徹子「今日のゲストは探偵の工藤新一さんでございます」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/13(木) 17:41:30.54 ID:3iXe+m/n0 コナン「よろしくお願いします」 徹子「お父様が小説家の工藤優作さん、 お母様が女優の工藤有希子さんでいらして、 大変に才能溢れるご両親の間にお生まれになった、 いわばサラブレッドでいらっしゃいます」 コナン「ははは、いやいや」 12 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 17:54:36.46 ID:F+sB9rOFQ 徹子「数々の難事件を解決していらっしゃる名探偵でいらして、 雑誌や新聞なんかでご存知という方も多いと思いますが、 こういったトーク番組にお出になるというのは初めてということでね」 コナン「はい、そうですね。 ちょっと緊張してるんですが、呼んで頂いて光栄です」 徹子「ウッフフフなんだかこんな小さなお子さんがね、 大人のような口調で話しているというのは可笑しくって」 コナン「ははは」 13 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 18:00:05.77 ID:F+sB9rOFQ 徹子「今はね、このように可愛らしいお子さんの姿をしていらっしゃいますが、 本当はおいくつだったかしら?」 コナン「17ですね」 徹子「まあ、お若い。ウッフフフまあこんなお子さんにお若いっていうのも おかしな話なんですが、実際の年齢もお若くていらっしゃって」 コナン「はは、そうなんですよ」 徹子「テレビの前のみなさんもね、 非常に大人びたお子さんに見えていた方も多いと思いますが、 そうではなくて本当に大人でいらっしゃいます」 コナン「ははは」 16 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 18:06:13.30 ID:F+sB9rOFQ 徹子「最初に工藤新一さんとご紹介しましたが、 このお姿のときのお名前はまた違うみたいね」 コナン「はい。子供のときは 江戸川コナン、という名前でして」 徹子「え、江戸川、コン、」 コナン「コナンです」 徹子「コナン。ごめんなさいね。個性的なお名前で、 江戸川コナンさんと名乗っていらっしゃる」 コナン「はい。すいませんなんか、変な名前つけちゃって…」 18 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 18:14:27.41 ID:F+sB9rOFQ 徹子「とんでもございません。 いえね、アフリカにベナンって国があるでしょう」 コナン「あ〜はい」 徹子「あたくしユニセフの親善大使っていうのをやっててね、 アフリカには何度も行ったことがあるんですけど、 なんだかそれと混ざっちゃうのよね」 コナン「あ〜。ベナンとコナンでね」 徹子「ベナン。コナン。 あらあんまり似てないわねウッフフフ」 コナン「はは、いや初めて言われましたね」 徹子「あらそう。 あたくしはなんだかどうしても間違えてしまうんですが、 個性的なお名前でね、素敵でございます。」 コナン「ははは、ありがとうございます」 19 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 18:23:27.02 ID:F+sB9rOFQ 徹子「そのお名前のお話も後ほどお伺いしていきたいと思うんですが、 まず、なぜ17歳でいらっしゃるのに、 今のようなこういったお姿になられたのかということが、 皆さん大変気になっていらっしゃることだと思います」 コナン「ははは、そうですよね」 徹子「どういったことで、今のようになられたのかしら」 コナン「あのー、幼なじみと遊園地に出かけたんですね、僕。 そこでちょっと事件に巻き込まれまして」 徹子「あなたよく事件に巻き込まれるんですってねウッフフフ。」 23 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 18:33:32.72 ID:F+sB9rOFQ 徹子「その幼なじみというのが、毛利蘭さんという方」 コナン「あ、はい、そうです」 徹子「あの有名な毛利小五郎さんの娘さんなんですってね」 コナン「はい」 徹子「蘭さんは空手がお得意でいらして、とてもお強いとか。 県大会にも何度もご出場されてるんですって?」 コナン「はい、そうですね。 だからもう、喧嘩になったら恐ろしいですよ」 徹子「あら、フフフ。 やっぱり喧嘩になるとあなたが負けてしまうの」 24 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 18:42:48.16 ID:F+sB9rOFQ コナン「まあ腕が立ちますからね。 その遊園地に行く時も、 僕ちょっとその約束を忘れてたんですが、 電柱に拳でヒビ入れて ‘まさか行けないなんて言わないわよね’ みたいに言われちゃって」 徹子「ウッフフフ、脅しのような」 コナン「そうですよ。まあ僕も照れ隠しで 忘れた振りしちゃったみたいなところもあるんでね」 徹子「可愛らしい。 知らんぷりして女の子の気を引くようなことはね、 年頃の男の子にはよくありますよ」 コナン「ははは、まあ僕もそれですね」 25 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 18:50:44.29 ID:F+sB9rOFQ 徹子「はい。行く前にはね、 そのようないざこざがあったようですが、 結局遊園地には二人でお行きになって。 そこで何か悪い人たちの取引を見てしまって、 その人たちに毒のような 何だかわからないお薬を飲まされたんですって?」 コナン「はい、そうです」 徹子「この人たちのことを、 黒い組織と呼んでいらっしゃる」 コナン「あ、黒の組織って呼んでます」 徹子「あら、ごめんなさい黒の組織? 黒い、じゃなく黒」 27 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 19:02:21.82 ID:F+sB9rOFQ コナン「いやまあ、どっちでもいいんですけどね。 正式な名前はわからないんですけど、 とりあえず黒っぽい服装をしているので、そう呼んでます」 徹子「黒っぽいっていうのは、 着ているトレーナーなんかが黒いようなってこと?」 コナン「いやっ、トレーナーとかそういうラフな感じではないですね。 あのー、黒のスーツとかコートを着ていて」 徹子「あら、そうなの? そんなドラマに出てくるスパイのような格好で歩き回ってたら、 すぐにスパイだってわかっちゃうわね」 28 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 19:15:03.07 ID:F+sB9rOFQ コナン「ははは、そうですよね。 逆に目立ってるんじゃないかって感じですが」 徹子「そうよねえ、トレーナーの方がよっぽどいいわね。 それでその黒い組織に飲まされたお薬に 体が小さくなるような不思議な力があって、 今のようなお姿になられて」 コナン「はい」 29 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 19:22:47.49 ID:F+sB9rOFQ 徹子「それからはその黒い組織を倒して、 小さくならないようなお薬を見つけるために、 高校生と小学生の 二つの顔を持つ生活をしていらっしゃる」 コナン「はい」 徹子「何か大変なことはおありになる?」 32 名前:>>1[] 投稿日:2012/12/13(木) 19:33:18.60 ID:F+sB9rOFQ コナン「いやっ、まあ大変なことばかりでねー、 まあもう、だいぶ慣れてはきてるんですけど」 徹子「あらそう。はたから聞いていると、 子供に戻れるなんて楽しそうなんて思っちゃうけど」 コナン「はい、やっぱりそうですねえ」 徹子「どういったところで大変なのかしら」 コナン「やっぱりまず、一番気を遣うのは 正体がバレないようにってことですよね」 徹子「バレないようにっていうのは 誰に対してそう思うの?」 35 名前: 忍法帖【Lv=6,xxxP】(1+0:15) [] 投稿日:2012/12/13(木) 19:44:44.78 ID:F+sB9rOFQ コナン「いや、それはやっぱり黒の組織にですよ。 僕に飲ませた薬っていうのは 組織は毒だと思ってますからね。 工藤新一は死んだと思ってるんです」 徹子「あら、別にあなたを 小さくしてやろうってことではなかったの?」 コナン「そうですよ。 小さくなったのは偶然ですからね、 僕がこうして生きているって知られるのは ちょっとヤバいですね」 徹子「そうですか。それではCMです」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/13(木) 19:55:08.04 ID:F+sB9rOFQ 徹子「はい。 あのーあなた、江戸川コナンさんとも 名乗ってらっしゃるということでね」 コナン「はい、そうですね」 徹子「個性的なお名前ですけれども、 これには面白い由来があるんですって?」 コナン「いやいや、まあ面白いというか、 行き当たりばったりで決めたって感じなんですけどね」 徹子「あなた、子供になったばかりのときに名前を聞かれて、 咄嗟に本棚にあった背表紙が目に入って。 それが江戸川乱歩とコナン・ドイルの本で、 それを合わせて、あなた口からでまかせみたいに 江戸川コナンですって言ってしまったという、 これはどういうお話だったのかしら」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/13(木) 20:04:20.61 ID:F+sB9rOFQ コナン「どういう、というか、 はい、まあその通りですね」 徹子「ウッフフあたくしこれを伺ったときに なんだか笑ってしまって、 どうりで、あまり考える暇がなくて こういうお名前になってしまったんだと思って 可笑しくってウッフフフフ」 コナン「あ、はい、なんかすいません」 徹子「そういった理由で 江戸川コナンさんになられたということですが、 あなたサッカーがお得意なんですって?」 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/13(木) 20:17:12.45 ID:F+sB9rOFQ コナン「あっはい、子供のときから得意でしたね。 今も一応サッカー部で」 徹子「ウッフフフ子供の時からって 今も小さくていらっしゃるから 変な感じが致しますけれども、 お体がいきなり小さくなっても サッカーは変わらず上手にお出来になるの?」 コナン「そうですね。 体が覚えてるって感じで、変わらず」 徹子「素晴らしい。はい、 こちらでサッカーボールを用意いたしましたので、 何か見せてくださるかしら」 コナン「あっ、今やりますか?」 徹子「ええ。なにか派手な、短いのありますでしょ」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/13(木) 20:26:49.75 ID:F+sB9rOFQ コナン「えーっと…じゃあ、 よく推理するときにやるんですが、 ボールを体の上に乗せたりする…」 徹子「じゃあそれをお願いします」 コナン「ほっ、ほっ」 徹子「アーッ!キャーッすごーい!」 コナン「…で、膝から背中に乗せたり…ほっ」 徹子「アーッ!まぁー、すごおい!」 コナン「はい、じゃあ一応、こんな感じで…」 徹子「ワ〜」 パチパチパチ コナン「はは、ありがとうございます」 徹子「なんだか手品を見ているようなね、 頭や膝に磁石なんか入ってるんじゃないかしら なんて思ってしまうような、 素晴らしい特技でございました」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/13(木) 20:39:40.38 ID:F+sB9rOFQ 徹子「あなた、パラパラとかいう踊りもやってらしたの?」 コナン「あっ、いや〜それは、そんな全然」 徹子「そのパラパラっていうのはどんな、どういった踊りなの? あたくし聞いたことがなくて、想像ができないわ」 コナン「いやいや、あの、手をこう動かしたりするような…」 徹子「フラメンコのような」 コナン「いや、それとは結構違いますね〜」 徹子「どんな踊り?見せてくださる?」