綾波「これ、あげるわ」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 05:38:14.98 ID:DODMqqq20 シンジ「なにこれ?……アヤナミンC?」 綾波「そう、アヤナミンC。赤木博士に作って貰ったの」 シンジ「リツコさんに……で、なんなの、これ?飲み物?」 綾波「そう、飲み物。アヤナミCが豊富に含まれているわ」 シンジ「な、なんなの、アヤナミCって……さっきから疑問が止まらないよ」 綾波「アヤナミCは私から抽出した成分。風邪をひきにくくなる効果がある」 シンジ「それってビタミンCじゃないの?」 綾波「……違うわ」 シンジ「いや、そうだよね?その間的にそうだよね?」 綾波「違うって言ってるじゃない」 シンジ「なら、ちゃんと目を合わせて言ってよ。ほんとはビタミンCなんでしょ?」 綾波「……ビタミンCは今日から、アヤナミCに名前が変わったの」 シンジ「それはいくらなんでも無理があるよ!」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 05:39:44.28 ID:DODMqqq20 綾波「とにかく飲んで。大丈夫、体に害はないから」 シンジ「なんで害がないとか念を押すのさ……ちなみに、これにはどんな効果があるの?」 綾波「私に惚れるわ」 シンジ「……え?」 綾波「私に惚れるの」 シンジ「ほ、惚れ薬ってこと?」 綾波「平たく言えばそういうことになるわね」 シンジ「の、飲めないよそんなのっ!ていうか、僕にそんなの飲ませて、どうしようって言うのさ!?」 綾波「奴隷にするわ」 シンジ「余計に飲む気が失せたよっ!ていうか、そんなこと考えてたんだねっ!!」 綾波「でも、性のつくほうよ?」 シンジ「だからって許容する僕ではないよっ!」 綾波「本当に?」 シンジ「……ごめん。僕もほんとは金玉が脳味噌みたいだ」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 05:47:16.41 ID:DODMqqq20 シンジ「それで、ほんとに惚れ薬なの?これ」 綾波「正直に言うと、どんな効果があるのか分からないの」 シンジ「そんな不確定要素の塊を、僕に飲ませようとしてるの……?」 綾波「大丈夫、体に害はないから」 シンジ「やめてよっ!なんか余計に不安になるからっ!!」 綾波「赤木博士から、これだけはちゃんと伝えるように言われているから」 シンジ「……これって、リツコさんの実験だったりするの?」 綾波「それも半分」 シンジ「これでもエヴァのパイロットなんだけどな、僕……もう半分は?」 綾波「私の成分を碇くんの礎にしてほしい」 シンジ「でもこれに入ってるの、ビタミンCなんでしょ?」 綾波「……ビタミンCじゃなくて、アヤナミCだって言っているじゃない」 シンジ「綾波って、嘘つくの下手なんだね」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 05:54:12.56 ID:DODMqqq20 綾波「それより、これを見て」 シンジ「なにそれ?……ライト?」 綾波「そう、ブラックライト。これをアヤナミンCに当てると……ほら」 シンジ「おぉ……光ってる」 綾波「どう?おいしそうでしょ?」 シンジ「いやこれを見ても、美味しそうっていう感想は出てこないよ」 綾波「そう……」カチッ プシュッ シンジ「……どうしてフタを開けたのかな?」 綾波「こうなればもう、無理矢理飲ませるしかないもの。ほら、あーんして」 シンジ「無理矢理のわりに、結構僕の意志を尊重してくれるだね」 綾波「あーんして、碇くん」 シンジ「するわけないだろ……諦めなよ」 綾波「シンジ、あーんしなさい。好き嫌いしてると、大きくなれないわよ」 シンジ「か、母さん……!!」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 06:17:08.09 ID:DODMqqq20 シンジ「結局のまされてしまった……けぷっ」 綾波「可愛らしいゲップをするのね。それでどう?」 シンジ「まだなにもないよ……このまま、なにもなければいいんだけど」 綾波「それじゃあつまらないわ。せめて、私を押し倒すくらいはしてくれないと」 シンジ「やめてよ、僕の黒歴史をほじくり返すの……謝ったじゃないか」 綾波「謝ってすむなら警察はいらないって、2号機の人が言っていたわ」 シンジ「すんでなかったの!?……まぁ確かに、謝ってすむような問題じゃないもんね……」 綾波「人が人ならエヴァで握り潰していたけど……今回は特別に許可します」 シンジ「それを言うには、髪の色が違いすぎる気がするけど……ありがとう」 綾波「それでどう?そろそろ、アヤナミCが全身へ回りきった頃だけど」 シンジ「まだそれ続けるつもりなんだね、綾な……みいっ!?」ドクンッ 綾波「効果が出始めたようね」 シンジ「な、なにこれ……体が熱い……」ドクンッ ドクンッ 綾波「発熱作用……冬には使えそうね」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 06:37:13.61 ID:DODMqqq20 シンジ「これ…ハァハァ…ビタミンCが…ハァハァ…入ってるんじゃないの……?い、一体なにが……」ドクンッ ドクンッ 綾波「さっきからアヤナミCが入っているって言っているわ」 シンジ「も、もうダメだ……もう我慢出来ない……!うわあぁあぁあぁぁぁああぁあああぁぁああぁあぁああぁ!!!!!!!」ガバッ 綾波「きゃっ!……い、碇くん……?」 シンジ「あ、綾波が悪いんだよ!綾波が僕にあんなものを飲ませるからっ!!」 綾波「お、落ち着いて……」 シンジ「落ち着けるもんかっ!綾波だって、言ってたじゃないか!!」 綾波「確かに言ったけど……でも……」 シンジ「でももへったくれもないよっ!お覚悟ぉおおぉおぉぉぉおおぉおおぉぉお!!!!!!!」 綾波「それはちょっと違う気が……あっ」 シンジ「……綾波だって、ほんとはこうされたかったんだろ?ほら、言ってみなよ」 綾波「そんな……私はそんなこと……ひっ」 シンジ「正直になりなよ……と言っても、こっちは正直みたいだけどね」 綾波「やっ!やめて……そんなとこ汚い……」 シンジ「今からもっと汚いことをするんだ。そんなこと、気にしてちゃいけないよ」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 06:51:54.97 ID:DODMqqq20 綾波「ハァ……ハァ……んくっ」 シンジ「あぁああぁぁあぁあぁああぁ……最低だ……ほんとに最低だ、俺って……」 綾波「……碇くん、自分のこと、俺って言うのね」 シンジ「は、はやなみっ!!ごっ、ごごごごめんっ!!ほんと謝ってどうにかなるようなことじゃないけど……ほんとにごめんっ!!」 綾波「……許さないわ」 シンジ「あっ……そ、そうだよね……許されるわけないよね……」 綾波「私以外の人にこんなことをしたら……許さないわ」 シンジ「……えっ?ど、どういうこと?」 綾波「浮気、ダメ、ゼッタイ」 シンジ「許さないってそのことなの……?僕のことは……」 綾波「……今回は特別に許可します」 シンジ「はっ、はやなみぃいいぃいぃいいぃいいいぃいぃい!!!!!!!」ガバッ 綾波「だ、ダメよ今は……まだ痛いから……」 シンジ「大丈夫だよ。痛みもそのうち、快感に変わっていくからさ」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 07:14:24.83 ID:DODMqqq20 綾波「ゼェ……ゼェ……あっ、垂れちゃう……」 シンジ「さ、さすがに僕も……もう動けない……」 綾波「碇くん……エヴァに乗ってる時より、凄かった……」 シンジ「綾波だって……聞いたこともないような、大声出してたじゃないか」 綾波「あ、あれは……碇くんがダメなところばっかり……その……」 シンジ「でも、イヤじゃなかったでしょ?」 綾波「……私、ちゃんとやめてって言ったわ」 シンジ「途中から、呂律が回ってなかったじゃないか。聞き取れないよ」 綾波「私、いじわるする人、嫌い……」 シンジ「あはは、ごめんね?今度からは、ちゃんと気を付けるからさ」 綾波「……分かってくれたなら、いい」 シンジ「うん!……にしても、これどうやって掃除したらいいんだろ……」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 07:15:25.76 ID:DODMqqq20 綾波「それより、碇くん。ここに、アヤナミンDがあるのだけど」 シンジ「……まだあったんだ。アヤナミンD?」 綾波「違う。ディーじゃなくてデー。アヤナミDが豊富に含まれているわ」 シンジ「それはアヤナミCとはどう違うの?」 綾波「アヤナミDはアヤナミCより強力なアヤナミを持っているの」 シンジ「綾波がなにを言ってるのか、僕には全く分からないよ……」 綾波「……飲む?」 シンジ「……やめておくよ。もし今日飲んだら、多分僕死んじゃうから」 綾波「そう……」 シンジ「また明日、ね?」 綾波「……分かったわ」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/25(金) 07:15:56.87 ID:DODMqqq20 これで終わり なんかエロくなっちゃった