しんのすけ「オラ、やわらかいお肉がたべたいゾ」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 12:15:17.34 ID:AfYyjBo50 しんのすけ「かーちゃん、オラ久しぶりに柔らかくておいしいお肉食べたいゾ」 みさえ「あらいいわね。でも今月ピンチなのよね〜」チラッ ひまわり「あーうー」 みさえ「……しんちゃん?どうしてもお肉が食べたい?」 しんのすけ「そりゃほっぺが落ちるようなおいしいお肉が食べたいですな!」 みさえ「……そう」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 12:19:45.63 ID:AfYyjBo50 みさえ「んー…でもパパの安月給じゃ無理ね」 しんのすけ「かーちゃんのケチ!妖怪おケチババア!」 みさえ「…文句があるならパパに言いなさい?」 しんのすけ「かーちゃんのやりくりが下手くそなんだぞ!」 みさえ「…………」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 12:25:40.02 ID:AfYyjBo50 ゴチン!! しんのすけ「うぅ痛いゾ…」 みさえ「バカなこと言ってないで早くシロの散歩に行きなさい」 しんのすけ「もーすぐ手が出るんだから!」 みさえ「さーて私は夕飯の支度しなきゃ」チラッ ひまわり「たーい」 みさえ「ねーひまちゃん」ニコッ 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 12:35:33.87 ID:AfYyjBo50 しんのすけ「ただいマンボウ〜うーマンボウ!!」 みさえ「おかえり」 しんのすけ「オラお腹ぺこぺこだゾ」 みさえ「もうちょっとしたらパパも帰ってくるから「家族みんな」でご飯を食べましょう」 しんのすけ「とーちゃん早く帰ってこないかな」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 12:46:42.93 ID:AfYyjBo50 ひろし「ただいまー」 しんのすけ「とーちゃんおかえりー」 みさえ「おかえりなさいアナタ」 ひろし「いい匂いがするな。今日はシチューか?」 みさえ「そうよ。よく煮込んだから美味しいわよ」 ひろし「それは楽しみだな。行くぞ、しんのすけ。ご飯にしよう」 しんのすけ「……」 ひろし「どうしたんだ?」 しんのすけ「………………」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 12:58:20.90 ID:AfYyjBo50 みさえ「あーアナタの靴の臭いで気絶してるわ!」 ひろし「なにっ!しんのすけーーー!!もどってこーい!!」 しんのすけ「………………うぅ、熊本のじーちゃんが川の向こうで手を振ってたゾ」 ひろし「まだじーちゃんは生きてるぞ」 みさえ「もーバカなことばっかり言ってるんだから、はやくシチューを食べましょう!冷めちゃうわ!」 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 13:01:07.43 ID:AfYyjBo50 ひろし「おーうまいシチューだな」 しんのすけ「カーチャンも腕を上げましたなぁ」 みさえ「でしょー?今日のは自信作なんだから!いっぱい作ったからたくさん食べてね」 しんのすけ「そーいえばヒマはどうしたんだゾ」 ひろし「そういえばさっきからいないなぁ」 みさえ「…」 みさえ「隣の部屋で寝てるのよ。今日は遊び疲れたみたいだから起こさないであげて」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 13:15:30.06 ID:AfYyjBo50 しんのすけ「そーいえばとーちゃん」 ひろし「どうしたしんのすけ」 しんのすけ「オラ、久しぶりに美味しいお肉が食べたいぞ!」 ひろし「久しぶりに焼き肉とかいいなぁ!それを冷えたビールできゅうっと…」 しんのすけ「でもカーチャンがトーチャンの安月給じゃ無理だって言ってたゾ…」 みさえ「ちょっとしんのすけ…」 ひろし「でも食費はちゃんと入れてるだろ?」 みさえ「…高級なお肉を買うような余裕は無いわ」 ひろし「それは上手にやりくりしてないからだろ!大体俺の年収で安月給はないだろ!」ガンッ みさえ「なによ!私だって節約してるのに!」ガンッ しんのすけ「ちょっと…とーちゃんもカーチャンも怖いゾ…」 ひろし「…俺はもう寝る」ガタッ ひまわり「ふえぇぇぇぇぇぇん」 しんのすけ「あぁ大声出すからひまわりが起きちゃったゾ」 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 13:26:12.51 ID:AfYyjBo50 しんのすけ「とーちゃんは朝早くに何も言わず会社にいったゾ」 しんのすけ「かーちゃんは怒ってるみたいだゾ」 しんのすけ「ひまわりも元気ないし…おらの余計なひと言のせいだゾ…」 まつざか先生「しんのすけくーん幼稚園いくわよー」 しんのすけ「…わかったゾ」 まつざか先生「あら?元気ないじゃない?」 しんのすけ「子供にも色々あるんだゾ」 まつざか先生「…よくわかんないけど元気出しなさい!あんたが元気ないとこっちまで暗くなるわ」 しんのすけ「…梅さん」 まつざか先生「梅さん言うな」ゴチン みさえ「…高級なお肉って言ったら「まつざか牛」よね」ニヤリ 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 13:36:05.85 ID:AfYyjBo50 しんのすけ「うぅ…おうちに帰りたくないゾ」 しんのすけ「公園でカスカベ防衛隊のみんなと遊ぶゾー」 マサオ「またねーしんちゃーん!」 かざま「また明日なー」 ぼーちゃん「ぼーーー!」 しんのすけ「……もう帰らなきゃ」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 13:42:23.32 ID:AfYyjBo50 しんのすけ「…ただいまー」 みさえ「おかえり!どうしたの遅かったじゃない?」 しんのすけ「あれ?かーちゃん怒ってないの?」 みさえ「昨日はごめんね?今日はパパとちゃんと仲直りするから」 しんのすけ「オラ、怒ってないカーチャンの方が好きだゾ」 みさえ「今度からパパともっと仲良くするからね」 ひまわり「たーい」 みさえ「ねーひまちゃんも仲良しでちゅよねー」 ひまわり「たたたーい!」 ガチャ ひろし「…」 みさえ「おかえりなs…後ろになに持ってるの?」 しんのすけ「…とーちゃん?」 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 13:46:19.09 ID:AfYyjBo50 ひろし「…昨日はすまなかった!帰りに松坂牛買ってきたんだ。みんなで食べよう」 みさえ「えぇあなたも!?」 みさえ「私も仲直りしようと思ってヘソクリで松坂牛を…」 ひろし「………………」 みさえ「………………」 ひろしみさえ「……んふふ」 ひろし「同じこと考えてたんだな」 みさえ「なんだかんだこういう所が似てるのよね、私たち」 ひろし「しんのすけ!今日は思う存分食べていいからな!」 しんのすけ「うっほほーーーい!!」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 13:46:55.25 ID:AfYyjBo50 しんのすけ「さすがいいお肉は美味しいですなぁ」 ひろし「…今度からもうちょっと焼き肉とか食べられるようにしてやるからな」 しんのすけ「…オラ、ほんとにたまーにでいいゾ。カーチャンのシチューも好きだし」 しんのすけ「皆で笑いながら食べるご飯ならなんでも好きだゾ」 ひろし「…そうか。よし、今日はとーちゃん飲んじゃうぞー!」 みさえ「あらアナタ、飲みすぎないでよ」クスクス ひまわり「たーーーーい」 しんのすけ「シロにもお肉あげていい?」 ひろし「シロも家族だからな」 シロ「クーーーン」 しんのすけ「やっぱりオラは幸せもんだゾ」        終わり 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 13:48:30.57 ID:AfYyjBo50 くぅ〜疲れましたw これにて完結です! 実は、マジキチSSばかりの現状を悲観したのが始まりでした 本当はマジキチ鬱エンドが好きなのですが← マジキチだけがクレシンSSじゃないぞと流行りのネタで挑んでみた所存ですw 以下、みさえ達のみんなへのメッセジをどぞ みさえ「みんな、見てくれてありがとう ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」 まつざか「いやーありがと! 私のかわいさは二十分に伝わったかしら?」 しんのすけ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいゾ・・・」 ひろし「見てくれありがとな! 正直、作中で言った私の気持ちは本当だぜ!」 ひまわり「・・・たーい」ファサ では、 みさえ、まつざか、しんのすけ、ひろし、ひまわり、光彦「皆さんありがとうございました!」 終 みさえ、まつざか、しんのすけ、ひろし、ひまわり「って、なんで光彦が!? 改めまして、ありがとうございました!」 本当の本当に終わり 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/18(木) 14:02:52.06 ID:AfYyjBo50 「ウチの娘の入園のことで先生に相談が…」 「えぇ、出来れば同じ幼稚園に入れてあげたいと思って…」 「はい、本来ならそちらに伺うべきだと思ったのですが…」 「上の子のように発達障害があるかもしれなくて…」 「えぇ、はい…ですから出来れば幼稚園よりこちらでお話したくて」 「ところで先生?××××××××××」 「あれ?おじさんこんばんは!」 「××ちゃんならもう帰りましたよ?」 「えぇまだお家に帰ってないんですか」 「××ちゃんの行きそうな所ですか?」 「公園かなぁ…」 「場所が分からないんですか?ならわたしが道案内します!」 「わたしも防衛隊のメンバーですから」 「防衛隊っていうのは………」 本当の本当に終わり