コナン 「聞こえてるかバヤリース」 1 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:18:13.11 ID:IuGWQutHO ―米花埠頭― 歩美 『聞こえてるよセノビー』 コナン 「デカビタは?」 元太 『おいセノビー、取引っつーけどよ大丈夫なのかよ?』 光彦 『大丈夫ですよ…なっちゃんが言ってたじゃないですか…“手筈通り”だって』 元太 『だけどよ…』 コナン 「デカビタ…おめぇは臆病すぎんだよ、カルピスはひよってんじゃねーだろうな」 光彦 『ま、まさか…!』 灰原 『流石ねカルピス』 光彦 『いやぁ…なっちゃんみたいに平静を保ってられませんよ』 コナン 「おしゃべりはここまでだ…お客さんが来たぜ」 3 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:19:59.39 ID:IuGWQutHO ギィィィィィィィッ 潮風で錆び付いた扉が開かれる ジン 「……お前達が組織名“ジュース”か」 コナン 「そう…そしてジュースの最高幹部のセノビーだ―――ジン」 ジン 「!」ピクッ ジン 「てめぇは毛利探偵事務所の」ジャキッ ウォッカ 「兄貴!……いけやせん取引相手っすよ」ガバッ ジン 「…ちっ、……まさかガキだとはな―――ブツは持ってきてるんだろうな」 コナン 「バーロー…当たり前よ、上物のロシア産のスノーホワイトだ」カパッ ウォッカ 「…あの方も喜ばれるな兄貴」 ジン 「そうだな…。」 4 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:21:16.87 ID:IuGWQutHO コナン 「取引はそっちが先渡しだろ?…約束の金を出しな」 ジン 「使用済の一万円札で15000枚だったな」ゴトッ コナン 「―――確かに確認した」 ジン 「…取引成立だな」 コナン 「――――おっと、アガサからの預かり物だぜ」 ジン 「なっ…!?……それはシェリーがあの時着ていたツナギ…!」 ウォッカ 「兄貴!これは罠です…ガキがシェリーと繋がってる訳が…」 ジン 「うるせぇ…!ウォッカ…俺の言う事が聞けねぇのか!」 ウォッカ 「…っす」 灰原 『ちょっとセノビー!それどこで…セノビー!………駄目、探偵バッチをオフにしてるわ』 元太 『でもよ…なっちゃんにあのサイズは大きすぎねぇか?高校生位のサイズだぜ』 光彦 『良いじゃないですか…今はセノビーを見守るだけです』 歩美 『セノビー…』 5 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:23:16.63 ID:IuGWQutHO ジン 「本物なんだろうな?」 コナン 「取引で騙す程落ちぶれちゃいねーよ」 ウォッカ 「スノーホワイトを持って帰りましょう兄貴、今なら職質もされないでしょうし万が一見つかれば単純所持で」 ジン 「解ってる」 コナン 「あとこれはアガサからの個人的な選別だとよ」 ウォッカ 「人気風俗店『さくらんぼ小等部』の優待券!?それも新人研修のプレミア物!?」 ジン 「ウォッカ…やるよ、俺は三次元より二次元なんだ」 ウォッカ 「へっ流石は兄貴だぜ…じゃあ優待券は俺が」ペラッ ジン 「じゃあな…セノビー――――いや、工藤 パァン!! ジン 「………ぐっ…ウォッカ…テメェ…!」 ウォッカ 「そのコードネームで呼ぶんじゃねぇよ」 ??? 「ご苦労じゃったの………アクエリ」 ウォッカ 「アガサ…いや…ポカリ!」 9 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:30:09.97 ID:IuGWQutHO 阿笠 「ジン…お前は知りすぎたんじゃよ、組織の為に尽くしてくれた事には感謝しておる――じゃがなシェリー…いやなっちゃんを回想で何度も辱めておった事が許せんのじゃ」 コナン 「アクエリ…抑えとけ」 ウォッカ 「へい、兄貴」ガバッ カチカチカチカチ! 阿笠 「やるんじゃセノビー!!」 コナン 「消えろぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」ドンッ ズドォォッン!! ジン 「ぐぇ…っ!」バタッ 薄れゆく意識の中、ジンは塵芥を見つめるようなウォッカの視線を浴びていた ウォッカ 「アンタが死ぬまでは兄貴と呼ばせて貰いやすぜ…キャンティやコルンが言ってやしたぜ“使えないお荷物だって」 ジン 「げほっ…テメェ…!」 ウォッカ 「最後に…ベルモットからの伝言です」ピッ 『貴方がコレを聞いてる時、貴方は死ぬ間際なんでしょうね…楽しかったわ貴方と過ごした日々…ベット意外はね?短小で早漏の仮性…本当嫌になるわ』 『乱暴で自己中心的な腰つきを受けなくて良いと解れば本当救われる』 ジン 「くそ婆ァァァッ」バタッ 10 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:32:03.80 ID:IuGWQutHO ―数日後― 歩美 「なっちゃんにセノビーが行方不明だなんて…」グスン 光彦 「バヤリース…やっぱりセノビーの事…」 元太 「うっせぇぞ!いなくなっちまったヤツを心配したって始まらねぇじゃねぇか!」 歩美 「デカビタ…うん、そうだよね」 蘭 「…」 歩美 「あ、蘭お姉さん!」 蘭 「歩美ちゃん!元太くんに円谷くんも」 光彦 「こんにちは蘭さん…コナンくんは…」 蘭 「コナンくんなら今はロンドンよ?お母さん達が迎えに着て一緒に暮らしてるわ」 元太 (行方不明じゃねぇじゃねーかカルピス!) 光彦 (し、知りませんよ…) 歩美 「蘭お姉さん…なっ…灰原さんの事、博士から聞いてません?」 蘭 「何も聞いてないわ」 歩美 「…」 11 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:35:02.36 ID:IuGWQutHO 新一 「よう蘭、元気ねぇじゃねぇか!」バンッ 蘭 「新一…別に関係ないわ」 新一 「そうか…いこうぜ志保」 志保 「しょうがないわね…付き合ってあげるわ」ギュッ 元太 「…なぁ、兄ちゃんあのお化け屋敷に住んでんだろ?」 新一 「…あぁ…まぁな」 元太 「今度探検させくれねぇか?」 光彦 「げ、元太くん…?」 志保 「好奇心が旺盛な年頃だものね、もう少し大きくなったらいらっしゃい…はいジュースあげるから今は諦めて」 光彦 「!」(カルピス…) 歩美 「!」(バヤリース…) 元太 「!」(デカビタ…) 新一 (おい、いくらなんでも直球すぎんだろ) 志保 (バカね…毛利さんが知らなくてあの子達に解るのはこれしかないわ) 12 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:37:41.00 ID:IuGWQutHO 元太 「博士ん家にでも行こうぜ!」 光彦 「そうしまょう」 歩美 「あ、…い……ううん…ありがとうございました」ペコッ 蘭 「何だったのかしら…」 新一 「さぁな」 志保 「行きましょう工藤くん」 新一 「あぁ、最後のゴミ掃除にな」ドヤァ 13 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:44:40.40 ID:IuGWQutHO 新一 「あ、目暮警部ですか?工藤です」 目暮 「おぉ、工藤くんか!急にどうしたんだね?」 新一 「さくらんぼ小等部という違法風俗店の存在はご存知ですか?」 目暮 「内定捜査を進めてはいるが網に掛からなくて困っていた所だよ」 新一 「ハイドシティーホテルの072号室に20:00に踏み込んで下さい…そこで売春が行われます」 目暮 「本当かね…!?」 新一 「はい、ですが気をつけて下さい…犯人はかなりガッチリした体型で何をするか解りません」 新一 「行為の最中に踏み込む事をお勧めします」 14 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [] 投稿日:2012/08/31(金) 00:52:57.40 ID:IuGWQutHO ウォッカ 「はぁ…はぁ…」ペロペロッ 嬢 「ひぃっ…!」ゾクゾクッ ウォッカ 「挿れて良いかな?小学生オメコにズブッて…!」ガシッ 嬢 「がっつかないで…生で良いからゆっくり…優しくね?」 ウォッカ 「勿論さ…ふっ!……うぅぅぅぅぅっ!!!」 嬢 「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ダイシュキホールドッ! ガチャッ! 目暮 「警察だ!!」ジャキッ 高木 「おとなしくしろ!!」ジャキッ ウォッカ 「!?……そんな……まさかセノビーが裏切っ……うっ!…ふぅ………」ドクドクッ 嬢 「……え?」 こうしてゴミは逮捕されました おしまい