アスカ「気持ち悪い」シンジ「えっ」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:41:36.91 ID:cd4XToJA0 アスカ「あーっ…うぇ」 シンジ「どうしたのさ」 アスカ「LCL、飲み過ぎたのよ…」 シンジ「ああ、あれおいしくないよね」 アスカ「ファイブミニみたいな味がするかと思ってたんだけど違ったわ」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:42:23.41 ID:cd4XToJA0 シンジ「色はそっくりだけどね」 アスカ「ベジータベータの味よ」 シンジ「そもそも飲むものじゃないしね」 アスカ「不可抗力よ…うー」 シンジ「まああれだけ弾けて混ざったらね…」 アスカ「気持ち悪い…」 シンジ「もうちょっと横になってたら?」 アスカ「そうする」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:43:25.96 ID:cd4XToJA0 アスカ「気持ち悪い」 シンジ「えっ」 アスカ「赤い海」 シンジ「確かに」 アスカ「南極では赤いって聞いてたけど実際に見ると気持ち悪いわね」 シンジ「ザ・血の池地獄って感じだね」 アスカ「失敗したわー…」 シンジ「えっ」 アスカ「一瞬ね、思っちゃったのよ」 シンジ「何を」 アスカ「『海が全部赤かったら』みたいなことをよ」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:44:01.60 ID:cd4XToJA0 シンジ「なんでまた」 アスカ「だってほら、赤とかアタシのパーソナルカラーじゃない」 シンジ「どこまでも業の深い自己顕示欲と独占欲だねアスカは」 アスカ「テヘヘ」 シンジ「誉めてないからね?」 アスカ「そうなの?」 シンジ「そう」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:44:46.46 ID:cd4XToJA0 シンジ「気持ち悪い」 アスカ「何よ」 シンジ「ほら、見てよあれ」 アスカ「どれよ」 シンジ「あっちの、あれ」 アスカ「片目潰れてるからよく見えないのよ」 シンジ「あの白い、でかいの」 アスカ「なに、あれ」 シンジ「綾波の残骸だと思うけど」 アスカ「気ッ色悪ぅ…」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:45:30.74 ID:cd4XToJA0 シンジ「凄いよ、あれなんてかち割れた頭部がこっち見てる」 アスカ「半笑いじゃないのよ」 シンジ「綾波、笑えたんだ…」 アスカ「でもまあ最後に笑えたんなら良かったんじゃないの」 シンジ「僕だったら半笑いで肉体が崩壊する最期は遠慮したいけどね」 アスカ「アタシだって」 シンジ「綾波はあれで満足だったのかな」 アスカ「あ、崩れた」 シンジ「うわぁーい」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:46:20.67 ID:cd4XToJA0 アスカ「で、これがアンタの望んだ世界って訳?」 シンジ「まあ依り代が僕だったからね、多分に僕の願望が反映されてるとは思うけど」 アスカ「それがコレぇ?アンタ、バカァ?」 シンジ「でもその他にも色んな願望が混じってるみたいだよ」 アスカ「そうなの?」 シンジ「だってほら、海」 アスカ「あ」 シンジ「さすがに中二病まっさかりの僕だってこんな趣味の悪い願望は持ち合わせてないよ」 アスカ「グサグサくるからやめて」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:47:40.02 ID:cd4XToJA0 シンジ「それにほら、あのジャイアントシロアヤナミ」 アスカ「まるで新たな海洋生物みたいな物言いね」 シンジ「どっちかというと僕はミニアヤナミヒトモドキみたいなほうが良かったよ」 アスカ「ニセゴミムシダマシモドキみたいね」 シンジ「大きさの話ね」 アスカ「どうでもいいわよ」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:49:05.43 ID:cd4XToJA0 シンジ「それにあの半笑い」 アスカ「半笑いの顔面が文字通り半分になってるからクォータースマイルね」 シンジ「あれも綾波が望んだんじゃないかな、『笑える自分でいたい』みたいなさ」 アスカ「それにしては不器用で中途半端な笑顔で状態固定されたわね」 シンジ「まああれはあれである意味『笑える』綾波ではあるよね、ははっ」 アスカ「あ、崩れた」 シンジ「うわぁーい」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:50:17.62 ID:cd4XToJA0 アスカ「で、結局アンタの望んだ部分はどのへんなのよ」 シンジ「うーん、実を言うと特にないんだよね」 アスカ「へ?」 シンジ「特に思い付かなかったんだよね」 アスカ「アンタ、バカァ?」 シンジ「それで適当に『ぼくのかんがえたさいきょうのほかんけいかく』みたいなイメージをしたらこんな感じに」 アスカ「まあ…確かに世界の終わり感はあるけど…」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:52:21.32 ID:cd4XToJA0 シンジ「アスカのお蔭で海の色もより一層それらしくなったしね」 アスカ「もうやめて!」 シンジ「あ、っと、そうだ」 アスカ「なによ」 シンジ「アスカに問題ね、海水の味は?」 アスカ「塩味よ、アンタバカにしてんの?アタシ大卒よ?」 シンジ「そうだよね、塩味だよね、大卒でなくても常識だからドヤ顔しないでよ」 アスカ「何なのよムカつくわね」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:54:11.92 ID:cd4XToJA0 シンジ「ちょっとさ、飲んでみてよ」 アスカ「ハァ?」 シンジ「この海水をさ」 アスカ「嫌よ!」 シンジ「どうしてさ!この真っ赤に染まった母なるアスカオーシャンの海水を飲むことの何がそんなに嫌なのさ!?」 アスカ「やめて!」 シンジ「そうだ、あのジャイアントシロアヤナミあたりの海域をアスカ湾と呼ぼう」 アスカ「わかった、飲むから、飲むからやめて」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:57:08.46 ID:cd4XToJA0 シンジ「ごめんね、なんか無理強いするみたいで」 アスカ「無理強いどころか恫喝に近いわよ…全く…」 シンジ「…どう?」 アスカ「これは…酒ね」 シンジ「やっぱり?」 アスカ「アンタ知ってたの?」 シンジ「なんとなくは思ってたよ」 アスカ「えーっと、つまり」 シンジ「ミサトさんだよ」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:57:51.57 ID:cd4XToJA0 アスカ「酒池肉林を地で行く気だったのねあの女…」 シンジ「このアスカ湾近海は日本酒だろうけど、多分ラングレー海峡あたりではビールとか」 アスカ「ちょっとまって耳慣れない単語が」 シンジ「ちなみにこのアスカ湾とラングレー海峡と惣流灘の三点を結んだのが…」 アスカ「謝るから」 シンジ「魔の海峡で、よくジャイアントシロアヤナミが座礁する」 アスカ「あ、もう一体デカいファーストが」 シンジ「うわぁーい」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:59:33.04 ID:cd4XToJA0 まあいいか アスカ「でもこれで安心ね」 シンジ「なにがさ」 アスカ「ミサトが酒池肉林を望んだなら少なくとも食料の心配はないって事よ」 シンジ「あー…」 アスカ「あっちにほら、白っぽい林があるじゃない。きっと文字通り肉の林よ!」 シンジ「あの、アスカ?」 アスカ「なによ」 シンジ「アスカは片目が潰れててはっきり見えないようだけど」 アスカ「それがなんだって言うのよ」 シンジ「はあ…じゃあ近くで見てみる?あの白い林」 アスカ「トーゼンよ、食糧確保が最優先ですもの」 シンジ「現実が見えてるようで見えてないなあ…」 アスカ「なにブツブツ言ってんのよ、行くわよ」 シンジ「イエッサ」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:00:09.71 ID:cd4XToJA0 アスカ「なによこれ…」 シンジ「いやぁー思った通りだ」 アスカ「途中から林というか木々が蠢いてるのには気付いてたけど…なんなのよコレぇ…」 シンジ「ここまで並ぶと壮観だね」 アスカ「ちょっと!感心してないで説明しなさいよ!何なのよコレは!」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:00:51.58 ID:cd4XToJA0 シンジ「何なのよ、ってアスカ大卒だろ?これが何かわかんないの?」 アスカ「分かるわよ!アタシが聞いてんのはどうして人間の下半身が木から生えてんのって事よ!」 シンジ「あー、だからコレが肉の林だよ」 アスカ「どういう事よ」 シンジ「つまりミサトさんの望んだ肉の林は肉は肉でも肉欲の方だったみたいだね」 アスカ「どこまで俗物なのよミサトは…」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:01:59.07 ID:cd4XToJA0 シンジ「ほらアスカ、こっちは雌の木であっちが雄の木だよ」 アスカ「いちいち解説しなくていいわよ!大体誰なのよそれらは!」 シンジ「この白さから察して雌は綾波だね」 アスカ「まあ予想は付いてたけど…雄は?」 シンジ「カヲルくんだね、僕にものすごいたかってきてるもの。あはは、くすぐったいよカヲルくん」 アスカ「気持ち悪い」 シンジ「あはは、リアルおしべとめしべだ」 アスカ「気持ち悪い!」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:04:04.71 ID:cd4XToJA0 アスカ「なんだってこんな事に」 シンジ「ミサトさん最後に僕に『大人のキスよ』とかやってたからじゃないかな…」 アスカ「ハァ?十四歳になにしてんのよあの女」 シンジ「『帰ってきたら続きをしましょうね』とも言ってたよ」 アスカ「最後まで欲望に正直って…アラサーって怖いわね」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:05:54.76 ID:cd4XToJA0 シンジ「それより僕にだって選ぶ権利はあると思うんだ、ね?カヲルくん」 アスカ「いやアンタの選択肢はどっちも間違ってるわよそれ」 シンジ「冗談だよ」 アスカ「そっちの方は冗談じゃないみたいだけど」 シンジ「あはは、カヲルくんは器用だね、すごい足技だ、ははは」 アスカ「気持ち悪い」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:06:32.17 ID:cd4XToJA0 アスカ「大体様子は分かってきたけど、どうするのよこれから」 シンジ「うーん、とりあえずアスカヶ浜に戻ろうか」 アスカ「着々と新たな地名が増えてるわね」 シンジ「ここにいてもなんか栗の花みたいな匂いがするし」 アスカ「うぉーい無視か」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:09:02.71 ID:cd4XToJA0 アスカ「で、どうすんのよ」 シンジ「うーん」 アスカ「これ以上誰かの願望を検証してると収集付かないわよ」 シンジ「ミサトさんは単純だったからいいけどね」 アスカ「他の連中はどう考えても業が深そうよね」 シンジ「リツコさんや父さんは言わずもがな…日向さんあたりも…」 アスカ「あーでもあれは?あのあれ」 シンジ「あー青なんとか…?なんだっけ」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:10:33.02 ID:cd4XToJA0 シンジ「あー青なんとか…?なんだっけ」 アスカ「青…そもそも青だったかしらね」 シンジ「青…いや、緑じゃなかったかな」 アスカ「緑…青…」 シンジ「ミドリムシ…?」 アスカ「アオミドロ…?」 シンジ「なんかそんなの」 アスカ「あれ、何の話だっけ?」 シンジ「来週の理科のテスト範囲の話だよ」 アスカ「そうそう、そうだったわね」 シンジ「海が赤い理由と、失われた海洋生物について」 ここで一回飽きてるねこの人 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:11:57.82 ID:cd4XToJA0 ???「碇くん…」 シンジ「ん?アスカ?」 アスカ「なによ」 シンジ「今呼んだ?」 アスカ「呼んでないわよ、あーっもう!バカシンジが声掛けるから!」 シンジ「どうしたのさ」 アスカ「崩れちゃったじゃないのよ」 シンジ「なにそれ」 アスカ「砂で作ったジャイアントシロアヤナミ」 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:12:52.18 ID:cd4XToJA0 シンジ「うわ、すごいや!」 アスカ「アンタが声掛けたから崩れちゃったじゃないのよ」 シンジ「でもこれ、崩れ方がすごいリアルでそっくりだよ」 アスカ「そこを誉められてもあんまり嬉しくないわよ」 ???「碇くん…」 シンジ「ん?」 アスカ「どうしたのよ」 シンジ「いや、やっぱり呼ばれたような…」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:13:51.16 ID:cd4XToJA0 ???「碇くん」 アスカ「ヒッ!」 シンジ「アスカ?」 アスカ「ちょ、アレ!アレアレ!」 シンジ「!?」 ???「やっと気付いてくれたのね」 シンジ「ジャイアント…」 アスカ「シロアヤナミ…」 レ イ「その呼び方やめてくれない」 アスカ・シンジ「喋ったァ!?」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:16:31.83 ID:cd4XToJA0 レ イ「二人ともずっと気付いてくれないから」 アスカ「ちょっとファースト、近いから離れてよ、気持ち悪い」 シンジ「気付いてって、ずっと呼んでたの?」 レ イ「違うわ」 アスカ「どういうこと?」 レ イ「遠巻きに顔面を崩してみたりしたのだけど碇くんは指差して笑うだけで気付いてくれなかったの」 シンジ「綾波の努力はいつも報われないなあ」 アスカ「その上ベクトルが明後日の方向き過ぎなのよ」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:17:46.18 ID:cd4XToJA0 レ イ「…あなた、気色悪いって言ったわね」 アスカ「近い近い近い、その半笑いで近寄らないでよ」 シンジ「それにしても綾波、随分大きくなったね」 レ イ「ええ。これは私の願望。人間が、大きくなりますように、って」 シンジ「あー微妙にニュアンスが違っちゃったかー」 レ イ「ええ、日本語って難しいのね」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:19:06.05 ID:cd4XToJA0 アスカ「もうだから近いって言ってんのよ!帰りなさいよ沖合に!」 レ イ「わかったわ。じゃあ碇くん、私はグーテンモーゲン沖にいるわね」 シンジ「あ、うん」 アスカ「悪かったってば、いていいわよ」 レ イ「アッハゾー」 アスカ「悪かったって」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:20:26.54 ID:cd4XToJA0 シンジ「ところで綾波」 レ イ「なに」 シンジ「ちょっと僕たちを乗せてくれない?」 アスカ「アンタなに言い出してんのよ」 レ イ「沖へ出るのね」 シンジ「そうそう、向こうはどうなってるか見ておこうと思って」 アスカ「なにその以心伝心」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:21:21.83 ID:cd4XToJA0 レ イ「この世界は碇くんの全てだから…分かるの…」 シンジ「さすが綾波、ひとり沈黙の艦隊こと父さんの相手してだけあるよ」 レ イ「えへへ」 アスカ「その顔で照れないでよ気持ち悪いわね」 レ イ「行きましょう碇くん、はるかヘロォ洋へ」 アスカ「ごめんって」 レ イ「冗談よ。乗って」 シンジ「あ、でも綾波、できれば仰向けじゃなくてうつ伏せにしてくれないかな」 アスカ「今更だけど大事なところ丸見えよアンタ」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:22:10.98 ID:cd4XToJA0 レ イ「そう?こっちの方がつかまりやすくかつ柔らかなクッションにもなるかと思ったのだけど」 シンジ「いやまあ、目に毒というか」 アスカ「ここまででかいと何が何だかだけどね」 レ イ「そこまで言うならうつ伏せになるわ。でも…」 アスカ「何よ」 レ イ「うつ伏せになると腰から生えたフィフスが」 アスカ「うん、仰向けでいいわ」 カヲル「僕は君に会うたゴボボボ」 シンジ「カヲルくん(の上半身)そこにいたんだね…」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:23:03.21 ID:cd4XToJA0 レ イ「碇くん、島が見えるわ」 シンジ「本当だ、名前を付けなきゃ」 レ イ「エース島(トゥ)なんてどうかしら」 アスカ「やめて!」 シンジ「あ、父さんと母さんが差し向かいでお茶飲んでる」 レ イ「本当ね、碇司令気持ち悪いくらい突き抜けた笑顔ね」 アスカ「業が深い割にはこじんまりとした願望だったみたいね」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:23:47.45 ID:cd4XToJA0 シンジ「うわあ、本当に気持ち悪いや、あの笑顔」 レ イ「こっちに気付いたわ」 アスカ「ゲッ」 レ イ「手を振りながら世界が破滅しそうな程の笑顔で駆け寄ってきてるわ」 アスカ「もう一回ひとりでインパクト起こせそうなレベルね、あの顔は」 レ イ「碇くん、呼んでるわ」 シンジ「綾波、出航」 レ イ「サー、イエッサ」 アスカ「気持ち悪い…」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:24:18.17 ID:cd4XToJA0 ここで完全に飽きたっぽいので終わりね 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:35:44.25 ID:cd4XToJA0 仕事の合間に書いてたから まあまた暇な時に思いついたら書くから そんときまたね