みさえ「しんちゃん今日のご飯はラーメンよー」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 20:47:23.06 ID:FlsVFcxt0 みさえ「ちゃんとダシからとったからおいしいわよ」 しんのすけ「何味なんだ?」 みさえ「うーん、豚骨っぽい感じかな」 しんのすけ「ほっほーい、ひまを呼んでくるぞ」 みさえ「ひまならいないわよ」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 20:49:37.19 ID:FlsVFcxt0 しんのすえ「えっ、なんでいないんだ?」 みさえ「ひまの骨、いいダシでたわよー」 しんのすけ「えっ・・・・」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 20:52:51.14 ID:FlsVFcxt0 みさえ「しんちゃん、今日のお弁当の唐揚げ美味しかったでしょー?」 しんのすけ「うまかったぞ!!」 みさえ「でしょー、夜はその残りの骨でダシとったからおいしいわよー」 しんのすけ「おい、かあちゃん、ひまどこいるだ?」 みさえ「だからぁ・・・・」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 20:55:46.13 ID:FlsVFcxt0 しんのすけ「おい、ちょっとまてよお前」 みさえ「あれ?しんちゃんしゃべり方変よ?」 しんのすけ「変なのはお前の方だろボケぇ!!!!!!!」 みさえ「!?」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 20:58:24.04 ID:FlsVFcxt0 しんのすけ「お前ひまをどうしたかゆうてみぃ?あん?」 みさえ「ちょ、ちょっとしんちゃんどうしたの?」 しんのすけ「はよひま連れてこんかい!!!!!!それとも連れてこれんっちゅーかい!?あん!!?」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:01:01.32 ID:FlsVFcxt0 ガチャ・・ ヒロシ「ただいまー」 みさえ「あ、あなた!!しんちゃんが変なのよ!!」 ヒロシ「お前、またひまを料理につかっただろ?」 しんのすけ「ま・・まただと・・・・?」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:13:27.39 ID:YTwmim3P0 ヒロシ「ったく・・・オレの研究をくだらないことに使うなよな・・・」 みさえ「いいじゃないの、まだタネはあるんだし」 しんのすけ「ちょ・・オラどういうことかわかんないぞ。」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:20:49.00 ID:YTwmim3P0 みさえ「ねえアナタ、そろそろしんのすけにも教えていいんじゃない?」 ヒロシ「そうかもな・・・オレが偶然開発した『人間再生』     まあ、魔術と科学の混ざったようなものなんだが、     適当な人間の髪の毛と、別の人間の骨を使って     何度でも人間を再生する技術なんだ。」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:23:45.74 ID:YTwmim3P0 ヒロシ「不思議な事に、これは骨と遺伝子のデータだけしか使わないのに、     ちゃんと人間のすべての部位が完成するんだ。それも短時間に。」 みさえ「そうなの、だからこの技術が世界のある問題を解決するんじゃないかと思って、     今はその実験中なの。何の問題だか・・・しんちゃんはわかる?」 しんのすけ「わ・・・わかりたくないぞ・・・」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:25:52.41 ID:YTwmim3P0 みさえ「それはね、食糧問題よ。」 ヒロシ「なんせ適当なお墓から人骨をとってきて、     ひまの遺伝子と合わせるだけでなんどでも復活するんだからな。     人間の肉は健康にもいいらしいぞ〜。どうだしんのすけ、すごいだろ!」 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:28:21.75 ID:YTwmim3P0 みさえ「私は時々手頃なお墓を探すだけでいいの。」 しんのすけ「・・・ひまは実験のために生まれたのか・・・」 ヒロシ「そうだ。お墓を探して回るから、『碑廻り』と名付けた。     これは、地球の未来を帰ることなんだぞ。」 しんのすけ「オ・・・オラ・・・なんだかわからないぞ・・・」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:30:52.37 ID:YTwmim3P0 ヒロシ「なあ、しんのすけには難しかったんじゃないか?」 みさえ「でも、知らなきゃいけないことよ・・・あのね、しんちゃん・・・」 (30分後) みさえ「・・・ということなのよ。」 しんのすけ「ほっほ〜い!オラわかったぞ!        ひまー。おまえうまいなあ!オラどんどんたべちゃうぞ〜。」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:37:22.28 ID:YTwmim3P0 (ある日の夜) しんのすけ「ひまは天ぷらにしてもうま〜い。さすがオラの妹だな!」 みさえ「ねえ、アナタ・・・」 ヒロシ「んあ?」 みさえ「あたし、女の子ばっかり飽きてきちゃった。」 ヒロシ「オレも・・・そう思ってたところなんだ・・・」 しんのすけ「さて、食後のハミガキとカンタムロボごっこの時間だゾ」 しんのすけ「・・・・」 しんのすけ「とうちゃん・・・?かあちゃん・・・?」 しんのすけ「黙ってるなんてズルいぞ!・・・あっ!ようかいだんまりババ!でたな!」 しんのすけ「アクション・・・びーむ!わっはっは!・・っは・・・えっ・・・」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:39:28.70 ID:YTwmim3P0 ヒロシ「・・・・ふう・・・」 みさえ「ねえ、ちょっと気になることがあるんだけど・・・」 ヒロシ「なんだよ。復活失敗はゼッテーあり得ないからな。」 みさえ「そうじゃなくて・・・」 みさえ「二人目のしんちゃんは・・・今日の記憶があるのかしら・・・?」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:41:43.28 ID:YTwmim3P0 ヒロシ「そうか、今まで赤ん坊しか復活させたこと無いからな。」 みさえ「もし・・・次のしんのすけに今日の記憶があったら・・・」 ヒロシ「・・・でもよ、ひまわりだって、2回目以降逃げたりしなかっただろ?     考え過ぎだって。それに考えてももう遅いからな。」 みさえ「・・・そうね。きっと考えすぎよね・・・」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:44:43.77 ID:YTwmim3P0 しんのすけ「アクションビーム!ワッハッハ!!!」 みさえ「うふふ、楽しそうに遊んでるわ。」 ヒロシ「やっぱり、記憶は戻らないみたいだな。」 みさえ「そうね。・・・じゃあそろそろ夕飯の支度するわ。」 しんのすけ「あ!みさえ!!!!」 みさえ「なあに?しんちゃん。」 しんのすけ「そろそろ、オラ食べられるの?」 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:49:13.74 ID:YTwmim3P0 みさえ「えっ・・・・や、やあね!何言ってるのよ!」 ヒロシ「お・・おい!しんのすけ!なんだその冗談は!おもしろいなあ!!あっははは・・・」 しんのすけ「冗談じゃないぞ、だって、前のオラは食べられちゃったんだゾ。        ひまだって何度も食べてるし・・・」 ヒロシ「みさえ・・・これヤバイんじゃないか。」 みさえ「・・・どうしたらいいの・・・」 しんのすけ「オラ・・・オラ・・・・」 しんのすけ「早く食べられたいゾ!」 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:54:31.46 ID:YTwmim3P0  ――その後のしんのすけの言動により、ヒロシたちは以下のことがわかった。 ・食べられても、その時の記憶は全て残っているらしいこと ・一度食べられると、そのことが快感になるということ ・死への恐怖へは消えないが、食べられる快楽のほうが大きいこと (料理される瞬間は恐怖と快楽が入り混じるが、体験したことがなければ理解が難しいらしい) ヒロシ「しんのすけ、今日はパーティーの日だぞ!」 しんのすけ「ほっほーい!うれしい!オロナミンC!」 ひまわり「たい!!」 みさえ「もう、ふたりともはしゃぎすぎよ。」 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 21:59:36.14 ID:YTwmim3P0 風間「おじゃましまーす!」 ボー「パーティー・・・ひさしぶり・・・」 マサオ「わーい!ボクいつもパーティー楽しみにしてるんだ!」 みさえ「待ってたわよ〜。さ、あがってあがって。」 ネネ「私、しんちゃんちのパーティーはじめて〜〜!    みんな楽しいっていつも言ってるから来たかったんだ〜!」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 22:03:05.55 ID:YTwmim3P0 ネネ「まだ食べ物はないのね!」 風間「うーん、無いっていうか、僕たちは食べないっていうか・・・」 マサオ「でも、とぉ〜っても楽しいんだよね〜!」 ボー「はじめだけ・・・いたい・・・」 みさえ「じゃあみんな〜!パーティーはじめるわよ。目潰って〜。」 みんな「はーい!!!」 ネネ「・・・・」 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 22:07:18.60 ID:YTwmim3P0 (1か月後) 風間「なあみんな、相談があるんだけど。」 ネネ「なに?またしんちゃんのパーティー?いきたーい!」 マサオ「僕もー!いつ?いつ?」 風間「ちがうよ・・・全く君たちはニブいなあ。」 風間「しんのすけの家のパーティーだけどさ、たまには食べる側になりたいと思わないか?」 ボー「ひと・・・食べたい・・・」 マサオ「えっ、どういうこと?」 風間「だから、しんのすけのお母さんとお父さんをさ・・・・」 ネネ「名案!また生き返らせればいいんだもんね!」 マサオ「しんちゃんは生き返らせ方も知ってるし・・・いいかも!」 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 22:10:57.01 ID:YTwmim3P0 みさえ「いらっしゃい!きてくれてありがとうね!」 風間「こちらこそ、お招きいただきありがとうございます。」 風間「しんのすけ、ボーちゃんの合図で電気を消すんだぞ。    その間にマサオ君とネネちゃんが包丁で・・・」 しんのすけ「ブ!ラジャー!」 みさえ「じゃあみんな、目をつぶって。」 ボー「クチュンッ!!」 (パチッ) (グサッ!) 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 22:14:11.95 ID:YTwmim3P0 ネネ「うっ・・・ううっ・・・・」 マサオ「ネネちゃん、泣かないで・・・泣いても・・何も・・・うわあああぁぁぁん!!!!」 風間「しんのすけのせいだぞ!どうしてくれるんだよ!」 しんのすけ「オラも・・・知らなかったんだぞゾ・・・・」 風間「知らなかったじゃすまないよ!なんとかしろよ!」 ボー「しんちゃんは・・・わるくない・・・」 しんのすけ「・・・」 風間「・・・・ごめん。」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 22:18:07.73 ID:YTwmim3P0 マサオ「あの方法、大人には効かないなんて・・・」 風間「子どもにしか効かないなんと思わなかったから・・・」 ネネ「ううっ・・・どうしよう・・・」 ボー「・・・・身を・・・隠す・・・」 しんちゃん「そんな方法ないゾ・・・」 風間「そうだよ。生きてる限り、絶対見つかる。」 マサオ「うわああああああん!!!!」 風間「生きてる・・・限り・・・か・・・」 ボー「・・・・それしか・・・ない。」 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 22:22:19.67 ID:YTwmim3P0 (翌日) 「ニュースをお知らせします。かすかべ市の住宅で、子どもの遺体が見つかりました。 幼児4名の遺体は、お互いを刺すような形で倒れており、 近くには大人の人骨や乳児の骨と思われるものも転がっていました。 この奇妙な事件について、警察は引き続き操作を続けていきます。 それでは次のニュースです。また墓荒らしが起きました―――」 完 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 22:24:18.32 ID:YTwmim3P0 SSスレなんて立てたこと無いからこんな内容になってしまった 呼んでくれた人には申し訳ない。文章書く経験もないもんで。 全ては途中で投げた>>1のせいだから俺を責めるのはやめろ。 じゃあみんなおやすみ。 あと>>1は二度とVIPから出ていけ。 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/08(月) 22:34:16.04 ID:YTwmim3P0 すまん、今日疲れてて眠かったから深く考えてない 墓荒しも別に関係ないニュースよりいいと思っただけだし 4人ってのも5人にするかどっちの方が結末として面白いか迷ったあげく 深い意味なく一人残した この話を知るものは誰もいない的な終わり方があまり好きでないという程度