シンジ「もう女はいやだ」 1 名前: ◆jKtXtzTmefB9[] 投稿日:2012/12/10(月) 03:02:32.10 ID:pWjkLAri0 エヴァTV版24話ベースで。 最初から最後までホモスレです。エロ要素はないっていうかそんな描写したくないです。 世間ではカヲル=ホモっていうのが常識でも、カヲルがホモじゃない世界だってきっとあるよね?っていう考えで書いてます。 その代わりシンジが気持ち悪いホモなので嫌な方は読まないほうがいいと思います。レイとユイが腐女子なのでそれも。 自己満足で書かせて頂いてますので、細かい点や文才のなさなどはご容赦頂けましたら幸いです。 2 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/10(月) 03:04:21.39 ID:pWjkLAri0 シンジ(トウジもケンスケもみんな家を失って他のところへ行ってしまった……) シンジ(僕はどうしたらいいんだろう。わからない) シンジ(誰か……アスカ、綾波、ミサトさん……リツコさん、マヤさん……) シンジ(……だめだ。女性なんて信じられない、信じたくない) シンジ(綾波はアレだし、アスカはどっか行っちゃうし、ミサトさんは汚い大人だし、リツコさんはオバサンだしマヤさんはガチレズだし) シンジ(やっぱり男の人のがいいよ……) シンジ(誰か……父さん、冬月副司令、加持さん、青葉さん、日向さん……) シンジ(……だめだ) シンジ(父さんはマダオだし、副司令は空気だし、加持さんはスイカ男だし青葉さんはロン毛だし日向さんはメガネだし) シンジ(……ハァ……トウジ……ケンスケ……) 3 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/10(月) 03:05:24.40 ID:pWjkLAri0 ♪フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフーンフフーン シンジ「?」 ???「歌はいいねぇ」 シンジ「!!」 ???「歌は心を潤してくれる。リリンが生み出した文化の極みだよ」 ???「そう感じないかい? 碇シンジく……!!?」 シンジ「キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!美少年キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!」 シンジ「えっちょっえっ、なにこれご褒美?なんかいろいろがんばった僕へのご褒美?」 シンジ「しかも僕好みの細いカラダ!キレイなだけじゃなく優しそうな顔!石田ボイス!」ジロジロ シンジ「綾波(2人目)もアスカも委員長もいなくなった今になってこんな美少年登場なんて!」 シンジ「これは僕だけのためのフラグだよね!そうだよね母さん!!」 4 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/10(月) 03:06:22.16 ID:pWjkLAri0 ???「あ、あの……い、碇、くん?」 シンジ「シンジでいいよ!!君は!?君の名前は!!?」 ???「ひっ……か、カヲル。渚カヲル」ヒキッ シンジ「渚カヲルくんだね!?カヲルくんって呼んでもいいかな!いいよね!答えは聞かないけど!」 カヲル「あ、ああ、うん……」 カヲル(老人たちに聞いていたのと随分違うじゃないか……もっと根暗、いや大人しい少年だと聞いていたのに) カヲル「あの、僕は」 シンジ「わかってるよカヲルくん!君は僕のために舞い降りた天使だって!天使だって!!」 カヲル(!!……まさか、僕の正体を一瞬で見抜いて……?) 5 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/10(月) 03:06:59.29 ID:pWjkLAri0 シンジ「ああ、同じエンジェルでも使徒なんかとは全然違う!君こそ本物の天使だよ!」 カヲル(……杞憂か) カヲル「いや、その、僕は君と同じ」 シンジ「僕と同じ!?そんなことは有り得ないよ!僕みたいな汚らわしいモノと君のような天使が同じだなんて!」 カヲル「いやだから仕組まれた」 シンジ「仕組まれた出会いなんだね!なんて運命的な響きなんだ!素敵だよカヲルくん!!」 カヲル(なにこいつ気持ち悪い) 6 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/10(月) 03:08:31.34 ID:pWjkLAri0 ――シンクロテスト前、更衣室 シンジ「いやーまさかカヲルくんがフィフスチルドレンだなんて!ますます運命な気がするよ!」 カヲル(……そりゃまぁシナリオ通りなんだからそうなんだろうけど) シンジ「これから一緒に戦えるんだね!ううん、僕が君を守るから大丈夫、そのキレイな顔を吹っ飛ばさせはしないよ!」 カヲル(……やだなぁこれ……)ヌギッ シンジ「……!」カッ<●><●> カヲル「……シンジくん?」 シンジ「か、カヲルくん、それ……」プルプル カヲル「?なにかあった?」(なんか嫌な予感がする) 7 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/10(月) 03:09:10.74 ID:pWjkLAri0 シンジ「……すンッッッッッばらすぃいぃぃよ!!!!!いや、想像どおりだ!!」 シンジ「均整の取れた体……真っ白で滑らかな肌……ああったまらないよ……////」 カヲル「!!?」バッ シンジ「ふふっ、恥ずかしがってるの?そんな反応もいいけど、僕たち男同士じゃないか。隠さなくっても大丈夫だよ!」 カヲル「い、いや、でも、そんなに凝視されるのはちょっと……(キモイっていうか気持ち悪いっていうか)」ゾワゾワ シンジ「そう?それなら今日は見ないでおくよ。カヲルくんにとっては大事な初日だものね」クルッ カヲル「ほっ……」ヌギッ シンジ「あっ、乳首ピンク色なんだねっ☆」ニコッ カヲル「!!!!!」ババッ 8 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/10(月) 03:10:16.06 ID:pWjkLAri0 ―― 冬月「このデータに間違いはないな?」 マコト「全ての計測システムは正常に作動しています」 マヤ「MAGIによるデータ誤差、認められません」 冬月「よもやコアの変換もなしに弐号機とシンクロするとはな、この少年が」 マヤ「しかし信じられません!いえ、システム上有り得ないです……」 ミサト「でもシンクロ率自体は低いわね……」 マヤ「そうですけど、……なんだか彼の顔、写真よりやつれてませんか?」 ミサト「それに比べてシンジくんは妙につやつやしてるわね……シンクロ率もいつもより高いし」 ミサト(あんなことのあとなのに……なにがあったのかしら?) ミサト「まぁいいわ。とにかく原因を探ってみて」 16 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/11(火) 00:01:27.79 ID:d27v7ZY/0 ――シンクロテスト後、更衣室 シンジ「カヲルくんどこにいったんだろう……」 シンジ「テストが終わったと思ったらダッシュで出ていっちゃうんだもん」 ガコッ シンジ「ロッカーに制服がないってことは、もう着替え終わって……」 シンジ「……!こ、これは……カヲルくんのインナーシャツ……!!?」 シンジ「着るの忘れていったのかな?案外ドジっこなんだ……ふふっ」 シンジ「……」マフッ シンジ「カヲルくんの匂いがする……」クンカクンカスーハー シンジ「ネルフに来たばっかりでもしかしたら迷子になっちゃってたりして」クンカクンカスーハー シンジ「探さなきゃ」クンカクンカスーハー シンジ「……」クンカクンカスーハー シンジ「……たまらないや」クンカクンカスーハー 17 名前: ◆jKtXtzTmefB9[] 投稿日:2012/12/11(火) 00:02:18.09 ID:d27v7ZY/0 ―― カヲル(上手く撒けてるといいんだけど……) カヲル(あんなホモと一緒とか冗談じゃないよっ……) カヲル(あのときの彼の目……)ゾクッ カヲル(ウワアアアアアァァァァァムリムリムリ気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!!!) カヲル(もう今すぐにでもサードインパクトを起こしてしまいたいくらいだよ!!) カヲル(でも今妙な動きを起こすわけにはいかない……) カヲル(だけどあのホモは本気で無理だ……!!) カヲル(どうすれば……ああ、僕はどうしたらいいんだ!) レイ「……」ジッ 18 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/11(火) 00:02:58.61 ID:d27v7ZY/0 カヲル「!」 レイ「……」ジッ カヲル「き、君は……あ、き、君がファーストチルドレンだね」 レイ「……」ジッ カヲル「あ、綾波レイ。君は僕と同じだね」 レイ「……」ジッ カヲル「……あの」 レイ「……同じじゃないわ。私はホモに付き纏われてないもの」 カヲル「!!!?」 19 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/11(火) 00:03:28.75 ID:d27v7ZY/0 レイ「……図星、なのね」 カヲル「なッ……!?」 レイ「……服、ちゃんと着たら」 カヲル(はっ、逃げるのに精一杯でシャツ羽織っただけだった……インナー忘れてきちゃったな) レイ「……乳首」 カヲル「!!!?」ビクッ レイ「ピンク色なのね」ニヤッ カヲル「ヒィィィィィ!!!」ダッ レイ「……逃げた……かわいい」クスクス 20 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/11(火) 00:04:09.50 ID:d27v7ZY/0 ―― 冬月「フィフスの少年がレイと接触したそうだ」 ゲンドウ「そうか」 冬月「今フィフスのデータをMAGIが全力を挙げて洗っている」 冬月「それはそうと、お前の息子だが……その……」 ゲンドウ「なんだ」 冬月「報告によれば、……フィフスに好意を抱いているようだ、と」 ゲンドウ「……」 冬月「それがただの好意でなく、どうやら恋愛感情に近いもののようだという話だ……」 冬月「録音している音声によれば、ち、ち、乳首がピンク色などという会話も……」 21 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/11(火) 00:04:46.02 ID:d27v7ZY/0 ゲンドウ「……それがどうした」 冬月「えっ」 冬月「そ、そればかりではないぞ!レイも同じことをフィフスに言っていたと……!」 ゲンドウ「問題ない」 冬月「も、問題ないだと……息子がホモでもいいのか!レイにしても……」 ゲンドウ「問題ない。シンジの感情についてもレイの言動についても全て、な」 ゲンドウ(ユイ……レイばかりでなく、シンジも君の遺伝子を強く受け継いでいるようだ) ゲンドウ(君は生粋の美少年好きの腐女子だったからな……)ニヤリ 22 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/11(火) 00:05:29.53 ID:d27v7ZY/0 ―― ミサト「MAGIが全力を投じても彼の正体は未だ不明。何者なの?あの少年」 ミサト「シンジくんも未だ戻らず」 ミサト「……今日のシンジくん、どこかおかしかったわね」 ミサト「シンクロテストが終わるなり『カヲルくんはどこですか!?』なんて血相変えて」 ミサト「昨日までのシンジくんとは明らかに違う……あの少年との接触が原因なのかしら」 ミサト「……保護者失格ね、私」 23 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/11(火) 00:07:36.56 ID:d27v7ZY/0 === 今日はここまでで失礼します。 24話ベースなのでそう長くなる予定はありませんが、最後までお付き合い頂けたら幸いです。 29 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:51:00.34 ID:t18c8sDk0 ―― カヲル(ハァ……なんとかシンジくんに見つからないまま終わらせられたな……) カヲル(早くシャワー浴びて部屋に行こう……) シンジ「あっカヲルくん!」 カヲル「」 カヲル(ちょっ、なんでここにシンジくんがいるんだよ!職員の人に聞いた彼の終了時間はとっくに過ぎてるじゃないか!) シンジ「カヲルくん、お疲れ様。君を待ってたんだよ」 カヲル「あ、あぁ……ありがとう……」 カヲル(自分の定時試験が終わってから3時間も待っててくれるなんて……) カヲル(……やっぱり気持ち悪いな) 30 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:51:45.46 ID:t18c8sDk0 カヲル「……帰らないのかい?っていうか帰りなよ」 シンジ「実は……あまり帰りたくないんだ(だってまたミサトさんに迫られそうだし……)」 カヲル「帰る家、ホームがあるという事実は幸せに繋がる。よいことだよ。だから早く帰ったほうがいいよ、うん」 シンジ「そうかな。でも僕は君といるほうが幸せだな」 カヲル「いやそんなことないよ勘違いだよ早く帰りなよ」 31 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:52:15.98 ID:t18c8sDk0 シンジ「僕、君ともっと話がしたいんだ。一緒に行っていい?」 カヲル「え?」 シンジ「シャワーだよ。これからなんでしょ?」 カヲル「う、うん……」 シンジ「ダメかな?ううんダメじゃないよね?ね?ね?いいよね?答えは勿論聞いてない!」 カヲル「う……いや……えっと……」 シンジ「恥ずかしがらないでいいよ!さあ行こう!さあさあさあ!」ガシッ カヲル「ちがっ、そういうわけじゃっ、うわああああ!!!」 ズルズルズル... 32 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:53:05.20 ID:t18c8sDk0 ――大浴場 カポーン... カヲル「……シャワーでよかったんだけど」 シンジ「シャワーだけじゃ疲れは取れないよ。カヲルくんなんだか疲れた顔してるし、こういうときはお湯に浸からなきゃ」 カヲル(誰のせいだと) シンジ「……カヲルくん」ニギッ カヲル「!!!」ビクッ バシッ シンジ「……」 カヲル「あっ……ご、ごめん……」 シンジ「大丈夫、気にしないで^^カヲルくんは照れ屋さんなんだね、ふふっ」 カヲル「っ……」ゾワッ カヲル(ど、どうにかして話を逸らさなきゃ) 33 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:53:46.02 ID:t18c8sDk0 カヲル「た、他人を知らなければ裏切られることも互いに傷つくこともない」(棒読み) シンジ「どうしたのいきなり?でも寂しさを忘れることもないよ」 シンジ「カヲルくんと一緒にいれば寂しさを忘れることができるんだ」ススス カヲル(やばい近い)ガクブル ガシャンッ  ――消灯 シンジ「……時間だ……チッ」 カヲル「……も、もう終わりなんだね!?」ホッ シンジ「うん、残念だけど」 カヲル「そうか、終わりならもう寝ないといけないね!」 シンジ「君と?」 カヲル「えっ」 34 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:54:17.98 ID:t18c8sDk0 シンジ「カヲルくんには部屋が用意されてると思うよ」 カヲル「そ、そうだね、じゃあシンジくんは家に帰らなきゃ」 シンジ「帰りたくないんだ」 カヲル「いや、でも」 シンジ「カヲルくんは本当に恥ずかしがりやさんなんだ。ガラスのように繊細だね、カヲルくんの心は」 カヲル「えっ(それ僕のセリフ)」 シンジ「ますます好意に値するよ」 カヲル「えっえっ」 シンジ「好きってことだよ」 カヲル(そんなこと言われなくても迷惑なほどにわからされてますから!!!!!) 35 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:54:56.80 ID:t18c8sDk0 ―― シンジ「あ、そうだ。これ、忘れてったみたいだから預かっておいたよ」 っカヲルのインナーシャツ カヲル「あ、ありがと、……妙に湿ってないかい?それになんか生臭……」 シンジ「^^」ニコニコ カヲル(……捨てておこう) 36 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:58:10.19 ID:t18c8sDk0 ――カヲルの部屋 カヲル(結局ついてこられてしまった……) カヲル「……やはり僕が下で寝るよ(その方が万一何かあったとき逃げやすそうだし)」 シンジ「いいよ、僕が無理言って泊めてもらってるんだから(押し倒すならベッドのほうがいいだろうし)」 カヲル「……」 シンジ「……」 カヲル(……早く寝てしまおう……いや、寝てしまったら何をされるかわからない、シンジくんが寝るまで起きていよう……) シンジ(カヲルくん早く寝ないかな……寝たら存分に……いや起きてるうちに押し倒してもいいけど……) カヲル「……君は何をしたいんだい?」 シンジ「え?そりゃあカヲルくんとアレとかソレとか////あっ言っちゃった////」 カヲル「……ごめん、話を変えよう。僕に聞いてほしいことがあるんじゃないか?」 シンジ「え?別に」 カヲル「……」 37 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:58:47.18 ID:t18c8sDk0 シンジ「まぁ、カヲルくんに逢う前にいろいろあったけど」 シンジ「そう、……いろいろ。だから、だから僕は君に惹かれたんだと思う」 カヲル「……」 カヲル(……きっと、辛いことがたくさんあったんだろうな)シンミリ シンジ「……カヲルくん」 カヲル「!」 シンジ「僕は、君に逢うために生まれてきたのかもしれない」キリッ カヲル(あーだめだわやっぱ気持ち悪いわ) シンジ「だから、ねえ、カヲルくん……ハァハァ」ムクッ カヲル「!!」 ドサッ 38 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 00:59:15.22 ID:t18c8sDk0 シンジ「ね、いいでしょ?いいよね?」ズイッ カヲル「な、何、が、っていうか、ちょ、どいて、くれない、かなっ?」冷や汗ダラダラ シンジ「先っぽだけ!先っぽだけだから!!おねがい!」 カヲル「先っぽだけとか言う男は最初からそんなつもりなんてないんだよ!!」ジタバタ シンジ「カヲルくんに僕の童貞をプレゼントしたいんだよ!!」 カヲル「全力で遠慮します!!!!」ジタバタジタバタ シンジ「そんなこと言わないでさ、ねっ、ねっ!」ガシッ カヲル「ヒイィィッ!!」 \ギャアアアアアアアアア アッー/ 39 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 01:00:19.11 ID:t18c8sDk0 ――翌日 カヲル「……」ドンヨリ カヲル(サードインパクト起こしたい……) カヲル「……ハァ」 レイ「……フィフス」ヌッ カヲル「ヒィッ!!」ビックゥ レイ「……」 カヲル「な、なんだ、ファーストじゃないか。びっくりさせないでくれよ」 レイ「……お尻、大丈夫なの」 カヲル「!!!!????」 レイ「……図星なのね」ニタァ 40 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/12(水) 01:00:51.53 ID:t18c8sDk0 カヲル「な……なんのことだか……それより僕に何か用なのかい?」 レイ「お尻……」サワッ カヲル「ヒィィ!!」ビクッ レイ「触り心地、いいのね」ナデナデ カヲル「や、やっぱり君は僕と同じじゃないよっ!!」ダッ レイ「……最初からそう言ってるのに」 レイ「……いい手触り。碇司令とは違う」 レイ「私、このために生きてるの?」 44 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/13(木) 23:24:16.19 ID:q6olC3g80 ―― ミサト「どう?彼のデータ、入手できた?」 マコト「これです。伊吹二尉から無断で借用したものです」 ミサト「すまないわね、泥棒みたいなことばかりやらせて……」 ミサト「……何、これ」 マコト「マヤちゃんが公表できないわけですよ。シンジくんの立場を考えたら……」 ミサト「そ、そうね……まさか、シンジくんが彼を××××だなんて……」 ミサト(シンジくん……そういうことだったの……?) ミサト「またも、なりふり構ってらんないか……」 45 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/13(木) 23:24:56.96 ID:q6olC3g80 ―― リツコ「よく来られたわね」 ミサト「聞きたいことがあるの」 リツコ「ここでの会話、録音されるわよ」 ミサト「構わないわ」 ミサト「あの少年、フィフスは」 リツコ(やっぱりそれね) ミサト「ホモなの?」 リツコ「……へっ?」 46 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/13(木) 23:25:30.93 ID:q6olC3g80 ミサト「答えて。フィフスはホモなの?」 リツコ「お、恐らく、違うんじゃないかしら」 ミサト「そう。じゃあシンジくんはホモなの?」 リツコ「へぇっ!?」 ミサト「答えて」 リツコ「ち、違うんじゃないかしら?だって今まで彼、レイやアスカにも結構……」 ミサト「そうよね、やっぱりそうよね、シンジくんはホモじゃないわよね!あれは何かの間違いよね!!」 リツコ「え、えっ?一体何」 ミサト「ありがとリツコ!じゃあね!」ダッ リツコ「あっ……えっ……い、いいのかしら……」 47 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/13(木) 23:26:30.99 ID:q6olC3g80 ―― カヲル(……ここに来てから数日、散々なことばかりだ……) カヲル(シンジくんには付き纏われるしセクハラされるし、ファーストにも妙なセクハラを受けるし) カヲル(あまつさえ、使徒である僕があんな……ッ)プルプル シンジ「あっ、カヲルくん(はぁと)」 カヲル(げっ) シンジ「カヲルくんてば、今日は朝から姿が見えなくて心配したよ」 シンジ「ずっと逢えなくて寂しかった……」 カヲル「す、すまないね。朝早くから検診があって、それから諸々でずっと拘束されてしまってて」 シンジ「あっ、そ、そうなんだっ、ごめん、僕、カヲルくんの都合も考えないで……」シュン カヲル(……こうやって大人しくしてる分にはまだ好意も持てるかもしれないんだけど0.00001%くらい) 48 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/13(木) 23:28:00.71 ID:q6olC3g80 シンジ「でもね、カヲルくんと一緒にいられないときはあの夜のことを思い出すんだ」 カヲル「えっ」(あの夜ってまさか) シンジ「あの夜は人生でいちばん幸せな日だったよ……」ウットリ シンジ「カヲルくんが××××で××××が××××で××××の××××が(ry」 カヲル「……」 49 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/13(木) 23:29:28.51 ID:q6olC3g80 シンジ「××××××××××××××××××××××××××××××××××××」 シンジ「××××××××××××××××××××××××××××××××××××」 シンジ「××××××××××××××××××××××××××××××××××××」 カヲル「……もう」 シンジ「××××××××××××××××××××××××××××××××××××」 カヲル「もう限界だ……っ!!」ダッ シンジ「××××××××××××××××××××××××××××××××××××」 シンジ「××××××××××××××××××××××××××××××××××××」 シンジ「××××××……あれ?カヲルくん?」 50 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/13(木) 23:31:59.03 ID:q6olC3g80 ―― カヲル(もう耐えられない!) カヲル「さあ行くよ!おいで、アダムの分身、そしてリリンのしもべ!!」(涙目) ブワァァッ 弐号機『』カッ 51 名前: ◆jKtXtzTmefB9[sage] 投稿日:2012/12/13(木) 23:33:39.94 ID:q6olC3g80 === 本日はこれにて。 シンジが本当に気持ち悪くてファンの方すみません。