ハルヒ「キョン、パンツ見せて!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:07:50.43 ID:PGl0i/Qa0 キョン「…What?」 ハルヒ「何よあんた、日本語通じないの?」 キョン「あぁ通じないな。だからお前が何を言っているのか分からないな」 ハルヒ「ほら、ふざけてないで早くズボン降ろしてパンツ見せなさいよ!」 キョン「ふざけてるのはどっちだよ!」 ハルヒ「いいから見せなさい!パンツ見せろー!」ガシッ キョン「うわぁぁぁ!誰か、誰か助けてくれー!!」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:09:28.87 ID:PGl0i/Qa0 古泉「おやおや、何やら気持ち悪い叫び声が    聞こえてきたと思ったら、あなたでしたか。」 キョン「はったおすぞお前!     それより助けてくれ、ハルヒがおかしくなりやがった!」 古泉「涼宮さんはいつだって、おかしな人ではないですか。」 キョン「お前も今日はいつにもまして容赦ないな」 ハルヒ「見せてっ!…ほら、見せなさい!っての!」 古泉「こんなに涼宮さんが頼んでいるのですから、    あなたもケチケチしないで、見せてさしあげたらどうなんですか?」 キョン「見せられるものだったらとうの昔に見せてるわい!」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:11:43.78 ID:PGl0i/Qa0 古泉「ともかく涼宮さん、落ち着いてください!…一体どうしたというのですか。    彼ごときにそこまでして見せてほしいものって、一体何なのですか?」 ハルヒ「パンツよ!キョンのパンツ!」 古泉「なるほど…しかしいくら思春期とはいえ、そんな力づくで    彼のパンツを見ようとするのは、いささか理性に欠けた行動だと思うのですが…」 キョン「それ以外にもツッコむところあるだろ」 ハルヒ「あんた達だって、女子のパンツ見てみたいとか普段思うでしょ!?     あたしだって同じよ!」 キョン「それとこれとは話が別だろ!」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:14:00.58 ID:PGl0i/Qa0 キョン「よーし分かった!ハルヒ。お前のパンツを俺に見せろ!     そしたら俺のパンツも心行くまで見させてやるよ」 ハルヒ「なっ…///// あんた自分が何言ってるか分かってんの!?この変態!」 キョン「お前がさっきまで俺に言ってたのは、これと同じことだ」 ハルヒ「あんたねぇ、男子のパンツと女子のパンツが同価値だとでも思ってるの?」 キョン「それじゃああまりにも理不尽だろ!     男のパンツは女のそれに劣るとでも言うのか!」 古泉「まぁまぁ落ち着いてください二人とも。ここはひとつ、僕のパンツを」スッ ハルヒ「やめて、きもい」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:16:07.88 ID:PGl0i/Qa0 みくる「あ、あの〜…もう入ってもいいですか〜?」ガチャ… キョン「ぎょ、朝比奈さん!…い、いつからそこにいたんですか?」 みくる「え〜と…涼宮さんがキョン君にパ…パンツを見せてと言ったあたりから////」 ハルヒ「つまり一番最初からじゃないの。」 みくる「え、えっちなのは感心しませんっ!」 ハルヒ「そんないかがわしいものじゃないわよ。     だいたいキョンのパンツのどこに、そんないかがわしさがあるのよ」 キョン「いかがわしいのはお前の心だ」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:18:45.61 ID:PGl0i/Qa0 ハルヒ「みくるちゃん!あなただってキョンのパンツ見たいな、さわりたいな〜って     思ったことの一度や二度くらいあるでしょ!」 みくる「それはありますけど…そんな強引に覗き見ようだなんて、私賛成できません!」 キョン「あるんですか!?」 長門「私もある」 キョン「うわぁぁぁ長門!お前いつからそこにいた!」 長門「私は今日、一番最初にこの部室に入室した」 古泉「つまりは一番最初…というかこのスレが始まる前からいたんですね。」 キョン「頼むから少しは存在を主張してくれ」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:23:04.11 ID:6YQXmHyn0 ハルヒ「ま、ということだから…キョン、パンツ見せて!」 キョン「ダメだっつーとろうが!ということだからって何だよ!」 ハルヒ「そこまで頑なに拒む意味が分からないわ。見せたって減るものでもないのに」 キョン「お前のその言葉、そっくりそのまま全国の女子高生達に返してやりたいよ」 古泉「優柔不断な男性は女性に好まれませんよ。」 長門「あなたが行動を起こさなければ、この状況はいつまでも変わらない」 キョン「お前ら俺に何か恨みでもあるのか」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:25:08.18 ID:6YQXmHyn0 ハルヒ「あんた、まさか…あたしが自分のパンツ見せでもしないかぎり     パンツを見せてくれないつもりでいるんでしょうね?」 キョン「あぁそうだよ!何か問題でも?」 古泉「あなたそれでも男ですか」 キョン「何とでも言うがいい、俺は間違ったことは言っていない」 ハルヒ「くぅぅ… わ、分かったわよ!」 キョン「そうだ、だからあきらめるんだな… …ぇっ?」 ハルヒ「こ…これでいいんでしょぉぉ!!/////」バサッ 古泉「!!」 みくる「ぇ… ひゃあああああ!////」 キョン「わっ、わっ!!///バ、バカ何やってるんだハルヒ!しまえっ!」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:26:16.69 ID:6YQXmHyn0 ハルヒ「〜〜っ!//// ほ、ほら…あたしは見せたわよ!     さぁ観念しなさい!あんたのパンツ、たっぷりと見せてもらうわよ!!」 長門「…あなたの負け。ここはおとなしく彼女の要求を受け入れるべき」 キョン「くっ…ちくしょう…。」 ハルヒ「さぁみくるちゃん!有希!キョンのパンツが見れるわよ!     そーれパーンーツ!パーンーツッ!」 古泉「もうあなたに逃げ場はありませんね。」 キョン「…あぁもう分かったよ!お前にあそこまでされちゃ     俺だってお手上げだ!ほら、これが俺の、今日のパンツだ!」ズルッ 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/10(月) 17:31:09.47 ID:6YQXmHyn0 鶴屋「やっほー!遊びに来た… っさ… 」 キョン「あっ…」 鶴屋「…うん。まぁ、そういう衝動にかられるときもあるよね。    思春期だものね。でもあんまりお父さんお母さんを    悲しませるようなことは慎んだほうがいいと思うんだなっ… それじゃ。」 キョン「あぁぁっ!鶴屋さん!違うんです!これは、その…     朝比奈さんちょっと説明して下さいよ!」 みくる「私何も知りません何も見ていません」 長門「これは良いオチ」 古泉「まったく、酷い結末になったものですね」 ―――その後の俺がどうなったかは、各自の想像にお任せしよう。    ただひとつ言えるのは、ハルヒの今日のパンツは    白とピンクのチェック柄だったということ、そして今日の俺のパンツは    何の面白味もない、グレーに黒ラインのボクサーパンツだったということだ。                                  〜End〜