熱斗「ゼロ……?」ロック「あれ…?この名前って…」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 03:37:56.76 ID:tLFmzAGHO 熱斗「ロック〜早くおつかい終わらそうぜ」 ロック「もう!熱斗君ったら。行くのはボクなんだよ!」 熱斗「悪い悪い。それじゃちゃちゃっと済まそうぜ!」 ロック「もう……」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 03:41:46.15 ID:tLFmzAGHO ――――――――――― ロック「レシピメモ貰ってきたしこれでおつかい終了だね」 熱斗「よし!それじゃプラグアウトだロックマン!」 ロック「うん!じゃあプラ…」 ズドォォォォォン 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 03:46:40.59 ID:tLFmzAGHO 熱斗「おい!おい!大丈夫かロック!」 ロック「うん…何とか…ね…。それより…」 熱斗「……どうした?」 ???「シャギハァァァ!!」 熱斗「なんだよ…あれ…トカゲ…?でもウイルスにしてはデカいし…ナビか…?」 ロック「熱斗君気を付けて!!コイツただのデータじゃない!!」 ???「シャハァァ!!」ブン ロック「!?」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 03:54:32.92 ID:tLFmzAGHO 熱斗「バトルチップ《カワリミ》スロットイン!」 スカッ ???「シャハッ!?」 ロック「くらえっ!」シュッ ???「シャハァァ!!」ゴォォォォ ロック「手裏剣ごと炎で溶かした!?」 ???「シャギハァァァ!!」ジャキ ロック「しまっ…」 ??「そこまでだ…!ブレイジン・ブリザード」 12 名前:ブリザードじゃなくてフリザードでした誤字スマソ[] 投稿日:2013/03/06(水) 04:05:10.08 ID:tLFmzAGHO ??「光幻刃!」ザンッ フリザード「シャハァァ!!」ドゴォォン ロック「つ…強い…」 熱斗「ソード一本であそこまでやるなんて……」 ??「…ハァ……ハァ…」ジジッ ロック「!?」 ??「シ……エ…」バタン 熱斗「おい…ヤバくないか…このナビ…」 ロック「うん…酷いダメージだ…さっきのウイルスとの戦いのではないみたいだけど……僕達じゃ手に負えないよ」 熱斗「と…取り合えずそのナビPETに連れてこられるか!?パパに見てもらおうぜ!」 ロック「うん。大丈夫そう。それじゃプラグアウトするよ!」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 04:13:25.92 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― 科学省パパの研究室 祐一朗「終わったぞ熱斗」 熱斗「あのナビは!?」 祐一郎「完全ではないかもしれないが取り合えずは回復できた。少なくともデリートはしないだろう」 ロック「良かった…」 祐一郎「それにしても一体何があった熱斗?ナビと言うにはプログラムが異質な上秋原エリアは損壊しているが……」 熱斗「うん、実は…」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 04:19:43.52 ID:tLFmzAGHO ――――――――――――――― 祐一郎「なるほど…正体不明のウイルスか…。ありがとう熱斗、今日はもう帰りなさい。あのナビは科学省でもう少し見てみる」 熱斗「うん…分かった。行こうぜロック」 ロック「そうだね。パパの邪魔になったら悪いし…」 ――――――――――――――― 深夜熱斗の部屋 ロック「zzz……ン…」 ヴゥゥゥン ロック「誰だ!?」 ??「……」 ロック「君は……」 熱斗「うるさいなぁ…も少し静かにしてくれよロック……」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 04:27:39.59 ID:tLFmzAGHO ロック「熱斗君!あの紅いナビが!」 熱斗「何だって!?だってアイツは科学省に…」 ロック「ねぇ…君は一体…?」 ゼロ「俺の名はゼロ…。レジスタンスに所属している…」 熱斗「ゼロ……?」 ロック「あれ…?この名前って……」 熱斗「ゼロって教授の事件の時の…?随分変わったなぁ…。なんか強そうに……」 ロック「熱斗君!ゼロに失礼だよ!!それに……このゼロは僕達の知っているゼロとは違う…」 熱斗「どういう事だ?」 ロック「明らかに力の質が違う…。それもフォルテや電脳獣の比じゃない…別次元の力だ……」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 04:31:49.06 ID:tLFmzAGHO ゼロ「………お前達が俺を助けてくれたのか…?」 ロック「う、うん。あまりにダメージが酷かったから…」 ゼロ「そうか…。ありがとう」 ロック「う、うん。ど、どういたしまして」 熱斗(ロックが動揺してる…あんなロック見たの初めてだぜ…) 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 04:39:11.27 ID:tLFmzAGHO ゼロ「…聞きたい事がある」 ロック「な、何?」 ゼロ「ここはどこだ…。今は何年だ…」 ロック「今って……20XX年で熱斗君のHP…電脳世界の中だけど……」 ゼロ「…時代が逆行しているのか……それに電脳世界だと…?」 ロック「時代が逆行?それに電脳世界を知らないって……少しゼロの話を聞かせて貰ってもいいかな?」 ゼロ「分かった…。…………」 ロック「あっ…ごめん!僕達の自己紹介がまだだったね。僕はロックマン!こっちがオペレーターの…」 熱斗「光熱斗だぜ!よろしくな!」 ゼロ「ロックと…ネットか…」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 04:53:24.81 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――――― 熱斗「えーと…つまり…」 ロック「君はこことは違う世界から来たレプリロイドっていうロボットで」 熱斗「100年の眠りから眼を覚まして仲間を守る為に敵を倒していって」 ロック「衛星砲台に乗り込んだら敵を倒したはいいものの最後に敵に身動き封じられて」 熱斗「衛星と一緒に墜落した…って事で良いのか?」 ゼロ「ああ。後はお前達が知っているはずだ…」 ロック「あの時の事覚えてないの?ゼロが僕達を助けてくれたんだよ?」 ゼロ「……覚えていないな……」 ロック「そう…」 熱斗「で、ゼロは何で科学省を抜け出したんだよ?あそこなら回復も…」 ゼロ「……果たさなければならない約束がある…。その為に一刻も早く元の世界に…」 ザンッ ロック「ぐあぁぁぁ!!」 熱斗「ロック!!」 ???「随分とのんびりしてんじゃねぇかよぉ!エイユウさんよぉ!!」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 05:02:03.61 ID:tLFmzAGHO ゼロ「お前は…」 ルナエッジ「この俺を忘れちまったのかぁ…なら教えてやるよ!俺の名はフェンリー・ルナエッジ。テメェへのリベンジ果たさせて貰うぜ…」 ゼロ「……邪魔だ…」バシュゥッ ルナエッジ「効くかよぉ!!」ザンッ ゼロ「ぐっ…」ジジッ 熱斗(不味い…このままじゃロックもゼロも…。…待てよ…今はゼロも…) ルナエッジ「終わりだぁ!!氷月刃!!」ジャキィン 熱斗「バトルチップ《メガキャノン》トリプルスロットイン!!」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 05:14:34.87 ID:tLFmzAGHO ゼロ「これは…」キィィィン 熱斗「撃てぇぇ!!」 ルナエッジ「消えろぉ!」 ゼロ「……ExtraSkillCaptchaling…起動…スキル…バーストショット!!」バシュゥッ 熱斗・ゼロ「プログラムアドバンス《ギガキャノン・バースト》」 ルナエッジ「バ…馬鹿な…この俺が…ぐっ……ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」ドゴォォォォン 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 05:22:58.96 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― ゼロ「ロックは…」 熱斗「今は安静にさせてる。ゼロの事もあるし今は科学省に行けないし回復まで時間がかかりそう…」 ゼロ「そうか…」 熱斗「………」 ―――――――――――――― ロック「熱斗君…僕の事は気にしないで…」 熱斗「そんな事言ったってロックをこのままだなんて出来るわけないだろ!」 ロック「お願いだ熱斗君…。ゼロは約束って言ってた…。ゼロにとってその約束はきっと大事なものだ…。だからその約束を…。それにメンテナンスプログラムが働いているから」 熱斗「だけど…」 ロック「僕はプログラムの修復で暫く一緒にはいれないけどきっと大丈夫だよね…」 熱斗「ロック……」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 05:31:30.61 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― ゼロ「済まない…」 熱斗「な、何だよ急に…。別にゼロが謝ることじゃないよ。それよりもこれって…」 ゼロ「ルナエッジの象を形成していた核だ…」 熱斗「核…?」 ゼロ「衛星砲台ラグナロクの破片だ。恐らくこの世界のウイルスが集まり今の象を作り出していたはずだ…。まだ複数存在しているはずだ…」 熱斗「じゃあまずはそいつをデリートしないとな。ゼロの世界の手がかりも見つかるかもしれないし」 ゼロ「ああ……」 ゼロ「………………」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 19:27:54.42 ID:tLFmzAGHO 熱斗「その路地を左に曲がってくれ」 ゼロ「ああ…」スタスタ 熱斗「悪いなゼロ。ロックを早く治さないといけないとは言えお前にこんな事頼んじゃって…」 ゼロ「…気にするな」 熱斗「そういやゼロのソードって変わってるよな?威力あるし銃にもなるし。他にも何かあるのか?」 ゼロ「ああ…。……ここか?」ピタッ 熱斗「ああ。情報が正しけりゃここに…」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 19:29:41.53 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― 商人「いらっしゃい。何をk…」 熱斗「《リカバリー300>>2枚!!」 商人「な…何を言ってるんですか…オキャクサン…。ウチハゴクフツウノ…」 熱斗「へぇ〜…裏インターネットから極秘裏に…」ボソッ 商人「ご…ごめんなさい!!だからお願いします!何でもしますから!」 熱斗「じゃあゼロお願い」 ゼロ「……」つ7万ゼニー 商人「まいど…。ぅぅ…ウチの看板商品が……」シクシク 熱斗「じゃ…HPに戻るか」 ゼロ「……………ああ」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 19:37:48.24 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― 熱斗のHP ロック「……スゥー……スゥー……」 熱斗「バトルチップ《リカバリー300》ダブルスロットイン!!」 ロック「……スゥー……スゥー…」パァァァァ 熱斗「流石裏掲示板だぜ……。取り合えずこれで少しは……》 ゼロ「……」カチャカチャ 熱斗「ん?ゼロ何やってるんだ?」 ゼロ「強化チップをメンテナンスプログラムに組み込んでおいた…。微量だが何も無ければ回復速度も上がるはずだ…」 熱斗「そっか…サンキュ!!」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 19:48:37.58 ID:tLFmzAGHO ピピピピピピ 熱斗「ん?メールだ…」 [From:サイバーエクスプレス社/Sub:サイバーエクスプレス+開通式のご案内/3日後サイバーエクスプレス+の開通式があります。メトロよりも速い光速の世界へ皆様をご案内します。場所は秋原エリア、皆様のご参加をお待ちしております。] 熱斗「なんだ…ただのダイレクトメールか…」 ゼロ「ネット……この列車の開通式に行くぞ…」 熱斗「へ…?何で?」 ゼロ「先頭車両の画像データを見ろ…」 熱斗「これは…!」 ゼロ「ラグナロクの破片だ……」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 19:56:45.86 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― 3日後秋原エリア 司会ナビ「〜でありまして、そのプログラムに着目した私達はサイバーエクスプレス+のコアにしより良いエネルギー効率を〜」 熱斗「どうする…ゼロ…。あの会社完全にただの凄いプログラムとしか思ってないみたいだぜ…」ヒソヒソ ゼロ「仕方無い…列車に乗り込みコアを破壊する…」 ロック「やっぱりそうなるか…。それなら気を付けろよゼロ。ガードナビにオフィシャルに警戒は厳重だぞ…」 ゼロ「…容易に突破は出来そうに無いか……」 ヴヴヴヴヴ 熱斗「ん?何の音だ…?」 司会ナビ「……な、何だ」 ザワザワ… ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ ガタンゴトン… ゼロ「…!?」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 20:03:36.78 ID:tLFmzAGHO 司会ナビ「サイバーエクスプレス+が……一体…」 熱斗「もう暴走を…!」 ゼロ「……」タッタッタッシュタッ 熱斗「ゼロ!」 ゼロ「列車外部への搭乗成功。先頭車両内部へ突入しコアを破壊する!」 熱斗「バトルチップ《エリアスチール》スロットイン!」 ゼロ「!?」 ドゴォォン 熱斗「ゼロ、気を付けろ!セキュリティが働いているぞ!」 メットール「メット」 メットメットメットメットメットメットメットメットメット…… 熱斗「ウイルスまでこんなに…」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 20:18:28.82 ID:tLFmzAGHO ゼロ「……ExtraSkillCaptchaling…起動…スキル…クロールシールド!」ブン 熱斗「バトルチップ《エレキパルス1》《エレキパルス2》《エレキパルス3》スロットイン!!」 熱斗・ゼロ「プログラムアドバンス《デスパルスリッパー》!!」 メットール達「メット〜!!」ドゴォォン 熱斗「やったか!?」 ピピピバシュゥッ ゼロ「クッ……」バシュゥッ ドゴォォン 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 20:23:58.99 ID:tLFmzAGHO 熱斗「ゼロ!大丈夫か!?」 ゼロ「左腕をやられた…」ジジジ 熱斗「待ってろ今リカバリーを…」 ゼロ「いや、問題ない…。それよりコアを破壊しなければ…」 熱斗「ちょっと待てよ…この方向って…メトロラインの列車制御プログラムのある……」 ゼロ「あまり時間は無いようだ……。行くぞ…!」タッタッタッ 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 20:31:25.63 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― 先頭車両内部 パンテオン・コア「ヴヴヴヴヴ」ウィィィィン 熱斗「あれがこの列車のコア…」 ゼロ「…ブリザードアロー!!」バシュゥッ ウィィィィンガキィン 熱斗「パネルが突き出して防御した!?天井はトゲだらけ…。…!?危ない!」 ウィィィィンガコンウィィィィンガコン ゼロ「クッ…」シュッ パンテオン・コア「ヴヴヴヴヴ」ゴォォォォ ゼロ「…しまった……!」 ???「ゼロ!!」バシイッ 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 20:36:59.34 ID:tLFmzAGHO ゼロ「……これは…バリアか…?」 ???「熱斗君…ナイスオペレーティング!!」ジジジ 熱斗「ふぅ〜間一髪だったぜ……サンキューな!………ロック!!」 ロック「ゼロ!早くコイツを!」 ゼロ「……」タッタッタッザンッ 熱斗「今だロック!!バトルチップ《スプレッドガン》トリプルスロットイン!!」 熱斗・ロック「プログラムアドバンス《ハイパーバースト》!!」 ドゴォォン 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 20:50:36.45 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― 熱斗「ふぅ〜危なかったぜ…。何とか列車制御プログラムを守ることができた……。それにしてもロック、一体いつから…?」 ロック「熱斗君達を驚かせようと思って後をついていったら列車が暴走したからゼロの後に…」 熱斗「最初からかよ!」 ゼロ「………」ジジジ ロック「熱斗君早く!」 熱斗「ああ!バトルチップ《リカバリー300》スロットイン!》」 ゼロ「……」パァァァァ ロック「…ありがとうゼロ。君がいなかったら…」 ゼロ「……礼を言うのは…俺の…」 ??「そこまでにしてもらおうか…」 一同「!?」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 20:58:08.54 ID:tLFmzAGHO ロック「ブルース!」 熱斗「まずい…」 ブルース「紅いナビ、今すぐ科学省に戻ってもらおうか」 炎山「科学省からオフィシャルに捕獲依頼が下されている。従わなければ…」 ブルース「斬る!」 ゼロ「……」ヴン ガキィィン!!バシュッ ゼロ「……」 ブルース「炎山様、やはり…」 炎山「ああ…最初から全力でいかなければならないようだな…。いくぞ、ブルース!!バトルチップ《ムラマサブレード》スロットイン》!」 ブルース「はっ!」シュン ゼロ「!?」 炎山・ブルース「スタイルチェンジ!ブルース《ムラマサスタイル》!!」チャキッ ゼロ「ガハッ……!」ザンッ 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 21:07:17.71 ID:tLFmzAGHO ロック「ゼロ!」 ブルース「急所を斬った…。もう貴様の体も…」 ゼロ「……ハッ」ザンッ ブルース「しまった!?」 炎山「残像だと!?」 ゼロ「全武装解放…《真・零式乱舞》!!」 ザンッザンッバシュゥッバシュゥッバシュゥッシュイイイインズザザザヒュンヒュンズドン ロック「凄い……」 熱斗「ソードがいくつもの武器に変化して…」 ゼロ「終わりだ…」ヒッフッハ ブルース「グッ……」ドサッ 炎山「ブルース!!」 熱斗「……ハッ!!ゼ、ゼロ、ロック今の内に!!」 ロック「ごめん…ブルース…」タッタッタッ 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 21:18:11.52 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― 裏インターネット ロック「ハァ……ハァ……まさかオフィシャルまで動き出すなんて……」 ゼロ「…………」 熱斗「取り合えずここもいつ見つかるか分かんないからな…。これからどうする?破片の情報も無いし…」 ロック「そうだね…取り合えずオフィシャルから逃げるしかないよ…。ブルースはあくまでゼロの捕獲だけを命じられていたみたいだから少なくとも熱斗君には手は出せないはずだけど……」 ゼロ「…済まない…俺は…」 熱斗「気にすんなって!!さあラグナロクの破片を探そうぜ!!」 ロック「うん!きっと元の世界に戻る方法も…」 パァァァァ 熱斗「な、何だ…」パァァァァ ロック「僕達の体が光の粒子に……!?」 ??「さあ…来なさい…迷いし者達よ……」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 21:22:27.27 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― ロック「ここは……」 ゼロ「…………」 熱斗「大丈夫か!ロック!ゼロ!」 ロック「うん。僕達は大丈夫。それよりもここって確か……」 熱斗「シークレット……エリア…?何でここに…」 ??「私が連れてきたのです。ロックマン……そして…紅き英雄…」 ゼロ「…何者だ」 セレナード「私の名はセレナード…旧裏世界の王です…」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 21:29:43.11 ID:tLFmzAGHO ロック「セレナード、何で君が僕達を……?」 セレナード「紅き英雄…貴方の世界に通じる道を短時間でなら開く事ができます」 ゼロ「……それだけではないはずだ…」 セレナード「はい…。実は私のところに非常に厄介なモノが転がり込んでしまって…。今は力をそれを封じる為に使ってしまい道を開く事が出来ないのです…。」 熱斗「まさか…ラグナロクの破片!?」 セレナード「……残念ながら私の力では完全にその存在を消し去る事が出来ませんでした…。ですのでそれを破壊できる貴方に来てもらいました…」 ゼロ「前置きはいい……。さっさと始めろ…」 ロック「セレナード、頼む」 セレナード「分かりました…。では…」パァァァァ 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 21:41:07.69 ID:tLFmzAGHO ???「………ククク…やっと会えたネ…ゼろ…」 ゼロ「……何のつもりだ…」ギリッ エックス「なンのつモり…クくッ面白イ事を言うね…ゼロ…ボクダよ、エックスだよ……ギギッ」 ロック「これは一体…?」 セレナード「アレは彼の記憶の写し身…。彼の記憶からランダムにデータを反映させているのでしょう…。それもアレ自身で…。さしずめ《生きた金属(ライブメタル)》とでも言ったところでしょうか…」 ゼロ「……邪魔だ…消えろ…」ザンッ エックス「ギャアアあアアアあああアア!!」ジジジ ゼロ「終わりだ…ゼロナックルEXスキル…真・滅閃……」ボォ エックス「キみはそうヤっテまたボくをコロすのヵい……」 ゼロ「!?」ピタッ 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 21:49:34.48 ID:tLFmzAGHO エックス「フフッ…」ニヤァ ロック「ゼロ!」 エックス「ノヴァストライク!」ドゴォ ゼロ「クッ……」スザァ エックス「まダだヨ…アルティメットバスター!!」バシュゥッバシュゥッバシュゥッ ゼロ(シエル……) ―――――――――――― シエル「お願いゼロ!私達を助けて…!」 シエル「ありがとう。貴方のおかげで私達は…」 シエル「貴方がゼロである限り貴方はゼロ以外の何者でも無いわ…」 シエル「ゼロ……必ず生きて帰ってきて……」 ―――――――――――― ゼロ「ハァァァァァッッ!!」ガキキキキキキ エックス「アルティメットバスターをセイバーで……だケどムダダよ!!」バシュゥッバシュゥッバシュゥッ 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 21:56:32.60 ID:tLFmzAGHO 熱斗「バトルチップ《ドリームオーラ》スロットイン!!」 ロック「ゼロォ!!」バシィッ ゼロ「ロック…ネット…」 熱斗「お前には帰りたい理由があるんじゃないのかよ!!」 ロック「君には守るべき約束があるんじゃなかったのか!!」 熱斗・ロック「こんなところで倒れて良いのかよ!!」 ゼロ「……ネット、ロック……力を…力を貸してくれ!!」 熱斗「当たり前だろ!!」 ロック「僕達は…」 ――仲間じゃないかぁ!!―― パァァァァ ゼロ「これは…」 ロック「ゼロの力が流れ込んで…いや…ゼロの力と共鳴している…!」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 22:08:42.79 ID:tLFmzAGHO 熱斗「ロック!パーフェクトシンクロだ!!」 ロック「了解!!」 エックス「こレは……!」 セレナード「ロックマンと英雄の力の融合……」 キィィィィン ロック「ゼロクロスロックマン!!」バシュゥッ 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 22:10:23.72 ID:tLFmzAGHO エックス「な…何ダ…コレは……くソォぉぉォ!!」バシュゥッバシュゥッバシュゥッバシュゥッバシュゥッバシュゥッ ドゴォォン エックス「ヤッタか…!!」 ゼロ・ロック「遅いな…」ザンッ エックス「ガァっ!!」 ロック「いくよ!ゼロ!!」ヴン 熱斗「バトルチップ!!《ソード》《ワイドブレード》《ロングブレード》スロットイィィィン!!」 ゼロ「終わりだ…!!」ヴン ロック・ゼロ「プログラムアドバンス《真双幻夢……零》!!」ヴヴヴヴヴン エックス「バかな……このBOkuうが……kon……na……y#£%#>℃¥ァァァaaaa!!」ドゴォォン 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 22:21:58.22 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― ゼロ「ハァ……ハァ……」 シュウウウ…… ロック「ハァ…ハァ…」 熱斗「やっ…やったな」ヘトヘト セレナード「貴方達の覚悟……見せてもらいましたよ…」ギュイイイイイイン ゼロ「……」 セレナード「このゲートは貴方の世界に通じています…さぁ…」 ゼロ「……」スタスタ ロック「ゼロ!」 ゼロ「……!」ピタッ 熱斗「俺達はずっと仲間だ!!」 ロック「君が辛いときはいつでも助けにいくよ!だから…」 熱斗・ロック「一人で全部背負い込むなよ!!あと僕(俺)達の事忘れるなよ!!」 ゼロ「………」シュウウウ ――ありがとう……ネット、ロック…お前達の事は一生忘れない…―― 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 22:40:24.70 ID:tLFmzAGHO 熱斗「行っちまったな…」 ロック「うん……でも…」 熱斗「ああ…アイツの後ろ姿何かから解き離れていたみたいだったな…」 ロック「きっと彼は今まで一人で戦ってきたんだと思う…。最初は辛そうだったけど…」 熱斗「これから何があったってゼロなら大丈夫だよな!!」 ロック「うん!」 セレナード「さあ…貴方達も帰るのです…いるべき世界へ…」パァァァァ 40 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/03/06(水) 22:51:02.90 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― その後俺達はパパや炎山達にこっぴどく叱られたり怒られたりした 事が事なだけに話すわけにもいかずただ謝り続けたんだ ―――――――――――――― 熱斗「なぁロック…ゼロは上手くやってるかなぁ…」 ロック「きっと大丈夫だよ熱斗君!約束も果たせてるよ!」 熱斗「そうか…そうだな!よしロック今からメイル達誘ってインターネットしようぜ!!」 ロック「うん!」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 22:56:17.08 ID:tLFmzAGHO ―――――――――――――― シエル「……」カタカタカタ ウィィーン… シエル「…ふぅ…どうしたの…」クルッ ゼロ「……」 シエル「………!……ゼ…」ウルッ ゼロ「シエル………」 ――…ただいま―― 完 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/06(水) 23:07:32.94 ID:tLFmzAGHO くぅ〜疲れましたw これにて完結です! 実は、ロックマンエグゼをやったら話のアイデアが浮かんできたのが始まりでした 本当は書き貯めていなかったのですが← アイデアを無駄にするわけには行かないのでもしもしでSSに挑んでみた所存ですw 以下、メットール達のみんなへのメッセジをどぞ メットール「メットメットメット メットメットメットメット・・・メット!」 バトラフト「バシィィィバシィィィ! バシィィィバシィィィ?」(飛行音) ヒトデスタ「プクプクプクプクプクプクプク・・・」(泡) ラビリー「ピョンピョンピョンピョン! ピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョン!」(足音) ザエモン「・・・ズバッ」スバッ(攻撃音) では、 メットール、バトラフト、ヒトデスタ、ラビリー、ザエモン、ブラストマン「クォォォォォッ!」 終 メットール、バトラフト、ヒトデスタ、ラビリー、ザエモン「メット〜メットメットメット!? メットメット〜メットメットメット!」 本当の本当にヒッフッハ