レイ「家政婦の…綾波です…」シンジ「…え?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:06:04.12 ID:RpPiOIsT0 シンジ「あ、綾波?」 レイ「本日より家政婦として働かせていただきます。家政婦の綾波です…」 アスカ「誰よ!家政婦なんか雇ったのは!」 ミサト「私よ。シンちゃんに家政夫やらせてばかりもいられないから、プロの人を雇ったのよ〜」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:08:37.56 ID:RpPiOIsT0 アスカ「家事のことなんかシンジで十分じゃない!」 シンジ「僕任せなのは確定なんだね…」 アスカ「とにかく私は絶対にイヤ!他人を家に入れるなんて絶対反対よ!」 ミサト「アスカ、これは業務命令よ。レイ、朝食お願いね?」 レイ「承知しました…」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:10:42.51 ID:RpPiOIsT0 レイ「…」(グツグツ) シンジ「あの…綾波?なんか、手伝おうか?」(ウロウロ) レイ「…結構です。」 シンジ「…でもあの、ホラ、鍋、吹きこぼれてるし。」(ウロチョロ) レイ「…あの。」 レイ「後ろに立たないでもらえますか?」 シンジ「え、あ、ご、ごめん…」(スゴスゴ) アスカ「…ムゥッ」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:14:31.60 ID:RpPiOIsT0 レイ「お待たせしました…」 シンジ「こ、これは…」 ミサト「予想外に…」 アスカ「なによこれ、鳥の餌?」 レイ「オムレツです…」 シンジ「」(モグ) シンジ「!」(ウグ!) アスカ「オエ〜〜!マッズーーー!!!!!信じらんない!!!」 ミサト「レイ、アナタご飯作ったこと…」 レイ「よく、わかりません…」 アスカ「冗談じゃないわよ!もう学校行く!行くわよバカシンジ!!」(ガタン) シンジ「え、あ、待ってよアスカ!」 シンジ「…えーい!!!」(モグモグモグ一気に完食) シンジ「ご、ごちそうさま!ウゲップ」(バタバタバタ) レイ「…行ってらっしゃいませ。」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:17:27.77 ID:RpPiOIsT0 ミサト「じゃ、じゃあレイ。後のことはよろしくね?」 レイ「…承知しました。」 レイ「…」(掃除) レイ「…」(洗濯) レイ「…」(買い物) レイ「…」(夕飯の支度) シンジ「あの、ただいま…」(ガチャ) レイ「…」(トットット) レイ「おかえりなさいませ。」 シンジ「…あの、うん。ただいま////」 レイ「…シンジ様。宿題を、なさいませんと。」 シンジ「ああ、うん…そうだね…って、うわぁ!?なんだこの部屋!?」 (グッチャグチャ) 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:19:45.05 ID:RpPiOIsT0 レイ「お掃除を、いたしました…」 シンジ「掃除ってこれ…朝よりひどいことになってるけd」 レイ「…」 シンジ「ああ、いや!なんていうか、個性的っていうか…」 シンジ「あのさ、僕、ちょっとこれから部屋ちからしちゃうけどいいかな?」 レイ「…構いません。」 シンジ「ありがとう。じゃあ、綾波は仕事の続きをしててよ。」 レイ「かしこまりました。」(トットット) シンジ「よいしょっと。」(テキパキ片付け) 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:22:39.47 ID:RpPiOIsT0 シンジ「ふう、こんなもんかな。」(ピカピカ) アスカ「アイムホーム!あら、意外と掃除は綺麗に出来るじゃないあのバ家政婦。」 アスカ「バカシンジー、お腹すいたー。」 シンジ「僕に言うなよ…もうキッチンには入れないんだから。」 アスカ「はあ!?じゃあ私にあのゴミ食べて飢え死にしろってぇの!?アンタは!」 シンジ「だってしょうがないじゃないか。一生懸命作ってくれてるんだよ?」 アスカ「はあ〜あッ、最悪!ミサトのやつ、さっさと諦めてクビにすりゃいいのに。」 レイ「…」(グツグツ) 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:26:56.49 ID:RpPiOIsT0 レイ「(トントン)二番目の子さん…」 アスカ「なによ。」 レイ「洗濯物、たたみました。」 アスカ「入れば?」 レイ「失礼します。…ここに、置いておきます。」(トサ、バタン) アスカ「…」(洗濯物チラ) アスカ「…って、これの何処が畳んでんのよコルァ!!」(グッチャグチャ) アスカ「しかもバカシンジのTシャツが混ざってんじゃない!!きったないわねぇぇぇ!!!」 アスカ「…」(Tシャツ、スンスン) アスカ「…フン、臭ッい。私の服が全部シンジ臭くなったじゃない、最ッ悪!」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:32:08.61 ID:RpPiOIsT0 アスカ「ちょっと。」(仁王立ち) レイ「…はい。」 アスカ「これもお願い。」(新しい洗濯物ドサドサ) レイ「…はい。」 アスカ「バカシンジは洗濯するものないの?」 シンジ「え?まだお風呂に入ってないし、別に…」 アスカ「風呂に入るまで着替えないなんて不潔!!着替えなさいよ!」(無理やり脱がせ) シンジ「うわああああ何するんだよ!!」 アスカ「バ家政婦、これも!」(ドサドサ) レイ「…はい。」 シンジ「なんなんだよ…ハックション!」 アスカ「…フン////このマヌケな家政婦は私が教育しなきゃ駄目ね。」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:36:22.18 ID:RpPiOIsT0 シンジ「(チャポン)はぁ〜あ。いい湯加減だな〜ちょっと暑いけど。」 シンジ「ちょっとドジだけど、結構悪くないかもな…へへ。」 レイ「…失礼します。」(ガラ) シンジ「くぁふじこ!!!」 シンジ「ななななななななんんんんn」 レイ「お背中を…」 シンジ「いいいいいいいよそそそんなことしなくても!!!!」 レイ「私は、家政婦ですから…お気になさらな…」 シンジ「そういう問題じゃないよ!!もういいから出てってよ!」 レイ「承知しました…」(ガラガラ) シンジ「ハァハァ。」 シンジ「…最低だ、俺って…」(モッコリ) 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:42:04.23 ID:RpPiOIsT0 シンジ「はあ、やっぱり落ち着かないや…女の子が家にいるって…」 レイ「碇君。失礼します。」(トントン) シンジ「(ドキ!)あ、綾波!ど、どうぞ…あいてるよ(ドキドキドキドキ)」 レイ「…本日の超過料金の請求書です。」 シンジ「え、あ、ああ…はい。」 レイ「それでは、本日はこれで失礼します…」 シンジ「あ、あの!」 レイ「なんでしょうか…」 シンジ「綾波は、どうして家政婦なんか…」 レイ「ここでしか、生きられないからです…」 シンジ「家政婦って、どんなことしてきたの?」 レイ「ご主人様の望むこと、全てです。」 シンジ「全てって…じゃあ、家事以外にも、さっきみたいなことも?」 レイ「ご命令なら…」 シンジ「…。」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:44:51.01 ID:RpPiOIsT0 シンジ「あのさ、僕がいうのもなんだけど、そういうのって良くないと思うよ…」 レイ「…なぜ、ですか?」 シンジ「だって、そういうのって家政婦っていわないよ。」 レイ「家政婦じゃ、ない…?」 シンジ「綾波が嫌だって思うことはしなくてもいいんじゃないかな。」 レイ「…嫌だと思うこと…?」 シンジ「そうだよ、さっきみたいなことは…」 レイ「嫌じゃ、ありません。」 シンジ「え?」 レイ「嫌なことじゃ、なかった。」 シンジ「」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:47:30.84 ID:RpPiOIsT0 レイ「失礼します。(…「嫌」って、何?)」(帰宅) (その夜) シンジ「…ハァハァッ、うっ・・・ふう。」(レイ妄想) アスカ「…ハァハァッ、アッンーーー・・・はぁ。」(シワシワのシンジTシャツ) ミサト「グゴーーーーーーーーーーー」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:52:33.84 ID:RpPiOIsT0 カヲル「おはようございます。」 シンジ「あ、綾波、おは…あれ?カヲル君?なんで?」 アスカ「なんで朝からホモが…」 カヲル「今日はファーストがメンテナンスで来られないので、代わりに僕が。」(ニッコリ シンジ「そ、そうなんだ…メンテナンスって?っていうか、なんでカヲル君まで家政婦に登録…」 カヲル「細かい話は気にしないに限るよ。さあ、食事の用意を。」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:53:45.66 ID:RpPiOIsT0 シンジ・アスカ「う」 「うんまーーーー!!!」 ミサト「グゴーーーーーーーーーーーーーーー」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 14:57:07.34 ID:RpPiOIsT0 カヲル「行ってらっしゃいませ。」(ニッコリ) アスカ「…悪くないかも。エリートには支える主夫が必要よね…」(ブツブツ) シンジ「…」 アスカ「なによ、黙りこくっちゃって。」 シンジ「綾波、どうしたのかな…。」 アスカ「知らないわよ。家政婦一人に何入れ込んでんのよ。」 シンジ「…」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 15:00:25.39 ID:RpPiOIsT0 カヲル「♪」(掃除) カヲル「♪」(洗濯) カヲル「♪」(買い物) カヲル「♪」(夕飯の支度) アスカ「アイムホーム♪」 カヲル「やあ、おかえりなさいませ。」(ニッコリ) アスカ「フィフス、お腹減っちゃったーおやつお願ぁい。」 カヲル「承知しました。シンジ君は?」 アスカ「知らない。あのバ家政婦の所じゃないの?」(ムス) 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 15:03:46.58 ID:RpPiOIsT0 シンジ「」(ピンポーン) レイ「…はい。」 シンジ「あ、あの…僕、だけど。」 レイ「…」(ガチャ) レイ「…何?」 シンジ「綾波、今日どうしたの?どこか具合でも悪いの?」 レイ「…それは、お答えできません。」 シンジ「そっか、でも無事で良かった…。」 シンジ「…あれ、綾波ちょっと顔赤いよ?」 レイ「…」 シンジ「綾波、熱があるじゃないか!」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 15:07:52.97 ID:RpPiOIsT0 カヲル「セカンド、失礼します。」(トントン) アスカ「どーぞ♪」 カヲル「洗濯物です。」 アスカ「ありがと♪うっそ、ショップの新品みたいに綺麗ね。バカシンジよりすごいじゃない。」 アスカ「(でも、バカシンジの臭いがしない…)」 アスカ「ねえ、この洗濯物って、バカシンジのと一緒に洗った?」 カヲル「いいえ、個別に洗いましたよ。」 アスカ「そっか、そういうとこまで気を使えるのね。さすが。」 アスカ「(…)」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 15:11:29.90 ID:RpPiOIsT0 シンジ「綾波、大丈夫?」 レイ「…大丈夫、です。」 シンジ「いいよ、敬語じゃなくて。今は家政婦さんの時間じゃないんだから。」 シンジ「一応、おかゆ作ったよ。食欲はある?」 レイ「…」(部屋を見回し) シンジ「ああ、部屋も少し掃除しちゃったけど…ごめん、勝手なことしちゃったね。」 レイ「…碇君が…」 シンジ「ん?」 レイ「今日は、碇君が、家政婦さん、みたい…」 シンジ「あは、そうだね。たまにはいいんじゃないかな。」 シンジ「はい、おかゆだよ。あーんして。」 レイ「…」(アーン) 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 15:15:19.47 ID:RpPiOIsT0 アスカ「…ねえ、カヲル。」(フレンチカチャカチャ) カヲル「なんでしょうか。」 アスカ「バカシンジのやつ、遅いわね。」 カヲル「気になりますか?」 アスカ「べ、別にそんなんじゃないわよ。それに、家政夫のくせに余計なこと聞かないで!おかわり!!」 カヲル「承知しました。」(ニッコリ) シンジ「ただいまー」 カヲル「やあ、おかえりなさいませ。」 シンジ「うわ!!…あ、そっか。今日はカヲル君が来てくれてたんだっけ。」 カヲル「食事は?」 シンジ「ああ、うん。いいや、食べてきちゃったから。」 アスカ「どこで?」 シンジ「別に、どこでだっていいだろ。」 カヲル「承知しました。」(ニッコリ) 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 15:22:18.45 ID:RpPiOIsT0 シンジ「(チャポン)…ハァ。綾波が家政婦がいないと…なんか変な感じだな…」 シンジ「(綾波、明日は来てくれるかな…)」 カヲル「失礼します。」(ガラ) シンジ「くぁふじこぉぉぉぉぉ!!!!」 シンジ「何してんのさカヲル君!!!」 カヲル「お背中を流s シンジ「いいいいいいいらないんだよだからそういうオプションは!!」 シンジ「どうなってんだよその家政婦協会って!!!」 カヲル「気になるかい?」 カヲル「それは…君のお父上が一番よく知っていると思うよ。」 シンジ「父…さんが!?」 カヲル「そう…君の父、家政婦協会会長がね…」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 15:23:12.21 ID:RpPiOIsT0 シンジ「…」 カヲル「…」 シンジ「…」 カヲル「…」(ゴシゴシ) シンジ「…って何やってんッアーーーーー!!!!!!」 アスカ「?なによ、うっさいわね。」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 15:24:45.95 ID:RpPiOIsT0 シンジ「ハァ…なんで父さんが…」 シンジ「綾波にあんなことさせてんのは父さんなんだ…」 シンジ「…許せない。」 シンジ「明日、父さんの所に行ってこよう。」 (風呂場) カヲル「お背中を(ガラッ アスカ「いやああああああ変態!!!!!」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 17:16:49.85 ID:RpPiOIsT0 シンジ「明け方まで考えてたら、寝坊した…。お、おはよう。」 レイ「おはようございます。」 シンジ「あ、綾波!もう大丈夫なの?」 レイ「はい。」 シンジ「そう…よかった。」 アスカ「ムスッ」 シンジ「お、おはようアスカ。」 アスカ「(ギロッ)」 シンジ「(ビク)」 シンジ「ね、ねえ。アスカなんであんなに不機嫌なのかな?」 レイ「…わかりません。」 シンジ「そっか、そうだよね…。ねえ、アスカ」 アスカ「うるさい!!!あの変態男を派遣したのは誰よ!!訴えてやる!!!」 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 17:20:02.70 ID:RpPiOIsT0 シンジ「変態男って、まさかカヲル君のこと?」 アスカ「なんなのよ家政婦協会ってのは!!乙女の裸をなんだと思ってんのよ!許せない!!」 シンジ「カヲル君、まさかあれをアスカにまで…」 アスカ「ちょっと、バ家政婦。協会の住所教えなさいよ!」 レイ「…ネルフ。」 アスカ「へッ?」 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 17:23:49.57 ID:RpPiOIsT0 シンジ「…ったく、なんだよアスカのやつ。会長が父さんってだけで意気消沈しちゃってさ。」 シンジ「ほんと二重人格なんだから。」 レイ『いってらっしゃいませ。』 レイ『お背中を…』 レイ『ご命令なら…』 シンジ「…」 シンジ「僕だけでも絶対に父さんに訴えてやるんだ。」 シンジ「綾波をあんなことから解放させるんだ。」 レイ「あの…」 レイ「手を、離してもらえませんか?」 シンジ「え?うわ!!!」(バッ) シンジ「ご、ごめん。つい勢いで綾波まで連れてきちゃったよ。」 レイ「…。」 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 17:27:27.60 ID:RpPiOIsT0 ゲンドウ「久しぶりだな。シンジ。」 シンジ「…。父さん…」 シンジ「ってなんだよそのオカン系エプロン姿は!!」 ゲンドウ「今は家政婦協会会長だ。口を慎め。」 シンジ「なんなんだよもう…調子狂うな…」 ゲンドウ「シンジ。家政婦になれ。」 シンジ「は?」 ゲンドウ「家政婦名簿に登録しろ。」 シンジ「な、何を言ってるんだよいきなり。そんなこと出来るわけないだろ!」 ゲンドウ「できないのなら帰れ。」 シンジ「…」 シンジ「(ハッ!)って、危うく乗せられそうになった。」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 17:31:16.15 ID:RpPiOIsT0 シンジ「父さん!今日は綾波のことで文句を言いに来たんだよ!」 シンジ「父さんはなんでこんな、綾波に、ふ、風俗まがいのことをさせてんだよ!」 ゲンドウ「主人のためにはなんでもするのが家政婦の仕事だ。」 シンジ「何でもって…」(チラ) レイ「…」 シンジ「…」(オッパイチラズーム) レイ「…」 ゲンドウ「シンジ、常識を捨てろ。主人になれ。」 シンジ「…」(ゴキュリ) レイ「…」 シンジ「こ、こんなのだめだぁ!!!」 シンジ「綾波だってこんなの嫌だろ!?人のために奴隷みたいに!」 レイ「…」 ゲンドウ「レイ、家政婦は嫌か。」 レイ「いいえ。」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 17:36:42.64 ID:RpPiOIsT0 シンジ「そんな…ッ」 ゲンドウ「家政婦として働くことは幸せか?」 レイ「はい、幸せです。」 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 17:42:13.77 ID:RpPiOIsT0 レイ「碇君。夕食です。」(真っ黒焦げの鮭の塩焼き) シンジ「…」 レイ「二番目の子さんは、本日お友達の家にお泊りに。」 シンジ「…」 レイ「葛城ミサトさんは、ネルフでお仕事を。」 シンジ「…なんでだよ」 シンジ「なんで家政婦として生きて幸せなんて言ったんだよ。」 レイ「…嫌ではないからです。」 シンジ「なんで、あんな、誰にでも身体を売るようなことしてるのに、嫌じゃないんだよ」 レイ「…命令だからです。」 シンジ「命令?…ふふ、そっか、命令か…。」 シンジ「じゃあ、もういいよ!」(料理ガッシャーン!) シンジ「綾波、ヤらせてよ。」 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 17:45:35.20 ID:RpPiOIsT0 シンジ「誰でもいいんだったら。誰でもいいんだろ!?」 レイ「…。」 レイ「承知しました。」 レイ「…」(パサ) シンジ「…」 レイ「…」(スト) シンジ「…!」 レイ「…」(ぎゅ) シンジ「…」(ドックンドックンドックン) 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 17:55:15.27 ID:RpPiOIsT0 シンジ「…」(チラ) レイ「(ジ…)」(裸) シンジ「…(うわッ)」(ドックン) シンジ「いいの?本当に…」 レイ「はい…」 シンジ「…ハァ、ハァ…」(オッパイを触る) レイ「ン…」 シンジ「綾波、顔上げて…(声が震える)」 レイ「…」(顔を上げる) シンジ「…ン、チュ」 レイ「ハ、ア…ン、クチュ」 シンジ「…!(逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ)」(目が血走る) シンジ「あ、綾波!」(ドサ!) 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:00:18.17 ID:RpPiOIsT0 レイ「アッ…アッ!ン、…ィ!」(ズッチュズッチュ) シンジ「ハァッハァッ!イイよ!綾波の中、すっごくあったかいよ!!」(パンパン) レイ「ウッ、ンッ、ンッ」(手を伸ばしてシンジにすがり付く) シンジ「(綾波、か、可愛い…)」 シンジ「ンチュ!レロレロレロ」(ディープキス) レイ「レロ…ケホッ、ンチュ…ッ!?アウッヒ…!」 シンジ「…ウッ!」(ドピュ) レイ「ハァ…ハァ」 シンジ「ハァハァ…」 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:05:55.14 ID:RpPiOIsT0 シンジ「ご、ごめん…」 レイ「…何が、ですか?」(服を着る) シンジ「だって、綾波のこと…」 シンジ「しかも、あんまり気持ちいいから中に出しちゃって…ほんと、最低だ、僕…」(蹲り) レイ「…」 レイ「碇君…本日の、超過分の請求書です。」 シンジ「…」 レイ「本日は、これで失礼します。」 シンジ「待ってよ!」 レイ「…」 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:07:48.58 ID:RpPiOIsT0 シンジ「こんなので帰らないでよ。…今日は、家にいてよ…。支払いなら、多分大丈夫だから…」 レイ「…」 レイ「承知しました…」 シンジ「…」(ムラムラ) シンジ「あ、綾波!」(ドサッ) (パンパンパンパン) 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:08:36.27 ID:RpPiOIsT0 シンジ「こんなので帰らないでよ。…今日は、家にいてよ…。支払いなら、多分大丈夫だから…」 レイ「…」 レイ「承知しました…」 シンジ「…」(ムラムラ) シンジ「あ、綾波!」(ドサッ) (パンパンパンパン) 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:15:07.39 ID:RpPiOIsT0 レイ「おはようございます。」 シンジ「お、おはよう…//////」 レイ「朝食の用意ができています。」 シンジ「あ、うん…」(ドロドロで無味の味噌汁) レイ「…」 シンジ「…」 レイ「碇君。」 シンジ「(ドキ!)な、何?」 レイ「そろそろ出かけませんと。」 シンジ「う、うん…行ってきます…」 シンジ「(本当に…仕事なんだな…。綾波にとっては…)」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:18:43.69 ID:RpPiOIsT0 シンジ「あ、アスカ。昨日はなんで突然委員長の所に泊まったりしたんだよ。」 アスカ「フン。あんな家帰りたくない。」 シンジ「な、なんでだよ。」 アスカ「いつ襲われるかもわからないような家、誰が帰るかっての!」 シンジ「本当に何されたんだよ…」 アスカ「それより、昨日はあのバ家政婦と一晩お二人で過ごしたようね。無敵のシンジ様。」(ジロ) シンジ「(ドッキー)な、なんでそんなこと…」 アスカ「さっき、渡しそびれたって超過分の請求書を持ってきたのよ。」(ペラッ) シンジ「そ、それは」 アスカ「フケツ。」 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:21:54.75 ID:RpPiOIsT0 アスカ「はあーあ。ただいまー」(ガチャ) レイ「おかえりなさいませ。」 アスカ「…(ギロ)フンッ」 アスカ「あーあ!ヤダヤダこんな家!いやらしい!」 アスカ「こんな家壊れちゃえばいいのよ。そしたら私だって一人暮らしできるのに!」 レイ「…。」 アスカ「そーだ、アンタがめちゃくちゃにしたんだから、アンタが責任とってこの家壊してよ。」 アスカ「アンタのせいなんだから!」 レイ「…。」 レイ「承知しました。」 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:25:06.04 ID:RpPiOIsT0 レイ「…」(灯油を部屋中にぶちまける) アスカ「キャッ!!ちょっと…何やってんのよ!」 レイ「…」(ライター) アスカ「やめなさいよ!!」(ドカッ) レイ「…」(ドサッ) アスカ「アンタバカ!?一体なんなのよ!!」(ライター取り上げ) レイ「…」 アスカ「ハァッハァッ!もう嫌!嫌嫌嫌!!!出てってよ!もう来ないで!!!!!」 レイ「…」 レイ「承知しました…」 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:29:10.93 ID:RpPiOIsT0 シンジ「ただい…な、なんだよ?この灯油臭い臭い。うわ!なんだこの部屋!!」 アスカ「…あのバ家政婦の仕業よ。」 シンジ「あ、綾波が!?なんでこんなこと…、綾波はどこ行ったの?」 アスカ「知らない。もう来るなって追い出したから。」 シンジ「追い出したって…」 シンジ「なんでそんなこと勝手にするんだよ!綾波には家政婦しかないのに、なんでそんな酷いことするんだよ!」 アスカ「冗談じゃないわよ!私、殺されかけたのよ!?」 アスカ「なによ!綾波綾波って、バ家政婦のことばっかり!!!!」 アスカ「もうこんな家出てってやるわよ!!」(飛び出し) シンジ「アスカ!!」 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:30:42.91 ID:RpPiOIsT0 シンジ「どうしちゃったんだ…綾波もアスカも…」(フキフキ) (ピンポーン) シンジ「(ガチャ)あ…」 カヲル「家政婦の渚です。」(ニコ) 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:37:59.09 ID:RpPiOIsT0 カヲル「そう…それで僕がまたここへ派遣されてきたんだね。」 シンジ「ここを追い出されたら、綾波はこれからどうなるの?」 カヲル「どうもしないよ。再び別の場所へと派遣されるだけさ。」 シンジ「べ、別の場所?」 カヲル「別のご主人様の下へさ。」 シンジ「そんな…」 カヲル「元気少ないね?」 シンジ「…」 カヲル「彼女でないと嫌かい?」 シンジ「…」 カヲル「食事を用意し、掃除をし、洗濯をし…満足な生活を約束されるだけでは駄目なのかい?」 シンジ「カヲル君、僕は…」 カヲル「…ん?」(近い) シンジ「(ドキッ)」 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:40:34.16 ID:RpPiOIsT0 シンジ「ミサトさん…ミサトさん、早く帰ってきてよ…」 シンジ「何だか僕おかしいよ…このままじゃ自分を見失うよ…」 ミサト「ただいまぁ〜☆彡」 シンジ「み、ミサトさん!」 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:43:48.21 ID:RpPiOIsT0 シンジ「…」 レイ「…」 シンジ「あ、綾波!」 ミサト「違うわ、シンジ君。この人は『三番目レイ』さんよ。 シンジ「さ、三番目さん?」 ミサト「レイによく似ているけど、家政婦協会から来た人なの。」 シンジ「あれ、カヲル君は…」 ミサト「彼からの申し出よ。シンジ君を幸せにする為には自分では駄目、なのだそうよ。」 シンジ「か、カヲル君…」(きゅん) 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:49:02.22 ID:RpPiOIsT0 シンジ「(カヲル君は、僕のことをよくわかってくれてる。)」 シンジ「(…っていっても、この人よく似てるだけで綾波じゃないんだよな…)」 レイ「…。」 シンジ「(どう見ても綾波なんだけど…)」(ドキドキ) レイ「夕食の用意ができました。」(よくわからない黒い炭) シンジ「(料理に関しては前よりひどくなってるような…)」 ミサト「そういえば、アスカはぁ〜?」(ゴキュゴキュ) シンジ「さあ…友達のところじゃないですか?」 ミサト「なぁ〜に〜?喧嘩したの?駄目よ、仲良くしなくちゃ。」 シンジ「アスカが勝手に出てっただけです。」 レイ「…」 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:55:04.29 ID:RpPiOIsT0 シンジ「綾波。…じゃなかった。あの、三番目、さん…」 レイ「なんでしょうか。」 シンジ「綾波とは、双子なの?」 レイ「…いいえ。」 シンジ「でも、そっくりで…」 レイ「個人的な質問には…お答え、できません。」 シンジ「…ご、ごめん」 (シーン) シンジ「…」(ガタッ) シンジ「ごめん、僕、やっぱり…!」 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:56:45.93 ID:RpPiOIsT0 シンジ「(違うんだ、やっぱり。)」 シンジ「(顔が同じとか、そういうことじゃなくて。)」 シンジ「(衣食住性を守ってくれるだけじゃなくて。)」 シンジ「(僕は…!)」 (ピーンポーン) レイ「…はい。」(ガチャ) シンジ「ハァハァ…」 レイ「碇、君…」 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 18:58:33.99 ID:RpPiOIsT0 シンジ「わかったんだ。」 シンジ「僕は…綾波が好きなんだ!」 シンジ「綾波は家政婦として仕事をしただけかもしれないけど!」 シンジ「僕は、綾波じゃなきゃ駄目なんだ!」 レイ「…」 シンジ「…」 レイ「…ごめんなさい。」 レイ「こういう時、どういう顔をすればいいのかわからないの。」 シンジ「…」 シンジ「笑えば、いいと思うよ…」 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 19:00:07.72 ID:RpPiOIsT0 レイ「…。」(シャキ) レイ「申し訳ありませんが。」 レイ「それだけは出来ません。」 シンジ「え、え!?」 レイ「もしやれとおっしゃるのなら、お暇を…」 シンジ「え、わ、わかった!わかったよ!笑わなくてもいいよ…」 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 19:01:59.65 ID:RpPiOIsT0 シンジ「笑わなくてもいいよ…綾波が帰ってきてくれるならそれでいいよ」(ぎゅ) レイ「…」 (二人を見上げる人影) アスカ「…」(ギュ) 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/28(金) 19:02:55.90 ID:RpPiOIsT0 ネタ切れた 終わりだよ!!