デント「アイリスうざいし無視しない?」サトシ「オッケー!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 16:37:03.74 ID:fqNhbHhQ0 アイリス「ちょっと〜まだ次の街に着かないの!?」 デント「マップによるとこの辺りなんだけど…」 アイリス「迷子になったんじゃないの!?もうしっかりしてよ!」 サトシ「さすがに疲れてきたなあ」 ピカチュウ「ピッカァ〜…」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 16:43:05.75 ID:fqNhbHhQ0 サトシ「仕方ない、ここで野宿しようぜ」 ピカチュウ「ピカ!」 アイリス「ええ!?信じられない!絶対嫌だからね!」 デント「そうは言っても…夜の森をさまようのは危険過ぎるよ」 サトシ「だな、明日の朝にこの森を抜けようぜ」 アイリス「嘘でしょ!?もうクタクタなのに野宿なんて…こうなったのはデントのせいよ!」 デント「ええっ!?」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 16:48:42.00 ID:fqNhbHhQ0 アイリス「そのマップ間違ってるんじゃないの!?」 デント「そんな事ないと思うけど…」 アイリス「なによその言い方は!?もうしっかりしてよ!誰のせいでこんな所で寝なくちゃいけないと思ってるの!?」 サトシ「おいもういいだろ、迷ったのは誰のせいでもないよ」 ピカチュウ「ピカー」 アイリス「なによ!大体サトシだってデントに任せっきりなのが悪いんでしょ!?」 サトシ「なんだと!」 ピカチュウ「ピカ…」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 16:52:35.78 ID:fqNhbHhQ0 サトシ「そう言うアイリスだってデントのせいにしてばかりだろ!」 アイリス「どう考えたってマップ見てたのに迷ったデントのせいでしょ!」 デント「ご、ごめん…でもアイリスだって何もしないのに怒ってばかりじゃないか」 アイリス「逆ギレなんてしないでよ!男のくせに!」 サトシ「アイリスの方こそ全然女の子らしいことなんてしてないじゃないか!」 ピカチュウ「ピカピ!」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 16:54:57.55 ID:fqNhbHhQ0 ピカチュウ「ピカ!ピカチュ!」 サトシ「…そうだなピカチュウ、喧嘩したって何の解決にもならないな」 ピカチュウ「ピカ!」 デント「…もう暗いし寝ようか、皆おやすみ」 アイリス「…」 サトシ「ああ、おやすみ」 ピカチュウ「ピカチュ」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 16:58:47.20 ID:fqNhbHhQ0 アイリス(あ〜あ、ポケモンセンターに着いていれば今頃ベッドで眠れたのに…) アイリス(…美味しいご飯だって食べられたのに) アイリス(…やっぱりどう考えてもデントのせいよ、私は間違ってない) アイリス(明日起きたら思いっきり文句言ってやる!) 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:03:19.61 ID:fqNhbHhQ0 サトシ「明日は早く起きないとな」 デント「うん…」 サトシ「気にすんなよ!俺は何とも思ってないぜ」 デント「ねえサトシ…」 サトシ「うん?」 デント「アイリスについて提案があるんだけど」 サトシ「えっ?なんだよ」 デント「アイリスの事を無視しない?」 サトシ「えっ!?」 ピカチュウ「ちゃ〜」スヤスヤ 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:07:26.07 ID:fqNhbHhQ0 サトシ「無視って…それは駄目だろ」 デント「でも…」 サトシ「まあ気持ちは分かるけどさ、そういうのはやめようぜ」 デント「そ、そうだね…ごめん僕どうかしてたよ」 サトシ「いいよ、さあもう寝ようぜ」 デント「そうだね」 ピカチュウ「ちゅう〜」スヤスヤ 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:10:56.15 ID:fqNhbHhQ0 ピカチュウ「ピッカチュ!」 サトシ「おっ!ピカチュウ今日も元気だな!俺も負けてられないぜ!」 ピカチュウ「ピカピ!」 デント「おはようサトシ、朝ご飯出来たよ」 サトシ「サンキュー」 アイリス「…」 サトシ「あっアイリスおはよう!早く顔洗ってこいよ」 アイリス「…」 デント「おはようアイリス」 アイリス「…」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:17:46.67 ID:fqNhbHhQ0 アイリス「…」スッ デント「えっ、顔洗ってこなくていいの?」 アイリス「おなかすいた」 デント「う、うん…もう出来てるよ、はい」 アイリス「…」パッ サトシ「おいおい…めっちゃ寝起きの顔してるじゃんアイリス!」笑 ピカチュウ「ピカカカ」笑 アイリス「…」イラッ サトシ「俺もお腹すいたなあ、食べようぜ!」 デント「サトシの分はこっちだよ」 サトシ「おう!いただきま〜す!」バクバク ピカチュウ「ピカッ」モグモグ アイリス「…」モグモグ キバゴ「キバッ」モグモグ アイリス「…」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:20:07.65 ID:fqNhbHhQ0 デント「…あれ?どうしたの?おいしくなかった?」 アイリス「…あんたたち」 サトシ「うん?」 ピカチュウ「ピ?」 キバゴ「キババ?」 アイリス「いい加減にしなさいよ!」 サトシ「!?」 デント「!?」 アイリス「あんたたちから謝るかと思って何も言わなかったのに!なんで呑気に朝ご飯なんか食べてるの!?」 サトシ「ええ!?」 デント「そんな!?」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:24:48.38 ID:fqNhbHhQ0 アイリス「昨日の事よ!私に謝りなさいよ!」 サトシ「昨日の事は昨日の事だろ、もういいじゃんか」 ピカチュウ「ピーカ」 デント「そうだよ、もう終わったことじゃないか」 アイリス「終わってない!私に逆ギレした事、女の子らしくないって言った事、謝ってよ、さあ!」 サトシ「分かったよ、悪かったよ…」 デント「僕もごめん…」 アイリス「…分かればいいのよ」 ピカチュウ「…ピカピ」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:35:52.87 ID:fqNhbHhQ0 アイリス「あースッキリしたわ、さあ早く食べて次の街まで行きましょ」 サトシ「…ああ」 デント「…そうだね」 ピカチュウ「…ピカァ」 キバゴ「…キバキ」 アイリス「ごちそうさま!」 サトシ「…ごちそうさま」 デント「…僕が片付けるよ、二人は休憩してていいから」 アイリス「そう?じゃあそうさせてもらうわ!」 サトシ「…」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:38:57.17 ID:fqNhbHhQ0 サトシ「俺も手伝うよ」 デント「ありがとう、助かるよ」 サトシ「なあデント、昨日の寝る前に話してた事だけど」 デント「アイリスを無視しようって話かい?」 サトシ「ああ、あれちょっとやってもいいかなって思って」 デント「!」 サトシ「まあ、ちょっとだけだぜ」 デント「サトシ…」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:44:25.71 ID:fqNhbHhQ0 デント「昨日はその…ちょっと気が立っててそういう事言っちゃっただけだから僕も本気じゃないんだけど」 サトシ「分かってるって」 デント「もしサトシも同じ気持ちなら…やってもいいよ」 サトシ「うん、でももう少しだけ待ってみよう!アイリスの態度も変わるかもしれない」 デント「そうだね、無視とか…よくないよね」 ピカチュウ「ピカチュ?」 サトシ「ピカチュウ、アイリスを呼んできてくれるか?」 ピカチュウ「ピカ!」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:49:23.50 ID:fqNhbHhQ0 ピカチュウ「ピカ?ピッ!」 アイリス「あら?もう終わったの?」 ピカチュウ「ピカ!」 アイリス「全くもう、サトシったら自分で来なさいよ!」 アイリス「本当頼りになんないんだから」 ピカチュウ「ピ…ピカ」 アイリス「まあいいわ、あの二人には私がいないと駄目だものね、行ってあげるわ」 ピカチュウ「ピカピ〜…」 アイリス「まだまだ二人とも子供ね〜!」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:53:28.50 ID:fqNhbHhQ0 アイリス「ピカチュウがあんまりにも呼ぶから来てあげたわよ」 サトシ「よくやったぞピカチュウ」 ピカチュウ「ピカ!」 デント「アイリス、忘れ物はないかい?なければ出発するよ」 アイリス「私がそんなドジするわけないでしょ!サトシみたいな子供じゃあるまいし!」 サトシ「俺はバッチリだよ、アイリスこそキバゴはどうしたんだ?」 アイリス「あっ!いけない!木の上に寝かせたままだった!」 デント「あはは…」 ピカチュウ「ちゅう〜…」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 17:58:52.91 ID:fqNhbHhQ0 サトシ「キバゴいたか?」 キバゴ「キババゴ!」 アイリス「もう!すぐに私の頭からいなくなるんだから!」 デント(あの中臭そうだな…) サトシ「キバゴ見つかったし行くか」 デント「うん」 アイリス「さっさとこんな森出ましょう!」 ピカチュウ「ピカチュ!」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 18:05:21.10 ID:fqNhbHhQ0 サトシ「向こうの方、明るいぞ!」 アイリス「きっとそっちが出口よ!」 デント「行ってみよう!」 サトシ「思ってたより早く抜けたな」 デント「もしかして昨日は同じ所をぐるぐる回ってたのかも…」 アイリス「そんな事もうどうでもいいでしょ!早く街に行ってポケモンセンターに寄りましょ」 サトシ「あ、ああ」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 18:12:03.36 ID:fqNhbHhQ0 デント「この道をしばらく進めば街があるよ、ええと…よし!ポケモンセンターもフレンドリィショップもある」 アイリス「やったー!」 サトシ「ピカチュウ、もう少しでポケモンセンターだ!着いたらすぐにジョーイさんに看てもらおうな」 ピカチュウ「ピカピッ!」 アイリス「早く来ないと置いていくわよ!」スタコラ サトシ「あっ!おい待てよアイリス!」スタコラ デント「ま、待ってよ二人とも!」 デント(…昨日はたまたま機嫌が悪かっただけかな?) 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 18:20:09.12 ID:fqNhbHhQ0 サトシ「はあ、走ったから疲れたよ〜」 ピカチュウ「ピカァ〜」 アイリス「これぐらいでへばるなんて本当子供ね〜」 キバゴ「キバァ!」 デント「ふぅ、もう二人ともそんなに急がなくても…」 サトシ「だってアイリスが走るから」 アイリス「なによ、私のせいにするつもり?」 通行人A「?」 サトシ「なんだよ!早くしないと置いてくって言ったのはアイリスだろ!」 通行人B「?」 アイリス「だからって本気だして追い抜かなくたっていいでしょ!本当子供ね!」 デント「道の真ん中で喧嘩しないでよ…恥ずかしい」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 18:25:08.14 ID:fqNhbHhQ0 デント「もうその辺にして早くポケモンセンターに行こうよ、ポケモン達を看て貰わなくちゃ」 アイリス「ふん、今のは絶対サトシが悪いんだから」 サトシ「…」 ピカチュウ「ピカピ…」 デント「サトシ?」 サトシ「あ、ああ!そうだな、早く行こう」 ドア「ウイーン」 ジョーイ「こんにちは、トレーナーの皆さん」 サトシ達「こんにちは」 タブンネ「た、たぶんね…」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/07(金) 18:33:54.62 ID:fqNhbHhQ0 デント「あれ?このタブンネ…ナースキャップに四つ葉のマークがありますね」 ジョーイ「その子はまだうちに来て日が浅いの、だからそのマークを付けてあげたのよ」 サトシ「へえ、初心者ってわけだな!頑張れよタブンネ!」 タブンネ「たぶんね…」 アイリス「あの〜…そんな事よりポケモンの診察して下さい」 ジョーイ「はい、ではモンスターボールをお預かりしますね、タブンネこれ運べる?」 タブンネ「た…たぶん…ね」 サトシ「無理すんなよ!」 デント「ゆっくりでいいからね」 タブンネ「たぶんね…」モタモタ アイリス「…」イライラ タブンネ「たぶ…んね…」モタモタ アイリス「早くしなさいよ!」 タブンネ「たぶっ…!?」 すまん、終わる また書くかもしれん