キョン「ハルヒの頭を撫で続けたらどうなるか」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 00:45:22.50 ID:LYLuazEJO キョン「佐々木の頭を撫で続けたらどうなるか」 キョン「とりあえず佐々木を部屋に呼びます」 佐々木「やぁキョン。今日は突然どうしたんだい?急に呼ばれたものだから驚いたよ。僕も一応は女の子だからね。着るものには気を遣うんだよ」 キョン「……などとまくし立てるのは、佐々木が照れてる証拠なので気にしません」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 00:56:48.48 ID:LYLuazEJO キョン「まぁここに座れ」 佐々木「えっ?……キョンの隣にかい?」 キョン「佐々木はハルヒ程抵抗しないと思うので縛ったりはしません」 キョン「その通りだ。中学生の頃は普通に来てたじゃないか」 佐々木「……キョン」 ぺたり 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 01:00:42.22 ID:LYLuazEJO キョン「……膝の上に座ってみないか?」 佐々木「……キョン。君はさっきから何かおかしいよ。何の為に僕を」 キョン「お前の頭を撫でる為だ」 キョン「こういう女にはストレートが一番です」 佐々木「なっ……何を言ってるんだ、君は」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 01:04:13.64 ID:LYLuazEJO キョン「じゃあ俺から行く」 佐々木「ひぇっ!?ちょ、ちょっと!心の準備が……」 なでなで 佐々木「わっ……。なんだか恥ずかしいな。妹になったみたい」 キョン「ならなんて呼ぶんだ?」 佐々木「えっ?」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 01:07:00.31 ID:LYLuazEJO キョン「俺の事だよ。なんて呼ぶ?」 佐々木「に、兄さん?」 キョン「ほぉ」 佐々木「に……兄ちゃん?」 キョン「ほほぉ」 佐々木「おっ……お兄、ちゃん……ッ///」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 01:13:26.63 ID:LYLuazEJO -1時間後- なでなで キョン「妹よ」 佐々木「何?お兄ちゃん」 キョン「頭撫でられるのは好きか?」 佐々木「そうだね……。嫌いではないかな」 キョン「俺以外でも?」 佐々木「えっ?」 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 01:19:21.55 ID:LYLuazEJO 佐々木「それは違うよ!そもそも男の人に頭撫でられるのなんて初めてだし、それでこんなに幸せな気持ちになるなんて初めて知ったんだ」 佐々木「だから……。もう少し、このままでいいかい……?」 キョン「もちろんだ。俺も佐々木の柔らかい髪の毛触ってると楽しいしな」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 01:23:55.15 ID:LYLuazEJO -2時間後- 佐々木「ふぅっ……はぁぁ……」 キョン「妹よ。大あくびだな」 佐々木「あ、あぁ。昨日はあまり眠れなくてね。キョ……お兄ちゃんから連絡があったから」 キョン「そうか……」 佐々木「あの。もしよかったらでいいんだが」 佐々木「寝かせて……もらえないだろうか?」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 01:30:48.21 ID:LYLuazEJO キョン「……実の妹と母親はお前の事知ってるし、いいんじゃなかろうか」 佐々木「本当かい?くっくっくっ。キョンのベッドで寝かせてくれるのかな」 キョン「まぁそうなるな。ただこの頭の手は離れないと思ってくれ」 佐々木「あぁ。適度な刺激があった方が眠りに落ちやすいからね」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 01:37:10.23 ID:LYLuazEJO キョン「おやすみ」 佐々木「あぁ。おやすみ」 キョン「…………」 なでなで 佐々木「……んぅ///」 キョン(目の前で寝返りを打つ佐々木を見て、俺は目標を達成した事を確信したのだった) 結論:佐々木の頭を撫で続けたら、寝る 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 01:44:26.82 ID:LYLuazEJO あと一作くらいなら書けるかも 安価で決めてもいい? 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 02:05:15.56 ID:LYLuazEJO じゃあ安価 >>70 だけど俺は書けなくなったのでだれかバトンタッチよろしく 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 02:21:49.96 ID:TkGsKc/00 橘 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 07:06:16.82 ID:LYLuazEJO キョン「橘の頭を撫で続けたらどうなるか」 キョン「佐々木を抱きまくらにして少し眠った後、俺は橘 京子を喫茶店に呼んだ」 キョン「……遅い」イライラ キョウコ「遅れてごめんなさいっ!!」 キョン「よぉ。遅かったな」 キョン「髪型がポニーテールだったので許します」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 07:14:55.62 ID:LYLuazEJO キョン「何か注文するか?」 キョウコ「んん……そうですね。キャラメルモカフラペチーノのグランデにしようかな」 キョン「……ややこしい名前だな」 キョウコ「色んな食べ物が一緒になった料理や飲み物、好きなんです。ふふふ」 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 07:20:27.05 ID:LYLuazEJO キョウコ「ところで、わたしは何の為にお呼ばれしたのでしょうか」 キョン「まず口の周りを拭け」 キョウコ「んっ!?はっ、はい。失礼しました」 キョン「呼びつけた理由というのはだな」 キョウコ「はい」 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 07:28:42.24 ID:LYLuazEJO キョン「お前の頭を撫でる為だ」 キョウコ「はい。そうですか……って、え!?」 キョン「隣、座っていいか?」 キョウコ「え、えっ?構いませんけど……」 キョン「その……なんちゃらフラペチーノとやらは美味いのか?」 キョウコ「お……美味しいですよ」 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 07:32:00.00 ID:LYLuazEJO キョン「飲ませろ」ゴクゴク キョウコ「あっ……間接……」 キョン「確かに美味い。何か言ったか?」 キョウコ「いっ、いえ!?何も……」 キョン「…………」 キョウコ「…………」 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 07:37:39.44 ID:LYLuazEJO キョン「焦らします。橘 京子の場合、なんだか焦らされるのが好きそうなので焦らします」 キョウコ「…………///」 キョン「みるみる赤くなるポニーテールの女子高生。この時点でもう掻き回したいのですが我慢です」 キョウコ「あ……あのっ」 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 07:44:38.51 ID:LYLuazEJO キョン「どうした?」 キョウコ「さっき言ってた事……やらないんですか?」 キョン「さっき言ってた事?なんの話だ」 キョウコ「その……頭を……」 キョン「ほぉ」 キョウコ「なでなで、してくれるって……」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 07:50:24.89 ID:LYLuazEJO キョン「おぉ、そうだったそうだった」 キョウコ「もぅ……何を言わせるんですかっ」 キョン「じゃあ抱きしめるぞ」 キョウコ「抱きしめるぞって」 ぎゅっ キョウコ「ひゃ……」 キョン「お前案外細いのな」 キョウコ「あ、ありがと……ございます……」 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 10:23:35.79 ID:LYLuazEJO キョン「…………」 なでなで キョウコ「うわわ……」 キョン(佐々木とはまた違うふんわり感と薫りだ) キョウコ「あっ……あの……」 キョン「どうした」 キョウコ「ここ、喫茶店なんですけど」 キョン「そうだな」 キョウコ「は、恥ずかしいですよ……」 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 10:31:39.42 ID:LYLuazEJO -1時間後- キョウコ「んん……」 キョン「向こうから頭を押し付けてくるようになりました」 キョウコ「頭なでなでされるのって、いいものですね」 キョン「そうか?」 キョウコ「そうだ。わたしもあなたになでなでしてあげましょうか?」 キョン「……ただこの頭の手は離れないと思ってくれ」 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 10:35:35.80 ID:LYLuazEJO キョウコ「構いませんよ。ほら、こうやって」ゴソゴソ キョウコ「対面してやれば、問題ありません」 キョン「おぉ……」 キョン(こう顔が見えると、妙な気分になってくるな) キョウコ「はーい、いい子いい子ー」ナデナデ 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 10:40:01.35 ID:LYLuazEJO キョン「案外……恥ずかしいな」ナデナデ キョウコ「はい。それに傍から見たら、ただのバカップルです」ナデナデ キョン「カップル?そう見えるのか」 キョウコ「そりゃそうでしょ。同年輩の男女が、喫茶店で、こんなこと……」 キョン「…………」 キョン(いかん) キョン(かわいい) 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 10:45:01.93 ID:LYLuazEJO キョン「……なぁ」 キョウコ「……はい?」 キョン「……もう一度、抱きしめてもいいか?」 キョウコ「んん……」 キョウコ「……いいですよ」 キョン「…………」 ぎゅ キョウコ「あっ……ちょっと、強っ……」 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 10:50:20.14 ID:LYLuazEJO キョウコ「んんっ……」 キョン「橘 京子の方からも腕を回してきました」 キョウコ「ねぇ……わたしからも一つ、お願いがあります」 キョン「……なんだ?」 キョウコ「き……きすの方を……」 キョン「なんだって?」 キョウコ「キス……してください……」 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 10:55:14.12 ID:LYLuazEJO キョン「お前……いいのか?」 キョウコ「はい。そもそも女の子をこんな気持ちにさせておいて、なんの責任もとらない男の人には軽蔑の念を抱きます」 キョン「そ、そうなのか」 キョン「ま、軽蔑されるのは嫌だからな……」 キョウコ「んん……」 キョン「…………」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 10:59:03.81 ID:LYLuazEJO ???「――――ストップ」 キョウコ「えっ!?きゃー!!」 キョン「お前は……!!」 クヨウ「――もう……見てられない」 キョウコ「どこから居たの……?」 ???「――キャラメルモカフラペチーノ」 キョウコ「最初の方じゃあないですかー!!」 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 11:04:31.02 ID:LYLuazEJO キョウコ「んん……もうっ」 クヨウ「――面白い観察が出来た。あなたは……頭部を撫でられるのが好き」 キョウコ「わわっ、言わないで!」 キョン(目の前で慌てふためく橘 京子を見て、俺は目標を達成した事を確信したのだった) 結論:橘 京子の頭を撫で続けたら、行く所まで行く (邪魔がなければ) 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 11:34:46.54 ID:LYLuazEJO えっと、どうしようか 続きはまた安価? 俺は今から大学だから書けないけど、16:30頃からまた時間ができる それまで保守してくれてたら、また書けるよ 他に書きたい人とか、>>1が帰ってくれば全然書いてくれて構わないよ 俺が言える立場じゃないが 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 11:42:14.91 ID:LYLuazEJO じゃあ>>128よろしく 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 11:52:52.94 ID:apiadIos0 長門 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 15:45:01.01 ID:LYLuazEJO キョン「長門の頭を撫で続けたらどうなるか」 キョン「というわけで、長門の部屋にやってきました」 ナガト「……」 キョン「まずロープを用意します」 キョン「そしてこれで手首を括りつけます」 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 15:49:52.18 ID:LYLuazEJO キョン「正直、長門には意味がないので保険程度だと考えてください」 ナガト「……」 キョン「長門も縛られてた方が雰囲気出ていいだろ?」 ナガト「…………」コクリ 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 15:54:09.22 ID:LYLuazEJO キョン「長門の虫の居所が悪い時は情報結合を解除される危険性を孕む作業です」 キョン「俺以外の野郎は気をつけて下さい」 ナガト「……気をつけて」 キョン「え。俺、解除されるのか?」 ナガト「……違う。今、あなたに向けられる意識のほとんどが敵性に変化した」 キョン「……夜は注意した方がよさそうだな」 ナガト「……そう」 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 15:59:05.96 ID:LYLuazEJO キョン「さて、普段通り左手で長門を抱きしめて……」 ぎゅ ナガト「…………」 キョン「右手で撫でます。撫で回します」 なでなで ナガト「…………」 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:01:17.25 ID:LYLuazEJO キョン「長門の場合、表情の微々たる変化を見逃してはいけないので、目を逸らしてはなりません」 ナガト「エラー蓄積……」 キョン「んっ?どうした長門」 ナガト「何でもない。続けて」 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:05:10.11 ID:LYLuazEJO -1時間後- ナガト「…………」 キョン「俺の観察眼によれば、少し眉毛が下がりました」 ナガト「エラー……蓄積」 キョン「それにしても長門は良い匂いがしないな。佐々木や橘は女の子らしい良い薫りがしたんだが」 ナガト「…………そう?」 キョン「まぁ宇宙人だし、仕方ないのかな」 ナガト「…………」 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:09:27.31 ID:LYLuazEJO -5分後- キョン「……おっ?」クンクン ナガト「……普段、涼宮ハルヒからする薫りを合成してみた」 キョン「……流石長門。なんでもありだな」 ナガト「そう」ドヤ 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:11:56.52 ID:LYLuazEJO キョン「だがわかってない」 ナガト「……どういうこと」 キョン「これはハルヒの薫りであってお前の薫りじゃない!!」 ナガト「……!!」ガーン キョン「気持ちは嬉しい。だが無理はするなよ」 ナガト「…………そう」シュン 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:14:30.79 ID:LYLuazEJO キョン「このように、目に見えて表情が変わってきたらもうこっちのものです」 -5分後- ナガト「……有機生命体、16歳女性の平均的な薫り」 キョン「どこ情報だよ……」 ナガト「わたしの身体も平均的に創造されている」 キョン「平均ねぇ……」チラ 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:16:42.26 ID:LYLuazEJO ナガト「…………どう」 キョン「え?」 ナガト「……どう?」 キョン「何が」 ナガト「……薫り」 キョン「あぁ……。まぁいいんじゃねぇか?」 ナガト「そう……」ドヤ ナガト「また……エラー蓄積」 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:23:47.08 ID:LYLuazEJO キョン「長門」 ナガト「なに」 キョン「気持ちいいか?」 ナガト「……頭髪を撫でられる事を嫌がる女性の有機生命体は少ない」 キョン「……ということは、気持ちいいんだな」 ナガト「…………」コクリ キョン「相変わらずわかりにくいが、かわいいなー長門は」ナデナデ ナガト「…………///」 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:26:32.59 ID:LYLuazEJO -1時間後- ナガト「エラー」 キョン「は?」 ナガト「エラーエラーエラーエラーエラー」プシュー キョン「うぉぉ!!長門がヴッ壊れた!!」 ナガト「エラーエラー……イエス。エンター」 キョン「Enter?」 ナガト「…………」グッタリ 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:34:26.39 ID:LYLuazEJO キョン「おい長門……。長門ー」ナデナデ ナガト「……んぅ」パチ ナガト「えっ……?えっ?」 キョン「ま、まさかお前」 ナガト「……何故あなたが、ここに?」 キョン「あの長門かー……」 173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:38:53.96 ID:LYLuazEJO キョン「実はな長門。かくかくしかじか」ナデナデ ナガト「そ……そう」 キョン「眼鏡は大丈夫なのか?」 ナガト「だ、大丈夫。見える」 キョン「そうか……」 ナガト「……手首、痛い」 キョン「お前が縛ってくれって言ったんだろうが」 ナガト「……そう」シュン 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:45:06.85 ID:LYLuazEJO キョン「………」ナデナデ ナガト「……は、恥ずかしい。いつまでやるの?」 キョン「お前に何らかのアクションが起こるまでだ」 ナガト「アクション……」 キョン「まぁ俺は、永久に撫でてやってても一向に構わんがな」 ナガト「そう……」ドキドキ 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:47:49.33 ID:LYLuazEJO キョン「…………」グゥ- ナガト「あ、お腹空いた?」 キョン「そうだな。何かあるか?」 ナガト「朝倉さんのおでんは、きっとない」 キョン「あったらびっくりだ」 ナガト「うー……ちょっと見てきていい?」 キョン「あぁ。だが手は離さないぞ」 ナガト「そ、そう」 177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:55:22.30 ID:LYLuazEJO ナガト「カレーがあった」 キョン「缶詰のやつか……」 ナガト「キャベツもある」 キョン「千切りサラダのやつか……」 ナガト「食べる……?」 キョン「まぁ食うよ。準備してくれるのか?」 ナガト「そう」 キョン「なら手は離そう。待ってるよ。あと縄も一旦外そう」 ナガト「待ってて」 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:58:25.28 ID:LYLuazEJO -30分後- ナガト「できた」 キョン「……まぁカレーだな。いただきます」 ナガト「…………」ドキドキ キョン「…………」 ナガト「おいしい?」 キョン「まぁな」 ナガト「そう……」ドキドキ 180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 16:59:30.33 ID:LYLuazEJO ナガト「サラダは?」 キョン「ドレッシング味だな」 ナガト「おいしい?」 キョン「まぁな」 ナガト「そう……」ドキドキ 181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 17:03:07.79 ID:LYLuazEJO -30分後- キョン「腹ごしらえも済んだし、続きと洒落込もうじゃないか」 ナガト「あの……縄は……」 キョン「もちろん付けるぞ」 ナガト「そんなものなくても……わたしはもう、どこにも行かないから……」 キョン「えっ」 ナガト「わたしは、ここにいるから……」 182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 17:05:56.36 ID:LYLuazEJO キョン「……長門」 ナガト「……なに?」 キョン「やっぱり前の長門の方がいいな。元に戻ってくれ」パン ナガト「きゃぁ!?」 キョン「いやぁ持っててよかった短針銃」 183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 17:08:51.90 ID:LYLuazEJO ナガト「………………」 キョン「よぅ長門。戻ったか」 ナガト「帰れ」 キョン「えぇっ!?ちょっ……本気で!?」 ナガト「帰れ」 キョン「ごめん!!ごめんなさい!!許してくれ長門!!」 ナガト「…………」バタン キョン「な……長門……」 結論:長門の頭を撫で続けたら、消失長門になり、調子にのると追い出される 184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/07(月) 17:12:12.57 ID:LYLuazEJO シリュウ「長門っち久しぶりぃ!主流派のシリュウだよ!!」 シリュウ「全部見てたけどさぁ、まさか長門っちが演技派女優だとは思わなかったなー」 シリュウ「あのキミは『わたしはここにいる』ってキーワードを知らないはずだし、彼も気付いたんじゃないかな」 シリュウ「まぁ怒っちゃうのもわかるけど、元気だしなって!」 シリュウ「じゃあね、我が娘。シーユーアゲイン!」