碇シンジ「女どもに告ぐ」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:20:39.21 ID:6yKmT5akO シンジ「今晩何食べたいですか…」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:23:39.57 ID:6yKmT5akO シンジ「すみません…味付け気に入らないですよね…作り直します。」 シンジ「急ぎます」 シンジ「あ、ビール注ぎます」 シンジ「すみません、すみません…」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:26:18.62 ID:6yKmT5akO シンジ「パンツ一緒に洗ってません」 シンジ「ブラジャーはちゃんとネット洗いしました…本当です」 シンジ「部屋汚くてすみません…でも今ミサトさんが食べこぼした…なんでもないです。すみません…」 シンジ「お風呂沸きました…僕は最後でいいです。」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:29:36.00 ID:6yKmT5akO シンジ「ベッドはアスカが使えばいいよ…僕は床でいいよ…」 シンジ「枕と布団も?うん…いいよ…」 シンジ「枕が臭い?じゃあ、消臭剤買ってくればいい?…コンビニ行ってくるよ」 シンジ「寒い…」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:33:03.01 ID:6yKmT5akO シンジ「ただいま…あれ、チェーンロックが…」 シンジ「ミサトさん、アスカ」 シンジ「寝ちゃったんだ」 シンジ「寒い…」 シンジ「漫画喫茶に行こう…」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:35:05.95 ID:6yKmT5akO シンジ「ナイトパックで…」 シンジ「カップルシートしか空いてないんですか?じゃあそれでもいいです…」 シンジ「(隣がアンアンうるさい…もう嫌だ)」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:38:33.58 ID:6yKmT5akO シンジ「音楽でも聞こう…と思ったらローバッテリー」 シンジ「読みたかった漫画は一巻がいつまで経っても本棚に戻らない」 シンジ「隣がアンアンうるさい…もう嫌だ」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:43:30.97 ID:6yKmT5akO シンジ「(いっそのこと隣の声でマスかこう)」 シンジ「ハァハァハァ」 隣「(ダンッ!)うるせーぞカス!」 シンジ「()」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:49:00.91 ID:6yKmT5akO シンジ「そうだ」 シンジ「世界がどうなってもいい」 シンジ「でも綾波だけは僕の味方だった」 シンジ「(メール)家に入れなくなっちゃったから行ってもいい?」 綾波「(メール)無理。」 シンジ「()」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:52:04.00 ID:6yKmT5akO シンジ「すみません、やっぱり出ます」 シンジ「パックだから早く出ても金額安くなりませんよね…」 シンジ「ポイントカードは…あ…いや、いらな…」 シンジ「あ…じゃあ、はい」 シンジ「また断れなかった…」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:57:29.64 ID:6yKmT5akO シンジ「あ、はい。なんですか?」 シンジ「え、お金とかないですけど…」 シンジ「や、本当にないです…」 シンジ「それなくなると家に帰れなくなるんで…やめてください」 シンジ「それは友達にもらったやつです…」 シンジ「使ったことないです…童貞です」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:01:24.19 ID:6yKmT5akO シンジ「ついに財布もないや…段ボールで寝よう」 シンジ「段ボール布団だと軽くてちょうどいいや。寒いけど」 シンジ「誰か助けてよ…」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:08:33.53 ID:6yKmT5akO シンジ「ブワッ、なんだこれチラシ……体験入店…」 シンジ「ゴクリ…」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:15:54.42 ID:6yKmT5akO シンジ「あの…」 シンジ「ゲイとかじゃないんですけど変なこととかないですか…」 シンジ「話だけですよね…」 シンジ「取り急ぎでお金が必要なんです…」 シンジ「あ、借金とかじゃなくて…家に帰る…なんでもないです。」 シンジ「これ着ればいいんですか?」 シンジ「なんかスースーしますね…」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:20:45.24 ID:6yKmT5akO シンジ「い、いらっしゃぁい」 シンジ「こちらはじめて?…ですか?」 シンジ「なんでわかったんですか?」 シンジ「はあ…まあ、色々あって…その…」 シンジ「初対面なのに今日で一番優しくされました…」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:21:46.02 ID:6yKmT5akO シンジ「(居心地いいな…)」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:24:38.37 ID:6yKmT5akO シンジ「失礼しまぁす」 冬月「()」 シンジ「()」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:27:48.21 ID:6yKmT5akO シンジ「あの…ありがとうございます。泊めてもらって…」 冬月「構わんよ」 シンジ「…」 冬月「…」 シンジ「あの…あそこって…」 冬月「何も言うな…」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:31:15.34 ID:6yKmT5akO シンジ「女の人って本当怖いですよ」 シンジ「僕のことを奴隷か何かだと思ってますよ」 冬月「君のお母さんは魅力的だったよ。女性の全てが悪ではない。」 シンジ「じゃあ今のネルフで魅力的な女性って誰ですか?」 冬月「…」 シンジ「…」 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:32:17.92 ID:6yKmT5akO シンジ「じゃあ東京の中ででもいいです」 冬月「」 シンジ「」 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:33:55.89 ID:6yKmT5akO シンジ「じゃあ地球上でもいいですよ」 冬月「」 シンジ「ほら、やっぱり女の人は怖いんだ」 冬月「私の人生は既に詰んでおる」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:38:00.26 ID:6yKmT5akO シンジ「(メール)あれ、着信もいっぱい来てた。アスカからだ…」 アスカ「(メール)どこにいんのよ!バカシンジ!」 シンジ「あの…」 シンジ「帰ります」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:40:04.76 ID:6yKmT5akO 冬月「そうか…」 シンジ「すみません」 冬月「構わんよ」 シンジ「いや…」 シンジ「タクシー代貸して下さい」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:41:09.88 ID:6yKmT5akO シンジ「あの…」 冬月「何だね?」 シンジ「生きてればいいことありますよ」 冬月「()」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:46:37.01 ID:6yKmT5akO シンジ「た、ただいま…」 アスカ「バカシンジ!どこまでファブリーズ買いに行ってんのよ!おかげでこんな時間まで眠れないじゃない!」 ミサト「ごめーんシンちゃん!出かけてるの知らなくて鍵かけちったわ☆」 シンジ「一応声かけたんだけど…」 アスカ「は?聞こえなかったっつーの」 ミサト「チャイム壊れてんのかしら?」 シンジ「」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:49:21.10 ID:6yKmT5akO アスカ「ちゃんと管理しなさいよねミサト!」 ミサト「おこりんぼー」 アスカ「ま、結果的には入れなかったのが理由なわけだし、許してあげるわ」 アスカ「で?ファブリーズはどこよ」 シンジ「」 ミサト「あら?」 アスカ「何泣いてんの?」 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:53:34.41 ID:6yKmT5akO シンジ「そして僕は家族や女性の温かさを知るのでした………END。」 シンジ「とかなったらまだいいよね」 シンジ「現実は締め出されたまま凍死だからね。本当に女って鬼だと思うよ」 シンジ「カヲル君が来てくれて良かった」 シンジ「やっぱりカヲルしかいないよ」 シンジ「それじゃあおやすみ…」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 01:57:36.52 ID:6yKmT5akO シンジ「お疲れ様でした…」