佐々木「キョン、僕のパンツが見たいかい?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:58:11.33 ID:1PHpcrG90 キョン「・・・佐々木、なにを言っているんだ」 佐々木「おや?どうしたんだいその反応は。期待していたものとは違うな」 キョン「一体何を期待していたんだよ・・・」 佐々木「いや、この年頃の男性という物は異性の下着に異様に執着するものだと聞いていたのでね。違ったのかな」 キョン「・・・佐々木、お前は一体俺をなんだと思っているんだ」 佐々木「ふむ。いや、僕の読み違いだったようだ。君なら見せて欲しいと即答してくれるものだと思っていたのだが。それとも僕の事は異性として見れないのかな」 キョン「あのなぁ・・・確かに、興味がないと言うと嘘になるがな、見せてやると言われたからってプライド捨ててまで見ようとするほど俺は落ちぶれちゃいないぞ」 佐々木「ふーん」ヒラッ キョン「?!」 佐々木「・・・しっかり見てるじゃないか」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 18:05:31.73 ID:1PHpcrG90 あ、すみませんハルヒがキョンのパンツ見たいスレ見て衝動的に立ててしまっただけなんで続けられないです 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/09/10(月) 18:49:08.88 ID:2at3a6xF0 佐々木「くつくつくつ。やはり君も男の子だったと言うわけだ。」 キョン「…まぁな。俺だって女性に眼を奪われる時くらいはある。」 佐々木「たまに、ねぇ。それにしては随分と熱の籠った視線だったが…妹ちゃんの時もそうなのかな?」 キョン「名誉の為に言うがそれは違うぞ佐々木よ!あんな幼女に眼を奪われては紳士の名折れだ!!」 佐々木「ほう、では僕に視線が釘付けだったのは何故なのかな?そしてそれは紳士としてどうなのかな?」 キョン「そ、それは…」 キョン「保守」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/09/10(月) 19:18:26.95 ID:2at3a6xF0 キョン「…正直、たまりませんでした。」 佐々木「くつくつくつ。最初から素直にそう言っておけばいいんだよ。」 佐々木「だが、少し意外に思ったよ。君がそんな興味深い反応をするなんてね。」 キョン「興味深い?確かに少々取り乱したが、そこまで言われる程だったか?」 佐々木「いや。僕が思うに、毎日涼宮さん達と共に居るのなら、パンツの一枚や二枚見飽きているものだと思ってね。」 キョン「…お前はSOS団をキャバクラか何かと勘違いしているのか?」 佐々木「まさか。だが、女三人寄れば姦しいと言うように、涼宮さん程の活発な女性でスカートならば幾らでも機会があるんじゃないかい?」 キョン「確かに、あいつは変な所で無頓着だからな。そういう事は今まで少なくない数はあったさ。」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/09/10(月) 19:25:07.54 ID:2at3a6xF0 佐々木「そうだろう?やはり僕の推理は当たった訳だ。くつくつくつ。だがそれ故に君の先程の慌てぶりが楽しくてね。くつくつくつ。」 キョン「…そこまで言われたなら俺も言わせて貰う。先の生活では親友であったが、環境が変わり疎遠になった所でふとした機会にえらい美人になって目の前に現れたんだ。」 キョン「そしてそんな美人にいきなりセックスアピールをされちゃ、いくら親友であった奴でも意識せざる終えないだろ…」 佐々木「えっ」 キョン「お前からしたら軽蔑するような事だろうが、親友だからこそ言っておく。」 キョン「男にあまりそういう事をするもんじゃない。取り返しのつかないことになるぞ?」 佐々木「べ、別に…君にだったら悪くは…いや僕は何を」 キョン「まぁ、聡明なお前のことだ。純粋に反応を知りたかったんだろう?いやそういう事にしておいてくれ。お互い忘れよう。」 佐々木「…イヤだよ。キョン。」 キョン「何故だ?」 佐々木「僕…だって知りたかったんだ。」 佐々木「いつまでも親友親友ばかりで、君からどういう風に思われていたのか。僕はこういう風体だから君からしたら本当に同じ学校だった友達くらいにしかみられていないんじゃないかって。」 佐々木「…私だってちゃんと女の子なんだから、キョン。君にそう感じてほしかったんだ。」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/09/10(月) 19:31:42.82 ID:2at3a6xF0 キョン「佐々木…」 佐々木「だから、キョンに私を見て貰いたくて、こんなことをしたんだ。ごめんなさい。身勝手な事に巻き込んで。」 佐々木「…ふう。少し処暑の暑さにやられていたみたいだ。もう9月も半ばに入るというのにね。」 佐々木「さぁ親友。もう暗くなる。帰ろうか。」 キョン「佐々木!」 佐々木「なんだい?親友。」 キョン「お前ばかりペラペラ喋ったから俺の台詞がないじゃないか。俺にも喋らせろ。」 キョン「お前は自分の事を異性として見られていないと思って悩んでいた…そうだな?」 佐々木「…あぁ。そうだよ。」 キョン「今だから言わせて貰うがな。あの中三の塾の帰り道。」 キョン「背中に感じるお前の身体はとても心地の良いものだったぞ。いい匂いだったし。」 佐々木「…っ!何を言い出すかと思ったらそんな昔の事をっ!!」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/09/10(月) 19:37:45.43 ID:2at3a6xF0 キョン「まぁ聞け。俺が頑なに佐々木の事を親友と呼ぶ理由。知りたいか?」 佐々木「…ここまで話をしたんだ。聞かない訳にもいかないね。」 キョン「では話そうか。その理由はな。俺自身にも佐々木の事を友達程度にしか意識させないために、親友と呼んでいたんだ。」 キョン「最初は純粋に友達と思っていたんだがな。俺の下らない話に付き合ってくれる優しさ、勉強を教えてくれる厳しさ、そしてあの塾の帰り道。」 キョン「いつのまにかお前に異性を感じていたよ。」 キョン「だが、親友にそんな感情は持てないと思ってな。隠すついでに自分で親友と決め付けちまえば、そう思わざるを得ないって寸法だ。」 キョン「我ながら女々しい理由だよな。笑ってくれて構わんぞ。」 佐々木「…じゃあ、聞くね。キョン。」 佐々木「君にとって、僕はどんな人だい?」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/09/10(月) 19:46:16.53 ID:2at3a6xF0 キョン「…あのあくる日の再会で、埋もれていた感情が甦ったよ。」 キョン「お前は、とても魅力的だ」 佐々木「…くつくつくつ。まるで君らしくないストレートな物言いだね。さすがの僕も照れるよ…」 佐々木「だけれど。嬉しい。嬉しいよ。キョン。君の周りは魅力的な女性ばかりだから忘れられてしまっていたのかと思っていたよ。」 キョン「あいつらは、ただの部活仲間さ。大事だが、それだけだ。 」 キョン「それよりも、ここまで言ったから最後まで言わせた貰うぞ。」 佐々木「なんだい?キョン。」 キョン「佐々木、中学から好きだった。俺と付き合ってくれないか。」 佐々木「その言葉を…何度夢見たか。」 佐々木「……勿論だよキョン。私こそ、宜しくお願いします。」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/09/10(月) 19:47:38.48 ID:2at3a6xF0 キョン「…よかった。話の始まりがあんなことだったからどうなるかと」 佐々木「そうだね…まさかあんな奇行がこんな事になるとは…」 キョン「後悔してるか?」 佐々木「まさか。ここが今までの人生の有頂天さ。」 キョン「ならよかった。これからも宜しくな。」 佐々木「ああ、こちらこそ。よろしく。キョン。」 佐々木(計 画 通 り ! !) おわり なんかもう色々とおかしいよね。 驚愕読んでないから最近の佐々木エピソードが圧倒的にたりん 驚愕前なら有ること無いこと織り込められたのに。