長門「定期的にキスしなければ死んでしまう」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 03:02:42.42 ID:rHQYtyZZ0 キョン「まさか朝倉にキスされたのが原因なのか?」 長門「そう、朝倉涼子がその時に何かしらの因子を仕込んだと思われる」 キョン「定期的にって事はどれくらいの間隔なんだ?」 長門「およそ一時間」 キョン「一時間か…」 長門「キスに関しては私ができるだけ協力をする」 キョン「しかしお前とは違うクラスだからな、場合によってはキスできない可能性もある」 長門「努力する」 キョン「寝てる間はどうするんだ?」 長門「原因が取り除かれるまで私の部屋に泊まるべき」 キョン「いいのか?」 長門「かまわない」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 03:05:34.50 ID:rHQYtyZZ0 キョン「長門がいないだと?」 みくる「はい、朝倉さんと一緒にいたのは見たんですが」 キョン(まさか朝倉から仕掛けられて何かあったのか!) みくる「急ぎの用ですか?」 キョン「実は〜〜〜というわけなんです」 みくる「キスをしないとダメなの?…キスしてあげたいのはやまやまなのですが、禁則事項ですし…」 キョン「そうでしたね、他の協力者を探します」 みくる「あてはあるんですか?」 キョン「ええ、クラスに一人いますよ」 みくる「あっ涼宮さん!」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 03:08:00.95 ID:rHQYtyZZ0 キョン「もう長門にキスされてから一時間たってるな…大丈夫なのか?」 谷口「どうしたんだ?もうすぐ授業始まるぞ」 キョン「ハルヒ知らないか?」 谷口「ああ涼宮はさっき帰ったぞ」 キョン「なんだと?」 谷口「家族から連絡合ってな、理由はわからんが」 キョン(しまった…このままでは俺は死ぬ!」 谷口「どうしたんだ、顔色悪いぞ」 キョン「谷口、すまん」 ぶちゅっ 谷口「〜〜〜〜〜〜!なっ何をするんだ!」 キョン「冗談だ冗談」 谷口「冗談でもこういう事するんじゃない!」 キョン(ふぅ助かった、でも一時間後にこいつがまたキスさせてくれるとは限らないな…) 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 03:14:15.74 ID:rHQYtyZZ0 キョン「くそ、もう一時間経ったのか…谷口は」 谷口「…」 キョン「かなり警戒しているな、かなりショックだったんだろう」 みくる「キョンくん、大丈夫?」 キョン「ええ、一時間前はなんとかなりましたが、今回は無理そうです」 みくる「一応私も上の方に許可を求めてるのですが、なかなか返事が来ないもので、すみません」 キョン「朝比奈さんが謝る必要はありませんよ」 みくる「でも…」 朝倉「あら、何やら大変そうね」 キョン「お前!」 朝倉「長門さんはさっき用事があると言って帰ったわ、そのまま転校ってことになるかもしれないわね」 キョン「貴様長門に何をした!」 朝倉「別に、ところでキスの相手は見つかったのかしら?」 キョン「くっ…」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 03:17:34.03 ID:rHQYtyZZ0 朝倉「ほら、私にしなさい」 キョン「何をだ?」 朝倉「キスよキス、もうあなたとは一回してるでしょう?」 キョン「そのせいで今の窮地に立たされているんだがな」 朝倉「へぇ、どんな窮地なの?」 キョン「いい加減にしろ!お前のせいで一時間おきにキスしないと死ぬようになったんだぞ!」 朝倉「死ぬ?うふふ」 キョン「何がおかしい!?」 朝倉「確かに一時おきにキスしなければ大変な事になるわ、でも死ぬってわけじゃないのよ」 キョン「どうなるんだ?」 朝倉「それは言えないわ、ただ死ぬ方が楽だと思うかもしれないわね」 キョン「何!?」 みくる「キョンくん、この際禁則事項はいいですから私にキスして!早く!」 キョン「…すみません朝比奈さん」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 03:21:21.69 ID:rHQYtyZZ0 国木田「キョンも朝倉さんもどうしたの?もうすぐ授業始まるけど」 キョン「国木田!いいところにきた、すまん」 国木田「えっ?」 ぶちゅっ 国木田「〜〜〜〜〜ッッ!」 キョン「すまん、この事は誰にも言わないでくれ、そして一時間後もまたキスしてくれ!」 国木田「なななななに言ってんだよ!」 みくる「私からもお願いします!キョンくんにキスをしてください!」 国木田「…何か理由があるみたいだね、いいよ」 朝倉「まぁ」 キョン「国木田ありがとう」 国木田「いいよ、中学校の時によく二人でキスの練習してたじゃん」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 03:24:53.54 ID:rHQYtyZZ0 キョン「そうだったな、あの時はほんとバカだったな」 国木田「そう?」 キョン「だって男同士でキスの練習とか今思うと頭どうかしてたぜ」 国木田「でも僕キョンの事好きだったから、キスの練習というか本番だったけどね」 キョン「えっそうだったのか?」 国木田「そうだったというか、今もそうかも、キスされてからあの時の気持ちになってきたよ」 キョン「…もしかしてお前」 国木田「すごくドキドキしてる、一時間後にキョンとまたキスできると思うとわくわくしてたまらないよ」 キョン「国木田、実は俺もお前とキスすると胸がドキドキするんだ」 国木田「キョン…好き」 朝倉「何よこれ…」 みくる「愛って素晴らしいですね」