しんのすけ「中学生になったぞ」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 18:49:07.22 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「まさお君とボーちゃんは同じクラスだぞ」 しんのすけ「ついでにネネちゃんも」 まさお「よかったねぇ。僕たちの学区出身の人は少ないから、しんちゃん達と同じクラスになれて良かったよ」 ぼー「かざまくんは、しりつをじゅけんしちゃったからいないけど」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 18:50:10.17 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「でも、いいぞ。それでも風間君は野球部入るって言ってたからオラ達も大会に向けて頑張るんだゾ」 まさお「…やっぱり、しんちゃんは野球部はいるの?」 しんのすけ「そうだゾ!!風間君と甲子園を目指して戦うんだゾ!男の約束なんだゾ!!」 ぼー「こうしえんは、こうこうせいのたいかい」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 18:51:03.20 ID:fvhTfN5E0 ネネ「しんちゃん、お早う」 しんのすけ「おはようなんだゾ」 ネネ「どうかな?制服似合うかな?」 しんのすけ「オラは中学生に興味もつロリコンじゃないんだゾ!」 ネネ「…もう!昔からそうなんだから!!大体春日部ボーイズの女の子は中学生くらいだったじゃない!!」 しんのすけ「察しろよ」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 18:52:18.04 ID:fvhTfN5E0 まさお「そろそろ、教室いこうよ。初日から遅刻とかしたくないよ」 教室 担任「俺が担任の担任だ。今日から君達の担任になる。1年間よろしくな!では自己紹介をしてもらう」 モブ「岩槻小から来たモブです。部活はバスケ部に入ろうと思っています。」 まさお「…しんちゃん、本当に野球部に入る気でいるの?」 しんのすけ「なんだゾ。しつこいゾ!なにかあるの?」 まさお「実は、聞いた話なんだけどね。ここの野球部すっごい荒れてるんだって。不良ばっかりだって!」 しんのすけ「まさお君、そんなのにびびってるの?」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 18:53:29.14 ID:fvhTfN5E0 まさお「だって…」 しんのすけ「そんなの関係ないぞ!オラはそれでも野球部入って風間君との約束を果たすんだゾ!」 まさお「ぼーちゃんもなんとかいってよ!!」 ぼー「しんちゃんはじぶんのおもったみちをえらんだほうがいい」 まさお「もう!!」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 18:54:49.28 ID:fvhTfN5E0 校庭 野球部グラウンド キャプテン「それじゃ、入部希望者は一列に並んで!」 キャプテン「俺はキャプテンの谷口。春中の野球部は、去年の新人戦で県1位の成績だった。」 谷口「今年はさらにいい成績を残していこうとおもう」 しんのすけ「これのどこが、不良なんだゾ?」ヒソヒソ まさお「おかしいなー?」ヒソヒソ 谷口「…それでは練習を開始する」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 18:56:21.35 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「それからオラは練習に励んだんだぞ。球拾いから始まった雑用に耐え、オラは1年で例外的に上級生との練習に混ざるまでに 成長したんだぞ」 しんのすけ「でも、県大会1位という看板を持っているのに、、なぜか練習試合ではボロ負けの連続だったんだゾ」 しんのすけ「そんな中、オラはすぐに部内bQの実力を手に入れたんだゾ!!」 谷口「しんのすけ、お前には野球の才能がある。もうすぐ、俺も追い越す事になるだろう」 しんのすけ「ありがとうなんだゾ!!」 谷口「だが、今年、夏の大会でお前を選手にすることはできない」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 18:57:52.77 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「?なんで何だぞ?」 谷口「すまない」 翌週、背番号渡しの日 ネネ「しんちゃん!!グラウンドにきて!!なんか世紀末みたいな人たちが!!」 ヤンキー「おい!!そこのおにぎり頭、ボールねぇからお前ボールになれwww」 まさお「」ガクガク ヤンキー「www」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 18:58:47.50 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「やめるんだゾ!!お前ら!オラの友達になんてことするんだ!!」 ヤンキー「あ?なんだ?」 しんのすけ「うアアああ!!!!!!!!!!!!!!」 谷口「しんのすけ!!!やめろ!!」 しんのすけ「谷口さん?」 谷口「そいつらは野球部員なんだ…」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:00:05.93 ID:fvhTfN5E0 ヤンキー「谷口よお、おまえしっかりしつけねえとダメじゃねーか!」 谷口「…」 監督「スタメンは以上だ」 しんのすけ「おらが呼ばれなかった…」 谷口「すまない。こういうことなんだ。こいつらは地元のシニアで活躍している超エリートなんだ」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:01:02.35 ID:fvhTfN5E0 谷口「県大会NO1ってものこいつらの協力があってこそだ。だが、お前はいいものを持っている」 谷口「いずれ、こいつらよりもずっと大物になる。だが今回は諦めてくれ」 しんのすけ「…先輩…俺納得できません」 しんのすけ「そこのお前ら!!スタメンをかけてオラと勝負しろ!!」 ピッチャー「あ?お前さっきといい何調子こいてんだよボコボコにしてやるよ」 カキーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:02:22.92 ID:fvhTfN5E0 ピッチャー「な!!こいつ!!」 しんのすけ「フッ」 ヤンキー「もうやってらんねぇよ!!俺達誰も出ねえからな!!」 谷口「しんのすけ…」 谷口「なんて事を」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:03:56.35 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「sikasiシニアの連中を欠いたチームは初戦で姿をけしたんだゾ」 しんのすけ「谷口先輩はそのせいで高校の推薦がなくなったんだゾ」 しんのすけ「そして…オラは…」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:05:22.32 ID:fvhTfN5E0 ヤンキー「オラ!!オラ!!オラ!!」ボコボコ しんのすけ「うあ!!うあ!!うあ!!」ボロボロ ヤンキー「おいおい、お前、ほんとムカつくなあ…なんなんだよその眉毛調子こいテルワー」 しんのすけ「はあ…はあ…や、やめてください…」 ヤンキー「だったら俺達に逆らうんじゃねー!おっそこのおにぎり!!お前もこいつ殴れよ」 まさお「しんちゃん。ごめんね(^^)」 まさお「おら!!おら!!おら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 しんのすけ「うあああああああ!!!!!!!」 しんのすけ「ヤンキーのより痛いんだゾ!!」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:06:19.63 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「どういうことだ…」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:07:36.97 ID:fvhTfN5E0 ヤンキー「おら、ネネ。もっと綺麗にしゃぶれよ」 ネネ「ああ、ヤンキー先輩のチンコかっこいい。しんのすけキモい」 しんのすけ「」 しんのすけ「でも、オラには野球があるんだぞ!!約束があるんだぞ!!!! 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:10:05.92 ID:fvhTfN5E0 風間「あの奇形な後頭部…しんのすけ!!しんのすけじゃないか!!」 しんのすけ「風間君!!」 風間「なんだよお前、ボロボロじゃないか、部活大変なのか?」 しんのすけ「…オラ、負けないんだゾ!!」 風間「あ…ああ。実はな…僕野球やめたんだよ」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:11:27.03 ID:fvhTfN5E0 風間「僕は自分のこと人より出来る奴だと思っていた。でもそれは幻想だった」 風間「僕の中学には僕より出来る奴が沢山いるんだ。そんななかで僕が付いていくにはどうしても時間が必要だったんだよ」 風間「お前はお前で頑張ってほしい」 しんのすけ「…わかったぞ」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:13:00.76 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「そして…最悪の出来事が起こったんだゾ」 ヤンキー「おら、しっかり抑えろよ!!」 しんのすけ「!!やめろー(^0^)」 しんのすけ「メジャー17巻を見たヤンキーにオラは2度と野球の出来ない体にされてしまったんだゾ…」 しんのすけ「オラになにができるんだぞ…」 しんのすけ「オラは学校に行くことをやめたんだゾ」 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:14:28.77 ID:fvhTfN5E0 ひろし「…しんのすけは?」 みさえ「部屋に篭ってるわ。ご飯持っていったんだけど、手を付けてくれなくて…」 ひろし「そうか…学校はなんだって?」 みさえ「事実確認中だって…もう2ヶ月も経つのに返事はないわ」 ひろし「そうか…もう2ヶ月になるのか…」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:15:48.29 ID:fvhTfN5E0 ひろし「しんのすけ…とーちゃんになにがあったのか教えてくれないか?」 しんのすけ「…」 ひろし「みさえも、相当参ってる。なあ、俺はお前の味方だ!!なんでもいい!!とにかく部屋から出ないか?」 しんのすけ「…」壁ドン!!! 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:17:05.83 ID:fvhTfN5E0 その夜 ひろし「なにー!?やっと学校から連絡があったって?」 みさえ「そうなのよ。明日お仕事休める?」 ひろし「すまん!明日は重要な会議があって」 みさえ「なによ!!結局仕事を選ぶの!?しんのすけの事心配じゃないの!?」 ひろし「なんでそういう極論になるんだよ!!俺はお前達のことを思って働いて…」 ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ひろし「とにかく明日は頼むよ」ヒソヒソ 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:20:29.46 ID:fvhTfN5E0 みさえ「なんですって!!いじめの事実はなかった!?」 担任「ええ、ですから申し上げづらいのですがやはり家庭が問題化と…」 みさえ「そんなことはないわ!!あのコ毎日怪我して帰ってきてた」 担任「ですから…」以下省略 みさえ「そんなはずないわ…」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:23:35.21 ID:fvhTfN5E0 みさえ「もう学校はあてにならないわ!!」 みさえ「自分で調べてやるわ!!…!あれはまさお君?にしては人相が…」 まさお「なに見てやガンだ!!ババァ!!」 みさえ「ちがうわよね…」 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:26:50.11 ID:fvhTfN5E0 ひろし「なんだって?学校側にはなにも問題がないだって?」 みさえ「そうなのよ。家庭の問題だって…」 ひろし「それで、引き下がったのか?」 みさえ「だって仕方ないじゃない!!」 みさえ「でも、私諦めないわ!!また前みたいに笑って暮らしたいの!!」 ひろし「…みさえ。」 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:29:53.32 ID:fvhTfN5E0 ひろし「すまない…」 みさえ「え?」 ひろし「俺は今まで忙しさにかまけて、しんのすけのこと見てやれてなかった」 ひろし「今回のことだって、いつかどうにかなるって、そう思ってた」 ひろし「でも今は違う!!俺達でしんのすけがもう1度笑えるように最善を尽くそう」 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:33:22.76 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「この家は壁が薄いんだゾ」 しんのすけ「だから、とーちゃんとかーちゃんがオラを思って泣いてくれたこと感謝したんだゾ」 しんのすけ「せめて、お礼が言いたくて2人が寝た頃に寝室にいったんだゾ」 しんのすけ「そしたら、とーちゃんがかーちゃんのおまたにゾウさんをいれてたんだぞ!!」 しんのすけ「オラは興奮したゾ」 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:36:48.90 ID:fvhTfN5E0 しんのすけ「そしたらオラのゾウさんがマンモスになったんだぞ」 しんのすけ「どうにか治そうとしたら、白いのが出たんだゾ!」 しんのすけ「どうやらこれをオナニーというらしいぞ!!」 しんのすけ「日本語だと自慰というらしいぞ。自分を慰めるというなんとも遠まわしな言葉だゾ」 しんのすけ「傷ついたオラにぴったりの行為だゾ…」 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:39:58.54 ID:fvhTfN5E0 それから1週間 みさえ「なんだか最近しんのすけの部屋の方から臭わないかしら?」 ひろし「そうか?」 みさえ「今日は、ネネちゃんのところにいってみるわね」 ひろし「ああ。俺はもう一度学校にいってみる」 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:46:10.22 ID:fvhTfN5E0 みさえ「収穫なしか…」 ネネはヤンキーが逮捕されることを恐れてしんのすけのことを話していなかった。 ひろし「やっぱりか…」 ひろし「みさえそう意気を落とすな!!」 ひろし「俺達の戦いはこれからだ!!」 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/12(日) 19:50:54.32 ID:fvhTfN5E0 あとがき 皆さんありがとうございました!! 実は続きもあるのですが、さすがに長くなってしまうということで、 私の意志で止めました。 質問あれば受付メス