

8 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:41:45.29 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「こういう時に、ロケット団に感謝する」


ナツメ「知り合いに忍者がいて本当によかった」


ナツメ「世を忍ぶ術を修得できたからな」


ナツメ「キョウ、感謝する」


ナツメ「にんにん」

9 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:43:30.45 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「さて、日課を行うか」


ナツメ「まあ」


ナツメ「ノーマルに」


ナツメ「台所にある」


ナツメ「コップから」


ナツメ「にんにん」

11 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:45:48.03 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「レッドは毎朝牛乳を飲む」


ナツメ「カルシウムというやつだ。健康的だ」


ナツメ「でも牛乳ってのは完全に飲み干すのは難しい」


ナツメ「やや年度があるからな」


ナツメ「絶対、底に少し残るんだ」


ナツメ「ちなみに」


ナツメ「結果として」


ナツメ「私も毎朝牛乳を飲むことになる」

13 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:47:50.57 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「豆知識なんだが」


ナツメ「取っ手があるコップはな」


ナツメ「いつも同じところに唇がつく」


ナツメ「レッド愛用のマグカップも」


ナツメ「取っ手があるわけで」


ナツメ「うん」


ナツメ「いただきます」

14 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:51:30.48 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「」ﾁｭｯ


ナツメ「」ﾁｭｯﾁｭｯ


ナツメ「――」ﾁｭ〜〜〜


ナツメ「ん〜」ｶｧｧｧｧ……


ナツメ「ん……」ｺﾞｸｯ……


ナツメ「……」


ナツメ「ふぅ」


ナツメ「レッドの味」


ナツメ「にんにん」

15 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:53:49.06 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「さて、次は」


ナツメ「今日の朝食は」


ナツメ「目玉焼き、御飯、味噌汁、キャベツ」


ナツメ「朝食は大事だ」


ナツメ「朝からすべてが始まるから」


ナツメ「栄養は取ろう」


ナツメ「私も」


ナツメ「朝の活力」

16 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:55:35.65 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「レッドのやつめ……」


ナツメ「他の食器はうるかしてやがる……」


ナツメ「私が綺麗にしてやるのに……」


ナツメ「油のいってきも残さん」


ナツメ「……あっ」

17 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:56:54.31 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「レッドーーー！！」


ナツメ「箸をうるかし忘れているなあああああああ」


ナツメ「油断したああああああああああああ」


ナツメ「ばかめえええええええええええええ」


ナツメ「はっはっはっはっはっはっ」


ナツメ「いただきます」

19 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 08:59:56.32 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「」ﾊﾑｯ


ナツメ「」ﾊﾑﾊﾑ


ナツメ「」ﾑﾆｭｯ……ﾚﾛ……


ナツメ「」ｸﾁｭｸﾁｭ……


ナツメ「唾液には殺菌効果があります」


ナツメ「」ﾊﾑﾊﾑﾊﾑ！

21 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:01:57.46 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「ごちそうさまでした」ﾍﾟｺｯ


ナツメ「活力が湧いてきた」ﾜｷﾜｷ


ナツメ「おおおおおおおおおおお」


ナツメ「今ならサカキだって倒せる」


ナツメ「みなぎってきたああああああ」


ナツメ「ご飯を食べたら歯磨きをしましょう」

23 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:05:07.25 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「レッドの歯ブラシの色は赤じゃない」


ナツメ「実はピンク」


ナツメ「お揃いだ」


ナツメ「……」


ナツメ「一緒の歯ブラシを使うことをおそろいっていうのか？」

25 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:07:58.77 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「私は歯磨き粉を使わない」


ナツメ「レッドも使わない」


ナツメ「あれは使わないほうがいいと教えた」


ナツメ「成分的によくない」


ナツメ「使うとしても、塩、だな」


ナツメ「レッドはなにもつけない」

26 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:08:30.71 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「まあ」


ナツメ「レッドの健康を考えて」


ナツメ「そう仕向けたわけだ」


ナツメ「……」


ナツメ「にんにん」

28 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:14:21.71 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「さ、磨くか」


ナツメ「」ﾊﾑ


ナツメ「」ﾊﾑﾊﾑ


ナツメ「そうそう、舌も磨くといいんだ」


ナツメ「口臭予防になる」


ナツメ「でも磨きすぎると、下が傷ついて、逆に口臭がひどくなるから注いな」


ナツメ「」ﾝﾍﾞｰ


ナツメ「」ｺﾞｼ…ｺﾞｼ…

30 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:17:55.84 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「歯そのものも大事だが」


ナツメ「歯茎を磨くことも忘れちゃならない」


ナツメ「歯茎が弱くなると入れ歯を使わなきゃならなくなる」


ナツメ「日頃からのケアが大事だ」


ナツメ「」ｺﾞｼｺﾞｼ

31 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:19:17.28 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「」ﾊﾑﾊﾑ


ナツメ「」ｸﾁｭｸﾁｭ


ナツメ「」ﾚﾛﾚﾛ


ナツメ「」ﾑﾆｭﾑﾆｭ

32 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:20:45.50 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「歯ブラシを使い終わったら」


ナツメ「洗ってコップなりなんなりに入れる」


ナツメ「まあ普通だな」


ナツメ「ということは」


ナツメ「歯を磨くときには歯ブラシを洗わないことも多い」


ナツメ「せいぜい水につけるくらいだ」

35 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:23:17.24 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「何が言いたいかというと」


ナツメ「レッドにしたら」


ナツメ「この歯ブラシは水で洗った綺麗なものに見えるわけだ」


ナツメ「まあ」


ナツメ「なんだ」


ナツメ「唾液には殺菌作用があるからな」


ナツメ「アミラーゼというやつだ」

39 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:28:41.57 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「だから」


ナツメ「レッドのために全身全霊で殺菌してやるからな」


ナツメ「レッドの健康のために」


ナツメ「うん」


ナツメ「ヘルスケア！」


ナツメ「」ﾊﾑﾊﾑﾊﾑﾊﾑﾊﾑ！！！

41 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:31:49.86 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「ふぅ……」


ナツメ「疲れた」


ナツメ「今日もレッドの健康に貢献できた」


ナツメ「世を忍び市井の人を助ける」


ナツメ「にんにん」

43 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:34:30.68 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「少し横になろうか」


ナツメ「うん、ベットに行くか」


ナツメ「そうそう」


ナツメ「レッドはあんまり布団を干さない」


ナツメ「あれ、意外と面倒くさい」

44 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:37:02.21 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「ちなみに」


ナツメ「寝汗の話をしようか」


ナツメ「人間ってのは浅い睡眠と深い睡眠があってな」


ナツメ「睡眠が深くなると」


ナツメ「人間の体は体温を下げようとする」

45 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:38:28.30 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「その生理現象としての発汗を寝汗と呼んでいるんだ」


ナツメ「もちろん夏だと多く出やすい」


ナツメ「今はまだ暑いから」


ナツメ「そりゃあ」


ナツメ「出るさー」

46 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:40:10.92 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「つまるところ、この布団は」


ナツメ「レッドでいっぱいというわけだ」


ナツメ「ふむ」


ナツメ「服を脱ぐときには」


ナツメ「畳むのがマナーだ」

47 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:41:28.39 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「」ﾇｷﾞﾇｷﾞ


ナツメ「」ﾀﾀﾐﾀﾀﾐ


ナツメ「では」


ナツメ「とうっ！！」ﾊﾞﾌｯ！


ナツメ「うわああああああああああああああああああああ」


ナツメ「うやああああああああああああああああああああああ」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

48 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:42:51.95 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「うおおおおおおおおおおおおおおお」ﾓｿﾞﾓｿﾞﾓｿﾞ！


ナツメ「うはあああああああああああああああああ」ｸﾝｸﾝｸﾝｸﾝ！


ナツメ「うううううううううううううううううううう」ﾊﾑﾊﾑﾊﾑﾊﾑ！

52 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:45:45.52 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「ベットの横にゴミ箱を置かない奴はいない」


ナツメ「だって誰しも物ぐさだからな」


ナツメ「寝たままゴミを捨てられる」


ナツメ「ゴミといっても」


ナツメ「いろいろだが」


ナツメ「そう」


ナツメ「ザ・ティッシュ」

55 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:49:12.19 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「う〜ん……」ｺﾞｿｺﾞｿ


ナツメ「……仕方ないよな」


ナツメ「年頃だもんな」


ナツメ「夜中は」


ナツメ「気が高まるもんな」


ナツメ「今はスマフォだってあるから」


ナツメ「なんの気なしに、お手軽にできちゃうもんな」

56 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:51:24.99 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「おや……これはもしや……」


ナツメ「……早朝か」


ナツメ「ふふっ、元気だな」


ナツメ「つまりは」


ナツメ「こいつはまだ生きている」


ナツメ「というわけだ」


ナツメ「鮮度は大事だ」

57 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:53:10.10 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「究極の二択だ」


ナツメ「さて……」


ナツメ「上と下どっちにしようか」


ナツメ「まあ」


ナツメ「こいつは」


ナツメ「生きているからな」


ナツメ「そこを考慮すると」


ナツメ「断然」


ナツメ「下だな」

59 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:55:21.84 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「レッドにつつまれて」


ナツメ「レッドの匂いをかぎながら」


ナツメ「レッドので……」


ナツメ「ふふふっ」


ナツメ「キョウは最高の友人です」


ナツメ「マチス（核爆）」

61 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 09:59:30.70 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「レッド……濃いよ……」ﾇﾙｯ


ナツメ「これを……」


ナツメ「ん……」ｸﾁｭｯ……


ナツメ「奥に……」ﾇﾌﾟﾌﾟ……


ナツメ「ん……」

62 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:02:20.44 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「今日もレッドを入れれた……」


ナツメ「毎日……」


ナツメ「入れちゃってる……」


ナツメ「レッド……」


ナツメ「ん……」ｸﾁｭｯ……ｸﾁｭｯ……


ナツメ「あ……」

63 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:06:17.66 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「いきそ……」


ナツメ「んんっ……」


ナツメ「くっ……」足ﾋﾟﾝｯ


ナツメ「ん……」ﾋﾞｸﾝ……


ナツメ「…………はぁ……」


ナツメ「レッド……」

64 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:08:25.60 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「……」


ナツメ「帰るか」


ナツメ「服を着てっと」


ナツメ「元あったようにいろいろ戻してっと」

65 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:11:46.10 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「よし」


ナツメ「でけた」


ナツメ「じゃ、帰るとしようか」


ナツメ「バイバイ」


ナツメ「レッド、ふふっ」ｶﾞﾁｬ


レッド「なにをしている」


ナツメ「」ﾊﾞﾀﾝ


ナツメ「……」


ナツメ「うん」

68 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:15:47.65 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「うん」


ナツメ「テレポートぉーーー！」


レッド「待て」ｶﾞｼｯ


ナツメ「いやああああああああああああああああああああ！！」


ナツメ「やめてええええええええええええええええええええええ！！！」


ナツメ「アイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ！！！」

70 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:19:53.85 ID:UjG57cVQ0
レッド「こっちに来い」ｽﾞﾘｽﾞﾘｽﾞﾘ


ナツメ「ひぎいいいいいいいいいいいいい！！！！」


レッド「……居間でいいか」


ナツメ「ひやああああああああああああああああああああ！！！！」


レッド「……」


レッド「座れ」


ナツメ「はい」（正座）

72 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:21:37.00 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「そうだった」


ナツメ「私」


ナツメ「実は」


ナツメ「メタモンなのだった」


レッド「ほお」

75 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:24:22.57 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「だから」


ナツメ「私はナツメじゃない」


ナツメ「ナツメじゃないんだ」


ナツメ「これはいわゆる」


ナツメ「ロスト・アイデンティティー」


レッド「へえ」

79 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:30:32.06 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「そういうわけで」


ナツメ「帰る」


ナツメ「おうちに帰って」


ナツメ「寝ます」


ナツメ「そういうことで」


ナツメ「テレポーートぉーーーー！」


レッド「」ｶﾞｼｯ


ナツメ「イヤーッ！！　イヤーッ！！　イヤーッ！！　グワーッ！！」

80 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:32:22.92 ID:UjG57cVQ0
レッド「へんしん」


ナツメ「……え？」


レッド「へんしん」


レッド「してみろよ」


レッド「できるだろ」


レッド「メタモンなら」


ナツメ「やってみる」


レッド「がんばれ」

81 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:34:18.14 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「へんしんのコツは」


レッド「ああ」


ナツメ「体細胞の気合的変化」


レッド「そうか」


ナツメ「うおおおおおおおおおおおお」


ナツメ「うりゃああああああああああああああ」


ナツメ「んなあああああああああああああああああ」

84 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:39:05.68 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「生命ってのは」


ナツメ「追い詰められて進化した」


レッド「そうだな」


ナツメ「キリンの首がまだ低かった頃」


ナツメ「届く範囲の葉っぱをみんな食べ尽くしてしまった」


ナツメ「エサがなくなり」


ナツメ「絶滅の危機に瀕した」

85 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:42:07.60 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「生きようとする意思はなによりも強い」


ナツメ「どこかの誰かの言葉だ」


ナツメ「キリンは」


ナツメ「首を長くした」


ナツメ「長くすることによって」


ナツメ「生き残ったんだ」


ナツメ「あきらめちゃいけない」

86 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:43:06.95 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「私も」


ナツメ「あきらめない」


レッド「そうか」


ナツメ「見ていて、レッド」

92 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:45:52.68 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「ぬわああああああああああ」


ナツメ「むおおおおおおおおおおおお」


ナツメ「うおおおおおおおおおおおおお」


ナツメ「燃えろおおおおおおおおおおおおお」


ナツメ「私のコスモおおおおおおおおおおおおお」


レッド「」ｽｯ


ナツメ「待って、待って！！　もうちょっと待って！！！　進化する、今進化するからぁ」


ナツメ「メガ進化ぁ！！」

94 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:50:15.37 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「……」


レッド「……」


ナツメ「今……」


ナツメ「進化した……」


ナツメ「私」


ナツメ「いや」


ナツメ「ネオ・私だ」

96 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:52:40.88 ID:UjG57cVQ0
レッド「そうか」


ナツメ「ダーウィンは正しかった」


レッド「よかったな」


ナツメ「今、目にものを見せる」


レッド「がんばれ」


ナツメ「いったいなににへんしんしようか……」


ナツメ「そうだな……」

99 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:55:58.60 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「サカキ……」


レッド「ほお」


ナツメ「サカキが……」


レッド「が？」


ナツメ「サカキがやっとの思いで硬便を出した……」


ナツメ「そんなサカキにへんしんする」

100 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 10:58:17.74 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「この丸椅子を洋式便器と見立てる」


ナツメ「ここに座る」ｽﾄﾝ


ナツメ「今からへんしんする」


ナツメ「目にものを見せてやる」

103 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:03:00.22 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「……」


ナツメ「ん……」ｷｮﾛｯ


ナツメ「んっ！　……」


ナツメ「んんん……」


ナツメ「んんんんんん！！！！」


ナツメ「グッ！！！！！！！！！」


ナツメ「……」


ナツメ「フッ……グイィ」


ナツメ「ジャー」


ナツメ「ばたん」

105 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:03:47.97 ID:UjG57cVQ0
レッド「それものまねだろ」


ナツメ「……」

107 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:08:19.43 ID:UjG57cVQ0
レッド「へんしんじゃないよな」


レッド「ものまねだろうが」


ナツメ「ぐ……」


ナツメ「待って……」


ナツメ「まだ」


ナツメ「持ちネタが……」


レッド「は？」

108 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:09:10.99 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「ち、ちがう」


ナツメ「ちゃっ、ちゃんとへんしんする！！」


ナツメ「１０……いや、１５分時間をくれ！！」


レッド「……いいだろう」


ナツメ「」ｸﾞｯ！

109 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:11:59.66 ID:UjG57cVQ0
１２分後


ナツメ「はぁはぁ……ッ！！」ｶﾞﾁｬ


レッド「あと三分」


ナツメ「い、今きが……いやっちがっ、へんしんする……！！」

111 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:13:57.75 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「」ｺﾞｿｺﾞｿ


ナツメ「できた」


ナツメ「エリカです」ｷﾓﾉｯ


ナツメ「レッドさん……」


ナツメ「お慕いしております……」

113 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:15:59.27 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「私姫カットだから」


ナツメ「似合うんじゃないかと思って」


ナツメ「古来の香り？」


ナツメ「えっとだな……」


ナツメ「どう……かな？」ﾁﾗｯ

114 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:18:31.94 ID:UjG57cVQ0
レッド「……」


ナツメ「えへへ」ｶｧｧｧｯ


レッド「……が」


レッド「どこが……」


レッド「どこがへんしんじゃボケがああああああああああああああああああああああ！！！！！」ﾁｬﾌﾞﾀﾞｲｶﾞｴｼ


がらがらがっしゃあああああああああああああああああああああああんんんんん！！！！！


ナツメ「きゃああああああああああああ！！！！！！」

115 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:20:53.97 ID:UjG57cVQ0
レッド「おんどりゃああこのボケがあああ」ｴﾘｸﾋﾞﾂｶﾐｯ


ナツメ「あああああああ落ち着いて落ち着いて」


ナツメ「あなた」


ナツメ「……」


ナツメ「ふふっ」ﾆﾔﾆﾔ


レッド「ぐわあああああああああああああああああ！！！」ｶﾞｸｶﾞｸ


ナツメ「きゃあああああああああああああああああああああ！！！！！！！」

117 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:23:38.22 ID:UjG57cVQ0
レッド「物が微妙に動いているから変だと思ってたんだあああああああああああああああ！！！！」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｯ！！


ナツメ「あああああああああああああああああああああああああああああ！！！！」


レッド「なんか布団はいつも湿ってるしいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｯ！！


ナツメ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！」


レッド「歯ブラシは変な味するしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！！」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｯ！！


ナツメ「いやあああああああああああああああああああああああ！！！！！」

120 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:29:06.91 ID:UjG57cVQ0
レッド「俺怒った」


レッド「本当に怒った」


レッド「ぬああああああああああああああああ！！！！」


ナツメ「償いは体でする」


ナツメ「うん」


ナツメ「私の体で」ｶｧｧｧｧｯ


レッド「ぐわぎゃあああああああああああああ！！！」ｼﾞﾀﾝﾀﾞｼﾞﾀﾝﾀﾞｯ！

124 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:33:42.45 ID:UjG57cVQ0
レッド「あああああああああああああ来いいいいいいいいいいいいいエリカあああああああああああ！！！！」


エリカ「はい」


レッド「エーフィエリカにあやしいひかりだあああああああああああああああ！！！」


エリカ「おおおおおおお！！」


レッド「さあ」


レッド「後悔しろ」


ナツメ「あ……あ……」

141 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:54:41.21 ID:UjG57cVQ0
レッド「しばらく、帰ってこない」


レッド「二日はいないな」


レッド「そのあやしいひかりも効果きれないから」


レッド「あと、あまりベットを汚すなよ」


レッド「じゃ、またな」ﾊﾞﾀﾝ、ｶﾞﾁｬﾘｯ！


ナツメ「いやあああああああああああああああああ！！！！！！！！」


エリカ「うふふふふふふふふふふ」

144 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 11:56:59.55 ID:UjG57cVQ0
エリカ「着物のナツメ……かわいい」


エリカ「ん……」ﾎｯﾍﾟﾆﾁｭｯ


ナツメ「やだああああああああああああああああああああ！！！！」

148 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:00:01.66 ID:UjG57cVQ0
レッド「……」


レッド「もういやだ……」


レッド「なんで俺には……」

151 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:06:52.00 ID:UjG57cVQ0
レッド「……」


レッド「どうしてこうなったんだろう」


レッド「どこでずれてしまったんだ……」


オーキド「レッドが選ばないからな」


レッド「はかせ……」

152 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:10:46.73 ID:UjG57cVQ0
オーキド「みんな、思いが募りすぎて」


オーキド「エスカレートした」


オーキド「おぬしが望んでいるのは」


オーキド「晴れた日にピクニックにいくような、喫茶店で楽しくお話するような」


オーキド「何気ない日常だったはずじゃ」

153 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:14:45.85 ID:UjG57cVQ0
オーキド「ナツメはストーカーと化し、エリカは手段を選ばず、イエローは病んだ」


オーキド「これもみな」


オーキド「おぬしの決断力の無さ故じゃ」


オーキド「すべてを捨てて、先に進もうにも、おぬしには無理じゃ」


オーキド「そういう男なのだからのぅ」

154 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:17:13.46 ID:UjG57cVQ0
レッド「……」


レッド「帰ろう……」


……

156 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:19:31.65 ID:UjG57cVQ0
レッド「ただいま……」


ナツメ「いた……いたい……よぉ……」


エリカ「私……私は……あははははははは……」


レッド「……」


レッド「なあ……」

157 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:21:32.70 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「おしりが……あぁぁぁ……」


エリカ「あはははははははははは」


レッド「俺はどうすればよかったんだ」


レッド「俺は普通がよかったんだ」


レッド「ハーレムなんか嫌だった」

158 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:23:45.25 ID:UjG57cVQ0
イエロー「レッドさん！」ﾋﾟｮｺﾝ


イエロー「僕がいますよ！！」


イエロー「ねえねえ、レッドさーん！！」ｽﾘｽﾘ


レッド「あぁぁぁぁ……」


レッド「俺さああ……」


レッド「どうしてたらさああ……」

159 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:26:54.37 ID:UjG57cVQ0
レッド「ナツメ……」


ナツメ「あぁぁぁ……」


レッド「ナツメ……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ナツメ「あぁぁぁぁレッドぉぉぉ……温かいぃぃぃぃ……」


レッド「ああ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

162 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:32:55.40 ID:UjG57cVQ0
エリカ「あはははははははははははは」


レッド「エリカはさ……」


レッド「心も仕草も……さりげなくて……綺麗だったよな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


エリカ「あはははははははははははは」

163 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:34:54.00 ID:UjG57cVQ0
イエロー「レッドさん」


イエロー「僕ね」


イエロー「レッドさんが好きです！！」


レッド「ありがとな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


イエロー「レッドさんレッドさん」

164 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:39:44.78 ID:UjG57cVQ0
レッド「……」


レッド「そうだな」


レッド「そういうことなんだ」


レッド「エーフィ」


レッド「ナツメとエリカとイエローにあやしいひかり」


レッド「お互いの存在を頭から消してやってくれ」


レッド「……」


レッド「あとは俺がやる」


レッド「俺がやるんだ」

165 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:43:55.35 ID:UjG57cVQ0
数日後


レッド「おはよう、ナツメ」


ナツメ「おはようレッド。見てくれ、お前にもらったこのエプロン」


ナツメ「似合わないか？」ｸﾙｸﾙ


レッド「あぁ、似合ってるよ」


ナツメ「ふふっ、これをつけたからには力の限り朝食を作るからな」


レッド「ああ」


エリカ「レッド、おはようございます」


レッド「おはよう、エリカ」

167 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:48:31.51 ID:UjG57cVQ0
エリカ「昨夜はどちらに行かれたのですか？」


レッド「ちょっと散歩したくなってな」


エリカ「急にベットからいなくなるもんだから……」


イエロー「レッドさぁーん！！」


イエロー「昨日の夜は楽しかったですね！」


イエロー「深夜にしか顔を出さないポケモンにはあまり会えないですもんね！」


レッド「あぁ、楽しかったな」


エリカ「そう……昨夜はどこまで散歩を？」


レッド「マサラタウンの郊外までだよ」

168 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:52:47.54 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「朝食できたぞー」


ナツメ「今日はハンバーグだー」


レッド「朝から豪勢だな」


ナツメ「朝食は大事だからな！」


エリカ「あら、レッド。朝から随分と重たいものを食べますのね」


レッド「ちょっと食べたくなってな、作ったんだ」


イエロー「レッドさん、昨日の夕食の残りを温めますね」


レッド「あぁ、頼むよ」

169 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:56:23.00 ID:UjG57cVQ0
グリーン「レッド……いるか？」


レッド「おはよう、グリーン」


ナツメ「おはようグリーン」


エリカ「あら、おはようございますグリーンさん」


イエロー「おはようございますグリーンさん！」


グリーン「あ、あぁ。おはようナツメ、エリカ、イエロー」

170 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 12:57:05.68 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「エリカとイエローってだれだ？」


エリカ「ナツメとイエローってどなたですか？」


ナツメ「ナツメとエリカ？」


レッド「名前を呼ぶときには一人ずつな」


グリーン「すまない……」

175 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 13:16:29.56 ID:UjG57cVQ0
グリーン「レッド」


グリーン「無理だ」


グリーン「土台無理な話だったんだ」


グリーン「お前一人で三人の人生を支えられるか！！」


レッド「やるんだよ」


グリーン「……できるわけない」


レッド「いまさらなあ……」


レッド「俺がもっと早く決断していればなあ」

176 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 13:20:55.95 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「……あれ？」


レッド「あ、やば」


ナツメ「エリカ、イエロー？」


レッド「エーフィ、あやしいひかり」


ナツメ「ああああああああ」


グリーン「……」

179 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 13:28:28.41 ID:UjG57cVQ0
レッド「俺は……俺は……」


グリーン「くっくっく……」


レッド「なにがおかしい！！」


グリーン「あっはっはっはっはっ！！！」

180 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 13:29:10.72 ID:UjG57cVQ0
レッド「グリーン！！！」


グリーン「傑作だ」


レッド「お前になにがわかるってんだよおおおおお！！」


グリーン「だって」


グリーン「こいつら」


グリーン「メタモンなんだぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


レッド「……は？」

181 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 13:31:45.12 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「」ﾎﾟﾝ


エリカ「」ﾎﾟﾝ


イエロー「」ﾎﾟﾝ


メタモン×３「メタメタ」


レッド「」


グリーン「うわっはっはっはっwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


オーキド「ほっほっほっほっほっ引っかかりおったわwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ｶﾞﾁｬ

183 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 13:34:03.71 ID:UjG57cVQ0
グリーン「やるんだよっ」ｷﾘｯ


オーキド「ぶわっはっはっはっはっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


レッド「」

184 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 13:36:24.03 ID:UjG57cVQ0
レッド「だれだ……」


レッド「だれが……こんなことを……」


ブルー「はぁい」窓からﾆｭｳｯと


レッド「ぶるうううううううあああああああああああああああ！！！」


ブルー「あはははははははwww」

185 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 13:38:54.76 ID:UjG57cVQ0
ブルー「ハーレムなんか嫌だった」ｷﾘｯ


ブルー「思い上がりも甚だしいわwwwwww」


ブルー「だからちょっとその鼻っつらをへし折りたかったのwwwwww」


レッド「んなああああああああああ！！！」ｼﾞﾀﾝﾀﾞｼﾞﾀﾝﾀﾞ

188 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 14:03:06.73 ID:UjG57cVQ0
ブルー「でもね」


ブルー「私は手をかしただけ。メタちゃんたちを使っただけよ」


ブルー「監修監督はこ・ち・ら♪」


ナツメ「よう、レッド」


レッド「あぁぁ……お……おま……」


ブルー「でもなんでロケット団の服装を？」


ナツメ「こっちのほうが気分出るだろ？」

191 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 14:08:10.35 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「レッド、どうだ」


ナツメ「楽しめたか」


ナツメ「私はずっとお前の部屋に忍んで、一挙一動を見ていた」


ナツメ「私もずいぶんと馬鹿にされたもんだなあ」


ナツメ「この私があんなにわかりやすく忍び込むと思っていたのか」


ナツメ「ハハハハハハハハ」


レッド「」

192 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 14:09:47.79 ID:UjG57cVQ0
ブルー「はいはい、これにて部外者は退散よ」


メタモン「メタメタ」


グリーン「いや〜レッドの思い上がりったらwwwwwwwwwwwww」


オーキド「俺ってモテモテと思っているんじゃろwwwwwwwwwww」


ぞろぞろぞろ……


レッド「」

193 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 14:12:37.39 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「よっと」（窓の外から跳び行ってくる）


ナツメ「まあ」


ナツメ「なんだ」


ナツメ「お前は所詮その程度だ」


ナツメ「ハハハハハハハハ」


レッド「あ……あぅ……」

195 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 14:16:15.20 ID:UjG57cVQ0
レッドの部屋


ナツメ「ここだ、ここにずっと忍んでいた」


ナツメ「お前んとこの天井を掘り抜いてだな」


ナツメ「天井裏を作ったんだ」


ナツメ「あとは天井から家全体を透視して眺めていた」


ナツメ「何回か吹き出したんだが」


ナツメ「気づけなかったようだな」


レッド「もう……いいだろう……」

197 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 14:21:38.44 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「もういい？」


ナツメ「なんだ、これからだろう？」


レッド「聞きたくない……」


ナツメ「ハハハハハハハ」


ナツメ「レッド、お前はなあ」


ナツメ「こんなもんだ」


ナツメ「ちょいとポケモンバトルが強いかもしれんが」


ナツメ「ただそれだけだ」

198 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 14:23:52.93 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「三人の人生をしょって立てるほど強くない」


ナツメ「一人を選ぶことさえできない」


ナツメ「やることなすこと遅すぎる」


ナツメ「やる気は買うが」


ナツメ「まあ」


ナツメ「ぜんぜんなっちゃいないな」

199 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 14:26:01.82 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「そんなちんけな男が」


ナツメ「思い上がって」


ナツメ「図に乗って」


ナツメ「自分を壊して」


ナツメ「友人にまで暴言をふるって」


ナツメ「ハッ」


ナツメ「お笑い種だ」

200 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 14:28:15.91 ID:UjG57cVQ0
ナツメ「やーいやーい」


ナツメ「甲斐性なーし」


ナツメ「へたれー」


ナツメ「おこりんぼー」


ナツメ「おもいあがりー」


レッド「うっ……うぐ……うぅぅ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

212 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 15:43:29.24 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「そんなちっぽけな男がだ」


ナツメ「エリカの、凛としていて、決して表には出さない、熱い気持ちを受け止められるのか？」


ナツメ「イエローの、とても真っ直ぐで、心の奥底まで透き見るような瞳を見つめ返すことができるのか」


ナツメ「無理だ」


ナツメ「あいつらに応えられない」

214 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 15:50:45.00 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「ハハハハ」


ナツメ「見せてみろ」


ナツメ「どんなツラか」（レッドの顎を掴んで振り向かす）


レッド「やっ……めっ……見……な……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


ナツメ「ハハハハハ」


ナツメ「くやしいか？」


ナツメ「くやしかったか？」


ナツメ「泣〜き虫毛〜虫、はさんで捨〜てろ」


レッド「うぅ……ぐっ……うる……さ……うぐっ……」

217 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 15:55:30.34 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「まあ」ﾋｮｲ


ナツメ「そう」


ナツメ「捨てたもんじゃないが」ベットにﾄﾞｻｯ


レッド「な……あ……？　や……ど……けぇッ！」


ナツメ「い〜や」

219 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 15:57:46.78 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「レッド」


ナツメ「レッド」


ナツメ「お前は非力だ」


ナツメ「泣き虫だ」


ナツメ「選べない、支えられない、進めない」


ナツメ「どうしようもない男だ」


ナツメ「一人じゃな〜んもできない」


ナツメ「弱い男だ」


ナツメ「だからな」

224 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:03:16.90 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「私が連れてってやる」


ナツメ「一人じゃ歩けないお前の手を掴み取り、引っ張ってやる」


ナツメ「その代わり」


ナツメ「奪われろ」


ナツメ「私に根こそぎ奪われろ」


ナツメ「今から未来に至るすべての時間、お前自身、感情、肉体、精神」


ナツメ「一切合切を私に奪われろ」


レッド「うっ……うっ……」

227 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:08:23.31 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「なぁ……レッド……」（レッドの頬を指先で撫でる）


レッド「や……っ」


ナツメ「悪いようにはしない」


ナツメ「安心させてやる」


ナツメ「だからな」


ナツメ「負けを認めろ」

229 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:11:34.45 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「お前は負けたんだ……」


ナツメ「エリカに、イエローに、ブルーに、グリーンに、オーキドに」


ナツメ「そしてなにより」


ナツメ「私に」


レッド「うっ……うっ……ちくしょお……っ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

230 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:14:13.91 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「レッド」


ナツメ「レッド」


ナツメ「認めるな……？」


レッド「……」


ナツメ「ふふっ」


ナツメ「ここはもう」


ナツメ「限界か？」ｻﾜｯ……


レッド「あ……」

231 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:16:31.43 ID:ycmK+Hpd0
レッド「……」


レッド「……」


レッド「……」


レッド「……」ｺｸﾝ


ナツメ「そうか……」


ナツメ「レッド……」

234 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:19:50.23 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「レッド……」


ナツメ「大丈夫だ……」


ナツメ「お前のすべてを奪う代わりに」


ナツメ「私のすべてをくれてやる……」


ナツメ「レッド……」


ナツメ「目を閉じて」


ナツメ「口を開けろ……」

235 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:22:29.69 ID:ycmK+Hpd0
ナツメ「今……」


ナツメ「キスするから……」


ナツメ「唇を合わせ……」


ナツメ「舌を絡めるんだ……」


ナツメ「わかったな……」


ナツメ「レッド……」


ナツメ「ん……」


レッド「ん……」

236 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:23:08.07 ID:ycmK+Hpd0
……

237 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:23:57.10 ID:ycmK+Hpd0
キョウ「ナツメは大変なところに忍び込みました」

239 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2013/09/12(木) 16:25:08.92 ID:ycmK+Hpd0
キョウ「それはレッドの心です」


キョウ「にんにん！」