シンジ「愛想なしの君が笑った」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 20:09:05.01 ID:RMt9Zlt30 ヤシマ作戦終了後 シンジ「はぁ…」 最近よく溜息をつく。なんだってんだい? レイ「碇君、こんにちは」 シンジ「あやなみ」 パンツがちょっと見えた、それがどうしたっていうんだい? レイ「お弁当、一人なの?」 シンジ「あぁ、うん…」 レイ「じゃあ私と食べましょう」 シンジ「う、うん」 断れない。嫌なわけじゃないんだ 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 20:15:26.60 ID:RMt9Zlt30 レイ「……」パクパク シンジ「……」パクパク 静かだ。 けど、あやなみはいつも通り。変に気まずく感じてるのは僕だけだろう。 シンジ「あやなみ、お弁当美味しい?」 レイ「ええ、食べる?」 シンジ「いいの?ありがとう」 レイ「はい…」 シンジ「……!」 あーんとは言わないんだ。けど、破壊力は抜群だ。僕みたいな童貞にとっては 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 20:24:01.11 ID:RMt9Zlt30 シンジ「うん、美味しいね」 レイ「そう、それはよかったわ」 シンジ「僕のもあげるよ」 シンジ「はい、あーん」 レイ「……」 案の定、キョトンとしている。どういう反応が見れるかを試したかったけど、ちょっと残念な気分。 レイ「…美味しいわ」 シンジ「本当に?」 レイ「本当よ、碇君…お料理が上手なのね」 シンジ「まぁ、毎日のように作ってるからね」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 20:31:18.74 ID:RMt9Zlt30 シンジ「あやなみ、あのさ…ヤシマ作戦の時さ」 レイ「……」 シンジ「笑ってくれたよね、僕に対して」 レイ「そうね」 レイ「碇君に言われた通りにしたの…」 シンジ「もう一回見たいんだけど…」 レイ「…構わないわ」 意外な返答だった。 笑ってなんてお願いする僕に優しく了承してくれた。 シンジ「はは…」 レイ「何がおかしいの?」 シンジ「いや、嬉しくてつい…」 レイ「ふふ…」ニコッ シンジ「……!!」 不意打ちーーーー 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 20:37:09.26 ID:RMt9Zlt30 シンジ「あっ…あやなみ…」 レイ「今、笑ったけど…これでいい?」 シンジ「う、うん…」 レイ「私の笑顔が…好きなのね、碇君」 シンジ「うん、すごく好きだよ」 照れ臭い台詞だけど、自然と口から出ていた。 けれど、彼女はそれに対して照れたり、喜んだりはしない。だってあやなみだから レイ「碇君が喜んでくれると、私も嬉しい」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 20:42:46.02 ID:RMt9Zlt30 気づいたら僕は肩を抱き寄せていた。 レイ「碇君…?」 シンジ「可愛いよっ、可愛いよ!あやなみ!」 レイ「……」ギュ レイ「碇君も可愛いわ、甘えん坊さん…」 シンジ「……ッッ!」 耳元で囁かれ悶絶寸前。 背筋がゾクゾクした。 カーンコーン レイ「昼休み…終わりみたい」 シンジ「そうだね、じゃあ行こうか」 レイ「ええ…」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 20:45:23.93 ID:RMt9Zlt30 おしまい 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 20:52:50.36 ID:RMt9Zlt30 これから…思いつかない だいたいあたしゃアスカ派だよ 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 21:02:29.89 ID:RMt9Zlt30 アスカ「シンジー」 シンジ「何だい、アスカ」 アスカ「眠れないの、あんた添い寝してよ」 シンジ「…お好きにどうぞ」 すると思った?なんて言われて笑われるオチだろう…。その手に乗るかってんだ アスカ「よいしょっと…」 シンジ「な…!?」 アスカ「狭くない?」 シンジ「狭くないけど…」 密着。 心臓に悪い… 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 21:08:52.92 ID:RMt9Zlt30 シンジ「アスカ…」 アスカ「何よ…ちょっとは喜びなさい」 アスカ「あたしが添い寝してあげてるのよ?」 シンジ「……////」 お前からだろうがとか言えない。顔が燃えるように熱い…。幸いにも部屋が暗いからそんなに見えてないみたいだ。 アスカ「あたしが眠るまで何か話しなさい」 シンジ「え、えーと…」 シンジ「…アスカの髪、すごいサラサラだね」 アスカ「……ありがと」ボソッ 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 21:11:09.68 ID:RMt9Zlt30 お風呂 落としてくだされ