ゼハート「これはEXA-DBの……?」 デシル「らしいんだけどな」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/15(土) 23:54:30.76 ID:rvSdn7ab0 ギーラ・ゾイ「ガンダム… あのモビルスーツが登場してから、我らの計画は大幅に狂った」 デシル「僕たちだって、もっとすごいヤツを作ればいいでしょ?」 ギーラ「ああ、そこでイゼルカント様に封印されていたEXA-DBのデータを一部解放したのだ」 ギーラ「もうじき新兵器が完成するだろう。デシルよ、お前にそのテストをしてもらいたい」 デシル「えぇ〜 そんなの、この間捕まえた地球種にやらせればいいじゃない」 ギーラ「ユリン・ルシェルか。あれは検体として使う予定が入っていてな」 ギーラ「それに、テストパイロットにはより高度な技術が必要なのだ。お前が適任だろう」 デシル「いいよ、そういうことなら。出来上がったら教えてね」 ギーラ「ああ、楽しみにしていなさい」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/15(土) 23:58:21.05 ID:rvSdn7ab0 ギーラ「ううむ、せっかく例の新兵器が完成したのだが」 デシル「負けてない! ぼくはまだ負けてなあぁぁぁい!!」 ギーラ「デシルがこの様子ではテストにならんな……」 アラベル「父さん、それはどうするの?」 ギーラ「わたしが使おう。ヤツらは次にこのアンバットへ攻めて来るだろうからな」 アラベル「気をつけてよ。それに…」  ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ アラベル「その武器、ちゃんと使えるの? あんまり強そうじゃないけど…」 ギーラ「EXA-DBに記録されていたものだ。現代の常識は通用しないのだろう」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:00:39.32 ID:6Gi2/Ldh0 ギーラ「デファース… 地球侵攻を視野に入れて開発された最新最強のモビルスーツ」 ギーラ「そしてこの新兵器。たしか大人のオモチャとかいったな」  ヴヴヴヴヴヴヴ ギーラ「未知の感覚に目覚めさせるという記述があった。どうやらX領域を拡張するものらしい」 ギーラ「これを尻に…… こうか?」ズボッ ギーラ「ううっ… だが耐えねば!」 ギーラ「ギーラ・ゾイ、デファース! 出すぞ! いや、出るぞ!」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:04:09.80 ID:6Gi2/Ldh0 ギーラ「少し慣れてきたかな… これで本物のXラウンダーにどこまで立ち向かえるか」 フリット「お前が親玉か!」 ギーラ「まぁ、そんなところだ」 ・ ・ ・ ギーラ(しまった、X領域を拡張どころか) フリット「なぜユリンを巻き込んだ!」 ギーラ(これでは尻が気になって戦いに集中できん!) フリット「彼女は戦争をする人じゃなかった!」 ギーラ「うおおおお! 知ったことか! 今はそれどころではないのだ!」 フリット「そんなの言い訳になるかよ! ユリンを返せ!」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:08:22.77 ID:6Gi2/Ldh0 ギーラ「終わりだ、性的に未熟なXラウンダアーッ!!」 ウルフ「フリット」ズギューウン!! フリット「うおおおおお!!」 ギーラ「なんだと!」 ギーラ(ええい、ここまでか!) フリット「あれはUE? 逃がさない!」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:13:02.44 ID:6Gi2/Ldh0 ——司令室—— クルー「人間…?」 ギーラ「醜い化物とでも思ったかね?」 フリット「思ったさ! お前たちUEは人間じゃない!」 ミレース「フリットくん! 銃をおろしなさい!」 ギーラ「君に撃てるかね? 生身の人げ…… ウッ!」  PAM!! ミレース「艦長!?」 ギーラ(体を貫かれるようなこの刺激…) ギーラ(エ、X領域が拡張されていくのか… 今になって…!)  ドサッ ギーラ「これで… わたしの魂は地球へ還れる…」 ギーラ「そうですよねぇ、イゼルカント様……」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:18:33.00 ID:6Gi2/Ldh0 ——27年後—— デシル「くそっ! 何故だ、何故いつもフリットに勝てない…!!」 ゼハート「兄さん、相手は司令官なんです。あまり一対一の戦いに拘らなくても…」 デシル「そうだアンバットで開発していた新兵器があったじゃないか」 ゼハート「そんな古いものが使えますか?」 デシル「何でもX領域を拡張するものらしい。どこかにデータが残ってないか、探してくる!」 メデル「……これでしばらく勝手に出撃しなければ助かりますがね」  ※ゼハートの部下のピンク髪 ゼハート「データがすんなり見つからないことを期待しよう」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:23:10.93 ID:6Gi2/Ldh0 ——だがゼハートの期待とは裏腹に—— デシル「出来たぞ! こいつを使えば今度こそフリットに勝てる!」 ゼハート「兄さん、それは……」 デシル「いいだろう? いずれお前の分も作ってやるよ」 ゼハート「しかし兄さん… その造形には何か意味が……?」 ゼハート(あの形状はまさか…? いや、いくら兄さんでもそんな) デシル「どうやらこの突起と材質がキモらしいな」 ゼハート「……た、ただの装飾ではなかったのですね……」 ゼハート(まずいぞ、兄さんがあんなものを持ってる姿を見られでもしたら……) 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:29:19.59 ID:6Gi2/Ldh0 ゼハート「しかしX領域を拡張するなどと」 デシル「ユリン・ルシェルで実験しておくんだったな」 ゼハート「い、今更そんなもの、必要ないのではありませんか?」 デシル「Xラウンダー能力が向上するなら、それに越したことはないだろう」 ゼハート「しかし… 兄さんほどのXラウンダーでは、これ以上拡張すると無理がかかるのでは」 デシル「うむ、言われてみれば一理ある……」 ゼハート「兄さんならそんなものに頼るまでもないでしょう」 デシル「せっかく作ったのに勿体ない気もするけどな、使うのはやめておくか」 ゼハート(なんでこうチョロいんだろうこの人…) 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:34:52.01 ID:6Gi2/Ldh0 ダズ・ローデン「相手はガンダムか… 敵わないことはわかっている」 ダズ「だが私とて、大人のオモチャの出力をフルパワーにすれば!」ググッ フリット「こいつ、捨て身か!?」 ダズ「うおおおおお!!!!」 フリット「ちぃっ!」 ダズ「ゼハート様! ヴェイガンに未来を、お導きくださ… アーーーーッ!!!!」ビュルッビュルッ! フリット「そうはさせんぞ!」シュバッ! フリット「ふぅ、自爆させずに済んだか」 フリット「ヴェイガンのMS、それもコクピットブロックを手に入れられるとはな」 フリット「さて、どんな結果が出るかな」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:41:05.55 ID:6Gi2/Ldh0 ディケ「推力も機体の反応速度も、連邦のMSとは比べ物にならない」 ディケ「そっちは何かわかったのか?」 フリット「ああ、パイロットの尻にこんなものが入っていた」ズッ ディケ「…せめて密封して持って来てくれないか」 フリット「この機体は最後におかしな挙動をみせた。もしかしたら、これが鍵を握っている可能性がある」 ディケ「そんなことが可能なのか?」 フリット「東洋の医学によると、尻にはツボというのが集中しているらしい」 フリット「それを刺激して、Xラウンダー能力を引き出すのかもしれん」 ディケ「パーフェクトなモビルスーツに、Xラウンダーを引き出す装置」 フリット「加えて、尻を塞ぐ覚悟」 ディケ「強かったわけだ……」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:46:25.36 ID:6Gi2/Ldh0 アセム「これでXラウンダー能力を手に入れれば、俺だって…」 ディケ「おい、何をしている!」 アセム「すみません! でも、見逃してください!」 ディケ「バカを言うな! こいつは危険なんだ! 衛生的にも」 アセム「だけど、それを挿れてXラウンダー能力を手に入れないと」 ディケ「とにかく、これはダメだ!」 ディケ「このケースにしまっておいたからな、絶対に出すんじゃないぞ」 ディケ「いいか、絶対だぞ! 間違っても開けるなよ! 俺はもう持ち場へ戻るけど!」 アセム「そ、そうですよね! 僕ももう出撃しないと」 アセム(チャンス!!) 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:51:19.50 ID:6Gi2/Ldh0 ——戦闘終了後—— ウルフ「こんなものを挿れていたのか」 アセム「はい……」 ウルフ「アセムよ、そんなにXラウンダーになりたいのか?」 アセム「そうしないと、あの敵には勝てませんから」 ウルフ「だったらお前は、スーパーパーロットになってみたらどうだい?」 アセウ「スーパー… パイロット?」 ウルフ「ああ、Xラウンダーじゃないが、すげぇパイロットってことさ!」 アセム「そんなの、どうやって…」 ウルフ「簡単なことさ」 ウルフ「こんな偽物に頼らなければいい」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 00:55:11.69 ID:6Gi2/Ldh0 ——23年後 ルナベース—— フラム「いざとなれば、私も出撃します」 ゼハート「君がか?」 フラム「モビルスーツの操縦訓練は受けています」 ゼハート「しかし、ガンダムに乗っているのは強力なXラウンダーで……」 ゼハート「そうだ、いいものがある」 フラム「何でしょう?」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:00:43.15 ID:6Gi2/Ldh0 ゼハート「ああ、X領域を拡張する…」 ゼハート(ん? いや、待てよ) ゼハート(あれを使うのか? フラム・ナラに……) フラム「それは是非使わせてください!」 ゼハート(確か新造したものがあったはずだが、いろいろと問題あるような…) フラム「あの、ゼハート様?」 ゼハート「? ああ、あのなぁ、フラムよ……」 フラム「はい?」 ゼハート「今の話、聞かなかったことにしてもらえないか」 フラム「いけません! 私のフォーンファルシアはXラウンダー用の機体」 フラム「能力が拡張するなら、よりお役に立てるはずです」 ゼハート「熱心なのはありがたいんだが……」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:07:57.05 ID:6Gi2/Ldh0 ゼハート「ね、念のため確認しておこう。本当に使いたいのだな?」 フラム「勿論です!」 ゼハート「しかしだな… 使用者にも幾分デメリットが」 フラム「それを踏まえた上で、使うか使わないか判断します」 フラム「どういったデメリットがあるのですか? 何か後遺症が残るとか」 ゼハート(いや、たしかこう言ってたな……)  デシル『尻に入れるものだからな、内部に傷がつかないよう、最深の注意を払ってある』  ゼハート『それでこの造形が肝心なんですね』  デシル『EXA-DBにも特に入念に注意書きしてあったからな』 ゼハート「そういう訳では… 無いようなのだ」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:15:54.67 ID:6Gi2/Ldh0 ゼハート(ううむ… 兄さんと違って、どうすれば折れてくれるか、掴みづらい…) ゼハート(現物を見てもらうのが最も手っ取り早いか) ゼハート「ではここへ持ってこよう。少し待っていてくれ」 フラム「はい!」ワクワク ・ ・ ・  フシュウ ゼハート「待たせたな。これだ」ボロン フラム「これは……」 ゼハート(頼む!) フラム「何に使う装具なのですか?」 ゼハート(気付けよ……!) フラム「スイッチらしいのがついてますね。入れてもいいですか?」 ゼハート「……ああ、好きにするといい」  カチッ  ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ フラム「…この振動に何か効果が……?」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:20:09.74 ID:6Gi2/Ldh0 ゼハート「……いいのか? これを使うんだぞ」 フラム「構いません。使い方を教えてください」 ゼハート「…こ、これを……」 フラム「はい」 ゼハート「し… 尻に入れるんだ……///」 フラム「ほぉ……」 フラム「えっ!!?///」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:24:22.21 ID:6Gi2/Ldh0 フラム「なな何を言ってるんですかゼハート様!」 フラム「こんなのお… おし……  は、入るわけないでしょう!」 ゼハート「そ、そうだな… いや、わたしも入れたことはないぞ!」 フラム「当たり前です! 本当にこんなのでXラウンダー能力が拡張するんですか!?」 ゼハート「あ、そういえば…」 フラム「今度はどうしました?」 ゼハート「確かこれはアンバット防衛戦で初めて実戦に投入されたものだが」 フラム「妙に歴史あるものなんですね」 ゼハート「使用者が少ないため、まだ効果は立証されていないのだ」 フラム「そんなもの入れさせようとしたんですか!?」 ゼハート「一応、わたしも躊躇していたではないか!」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:30:44.32 ID:6Gi2/Ldh0 フラム(でもこれはチャンスかも) フラム(まだ実測データが揃ってないなら、私が使えってみせれば……) ゼハート『フラムのおかげで、大人のオモチャの効果が立証されたぞ』 フラム『やりましたね!』 ゼハート『軍でも正式に採用されるようだ。これで兵士たちの犠牲も減るだろう』 フラム『またエデンが一歩近づきましたね』 ゼハート『ああ、ではこの功績に見合う褒美をとらせなくてはな』 フラム『えぇと…』 ゼハート『どうした? 何でも言ってみなさい』 フラム『何でもいいなら… 私をゼハート様のお嫁さんにしてください!///』キャア ・ ・ ・ フラム「やります!」キリッ ゼハート「……いいのか、これで……」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:34:47.12 ID:6Gi2/Ldh0 ゼハート「まぁ、やるおであれば、使い方は簡単だ」 フラム「入れて、さっきのスイッチを入れる……だけですか?」 ゼハート「ああ…」 フラム「……」 ゼハート(どうしよう気まずい) フラム「あの… ゼハート様…」 ゼハート「どうした?」 ゼハート(早く受け取って更衣室へ行ってくれたらいいのに) フラム「……いれ、入れ方も教えてください!」 ゼハート「」 フラム「その… 自分でするのって、何だか怖くて」 フラム「でも、ゼハート様なら、扱い方も上手そうですし……」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:40:33.58 ID:6Gi2/Ldh0 ゼハート「…わたしに入れろと……?」 フラム「すみません… イヤですよね。私のおしりになんて……」 ゼハート「いや… 決してそんなことは」 ゼハート(どうする? どっちに転んでも地雷のような気がして仕方ないが) ゼハート(そして今更ながら尻の扱いが上手そうとはどういうことだ!?) フラム「でも… 人の手で入れてもらうなら、初めはゼハート様に、って……」 ゼハート「わかった、引き受けようではないか」 フラム「ほ、本当ですか!? ありがとうございます!」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:46:24.61 ID:6Gi2/Ldh0 ゼハート「で、ではまず… 服を」 フラム「」 ゼハート「服を… 脱いでもらえるかな」プルプル フラム「はい…」 ゼハート「ああ、待った! 余計な所まで脱がなくていいぞ!」 フラム「…下着も、ですよね///」 ゼハート「うむ…… 入れられないからな」  スル スルッ フラム「お願いしておいて何ですけど… その……」 フラム「あんまり、見ないでくださいね…///」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:52:23.15 ID:6Gi2/Ldh0 ゼハート(そうだな。なるべく正視しないように) ゼハート「このローションを垂らして…… では、広げるぞ」 フラム「お願いします!」  ムニゥ ゼハート(うっわぁ…… この感触) フラム(お、おしりが… おしりがゼハート様に広げられて///)カタカタ ゼハート(早く入れてしまおう) ゼハート(…入れるとなったら、見なければならんのか?) ゼハート(ええい、仕方がない!)  ガラッ ジラード「ゼハート〜! フラムを見かけ…」 ジラード「あ、いたわ」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 01:57:10.53 ID:6Gi2/Ldh0  ガタッ!! フラム「ジラード!? 何よ急に!」 ジラード「あんたらこそナニやってたのさ?」チラッ ジラード「ゼハート… こんな小さい子に手を出すなんて、やっぱり……」 ゼハート「誤解だ! これはXラウンダー能力を拡張するために」 ジラード「火星人は面白い言い訳考えるなぁ」 フラム「本当なの! これは大人のオモチャっていって、EXA-DBにも載ってたんだから!」 ジラード「ゼハートが持ってるヤツのこと? でもこれってさぁ」 ゼハート「あっ……」 ジラード「どう見てもちんこだよね」 ゼハート(言っちゃった……) 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 02:01:53.39 ID:6Gi2/Ldh0 フラム「えっ… それってまさか」 ジラード「男の股間についてるヤツ。ゼハートにもあるよな?」 ゼハート「何を言わせる気だ!」 フラム「ウソだぁ〜」 ジラード&ゼハート「えっ?」 フラム「だって、こんな変なカタチのものが、ゼハート様についてるわけないでしょ!」 ジラード「どういうことだオイ……」 ゼハート(そういえば、>>29でも見たことないような反応だったな) 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 02:05:03.73 ID:6Gi2/Ldh0 ジラード「あんたもしかして、見たことないの?」 フラム「あるよ! 小さい頃にだけど」 ゼハート(ドール・フロスとのことか…) ジラード「あのね、男だって大人になれば変わるもんなのよ」 ジラード「つまり今のゼハートについてるのは、あんたが昔見たモノとはけっこう違ってるのよ」 フラム「それがコレなの?」ヴヴヴヴヴヴヴヴ ジラード「まぁ、振動機能はないと思うけどな」 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 02:10:35.91 ID:6Gi2/Ldh0 ジラード「それにさぁ、男同士ならまだしも、年頃の女の子に入れるんでしょ?」 ジラード「だったら尻は無いだろ」 ゼハート「しかし、これはそうやって使うものなのだ」 フラム「そうだよ。他に入れるとこなんて」 ジラード「いや、あるでしょ。すぐ隣に」 フラム「隣に?」 ゼハート「何だ? 蒙古斑か?」 ジラード「逆方向だよバカ! 前についてるだろ」 フラム「ああ……///」 フラム「ふざけないでよ! あれは入れる所じゃないでしょ」 ジラード「……お前ら火星人はどういう教育うけてんだ?」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 02:15:09.59 ID:6Gi2/Ldh0 フラム「あんなとこに入れるなんてウソに決まってるわ!」 フラム「そうですよね、ゼハート様!?」 ゼハート「すまない、フラム… たしかに、私も心当たりがある……」 ジラード「ほらね」 ゼハート「デシル兄さんから、子供を作る時のことを聞いたことがあったのだ…」 ゼハート「あの時は今ひとつ理解できなかったが、今考えれば妙に符号が合う!」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 02:18:20.20 ID:6Gi2/Ldh0 ジラード「で、子供作るのとは別にそういうのを楽しみたいって人がいるわけさ」 ジラード「だから大人のオモチャっていうわけ」 フラム「そんな……」 ゼハート「まったく、子作りをなんだと思っているんだ!」 ジラード「?」 ゼハート「命は… オモチャじゃないんだぞ!」 ジラード「あたしに言ってどうすんだよ!」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 02:21:58.90 ID:6Gi2/Ldh0 ——その後—— ゼハート「ついに見つけたぞ… あn巨大なモビルスーツが、大人のオモチャの情報を守り続けていたのだな」 フラム「ゼハート様、敵機が近づいています!」 ゼハート「アセムか!?」  ガキィィィン! アセム「どけ、ゼハート! EXA-DBはここで破壊する!」 ゼハート「そうはさせん! 今の私なら、大人のオモチャをより正しく使いこなせるはずなのだからな!」 ジラード「練習したからね……」 フラム「黙ってなさい!///」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 02:31:25.48 ID:6Gi2/Ldh0 アセム「あれは人類の過ち! 黒歴史を繰り返させてはいけないんだ!」 ゼハート「過ち、か……」 ゼハート「……」 アセム「ん? どした?」 ゼハート「そうだな、わたしが間違っていたのかもしれない」 アセム「あ、あぁ……」 ゼハート「子作りに道具など邪道! 行くぞ、アセム!」 シド「ウソだろ!?」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 02:32:03.91 ID:6Gi2/Ldh0 ・ ・ ・ アセム「何とか破壊できたようだな」 ゼハート「ゾイ司令… 兄さん… ダズ…… 終わったよ……」 フラム「ゼハート様! 泣いているの…? どうして」 アセム「そっとしておいてやりなさい」 こうして アンバット攻略戦から50年にわたる大人のオモチャの歴史が 終わりを告げたかに思えた……   完 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/16(日) 02:34:48.95 ID:6Gi2/Ldh0 地球とヴェイガンの100年にわたる戦いって言ってるけど 本編で描かれたのはフリット編からの50年だけなんだよな……