つかさ「私、死んじゃった」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:18:47.60 ID:X3SnVi4r0 つかさ「どうしようどうしよう」 つかさ「みんなないちゃってるよ〜どうすればいいんだろぅ」 チーンポクポク ただお「つかさ…つかさ…こんなに早いとはなぁ ウッウッ」 みき「つかさぁつかさぁ うわあああぁぁぁ」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:27:20.99 ID:X3SnVi4r0 かがみ「こ…エグッバイクにぶつかって…エグッ死んじゃうなんて…エグッ」 こなた「つかさ。つかさ。つかさ。つかさ。うごいてよ…話してよ…」 みゆき「・・・・・・・・・・・スンスン」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:28:28.27 ID:X3SnVi4r0 つかさ「お〜い。みんな〜」 つかさ「って聞こえないよねェ。どうすればいいんだろうなあ」 つかさ「死んじゃって49日たたなきゃ天国行けないんだよね」 つかさ「それまで何やってればいいんだろう…」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:34:22.44 ID:X3SnVi4r0 葬式終了後… みゆき「こんなに悲しいことが起こるなんて…考えてもいませんでした」 かがみ「あのバイクの運転手さえこの世にいなければ…ギュッ」 こなた「まあまあかがみん…落ち着いて…」 かがみ「おちついてられるわけないでしょ!だってつかさが…つかさが…」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:36:26.47 ID:X3SnVi4r0 つかさ「どおおおおおおおしよおおおおおおおおおお…!」 つかさ「何か…何か自分の意思が表現できる方法は…」 つかさ「ぽ、ぽるたーがいすととか?」 つかさ「ちょ、ちょっとこのお皿お借りしまーす…」 ガシャン! つかさ「落ちちゃったよおおおおおおおおお」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:37:38.98 ID:X3SnVi4r0 みゆき「な、何の音ですか!?」 こなた「あーお皿がおちちゃったっぽいね〜」 かがみ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 こなた「ありり?かがみんどしたの?」 かがみ「つかさ・・・・」 みゆき「どうされましたか?」 かがみ「つかさなのね…?」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:39:47.83 ID:X3SnVi4r0 つかさ「そうだよ〜そうだよ〜」 こなた「…かがみん大ジョブ?」 みゆき「一度お休みになられた方が…」 かがみ「違う!違う!これはつかさなんだ!」 かがみ「つかさつかさつかさつかさつかさつかさつかさつかさつかさつかさつかさつかさ!」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:43:29.70 ID:X3SnVi4r0 つかさ「お姉ちゃん!」 かがみ「つかさ!どこにいるの!へんじしてよお!」 つかさ「ここだよ!」 かがみ「どこなの?どこなの?」 ガシャーンパリーンガシャーンガタガタガタ こなた「誰かかがみんを止めてよ!」 みゆき「このままではかがみさんがけがをしてしまいます!」 かがみ「私つかさにあうためにはお皿何枚だってわってやるわ!」 従業員「おーいだれか!あの娘をとめてくれ!」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:45:39.43 ID:X3SnVi4r0 つかさ「ここだよ!ここだよ!」 かがみ「どこなの!?へんじしてよ!つかさつかさつかさ!つかさつかさ!」 みゆき「まってください!かがみさんの近くのお皿の山が崩れそうです!」 こなた「かがみんあぶない!」 ガッシャーン 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:48:28.84 ID:X3SnVi4r0 つかさ「お姉ちゃん!」 こなた「かがみん!腕から血が!」 かがみ「つかさのためならこんなの痛くないよ!」 つかさ「私のことより誰かお姉ちゃんを病院に連れて行って!」 従業員「おい!みんなあの子を止めてくれ!」 みゆき「かがみさん今すぐ病院に!」 従業員「おいきみ!危ないじゃないか!何をやってるんだ!」 かがみ「お前らどっかいけ!私はつかさにあうんだ!」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:51:27.78 ID:X3SnVi4r0 つかさ「どうしてどうして私の声が聞こえないんだよ!」 かがみ「聞こえた!今つかさの声が聞こえた!」 つかさ「お姉ちゃん!」 かがみ「つかさ!」 つかさ「私のことより早く病院に行って!」 かがみ「いやだ!つかさに会うんだああああああああああああああああああああああ」 ガッシャーンガラガラガラ こなた「かがみん!」 みゆき「かがみさん!お皿の破片が刺さっているんですよ!?病院に行きましょう!」 かがみ「いたくないよおおおおおおおおおおおおお全然いたくないよおおおおおおおおおおおおおおおお」 かがみ「私つかさのためならなんだもするからねええええええええええええええええええええええええ」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:53:39.26 ID:X3SnVi4r0 従業員「あの子を取り押さえろ!」 従業員「お嬢ちゃん。警察へいこう。器物破損罪だ。立派な犯罪だ」 かがみ「うっせんだよおおおおおおおおおおおおおお!」 つかさ「お姉ちゃん!やめて!」 グサッ 従業員「ぁ・・・あ・…あああああああああああああ…あ…」 ドサッ こなた「かがみんいい加減にして!」 みゆき「かがみさん!」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:56:54.37 ID:X3SnVi4r0 かがみ「そうか!」 かがみ「私が死ねばつかさに会えるんだあああああああああああ!」 かがみ「そうだよね?そうだよね?つかさ?ねねねねねねねねえねえねえ」 つかさ「お姉ちゃんやめて!」 かがみ「やめないよ。つかさに会うんだからああああああああああああああ」 こなた「かがみんお願いヤメテってばアアアアアアア!」 みゆき「かがみさん!ダメです!」 グサッグサッグサッグチュグチャグチョドロッ かがみ「あはははははははははっははははっはははっははははっははあ!」 かがみ「これだけさせば絶対すぐ死ぬよね!」 かがみ「つかさ!今あいに行くからね!」 つかさ「お姉ちゃん・・・」 かがみ「いま…あいに…」 ドサアッ 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 01:59:59.85 ID:X3SnVi4r0 こなた「かがみん!!!!!」 みゆき「今すぐ救急車を!」 つかさ「お姉ちゃん!」 かがみ「つかさ!つかさ!どこにいるの!みえないよ!真っ暗だよ!」 つかさ「お姉ちゃん」 かがみ「声は聞こえるんだよ!でも真っ暗で見えないよおおおおおおおお」 つかさ「ねえお姉ちゃん聞いて」 つかさ「お姉ちゃんはね。目がつぶれちゃったの」 かがみ「そんなことない!さっきはみえてた!」 つかさ「お姉ちゃんね。さっき自分で目もさしちゃったの」 つかさ「だからね見えないんだよ」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:01:23.40 ID:X3SnVi4r0 かがみ「うわああああああああああああああああああああああああ!」 かがみ「お願いよおおおおおおおおおお助けてよおおおおおおおおお」 つかさ「あとね」 つかさ「お姉ちゃんは人を殺しちゃったから」 つかさ「地獄に行くんだよ」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:03:15.92 ID:X3SnVi4r0 つかさ「でねでねこっから超おもしろいんだよおおおおおおおおおおおおおおお!」 かがみ「つ…かさ?」 つかさ「実はねえええええええ私死んでないんだあああああああああ」 かがみ「え?え?」 つかさ「私はねええええええええ」 みのる「白石みのるっす」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:05:35.00 ID:X3SnVi4r0 みのる「実は俺つかささんの真似ずっとしてたらwww」 みのる「バイクでひかれちゃいましてねぇ」 みのる「誰が引いたと思います?ねえ?ねえ?」 かがみ「あ・・・・そんな・…じゃあつかさは・・・・」 みのる「お前の妹。柊つかさがひいたんだよおぉ! 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:07:27.40 ID:X3SnVi4r0 かがみ「うそ・…う・・・・そ・・・・・・・・・」 みのる「そのときねぇ俺どうしても復讐したかったんですよ」 みのる「でもつかさはもういないんで復讐できなかったんですよぉw」 みのる「だからお前をこうやってころしたんすよwwwwwwwwwwwwwww」 かがみ「うわあああああああああああああああああああああああっ!」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:10:06.23 ID:X3SnVi4r0 みのる「あっそういえばさっきいいましたよね?」 みのる「人を殺すと地獄に行くって」 みのる「お前の妹は・・・」 かがみ「まさか…そんな!」 みのる「地獄にいるんだよおおおおおおおお!wwwwwwwwww」 みのる「あははははははッ!ヒーヒーおもしろすぎwwwwwwwwwww」 かがみ「でも・・・これで…つかさと・…いっしょに・…」 みのる「体の中まで一緒にいなwwwwwwwwwwwww」 ドーン かがみ「きゃああああああああああああああああああああああああああ」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:13:39.65 ID:X3SnVi4r0 かがみ「つかさ!つかさ!私めがみえないよ!どこにいるの!」 つかさ「お姉ちゃん。どうしてきたの」 かがみ「つかさが死んじゃったからよ!」 つかさ「お姉ちゃん私死んでないよ」 かがみ「じゃあどうしてここに・…」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:15:42.12 ID:X3SnVi4r0 つかさ「私はね心が地獄に行ったの」 つかさ「体は傷つかないけど心がずっといたいの」 つかさ「ほら。今お姉ちゃんが死んだのも私のせいだ」 かがみ「そんなこと…これはあいつがわるいんだ!」 つかさ「でもひいたのは私だもん」 つかさ「もうだめなんだよ。お姉ちゃんもまだ死んでないんだよ」 かがみ「え?」 つかさ「お姉ちゃんは目が地獄に行ったんだよ」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:16:56.27 ID:X3SnVi4r0 かがみ「どういう・・・・こと・・・?」 つかさ「おねえちゃんはね。恐ろしいものが見えるようになるんだよ」 つかさ「見えるよ見えるよ見えるよ…見えるよ…みえ…るよ…よ・・」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:19:30.77 ID:X3SnVi4r0 ピーピーピー 医者「残念ながら。娘さんはもう助からないかと…」 ただお「かがみを失うなんて…つかさがどれだけ悲しむか・・・」 みき「うわあああああああああ。ウッウッ」 ガバッ かがみ「つかさ!」 ただみき「かがみ!」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:21:53.08 ID:X3SnVi4r0 医者「これは…本物の奇跡です…」 ただお「かがみ!かがみ!」 みき「よかった…私たちあなたが死んだらどうすればいいかわからないもの・・」 かがみ「どうしてそんな顔してるの_?それに服も虫だらけだし…」 みき「何を言っているの?」 かがみ「お父さん!口の中にゲジゲジが入っていくよ!」 ただお「お前…どうしたんだ?」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:24:53.25 ID:X3SnVi4r0 かがみ「いやだいやだ。私のくちにはいっていくよおおおおおお!」 かがみ「いやああああああああああああああ!」 ガバッ かがみ「ファアアアアアアアアアァねむ・・・」 担任「こら柊!何寝てるんだ!」 かがみ「え・・・あ・・・すいません…」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:26:42.29 ID:X3SnVi4r0 女子「クスクス…あの子の寝顔超ブサイクwww」 男子「オエキモwwwwwwwwwww」 かがみ「・・・・・・・・・・・・・・・」 かがみ「つかさ・・・・」 女子「うわあキモww独り言いってんじゃんwwww」 男子「あいつ友達も家族もいないくせにwwwwww何よんじゃってんのwww」 かがみ「つかさ・・・・わたしも地獄にいきたかった・…」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/01(土) 02:30:01.85 ID:X3SnVi4r0 ――――――――――――――――――――― キャスター「え〜今日最初のニュースは…女子高生飛び降り自殺事件です」 ゲスト「最近子供の自殺多いですよねぇ」 キャスター「この女子高生には友達も家族もいなく…ずっと一人でいたようです」 ゲスト「それはつらいですね」 キャスター「また、この事件にて彼女の両目が明らかに意図的につぶれており…他殺との話もあります」 キャスター「そして、彼女は飛び降りる前に髪を肩まで切り、黄色いリボンを身に着けていたようです」 完