タラヲ「AKBのあっちゃん可愛いで〜す」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 18:34:48.61 ID:p8GixKFM0 夕食後のあと磯野家全員はテレビにむかい、ある番組に目を輝かせていた。 テレビに映っていた映像は人気アイドルユニットが歌を歌っている映像だった。 波平「わしはゆきりん推しじゃ」 カツオ「何いってるんだい!ボクはともちん推しだよ」 ワカメ「マリコ様美しいわ…」 マスオ「ボクはしほりんに一票だな」 サザエ「今からでもAKBに入ることはできないかしら!」 カツオ「くはははは!姉さんが入れるなら世の女性全員が アイドルになれちゃうよ!」 サザエ「何ですって!?コラッ・・カツオ!待ちなさーい!!」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 18:37:32.80 ID:p8GixKFM0 フネ「まったくいつもあの二人は騒騒しいわね…」 ワカメ「んも〜、テレビに集中できないじゃないの」 タラヲ「です〜」 波平「これ!静かにせんかまったく!ゆきりんの歌声が聞こえないじゃないか!」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 18:43:53.09 ID:p8GixKFM0 翌朝 フネ・オカル「おっほっほっほっほっほ」 オカル「上からマリコはいつ聴いてもいい曲ね〜」 オカル「ねえ、おフネちゃん知ってる?このあさひが丘にAKBの握手会が やるらしいのよ」 フネ「ええっ?ホントですか?」 オカル「ええ、もう甚六やウキエもそれを耳に入れたとたんに、子供のように 大はしゃぎしていたのよ」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 18:48:12.44 ID:p8GixKFM0 学校へ通学途中のカツオ 花沢「磯野くーん!!!」 カツオ「おはよう花沢さん」 花沢「ビックニュースよ!ビックニュース!」 花沢「なんと!この町にAKBの握手会が行われるのよ!」 カツオ「ええぇーッ!!?いつ?いつなんだい!?」 花沢「今度の日曜日らしいのよ!」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 18:55:35.64 ID:p8GixKFM0 あさひが丘小学校 昼時、休み時間には カツオ・花沢・早川・カオリ・中島を含む五人が 校庭の鉄棒で話し合っていた 花沢「あ”ぁ〜楽しみだわー」 中島「らぶたんと握手できる日がついにくるんだ…ヒヒヒヒヒ」 早川「はるきゃんを生でみることができるなんて幸せだわ〜」 カオリ「早く日曜日になってほしいわ!」 カツオ(AKBなんかよりもずっとカオリちゃんのほうがかわいいよぉ…) 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:03:57.20 ID:p8GixKFM0 その夜 フネが波平のスーツを脱がせながら、アイドルが町にやってくることを急かしながらに 波平に伝えた 波平「ああ、会社の同僚からきいたよ」 フネ「日曜日、家族全員で行きませんか?」 波平「いいけど混みあうと思うし、何時間待ちになると思うぞ」 ーガラッ カツオ「えぇー!行こうよお父さん!」 ワカメ「そうよ!一生に一度しかないチャンスよ!」 タラヲ「みんなでいくで〜す」 サザエ「やっぱこういう機会は中々ないんだし、いきましょうよ!」 波平「ゆきりんもくるというなら行くしかないな。明日の日曜日、家族みんなで 握手会にゆこう」 一同「賛成!」 サザエ「マスオさんにも伝えておくわ!」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:11:36.39 ID:p8GixKFM0 そして日曜日 あさひが丘ドーム ガヤガヤッ           ザワザワ カツオ「うひゃ〜混んでるな〜」 タラオ「わーい、あっちゃんがいるデース!」 ワカメ「マリコ様は…っと」キョロキョロ ワカメ「あっ、いた!でも…5時間待ちらしいわ」 長蛇の列と『ただいま5時間待ち』の看板をみて気力が抜けたように ワカメはためいきをついた サザエ「仕方ないわよ、マリコ様だもの」 マスオ「しほりんは…っと」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:18:27.12 ID:p8GixKFM0 首を左右に動かしていたマスオはいつまでも探しても看板はおろか鈴木紫帆里 本人がみあたらなかった。 マスオは興奮と不安が交じり合った表情で関係者に声をかけた 係「ええ、鈴木紫帆里さんなら前日に体調を崩してしまって握手会にきておられませんよ」 マスオ「ええええええぇっ!?そ・・そんなァ!」 マスオは気が抜けたかのように落ち込んだ 波平「仕方ないよマスオ君、またのチャンスがあるさ」 マスオ「はっはぃ…」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:23:01.96 ID:p8GixKFM0 フネ「あれ…他の皆は?」 波平「どうやら我々以外は全員、並んで行ったようだ」 タラヲ「あっちゃんと握手するの楽しみです〜」 サザエ「そうねぇ〜」 ファン「が、ががががwがんばってくださいwwいつも応援していいいますwwデュフフww」 ( ∵ )「ありがとうございまーす」 サザエ「いよいよもうすぐだわ!」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:30:04.67 ID:p8GixKFM0 サザエ「あぁ…ドキドキするわぁん…」 ( ∵ )「次の方どうぞー」 サザエ「はっはっはははいい!」 タラオ(テレビでみるより顔のパーツが中心に寄ってて嫌でーす…) そしていよいよ、あっちゃんこと前田敦子とサザエが互いに手を握りあった サザエ「あっあの!これからもがんばってくく・・ください!」 (   ∵  )「うれしいです!ありがとうございまーす!」 そしてサザエたちは握手が終わり列から抜けた タラヲ(気持ち悪かったでーす…) サザエ「はぁーん…来てよかったわー」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:37:03.72 ID:p8GixKFM0 その頃ワカメはあの5時間待ちという長蛇の列へと並んでいた ワカメ「たかが5時間が何よ!マリコ様と握手できるのなら何時間だって待ってやるわ!」 …数時間後 ワカメ「ああ!いよいよだわ!この5時間をどんだけ待ったことか!」 マリコ「…」 マリコ「あっ、どうもこんにちはー」 篠田麻里子ことマリコ様とワカメは手を握った ギュッ ワカメ「がんばってください!」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:42:57.66 ID:p8GixKFM0 硬くお互いに握り合っていた手をはなした時にワカメは何か手に違和感を感じた ワカメ「嫌だ…何これ…」 ワカメ「手に白くてネバネバして臭いのがついてるよ…」 そしてワカメはみてしまった。 それは長蛇の列に隠れながらマスを掻いているキモヲタ共を キモヲタ「はぁッ…っ!…んあぁ!」ぴゅっ! ワカメ「嫌だ…あの人手に白いのかかってるよ…」 ワカメ「えっ…!もしかしてあの状態で握手する気なの!?」 キモヲタ「だ・・だいすきだよぉ…」 篠田「ひっ…!」 …… ワカメ「来なきゃよかったわ」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:45:39.07 ID:p8GixKFM0 その頃カツオは カツオ「あ〜、ともみちゃんといよいよ握手できるんだ!」 列に並んでいたとき後ろからカツオは声をかけられた ???「やあカツオ君じゃないか!」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:52:11.19 ID:p8GixKFM0 カツオ「ん?…」 カツオ「あ”−!」 カツオ「さ・・三郎さん!」 サブちゃん「やぁ、カツオ君もとおちん推しなのかい?」 カツオ「うん、ボクの周りにはともちん推しが誰一人いなかったから安心したよ!」 サブちゃん「ボクもだよカツオ君」 サブちゃん「ボクたちの並んでいる列の状況をみてみると…」 サブちゃん「あと一時間ぐらいはかかるらしいね」 カツオ「あと、一時間…長いけど待ち遠しい!」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 19:58:12.66 ID:p8GixKFM0 サブちゃん「カ・・カツオさん、ボクは今からともちんと握手するために集中して 神経を磨かなくちゃいけないからじぃーっと待たないか?」 カツオ「そうだね!ボクもそうするよ!」 三郎は独り言かのように小声で言った サブちゃん「で・・できればずっと前を向いてほしいんだけどな…」 カツオ「ん?何か言ったかい?」 サブ「ああぁ!いや、なんでもないんだ!」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 20:04:10.52 ID:p8GixKFM0 カツオ「緊張したまま握手するのはいけないから、ボクも神経を集中させようか」 カツオは目を閉じて、大きく息を吸った カツオ「ふぅ〜…」 サブちゃん「さて、こっちも儀式を始めなくちゃな」ペロリ 何と三郎はいつのまにか自分のペニスをだしたではないか! 三郎「と・・ともぉちぃん…」シュッシュッシュッシュッシュシュッシュッシュ 三郎「あっ…あァあ!ともちんともちんともちん!君を想像すると胸が苦しくなってくるよ!」     シュッシュッシュッシュシュッシュ 三郎「チ・・チワーーーーーーー!」どびゅどびゅ 一回でだしたとは思えないものすごい量の精液が舞った 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 20:08:48.89 ID:p8GixKFM0 あちこちに舞った精子は床・三郎の手へとかかった 三郎「あとは、この手でともちんと握手すれば…」 カツオは神経を集中させているせいかあれほど、うるさかった三郎の 喘ぎ声に気づいていなかったようだ カツオ「よし…よし…次々に減って行くぞ…」 カツオ「いよいよボクの番だ!」 板野「こんにちはー、ぼくー」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 20:13:42.43 ID:p8GixKFM0 カツオ「こ・・・こんにちは…」モジモジ カツオ(ああ!ボクの目の前では今、女神がおらっしゃる!) カツオは自分から手を差し出さなかったのか、板野から手を握ってきた カツオ(あっああ!ダメだよ…) 板野「これからも応援よろしくね!」 カツオ「は、ははい!総選挙がんばってください!」 三郎「やっとボクの出番だ!」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 20:18:36.78 ID:p8GixKFM0 板野「うっ!…」 三郎が差し出してきた右手には白い精子がベットリついていたのが視界に入った 板野(またこのファンか…) 板野は慣れているのか、躊躇せずしっかりと三郎の汚い右手を握った 板野「おっ…おうえんありがとうございま…す…」 三郎「愛してるよ…」 耳元で誘うようにささやいる三郎に板野はついに悲鳴をあげた! 板野「きゃーーー!!変態よー!!」 周りがよりいっそう、ザワめきはじめた 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 20:25:42.93 ID:p8GixKFM0 三郎「なっ!…」 抵抗する間もなく三郎は警備員に体をとりおさえられた 三郎「はっ、離せ!離すんだ!オレは三河屋だぞ!」 …… すでに時計の針は午後6時をさしており、握手会の終わりの時刻がきた その外ではマスオ・フネ・波平がサザエ達を待っていた サザエ「あ〜!よかったわ!」 カツオ「お父さん達は握手してないのー?」 フネ「しようと思ったんだけど人混みが苦手でねぇ…」 波平「タラちゃんはどうだったかい?」 タラヲ「あ・・あっちゃんかわいかったデスー!」 波平「そうかそうか^^」 ワカメ「私も・・とても面白かったわ・・」 カツオ「ボ・・ボクもだよ////」(何だろうこの胸のドキドキ!) 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 20:31:54.91 ID:p8GixKFM0 ー後日 ドタドタドタ! サザエ「大変よー!」 波平「何だ騒騒しい」 カツオ「どうして泣いてるのー?」 サザエ「あっちゃんが・・あっちゃんがAKBを卒業するらしいの…」 フネ「まぁっ!!」 タラオ(ざまあです!) ワカメ「そんなぁ!!」 カツオ「おえええええええええええ!あっぢゃーん!!!」 波平「何じゃと!?」 マスオ「えええぇっ!?」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 20:38:10.10 ID:p8GixKFM0 サザエ「新聞でみてしまったの…」 カツオ「テレビをつけなくちゃ!」 カツオはテレビのダイヤルを回した テレビには前田敦子が引退を告げる発表があった (   ∵   )「私は・・AKBを・・卒業します!!」     アッチャーン            アッヂャーン!          ガンバレー! …波野家 イクラ「バーーーブーー!!!」 タイコ「あばれちゃいけませんイクラ!」 ノリスケ「終わった…」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/11(水) 20:41:57.82 ID:p8GixKFM0 …伊佐坂家 甚六「うわあああああん!嫌だッ!嫌だッ!あっちゃんが卒業なんてっ!」 ウキエ「あっちゃんがいないAKBはAKBなんて呼べないわ!」 難物「悲しい…実に…」               完