長門「夏は股間が痒くなる」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 05:05:59.20 ID:pSJkGkuZ0 キョン「……えっ」 長門「痒くなる」 キョン「なんでそんなことを俺に言うんだ?」 長門「夏は股間が痒くなる」 キョン「長門?」 長門「貴方は先の事件で両腕骨折をしていて股間を掻けない」 長門「つまりはわたしが貴方の股間を掻くべき」 キョン「いや、別に痒くないが」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 05:15:16.16 ID:pSJkGkuZ0 長門「遠慮しなくていい」 キョン「遠慮はしてないが」 長門「学生ズボンを脱がす許可を」 キョン「許可しません」 長門「許可を」 キョン「許可しないと言ってるだろ」 長門「情報思念対にアクセス……この応答は一緒の照れ隠しと判断」 キョン「えっ」 長門「よってズボンを脱がす」スリズリ キョン「ちょっ!」スリズリスポーン!! 長門「ズボンを脱がすことに成功、これより股間掻きに入る」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 05:23:56.81 ID:pSJkGkuZ0 キョン「ちょっ……あっ……」 わたしは彼のパンツの中に手を挿入し陰茎の周りを掻くことに専念する。 陰茎や睾丸に触れないように慎重に周りの皮膚を掻く。 彼は気持ち良さそうな表情しながら目を瞑っている。 長門「どこか痒いところは?」 キョン「な、長門……やめ」 長門「痒いところは?」 キョン「……竿のところが……」 長門「了解した」スポーン!! わたしは彼のパンツを脱がし陰茎に手を這わせた。 長門「これでいい」カリカリ キョン「ああ、気持ちいいよ長門」 どうやら彼は喜んでるようだ。 テレビから流れるCMで見た情報は間違っていなかったようだ。 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 05:34:53.25 ID:pSJkGkuZ0 長門「他にして欲しいことは?」カリカリ キョン「……いや、特には」ソワソワ 答える彼の股間は既に膨張していた。 これは地球人類に於ける興奮の合図。 長門「……興奮してるの?」カリカリ キョン「はっ!? いいいいいやそんなことはない!!」 そう答えながらも彼の陰茎は血管を浮き出せながら更に膨張する。 長門「陰茎の膨張は人類の性的興奮の現れだと学習した」カリカリ キョン「いや、それは……んっ」 反論しようとする彼の陰茎の先から透明な液体が流れ出る。 検索……検索完了……尿道球腺液と言うらしい。 これは男性が性的興奮を感じると尿道球腺から尿道内に分泌される。 つまり、彼はわたしに性的興奮を感じている? 長門「……あなたはわたしに性的興奮してる?」カリカリ キョン「なっ!? そそそそそそそそそんなわけないじゃないか!!」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 05:50:43.01 ID:pSJkGkuZ0 長門「そう」カリカリ しかし、あらゆる情報を検索しても彼の今の状況は性的に興奮してると示している。 キョン「ううっ……長門! もう痒みは収まった!!」 長門「本当に?」 キョン「ああ、大丈夫だ……あ、ありがとうな長門」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 06:05:27.17 ID:pSJkGkuZ0 長門「本当に?」カリカリ キョン「んひぃ!!」 長門「今の反応、どう見ても性的興奮しているようにしか見えない」カリカリ キョン「いいいいいいや、そそそさんなことないぞぉ!」 長門「本当に?」カリカリ キョン「おうんっ!!」 長門「陰茎の先端から液が止めどなく出ている、これは間違いなく性的に興奮をしている」カリカリ キョン「……違うぞ!! 俺は股間が痒くなるとちんちんの先っぽから液が出る特殊体質なだけだ!」 長門「ならば液が出なくなるまで掻く必要がある」カリカリ ここでわたしは陰茎に初めて手を添わせる。 彼の陰茎は先ほどより膨張し、限界のようだ。 キョン「な、長門っ……そ、そこは……」 長門「陰茎の膨張はここまで?」カリカリ キョン「それが俺の最大限だ……」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 06:10:33.60 ID:pSJkGkuZ0 長門「射精したい?」 キョン「えっ……あ、ああ、射精したい」 長門「陰茎を口にくわえる許可を」カリカリ キョン「く、くわえてくれ……」 そう彼が答えわたしが彼の陰茎をくわえようとしたその時、部室の扉が開かれた。 ハルヒ「ああー!! 今日も暑いわねー!!」 わたしは光よりも速い速度で自分の定位置に戻る。 横目で見た彼はパソコンの前でコソコソとパンツとズボンを履いていた。 ハルヒ「ん? なんであんたあたしの席に座ってんのよ!」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 06:18:46.71 ID:pSJkGkuZ0 キョン「あ、いや、少し調べ物があってだな……」ハキハキ ハルヒ「はやくどきなさいよ!」 キョン「あ、ああ」 返事をしながら前屈みで立った彼の股間に目をやる。 どう見ても膨らんでいるしズボンのチャックまで開いている。 ハルヒ「ん? なんであんた前屈みなの?」 キョン「いいいいや朝から少し腰が痛くてな、はははは」 ハルヒ「まったく……そ、それにチャック開いてるわよ! SOS団団員として恥ずかしいわ!!」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 06:20:32.78 ID:xelOzXkg0 あれ?両手骨折は? 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 06:25:44.80 ID:pSJkGkuZ0 >>20 あ、足で閉めました!足で閉めました!足で閉めたのは神様仏様も知ってのとおりです! 別に先に書いたことを忘れていたわけではないですの! キョン「あ、ああ、すまない。今後気をつける」 涼宮ハルヒに返事をしながらズボンのチャックを閉めつつ彼は私のほうを見る。 わたしは彼に対して陰茎を舐めるように舌を動かしてみせた。 キョン「……っつ」 彼は残念そうな恥ずかしそうな悔しそうなよくわからない顔をしながら自分の席につく。 ハルヒ「みくるちゃんと古泉くんはまだみたいね」 キョン「古泉は先生に呼ばれて遅れるそうだ、さっき会った時に伝えてくれと頼まれてた」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 06:33:30.64 ID:pSJkGkuZ0 そう、涼宮ハルヒに答えながら座る彼に視線をやる。 目が合う。わたしは先のように陰茎を舐める仕草をしてみた。 キョン「……」 彼は無視をすることに決めたらしい。 しかし、股間は盛り上がったままだ。 長門「……」ガタッ ハルヒ「有希どうしたの?」 長門「トイレ」 ハルヒ「ああ、いってらっしゃい」 部室を出る間際に彼の方に視線を送る。 彼はわたしをいやらしい目で見つめていた。 そんな彼にわたしはウィンクというものをしてみた。 これは人類にとってはお誘い等の合図らしい。 キョン「!?」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 06:41:45.63 ID:pSJkGkuZ0 彼の驚く顔を見ながらわたしはトイレに向かった。 キョン「うぐぐ……」 ハルヒ「どうしたのキョン?」 キョン「は、腹が痛い」 ハルヒ「はぁ? 早くトイレに行ってきなさいよ」 キョン「すまん」 ハルヒ「自分でズボンとか脱げるの?」 キョン「足でどうにかなるから大丈夫だ」 ハルヒ「……器用ね」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 06:59:50.13 ID:pSJkGkuZ0 ―男子トイレ― キョン「長門ー……いるのか?」 長門「一番奥の個室」 鍵を開け彼を招く。 長門「鍵を閉めて」 キョン「ああ……それで……」 長門「さっきの続きする?」 キョン「い、いいのか?」 長門「あなたが喜んでくれるならわたしも嬉しい」 キョン「な、長門ぉ!!」 興奮しながら彼は足で器用にズボンを脱ぐ。 ベルトまで足で外すとは人類の可能性は無限大なのだと改めて確認させられる。 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 07:10:46.14 ID:pSJkGkuZ0 キョン「……頼む」 天を突かんばかりに膨張した彼の陰茎。 わたしはそれを口に含む。 長門「んっ……あむっ……」 キョン「これがフェラチオ……」 どうやら彼は口淫は初めてらしい。 長門「んむっ……口淫は初めて?」 キョン「えっ……ああ、というか女の子と性的なことなんて……」 彼は性交渉の経験がない……つまりは童貞。 これは、ここで手込めにしてしまえばわたしの一人勝ち? 長門「そう……んむむっ……ちゅぴっ……」 キョン「くっ……」 更に彼の陰茎が膨張する。 射精が近い。 長門「ちゅぱっ……射精するの?」 キョン「もう……我慢できそうにない……で、射精る!!」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 07:13:46.97 ID:pSJkGkuZ0 喉の奥まで陰茎を押し込まれる。 精液が口内に広がる、苦い。 わたしは思わず歯を食いしばってしまった。 キョン「んぎゃああああああああああ!!」 ブチブチブツン 気づくと彼の陰茎は根元からなくなっていた。 キョン「…………」ブクブク 泡を吹いて倒れる彼。 わたしは口にくわえた彼の陰茎を彼の口にくわえさせて救急車を呼んだ。 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 07:15:34.98 ID:pSJkGkuZ0 ―後日 部室― ハルヒ「しかしまだキョンは退院しないのかしら?」 古泉「どうやら男の子自身をなくしたことがメンタルにかなりダメージを及ぼしてるようで……」 ハルヒ「でも、不能がSOS団員ってのは箔がつくわね!高校生男子でおちんちんないなんて滅多にいないし!」 朝比奈「おちんちんだなんて涼宮さん……///」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/17(水) 07:16:30.27 ID:pSJkGkuZ0 あの日、救命士が着たときわたしはこう説明した。 長門「女子トイレで排泄をしていたら隣の男子トイレから叫び声が聞こえた」 長門「駆けつけてみると同じ部活の男子生徒が自身の陰茎を口にくわえ倒れていた」 長門「恐らく、両手骨折によるストレスでセルフ淫口で誤って噛み千切ってしまったものと思われる」 結局、救命士や医者はそれで納得したようだった。 彼も色々な要因でわたしに噛み千切られたなどと言うことはできないはず。 ハルヒ「まあ、きんたまは無事だから子供は作れるでしょ?」 古泉「え、ええ、そうですね」 ハルヒ「それならいいのよ」ニマニマ どうやら噛み千切ったのは涼宮ハルヒの意志によるものらしい。 わたしには感情はないが、それでもこう思う……まったく迷惑な神様だ。 おわり