シンジ「幻想が壊れたんです。」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:28:16.52 ID:dw8ApB5o0 リツコ「幻想?それがシンクロ率が下がってきてる原因なの?」 シンジ「きっとそうです。それしか考えられません。」 リツコ「そう。それではその幻想について詳しく聞かせてもらえる?」 シンジ「え?でも・・・」キョドキョド リツコ「何か言い難い事なのかしら?でも貴方の問題を解決する為には大切なことなの。話してくれる?」 シンジ「人に相談するようなことじゃ無いですから・・・」モジモジ リツコ「思春期の悩みは大人にしてみれば大した事なかったりするものよ。話してくれればきっと楽になるわ。」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:29:38.30 ID:dw8ApB5o0 シンジ「そうですか?それなら少し聞いてもらえますか?」 リツコ「ええ。」 シンジ「良かった。ミサトさんには言い辛くて困ってたんです。リツコさんなら何とかしてくれるかもしれません。」 リツコ「そう。ミサトには言い難いって事はミサトの事かしら?」 シンジ「はい。ほとんどはそうです。」 リツコ「それなら私から注意できる事ならなんとか出来るかもしれないわ。(いい加減家事に嫌気が差したのかしら?)」 シンジ「ミサトさんが料理出来なくて、部屋が汚くて、寝相が悪いのはいいんですけど、下着が酷いんです。」 リツコ「え?前半も随分ひどい気がするのだけど・・・下着?」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:30:26.06 ID:dw8ApB5o0 シンジ「はい。家事は結構好きだからいいんですけど、問題は下着なんです。」 リツコ「し、下着がどうしたの?(そんなに下品なの着けてるのかしら?)」 シンジ「ミサトさん、洗濯が終わった下着をそのまま履くんですよ!」バン リツコ「洗濯してあるのなら問題ないんじゃないかしら?」 シンジ「リツコさんもそういう人なんですか?」ハァ リツコ「洗濯した下着を履くのは普通じゃないかしら?」 シンジ「すみません。説明不足でした。ウチでは2日に1回僕が洗濯して、洗濯し終わったのを畳んでそれぞれの部屋に届けてるんです。」 リツコ「なるほど。随分至れり尽くせりなのね。」 シンジ「いえ、洗濯物を分けたついでですから。それでミサトさんは分けた洗濯物から直接着替えを取るんですよ!」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:31:12.14 ID:dw8ApB5o0 リツコ「つまり洗濯してすぐのものをまたすぐ着るサイクルになっていて、下着3枚を延々とローテーションしている訳ね?」 シンジ「はい。洗濯とミサトさんのお風呂のタイミングで4枚目がローテーションに入ることもあるけど、そんな感じなんです。」 リツコ「まぁ女子力は低いと思うけど、それ位は許してあげられないかしら?他にも色々だらしないミサトだもの。」 シンジ「でもそれだけじゃないんです・・・」 リツコ「そうなの?」 シンジ「はい。下着のローテーションとも関係してるんですが、下着の状態が酷いんです。」 リツコ「下着の状態?」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:33:39.29 ID:dw8ApB5o0 シンジ「僕が来るまで面倒臭がって、下着をネットに入れないで洗濯する事が多かったみたいで大分くたびれてるのが多いんです。そこに3枚でのハードローテーションがきてヒドイ状態なんです。」 リツコ「・・・ヒドイ状態というと?」 シンジ「見るからにくたびれてる感じで、なんていうか毛羽立ってる感じだったり毛玉っぽいのが出来てるんです。 そんなのはまだ序の口でおしりの辺りが生地が明らかに薄くなってるのもあるんですよ。流石に全体がスケスケになる程じゃないと思うんですが、畳む時とかちょっと透けてる気がします。」 リツコ「確かにそれは酷いわね・・・男の子からして見れば幻滅しても仕方ないわ。 でもミサト一人を見て幻滅するのは気が早いんじゃないかしら。」 シンジ「一番酷いのはミサトさんだけど、ミサトさんだけじゃないんです。 アスカも洗濯した下着をすぐ履いちゃうからミサトさんみたいになるのは目に見えてるし、 綾波は地味な下着を一回使い捨てで着てるみたいだし、もう希望はありませんよ・・・」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:34:30.59 ID:dw8ApB5o0 リツコ「諦めないで。世界の半分は女よ。もっと女子力の高い人もいるわ。」 シンジ「それはわかってるんです!でもどうしてもミサトさんやアスカの事があるから信じられないんです!」 リツコ「そう。(手はあるけど、それをしていいものか・・・)」 シンジ「ありがとうございます。話したら少し楽になった気がします。」ニコ リツコ「(なんてこと!14才がこんな諦めたような笑みを・・・)ちょっと待って!」 シンジ「!なんですか?」ビクン リツコ「これを見て。」ピラッ シンジ「ちょっ!なんですか!」メカクシ 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:35:30.60 ID:dw8ApB5o0 リツコ「こんな事になるなんて思ってなかったけど、私の下着はちゃんとしてるわよ。」ドキドキ シンジ「だからって、そんな・・・」 リツコ「洗濯で見慣れているでしょう?きちんと見なさい。」 シンジ「履いてる状態のは違いますよ!」 リツコ「じゃあ脱いでみせるから。」ヌギヌギ シンジ「それなら大丈夫です。」 リツコ「どうぞ。」パラッ シンジ「ありがとうございます。うわぁ。ミサトさんのとは全然違います!」 リツコ「そ、そう?ありがとう。でいいのかしら?」 シンジ「こちらこそありがとうございます!」ビンビン リツコ「そろそろいいかしら?」 シンジ「あ、はい。ありがとうございました。」ペラ 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:36:32.75 ID:dw8ApB5o0 リツコ「あ、あとそれが収まるまでここに居て構わないわ。」 シンジ「う、うわぁ!すみません!」ビンビン リツコ「洗濯済とは違うもの仕方ないわ。」 シンジ「いつもは大丈夫なんです。ミサトさんやアスカの脱ぎたて下着をネットに入れても、二人がノーブラタンクトップで歩いてても恥ずかしいだけでこんなにはならないんですけど・・・」ビンビン リツコ「それはそれで不健康ね。ED予備軍みたいなものだもの。」 シンジ「そうかもしれません。最近は全然いやらしい感じになることもなくて・・・」ギンギン リツコ「そんなに思いつめていたのね。それならシンクロ率低下の原因になってもおかしくないわ。」 シンジ「でももう大丈夫です。本当にありがとうございました。」ペコリ ビンビン 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:37:12.78 ID:dw8ApB5o0 リツコ「でも今度は収まらなくなってしまったようね。」チラ シンジ「すみません。」ビンビン リツコ「(碇司令とはすっかりご無沙汰だし、シンジ君は人付き合いが不器用な所とか碇司令にそっくりだし、家事万能で優しいし、顔も碇司令よりいいのよね。)手伝いましょうか?」 シンジ「え?」ビンビン リツコ「収まりがつかないでしょう?」 シンジ「でも・・・」ビンビン リツコ「ミサトじゃダメだったのに私でこんなにしてくれたお礼よ。」サスサス シンジ「それはその・・・」ビンビン リツコ「勇気を出して。」ジーボロン 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:37:52.21 ID:dw8ApB5o0 シンジ「うわぁ!」 リツコ「どう?気持ちいい?」シコシコ シンジ「は、はい。自分でするのと全然違います!ウッ…」 リツコ「あっ。」パクッチュルチュルゴックン リツコ「危なかったわ。イク時は恥ずかしがらないで言ってね。」 シンジ「すみません。凄く気持ちよくって・・・それによく考えたら久しぶりで我慢が・・・」テレテレ リツコ「ミサトはともかくアスカも一緒じゃ仕方ないわね。それもEDの原因の一つかもね。」 シンジ「(ちょっとコワイかと思ったけど、リツコさんって素敵だなぁ。ミサトさんと違って知的な大人な感じだし。)」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:38:59.59 ID:dw8ApB5o0 リツコ「どうしたの?もしかして顔についてる?」 シンジ「い、いや、リツコさんとこんなに一緒にいた事無かったんで・・・」 リツコ「そうね。通信機越しの事が多いものね。」 シンジ「悩んたけど、おかげでリツコさんとこんなに話せて良かったです。」 リツコ「そうかしら///(やだ、可愛い。)」 シンジ「今日はありがとうございました。」ペコリ リツコ「ちょっと待って!経過観察するから明日からもよってちょうだい。」 シンジ「はい。(経過観察ってなんだろ?)」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:42:13.13 ID:dw8ApB5o0 次の日 リツコ「いびょふなふぃね。(異常なしね。)」チュパチュパ シンジ「はいぃぃ。」ドピュ リツコ「あふぃふぉふぉんぶぁふぃなふぃね。(味も問題なしね。)」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:45:23.90 ID:dw8ApB5o0 次の次の日 リツコ「今日の下着はどう?」 シンジ「凄く素敵です。ミサトさんの履きふるして透けてきたのとは違いますよ!」 リツコ「これが本当のシースルーの下着よ。」 シンジ「///」 リツコ「この透けてる中身に興味はないかしら?」 シンジ「///あ、あります・・・」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:48:48.70 ID:dw8ApB5o0 リツコ「今日は避妊具も用意してきたの。つけてあげるわ。」パクツ シンジ「うわぁ(ホントに口でつけたりするんだ!)」 リツコ「準備は出来たわね。じゃあちょっと触ってみて。」ヌギヌギ シンジ「はい///うわぁ。なんだか暖かくて柔らかくてLCLの中みたいです!」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:51:42.32 ID:dw8ApB5o0 リツコ「ヒトはここから産まれるわ。その点ではLCLは近いものがあるわね。」 シンジ「これってなんですか?」クニッ リツコ「はぅ!それは栗トリスよ。敏感だから優しくしてね。」 シンジ「す、すみません。」 リツコ「初めてだもの仕方が無いわ。そろそろ入れてみる?」 シンジ「はい!お願いします!」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:55:01.18 ID:dw8ApB5o0 一週間後 シンジ「リツコさん。コーヒー入りました。」 リツコ「ありがとう。」 二週間後 リツコ「シンジ君。」 シンジ「はい。タバコの代わりですね。」チュッ リツコ「ありがとう。」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 21:57:58.17 ID:dw8ApB5o0 一ヶ月後 シンジ「ミサトさん、この下着はもう捨てませんか?」 ミサト「んー。穴開いてないからまだイケる!穴開いても使いようはあるしね。」ケラケラ シンジ「・・・」 ミサト「シースルーみたいでオシャレじゃない?」ケラケラ シンジ「もう嫌だ!」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:02:17.86 ID:dw8ApB5o0 ミサト「ふぇ?」 シンジ「お世話になりました。僕は本物のシースルーを着てるリツコさんの所に行きます。」スタスタ ミサト「な、何言ってるの!?」 シンジ「もう女子力低いミサトさんとは居れません!下着だけじゃなく、最近はウエストもヤバイじゃないですか!部屋着のホットパンツ、前閉まらなくなってるじゃないですか!」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:06:44.01 ID:dw8ApB5o0 ミサト「そ、それは閉まらないんじゃなくて閉めてないのよ。」アセアセ シンジ「嘘だ!おへそ出してるからウエスト丸見えなんですよ。リツコさんより明らかに太いですよ。」 ミサト「う、うそ!まさか万年デスクワークのリツコに負けるわけが・・・」 シンジ「本当ですよ。バストトップはリツコさんより大きいけど、ウエストからアンダーにかけてはリツコさんの方が細いです。だから実はカップはリツコと同じですよ。」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:09:58.51 ID:dw8ApB5o0 ミサト「そんな・・・女子力では勝ってると思ったのに・・・」 シンジ「言いたくないですけど、女子力で言ったら几帳面で綺麗好きで猫好きなリツコさんの方が上に決まってるじゃないですか。勝ってたのは牛力位ですよ。」 ミサト「そんな・・・」 シンジ「お世話になりました。」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:15:02.40 ID:dw8ApB5o0 冬月「おや赤木君、髪の色を戻したのかね?」 リツコ「はい。その事でご報告が。」 冬月「髪の事くらい構わんよ。」 リツコ「いえ、重要なことですわ。今日からサードチルドレンは私と同居する事になりました。」 冬月「それはまた急だな。それと髪に何の関係が?」 リツコ「サードチルドレンの精神面のケアの観点から急ではありますが決定しました。髪はシンジ君がこちらの方がいいと言ったので変えました。」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:18:41.11 ID:dw8ApB5o0 冬月「なるほどな。まぁナオコ君を知る者も最早私と碇くらいのものだ。些細なことだがこの機会に変えるのも良かろう。」 リツコ「ありがとうございます。」 冬月「しかしサードチルドレンの事ならば碇に直接言うべきではないかね?」 リツコ「いえ、碇司令には副司令からお伝えいただく方がいいと思います。一応これが報告書です。」ピラッ 冬月「分かった伝えよう。」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:22:30.18 ID:dw8ApB5o0 冬月「碇よ、お前の息子の事でリツコ君から報告書を預かってきた。」 マダオ「スマン冬月。!!」パサッ 冬月「どうした?」 マダオ「なんという事だ・・・」 冬月「なになに『いい加減亡くなった奥様の事ばかりで愛想が尽きました。シンジ君と幸せになります。なお反対した場合はシンジ君が外部からの制御を切った初号機で本部の真上で地団駄踏みます。』」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:24:13.32 ID:dw8ApB5o0 マダオ「許すしかあるまい・・・」クッ 冬月「身から出たサビだな。親子丼して親子丼され返したな。」 マダオ「やはり女の方がしても親子丼なのか?」 冬月「しらん!」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:28:18.30 ID:dw8ApB5o0 シンジ「わぁ!流石リツコさんの部屋は綺麗ですね。」 リツコ「今日からは貴方の家でもあるのよ。」 シンジ「そうでした//そうだ、明日からはお弁当作りますね。」 リツコ「あら、ありがとう。それじゃあ明日は早起きしなきゃいけないから早く寝ましょう。」 シンジ「えーと、僕の部屋は・・・」 リツコ「用意できてるけど、布団がまだないのよ。今日は一緒に寝ましょう///」 シンジ「ハイ///」 ズッコンバッコン 完 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/05(火) 22:33:02.20 ID:dw8ApB5o0 (仮)次回予告 ミサト「女子力って言ったら夜のテクテクでしょ!」 シンジ「ミサトさんじゃ手コキもフェラも本番もリツコさんには敵いませんよ。」 ミサト「そんな!加持と一週間講義サボってヤリまくった私のテクがリツコに負けるはずがないわ、」 リツコ「量より質よ。無様ね。」