シンジ「ねぇアスカ、キスしようか」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:33:49.32 ID:5noriEdh0 アスカ「…♫…♩」 シンジ「ねぇアスカ… キスしようか」 アスカ「…ん?何よ?」 シンジ「キスだよキス。どうせアスカはしたことあるんだろ?」 アスカ「あったりまえでしょ!?」 シンジ「じゃあ、しよう」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:35:47.58 ID:5noriEdh0 アスカ「ハァ!?なに寝ぼけたこと言ってんのよバカシンジのくせして!」 シンジ「しようよ」 アスカ「何でアンタなんかとしなくちゃいけないのよ!?」 シンジ「暇だから」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:38:32.23 ID:5noriEdh0 アスカ「暇だからぁ!?」 シンジ「母さんの命日だから今日ぐらいいいかな、と思って」 アスカ「ちょっと本気で言ってんの?バッカじゃない!?」 シンジ「なに慌ててるんだよ?それとも怖い?」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:40:12.49 ID:5noriEdh0 アスカ「アンタバカァ?べーつにキスぐらい怖かないわよ!!」 シンジ「歯、みがいてるよね?」 アスカ「当たり前でしょ!」 シンジ「じゃ、いくよ…」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:41:11.37 ID:5noriEdh0 シンジ「くすぐったいから息しないで」ギュッ アスカ「…!」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:43:59.61 ID:5noriEdh0 アスカ「…」 シンジ「…」 アスカ「…」 シンジ「…」 アスカ「…ッハァ!」 シンジ「…」ダッ 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:45:47.45 ID:5noriEdh0 シンジ「…ガラガラガラガラ」 シンジ「…ペッ」 アスカ「ちょ…アンタなにしてんのよ!」 シンジ「…ガラガラガラガラ」 シンジ「…ペッ」 シンジ「やっぱり暇つぶしにやるもんじゃないね。キスなんて」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:47:42.43 ID:5noriEdh0 アスカ「な…なによ!アンタが言い出したんでしょ!?」 シンジ「まあそうだけどさ…」 ピンポーン ガチャ シンジ「あっ!綾波!」 アスカ「…」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:51:05.92 ID:5noriEdh0 シンジ「どうしたの?こんな時間に?」 レイ「 …葛城一尉が今日は遅くなるからあなたたちに先に寝てるように伝えてほしいと本部に言われたから」 シンジ「あ…そうなの。ありがとう綾波」 レイ「…別にいいわ」 レイ「…碇君、何、してたの…?」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 22:55:21.39 ID:5noriEdh0 シンジ「え!?何って…どうして?」 レイ「別になんでもないわ… 気にしないで…(何か胸がザワザワしたから…)」 シンジ「べ、別に何もしてないよ!せ、せっかくきてくれたんだしお茶でも飲んでいけば!?」 レイ「…ありがとう。そうするわ。」 シンジ「じゃあ上がって、今すぐお茶居れるから座ってて!」 レイ「…うん。」 アスカ「…(ちょっとなんであんなことしてすぐに女連れ込んでんのよ!)」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:00:04.15 ID:5noriEdh0 アスカ「なーんでアンタがウチに入ってきてんのよ!」 レイ「…碇君に誘われたから」 アスカ「ここはア・タ・シの家よ!バカシンジはどうでもいいから早く出て行きなさいよ!!」 レイ「…碇君に誘われたの…アナタには関係ないわ」 アスカ「なーに言ってんのよ!アタシの家よ!どうでもいいから早く出てって!」 シンジ「ち、ちょっとアスカ!何言ってるんだよ!せっかくきてくれたんだしお茶飲むぐらいいいじゃないか!ごめんね綾波!」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:05:53.90 ID:5noriEdh0 レイ「…別にいい。碇君が謝ることじゃないわ。」 シンジ「も、もう出来たから今持って行くね!」 レイ「…ええ」 アスカ(なんなのよさっきから…このアタシにキスしたくせして…バカシンジの癖して調子に乗り過ぎよ!第一なんでエコヒイキにはこんなに優しくしてるのよ!) シンジ「はい。お待たせ。熱いから気をつけてね。」 レイ「…ありがとう」 シンジ「アスカの分もあるよ!飲むだろ?はやくこっち来なよ」 アスカ「何が楽しくてエコヒイキなんかとお茶飲まなくちゃいけないのよ!いらない!」ダッ バタン! 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:11:06.06 ID:5noriEdh0 シンジ「何怒ってるんだよ…ごめんね綾波…」 レイ「…美味しい」 シンジ「えっ!そう!よかった!」 (10分後) レイ「…ごちそうさま。美味しかったわ。ありがとう碇君。」 シンジ「こっちこそいきなり誘っちゃってごめんね。喜んでもらえてよかったよ。」 レイ「…じゃあそろそろ帰るわ」 シンジ「今日はミサトさんも帰り遅くなるみたいだし、泊まって行きなよ!ミサトさんには僕から電話しておくから!」 レイ「…いえ、いいわ。」 シンジ「でももう遅くなっちゃったしせめて途中まで送りに行くよ!」 レイ「…ありがとう。じゃあ途中まで」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:17:38.94 ID:5noriEdh0 シンジ「アスカー!遅くなっちゃったから近くまで僕綾波送りに行ってくるねー!」 アスカ「…」 シンジ「アスカー!行ってくるよー!?」 アスカ「…アンタバカァ!?夜の家にレディ一人残して外出歩く()気!?」 シンジ「そんなこと言ったって女の子に夜一人で帰らせるわけにもいかないだろ!」 アスカ「夜まで他人の家に勝手に居座ってたバカはどこのどいつよ!」 シンジ「そんな言い方ないだろぉ!」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:22:59.41 ID:5noriEdh0 レイ「…いいわ碇君。私は一人で帰れる。」 シンジ「い、いやでも…」 レイ「大丈夫。…紅茶、美味しかったわ。…おやすみなさい。」 シンジ「ご、ごめんね!おやすみ!」 バタン シンジ「ちょっとアスカ!たまに1人で家にいたりするじゃないか!なんで今日に限ってあんなこと言ったんだよ!綾波1人で帰っちゃったじゃないか!」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:26:10.33 ID:5noriEdh0 アスカ「…」 シンジ「アスカ!何とかいえよ!」 アスカ「……アンタってホント馬鹿ね…」 シンジ「聞こえないよ!もう綾波も帰ったんだし部屋から出て来なよ!」 アスカ「アンタってホント馬鹿ねって言ったのよ!!!!!」 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:33:37.23 ID:5noriEdh0 ガラッ アスカ(ギロッ) シンジ「な、なんだよ…!」 アスカ「アンタほんっとに何も考えてないのね…。女の子にいきなりキスしてその後すぐに別の女とお茶飲むとか信じらんない!最低よ!」 シンジ「…だ、だってアレはただの暇つぶしだって言ったじゃないか!」 アスカ「本当にただの暇つぶしでアタシにキスしたわけ!第一なんでキスし終わってすぐにうがいしてんのよ!失礼にも程があるわ!」 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:37:24.55 ID:5noriEdh0 シンジ「アスカだって別に嫌がらなかったじゃないか!嫌なら断ればよかったじゃないか!!僕は先に暇つぶしだって言ったろ!」 アスカ「…もういいわ!!最低!!バカシンジなんてもう知らない!死んじゃえ!」 ダッ シンジ「ちょ、ちょっとアスカ!こんな夜にどこ行くんだよ!待ってよ!」 アスカ「うるさい!」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:43:16.91 ID:5noriEdh0 アスカ「ハァ…」 (バカシンジにいきなりキスしようなんて言われて嫌だなんて言えるわけないじゃない…!バカシンジにちょっとでも期待したアタシが馬鹿だった…) (しかもエコヒイキがウチに来た時のあの反応…どうみても… ) ジワッ アスカ「うっ…うっ…」 アスカ「うぁぁああ…」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:45:49.37 ID:5noriEdh0 シンジ「もう…アスカどこ行っちゃったんだよ…もし帰って来てアスカがいないってバレたらミサトさんに怒られるじゃないか…」 シンジ「あ…いた…」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:48:53.69 ID:5noriEdh0 シンジ「アスカッ!」 アスカ(…ビクッ) ダッ シンジ「まってよ!」 ダッ シンジ「ハァ…ハァ…逃げないでよ…」 シンジ「アス…」 アスカ「こっち…くん…じゃないわよ… バカァ…」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:52:56.07 ID:5noriEdh0 シンジ「アスカ…泣いてるの…?」 アスカ「…う…るさいわね… 泣いて…ないわよ…」 シンジ「……なんか…ごめん…」 アスカ「なんで…謝ってんのよ…」 シンジ「なんか…傷つけちゃったみたいだから…」 アスカ「…」 シンジ「とりあえず…早く帰ろうよ…ミサトさんが帰ってきたら怒られちゃうよ…」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/03(月) 23:57:34.09 ID:5noriEdh0 アスカ「…いい」 シンジ「…アスカ?」 アスカ「…もういい。アタシ…帰らない…」 シンジ「な、何言ってるんだよ…!」 シンジ「帰ろう…?」 アスカ「…あんただけで帰りなさいよ…アタシは帰らないって言ってんのよ!」 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:01:52.75 ID:oZ6QG9n70 シンジ「そんなこと言ったって…」 アスカ「アンタには…アタシの気持ちなんてわかんないのよ…」 シンジ「…」 アスカ「1人で帰って大好きなエコヒイキでも呼んで一緒に暮らしなさいよ!アタシにはもう構わないで!」 シンジ「そ、そんなこと…」 アスカ「アンタはアタシを傷つけるだけじゃない…!もう…関わらないで…!」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:05:22.98 ID:oZ6QG9n70 シンジ「わかったよ…もう僕は勝手に帰るからね…」 アスカ「…」 シンジ「もう僕の勝手にするからね…」 アスカ「…好きにしなさいよ」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:07:34.06 ID:oZ6QG9n70 シンジ「よっ、と」グッ アスカ「!?」 アスカ「ちょっと…アンタなにやってんのよ!おろしなさいよ!」 シンジ「アスカが好きにしろって言ったんだろ」 シンジ「勝手にアスカを連れて帰ってるだけだよ」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:15:50.69 ID:oZ6QG9n70 アスカ「もう関わらないでって言ったでしょ!!」 シンジ「ごめん…」 アスカ「エコヒイキが好きなんでしょ!?これ以上期待させないでよ!!」 シンジ「違うんだよ… 」 アスカ「何が違うのよ…!」 シンジ「…別に僕は綾波のことが好きなわけじゃない」 アスカ「嘘つかないで!!」 シンジ「嘘じゃない…」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:21:02.73 ID:oZ6QG9n70 シンジ「自分でもよくわかんないんだよ…綾波のことはちょっと気になってたんだけど、それはアスカも同じなんだ…」 アスカ「な…なに言ってんのよ…」 シンジ「どっちが好きかなんて決められなかったから… 」 アスカ「…」 シンジ「でもさっき泣いてるアスカを見たら守らなきゃって思って…」 シンジ「気がついたらおんぶしてた…」 アスカ「…」 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:22:39.68 ID:oZ6QG9n70 シンジ「…ごめん」 アスカ「…ウッ」ポタポタ シンジ「…」 アスカ「…アンタバカァ……」ボロボロ シンジ「…ごめん」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:23:24.10 ID:oZ6QG9n70 とりあえず終わりです 眠いので 最後グダグダになってすいません 初ssなんで勘弁してください 次はもうちょいまとめて出直して来ます 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/04(火) 00:23:55.66 ID:oZ6QG9n70 読んでくれた人はありがとう 遅くなって申し訳ない