左近寺「両津!!!尻を出せ!!」 両津「バカやめろ!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/04(水) 13:29:27.81 ID:G9XeKZM70 中川「大人しくしてください先輩」 寺井「そうだよ両さん」 部長「見苦しいぞ両津」 両津「ふざけるな!左近寺やめろ!!」 左近寺「いい尻してるな両津」 中川「思う存分にやってください左近寺さん」 左近寺「すまんな中川」 両津「やめろ!!!」 左近寺「入れるぞ・・・」 両津「ぎええええええええええええええええええええええええ」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 13:40:41.55 ID:vdwlD9HP0 左近寺「すごいな両津、根本までズッポシじゃないか」 寺井「口では嫌がっていても、身体の方は……ってヤツだね」 中川「さすが先輩です。ささ、左近寺さん。遠慮せずにもっと、どうぞ」 両津「やめ、やめろ貴様ら!いた、いたた、痛い、痛いだろうが!!」 左近寺「くう、一段と締め付けが激しく……言ってることとやってることがチグハグだぞ!両津!」 両津「知るかバカ!ギャアアアアア!!」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 13:44:00.24 ID:vdwlD9HP0 大原「変な声がすると思ったら、お前ら!昼間から派出所で何をやっておるんだ!」 寺井「お、大原部長!」 中川「これは困ったことになりそうですね」 左近寺「こんにちは、お邪魔してます」(パンパン) 両津「ぶ、部長〜!!こいつら、おかしいんです!助けてムググ?!」 部長「こんな嬌声を垂れ流していては近隣の住民が不安になるだろうが! こういう場合は口に何かを突っ込み黙らせる、警職法にもそう書いておるだろう!」 寺井「さすが昭和1桁台は厳格ですね。感服します」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 13:48:58.52 ID:vdwlD9HP0 中川「後ろから左近寺さん、前からは部長、このサンドイッチ。壮観ですね」 両津「おまフゴグ、おかしモゴガガ、いいかげガボムム、やめろぉぉぉぉジュバブブ」 部長「バカモン!歯を立てるんじゃない!だが喋ろうとすることで舌が不規則に動き、感触としては 絶妙だ!両津、成長したな!」 左近寺「くぅ、さすがにもう果てそうだ!両津!腸内で射精すぞ!!」 部長「ならばワシも共に果てよう。両津、ラストスパートだ!」ムクムクムク 両津「ぎゃああああああ!!!」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 13:53:12.71 ID:vdwlD9HP0 ーーーーそれが、あの日起きた事件の一部始終だ。 ワシは、心も体も、ぼろぼろに穢されてしまったのだ。 信頼していた左近寺、尊敬していた部長、その二人の手によって。 「ワシはこれからどうやって生きていけばいいんだ……」 内股になりがちな足取りで街をふらつく。 中川に浮かぶ夕日も、今日はどこか翳りが見えるようで。 「御所川原……」 気づけば、ワシは、なぜか懇意にしているヤクザの事務所前にやってきていた。 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 13:58:36.80 ID:vdwlD9HP0 組員「おう、なんだいきなり?ここをどこだと……ゲエ!いつものお巡り!!」 「突然すまんな……いや、別に用事というワケではないんだが……」 組員「ヤケに殊勝で、不気味だな……」 「夕暮れや 夏に食べたい マンゴーソフトクリーム」 組員「あ、組長!」 「御所川原か……突然すまんな……」 組長「いかにも。うむ、見たところ、ホモセックスに興じてきたようだな」 「!?わ、分かるのか!!」 組長「ワシも酔狂でこの稼業をやっているのではない。かんらかんら」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:05:05.81 ID:vdwlD9HP0 「そうか、ヤクザといえばムショ、ムショといえばホモセックス……貴様らがそういう事情に 明るいとして、何らの不思議もないということか……」 組長「ホモセックスは侠客としての嗜み。両津、何も恥じることはない」 「そうは言っても、無理やりはあまりにも酷い!」 組長「では、無理やりでなければ良かったと、そう言いたいのか?」 あまりにも直截な御所川原の言葉。瞬間、両津の心に狼狽の色が浮かぶ。 「ち、違う。そもそもワシは、ホモなどと……」 組長「歴史を紐解くのだ。戦国の時代、男同士の性交など、何ら珍しいものではなかった 名のある武将は、皆、ホモだった。それが普通、それこそが通常。胸を張れ」 思い出す。先ほどまで繰り広げられた狂乱の宴のことを。 ただ、尻が痛いとしか思っていなかった。 だけど、改めて冷静になったいま、ワシの抱えるこの漠とした感情…… 「悪くは、なかった……」 組長「おい、マサ。すぐにアナルファックのサブを呼べ」 組員「へい!」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:12:12.27 ID:vdwlD9HP0 組長「理屈で考えるからダメなのだ。菊門や、ああ菊門や、菊門や、という俳句もある 優しい睦言はなけれども、身体でしか語れない真実も、あるだろう」 「御所川原……」 サブ「組長。アナルファックのサブ、ここに」 組長「サブよ。両津は今日、警棒の受け入れ方を知った。しかしそれでは未だ50点。 警棒の使い方まで知って、初めて100点となる。サブ、お前が両津を100点にしてやるのだ」 サブ「お安いご用で。さあ両津の旦那、その我儘な警棒でアッシの菊を散らしてくんない」 見ればサブは六尺を脱ぎ捨て、薄汚いケツをワシに向かって突き出していた。 醜い、あまりにも醜悪なそのビジョン。 だのに、ワシの警棒がその硬度を増していくのは、一体何故。 「ワシは……ワシは……!」 組長「両津。解き放て。己が心の声に耳を傾けるのだ」 「ワシは……ワシも……本官が貴様のアナルを警らしてやろう!!」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:18:40.06 ID:vdwlD9HP0 ズヌヌヌヌ!地鳴の如き轟音と共に、ワシの警棒がサブの菊を鮮やかに散らしていく。 サブ「オアアアア!だ、旦那ァ、アッシは何も悪いことは、していませんぜ……?」 「黙れ!怪しいかどうかはワシが決める!いわばこれは職務質問だ!!」 サブ「令状はあるんですかい、旦那ァ……!」 「令状?バカモン!これは任意だ!現に貴様のイチモツは……」 ドッグ・スタイルでケツを突きながら、器用に右手をサブの股間へと這わせた。 「こんなにもいきり立っているじゃないか!御用だ!」 サブ「ゲゲェー!旦那に隠し事は、できねぇや……!」 組長「両津、活き活きとしておる。まるで水を得た魚の如し」 組員「天職、ってヤツでしょうかね」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:23:32.94 ID:vdwlD9HP0 「サブ!ワシはそろそろ限界だ!本官のニューナンブに発砲許可を!」 サブ「旦那ァ、そんなことしちゃ、市民団体が黙っちゃいませんぜ!」 「知ったことか!ワシは神にも縛られぬ男、両津だ!!」 サブ「違いねぇ……旦那、いや、両さん!あんたの自慢のニューナンブで、アッシのことを 存分に撃ちぬいてくだせぇ!」 「うおお、いくぞおおおおお!!!」 両津・サブ「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!」 組長「鮮やか也。久しぶりにいいものを魅せてもらった」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:27:00.15 ID:vdwlD9HP0 ひとしきりプレイを楽しんだワシは、御所川原に軽く礼を言って、事務所を去った。 最前まで在ったはずの心の鉛は、すっかり霧散していた。 空を見上げる。中川に浮かぶ、真っ赤な夕日。 その夕日を目掛け、小石を蹴ったら、靴まで飛んだ。 「勘吉はガキのまんまだな」 後ろから大工の頭の笑い声が聞こえる。 ワシは苦笑いをして、脱げたサンダルの方に向かって、走った。 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:35:19.16 ID:vdwlD9HP0 「ーーという筋で一本書いてみたんだが、どうだ中川。率直な感想を聞かせてくれ」 中川「どうだ、って。先輩、一体何を考えてこんなものを書いたんですか!!」 「いや、知り合いが同人誌で一発当てた、という話を聞いてな。それでワシも便乗することに したんだが、同人界隈ではBLというのが流行っているらしく、その流れでな」 中川「それにしても、何もかもがおかしいでしょう。なぜ急に僕と寺井さんと左近寺さんが 結託して、先輩を襲わなきゃならないんですか!」 「強引な方が需要があるだろ。くだくだしい心理描写など不要だ。 エロさえあればいいのだ」 中川「そもそも、エロくもなんともないですよ。完全にグロじゃないですか!」 「そうか?ワシが部長に口淫させられるところなど、中々の力作だと思ったのだが」 中川「リアル過ぎて引くレベルですよ……部長×左近寺さん×先輩、とか、どこに需要が あるんですか……」 「もう、ガタガタうるさいヤツだな。大体中川、貴様はホモセックスの何を知っているんだ?!」 中川「何も知りませんよ!知りたくもないです!」 「これだから大富豪は頭でっかちでいかん!どれ、ワシが直々に手ほどきをしてやろう おい、ボルボ!」 ボルボ「呼んだか、両津」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:40:30.93 ID:vdwlD9HP0 中川「なんでボルボさんがここにいるんですか!」 「なんでも何も、この同人誌の原案はボルボによるものだ。軍人の経験が長いと そういう場面に出くわすことが多いらしくてな。そうだろ、ボルボ」 ボルボ「いかにも」 中川「ウソでしょう!?あったとしても、限られた一部に決っている!!」 「中川くん、たとえ一部であっても、その世界に染め上げられたら、それが全部なのだよ そしてワシは、その一部にこの本が売れればいいのだ。それも…… 『イケメン警官・中川圭一陵辱DVD付き』として!」 中川「いやだ、いやだああああ!!」 「ワシとお前とは親戚じゃないか!いわばワシは兄も同然!兄の言うことは素直に聞け!」 中川「ホモ+近親相姦、とか最悪じゃないですか!!ヤクザだって目を背けますよ!!」 「しかし、戦場ではよくある話。なあ、ボルボ?」 ボルボ「いかにも」 中川「嘘だ!嘘に決まってる!!!」 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:47:37.46 ID:vdwlD9HP0 ボルボ「ほら、中川。お前の好きな44マグナムだぞ」 ボロン 中川「そんな初期設定を今更持ちだされても!!」 「中川の中川部分はまだまだデリンジャーだな。縮こまっておる」 シュッシュ 中川「ごく自然にズボンを脱がすのはやめて下さい!やめろ!!」 ボルボ「さすが富豪は乳首の形まで鮮やかだ。味も確かめてみよう」ペロペロ 中川「ギャアア!!ギャアアアアア!!!」 「中川。感じるのは結構だが、喘ぎ声が少々前衛的過ぎるぞ。 鍛えられた視聴者でも、それは引くかもしれん」 中川「黙って下さい!黙れ!!」 ボルボ「しかし陰嚢は少々だらしないな。まるで信楽焼の狸のようだ」 「引き締まった肉体、その反面、緩んだ玉袋。いいギャップじゃないか これはヒット作になるぞ、中川!」 中川「殺して下さい!いっそ殺せ!」 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:52:44.38 ID:vdwlD9HP0 「そろそろか……おい、出番だぞ!」 犬「ワンワン!」 中川「ゲェ!お前はいつの間にか登場しなくなった犬、犬じゃないか!!」 「中川のアヌスにたっぷりとバターを塗りこんでおいた。存分に舐めなさい」 犬「ワンワン!」 ボルボ「ホモ×警察×軍人×獣姦、あらゆるニーズに対応できる格好だな、両津よ」 「うむ、間違いなくこの作品は同人界のマイルストーンとなるであろう」 中川「墓石ですよ!間違いなく!中川圭一の墓標だ!」 犬「ワンペロ!ワンペロ!」 中川「ギャアア!ギャアアアアア!!!」 「慣れてしまえばこの声も悪くないものだ」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 14:59:08.59 ID:vdwlD9HP0 「そろそろ人との絡みに戻すか。どれ、ワシが直々に参ろう」 ボルボ「うむ、さすが両津。片手で金玉、片手で手こき、まるで無駄が存しない」 「半分の手で金玉を弄り、半分の手で手こきを行う。これを経済用語で『半金半手』という 中川も社長として、当然覚えておくべきことだな。ガハハ!」 中川「まことしやかに嘘をつくのはやめて下さい!!ヌオオオ!!」 「さて、ボルボ。そろそろお前ご自慢のロケットランチャーを中川にお見舞いしてやれ」 ボルボ「まだ十分にほぐれていないような気もするが……」 「だからいいんだろうが。無理やりヤルからこそ『拒否→懐柔→堕落』という構図が生まれる。 最初から受け入れ態勢バッチリだと、絵的につまらん」 ボルボ「なるほど、一理も千理ある」 中川「ない!どこにもない!!せめて痛くないようにして欲しい!!」 ボルボ「中川、be a man(男らしくいけ)」 中川「やめてくれええええええ!!!」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 15:06:56.96 ID:vdwlD9HP0 ボルボ「目標をセンターに捉え……fire!」 ヌヌヌヌヌヌヌゾバッ! 中川「ぎいいいいひぃぁぁやあぁぁっお!!!!」 「いいぞ中川!それでこそ魂のソウルだ!!」 中川「意味同じぃぃぃゃゃぁぁぁおおんんんっぐうぅぅぅ!!!!」 ボルボ「くう、予想していたとはいえ、凄まじい締りだ!!迂闊な動きは許されない。 ジブチで潜ったあの蛸壺の如きだな!!」 「そう、ここは戦場。男と男、戦いのワンダーランドというわけだ!中川君!!」 中川「ぃぃぃぃっぎいいぃぃほぁうんんんんっが!!!!」 「そうかそうか、声にならない程の気持ちかね!よし、では本官のニューナンブにも ご登場願おう!!」ポロリ ボルボ「なんだ両津、フェラか?」 「いや、それだと絵的に面白くないからな。今回は兜合わせで行こうと思う」 ボルボ「成程、両津は技巧派だからな」 中川「ぁぁがぁぁぁんんんぎぃぃゃゃんんんれええぬ!!!」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 15:13:29.36 ID:vdwlD9HP0 「うむ、中川の中川部分もデリンジャーからコルト・アナコンダへと立派に変貌しておる」 ボルボ「さすが、ガンマニアの中川だな。カバー範囲が手広い」 「中川の下に入り込み……ワシの身体をボルボの動きに同期させ……よし、ここだ!」シュシュシュ 中川「にゃああああぁぁぁぁぃぃぃぃんんんぉぉぉぉるぅ!!!」 「うぅむ、僅かの時間でここまで才能を開花させるとは。富豪の順応性は市民の想像を 簡単に飛び越えるな」シュシュシュ ボルボ「しかし両津、俺もそろそろ限界が近いぞ」 「もうか?まあ、尺的にも一度編集点を作っておいた方がいいかもしれんな。 よしボルボ、発砲許可を下す!」 ボルボ「sir, thank you sir!いくぞ中川、腸内で射精すぞ!!」 「ワシのドモホルンリンクルも抽出されそうだ!一緒に逝くぞ!ボルボ!」 中川「あ、あ、あ・・・・・・」 ボルボ・中川・両津「うぎゃああああああああああ!!!」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 15:20:33.23 ID:vdwlD9HP0 ーーーこうして、コミケ史上初のリアル警官陵辱本「KAME」は発売された。 そのあまりにもリアルな描写、並びにあまりにも凄惨な性行為が収められたDVDは 大きな話題を呼んだ。 だが、その声の大半は「引く」「有り得ない」「ホモはNG」というものばかりで 両津の作成した同人誌は僅か2部しか捌けなかった、ものの…… 【葛飾署ご乱心!?警察官自らホモDVDを作成、出演!】 僅か2部のうちの1部がマスコミにリークされ、この一件は3面記事を大々的に飾ることに。 当然、一連の出来事は部長の耳にも届くこととなるわけで……。 部長「両津は!!?両津のバカはどこだ!!!!!!」 麗子「り、両ちゃんなら『フリーセックスの本質を理解しにいく』って、スウェーデンに発ったけど…」 おしまい。