ミサト(43)「よっ!シンジ君ニッポンイチ!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:15:57.28 ID:i9PJgsiT0 シンジ「え……あの……」 ミサト「カーッ!もうアレだわー!流石は大物シンジさんだわー!」 サクラ「目が覚めたら14年経ってるとかアレですわー!私なら暴れちゃいますわー!うわーホンマ大物やわー!」 シンジ「いや……だから………」 リツコ「喋った!!!!」 青葉「シンジくんが喋ったぞー!!!!」 オペレーター一同「うおおおおおお!!!!!!!!!!!!」 日向「14年のブランクを感じさせない流暢な喋り!!!!」 マヤ「キャー!!!!痺れちゃう!!!!」 シンジ「………」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:18:10.45 ID:i9PJgsiT0 ミサト(ふふふ……どうよどうよ、褒め殺しにしてシンジ君をヴィレに取り込むパーペキな作戦は!) リツコ(確かに、物理的に無理やり拘束するよりか、遥かに効果がありそうな作戦ね) ミドリ(チッ……) 青葉(………なんで俺達が) 日向(葛城さんの命令じゃなかったら………こんなクソガキ………) シンジ「………」 シンジ(何で……みんな……目が笑ってないんだろう………) 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:28:17.62 ID:i9PJgsiT0 ミサト「あー!そうだ早速シンジくんの良いとこ、一個ずつあげていきましょう!!!!」 シンジ「い、いいですよ……そんなことより何で……」 ミサト「シンジくんの良いところその1!頑張り屋さんなところー!」 リツコ「その2、ヱヴァに乗れるところ」 リツコ「ちなみにもう乗れないけど」ボソッ シンジ「えっ……えっ?」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:30:19.75 ID:i9PJgsiT0 サクラ「その3、兄のトウジと仲良くしてくれてたところ!ありがとうさん!」 サクラ「ま……過去形ですけど」ボソッ シンジ「えっ?あの……トウジって……」 青葉「その4、男気があってやさしいところだな!!!!」 ミサト「女の子を助ける為にあそこまで普通出来ないわよね!キャーカッコイー!」 日向「……僕達の暮らしはメチャメチャにされましたけどね」ボソッ 一同「………」 シンジ「あの………え………?」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:30:45.36 ID:i9PJgsiT0 ミサト「あ、そうだ!シンジくん!ご飯食べましょうよご飯!カレーよカレー!」 シンジ「え……ええ………」 ミサト「あー、シンジくんにアーンして食べさせてあげたいわー」 サクラ「うちもーシンジさんにフーフーアーンしたげたいわー」 リツコ「私もしてあげたいわー」 マヤ「私もー」 私も私も私も私も私も私も シンジ(な……なんだコレ) シンジ(い……いや、もしかしたら14年経って……なんか……生活習慣みたいのが変わって、こう言うのが常識になったのかもしれないしな………) 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:31:06.97 ID:i9PJgsiT0 シンジ「あ、あの………じゃあ」 シンジ「お願いします///」 一同「えっ」 シンジ「えっ?」 ミサト(うわ……やだこの子……) サクラ(マジで言ってんのかいな………) リツコ(遠慮を知らないのかしら………) マヤ(チッ…………) 一同(死ね)チッ シンジ「あの……えっ、だって……」 一同「………」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:31:39.48 ID:i9PJgsiT0 プシュッ マリ「たっだいま〜♪にゃにゃっ!何してるにゃ!?」 ミサト「え、あ、まぁ……シンジくんに誰がご飯を食べさせようかって話に………」 アスカ「ふぅ〜ん」 シンジ「あ、あ、アスカ!!!!アスカかい!生きてたんだ……良かった……」 アスカ「……いいわ、私がフーフーしてアーンしてあげる」 シンジ「えっ……!」 ミサト「ちょ、ちょっとアスカ!」 マヤ「いいのよ無理しなくて!」 アスカ「はーい、シンちゃーんフーフー」 シンジ「アスカ……」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:32:12.07 ID:i9PJgsiT0 アスカ「アーン」 シンジ「アーン………」 アスカ「アーーーーーーーーン!!!!!おらぁあああぁああああああぁああああああ!!!!皿ごと食えやぁああああああ!!!!!!!!!!!!!」 ドッシャーーーーーーーン!!!!!!!!!!!! シンジ「ぁああああああぁああああああつぅうううぅうううぅうううぅうううぅうううぅうううぅうううぅうう!!!!!!!!!!!!」 ベチャ……ベチャ…… シンジ「あ……ああ………」ガクガク アスカ「ぷっ……どーおー?おいしいシンちゃーん」 一同「………」クスクスクスクス シンジ「………」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:32:35.84 ID:i9PJgsiT0 ミサト「ちょっ!ちょっとぉ!!!!」 シンジ「………」 ミサト「だ、大丈夫……シンジくん?」 シンジ「………ミサトさん」 ミサト「あの……いや……これは………」 シンジ「……14年経って色々変わって」 ミサト「………」 シンジ「これが……14年後の……歓迎の儀式……みたいなヤツなんですよね?」 アスカ「そうよ!アツアツおでんみたいなヤツ!」 一同「………」クスクス シンジ「そっか……じゃあ仕方ない……かな……アハハハ」 ミサト「………」 シンジ「……顔、拭いてきますね」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:32:58.71 ID:i9PJgsiT0 一同「……」クスクスクスクスクスクス ミサト「シンジくん……」 アスカ「ぷっ!ざまぁ見ろ!ずーーーっと我慢してたんだから!」 サクラ「ほんまwすっきりしたわーw」 マヤ「あのまま顔に火傷してれば面白いのにw」 日向「ざっまwww」 青葉「火傷くらいで許されるかよwwwwwwもっとやってやろうぜwwwwww」 ミサト「ちょ、ちょっと!」 日向「いいじゃないですかーw変な勘違いしてますしぃwwwwww」 青葉「ぷーっwwwwwwwwwwwwwwwwww」 ミサト「………」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:33:33.18 ID:i9PJgsiT0 シンジ「……あの、すいませんでした」 ミサト「いいのよ」 アスカ「グズ!ノロマ!役立たず!死ね!」 マリ「甲斐性無し!」 シンジ「えっ」 青葉「いまのは、いまの時代ではみーんなほめ言葉になってるんだよwwwwww」 日向「やーいチンカス!!」 マヤ「シンジくんってなんかフリーズドライみたい!!」 サクラ「海外で不人気!!!!」 オペレーター「うわー!同じ空気吸ってるだけで補完されそう!」 マヤ「キャーそう言えば日向さんシンジくんに触ってましたよね!きったない!補完されちゃう!」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:34:05.15 ID:i9PJgsiT0 キャーキャーキャーキャーキャーキャー シンジ「………」 ミサト「ちょっと……!」 シンジ「………」 ミサト「みんな……シンジくんがかわいそうでしょ!やめなs…」 シンジ「………ありがとう、みんな」 ミサト「シンジ………くん?」 シンジ「い、いいんです…すいませんなんか誉められてるって……気がしてきました……」 ミサト「えっ……」 アスカ「うわ……きっしょ!」 マヤ「これだから若い男は……」 シンジ「うん!ありがとう、みんな!僕がんばります!」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:34:30.24 ID:i9PJgsiT0 リツコ「このウジ蛆虫!」 シンジ「はいリツコさん!」 ミサト「ええっ………」 シンジ「あの……」 ミサト「なあにシンジくん」 シンジ「ミサトさんは……その、僕を誉めてくれませんけど……」 ミサト「えっ」 ミサト「じゃ、じゃあ……そうね」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:35:04.66 ID:i9PJgsiT0 ミサト「主役のクセにフィギュアぜーんぜん出てないのね。ダッサw」 ミサト「それからぁ、この間のローソンのファイル、シンジくんだけすっっごい余ってたわwwwwww」 ミサト「ご自由にお取りくださいだってwwwwwwぷーっwwwwwwwww」 シンジ「………そうですか」 ミサト「………こ、これでいいかs」 シンジ「うわああああぁああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!僕なんかいらないんですねわかりましたよ!!!!!!」 シンジ「うわぁああああああぁああああああぁああああああぁああああああぁああああああぁああああああぁああああああぁああああああ」 ミサト「えっ………」 リツコ「いまのはちょっと……」 サクラ「リアルな話過ぎてえげつないわぁ……」 ミサト「えっ………?」 10分後シンジはネルフに寝返った 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:35:38.85 ID:i9PJgsiT0 ―ネルフ― ゲンドウ「ワーシンジくん最高!!!!ヨッ自慢の息子!!!!!!!!!!!!」 シンジ「えっ……」 冬月「将棋は打てるかな?」 シンジ「……はいルールくらいは」 冬月「じゃあ……打とう……君から」 シンジ「はい」カツッ 冬月「うわっ!負けたわー!31手先で私詰みだわー」 綾波(仮)「キャーすごーい」 ゲンドウ「よくやったなシンジ!」 シンジ「……はい」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:36:06.92 ID:i9PJgsiT0 ゲンドウ(ふっ……こうして手名付けておけば……シンジは思い通りだ) 冬月(腹黒いな……碇) シンジ(父さんが…父さんが誉めてくれる……) シンジ(ふふっ) 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:38:34.99 ID:i9PJgsiT0 シンジ(いやまてよ……そう言えばさっきアスカ達が) シンジ(この時代では罵倒がほめ言葉って言ってた……じゃあ) ゲンドウ「シンジ!最高!!いつまでも私のそばにいてくれ!」 シンジ(つまり……) ゲンドウ「シンジ!私にはシンジが必要だ!!!!」 シンジ(父さんは僕がいらないってこと……?) シンジ(でも……) シンジ(アスカ達が嘘をついてたって……ことも………) シンジ(でもそうしたら……僕はみんなに……) シンジ「わからないよ……うわぁああああああぁああああああぁああああああぁああああああぁああああああぁああああああぁああああああ!!!!!!!!!!」 ゲンドウ「えっ」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:40:31.59 ID:i9PJgsiT0 ゲンドウ「……えっ」 ゲンドウ「ちょ!まて!まてシンジ!シンジ!」 シンジ「もう何を信じたらいいかわからないよ!!!!」 シンジ「なんで!なんでだよ!なんだよこれ!!!!」 シンジ「ひどい……ひどいよ」 シンジ「もう……僕のみかたなんて……」 「やあ、どうしたんだい」 シンジ「えっ」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:43:28.21 ID:i9PJgsiT0 カヲル「……」ニコッ シンジ(なんて優しそうな笑顔なんだろう……) シンジ「あの……君は」 カヲル「しゃべるなよ、鳴いてろこのサルベージ上がりのクソ豚が」ニコッ シンジ「あっ………///」 5分でわかるヱヴァンゲリヲンQ おわり 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/18(日) 01:53:28.75 ID:i9PJgsiT0 大体こんな感じだったと思います ショックであんまり覚えてないや……