サトシ(18)「こいつがオレの求めていたモンスターだぜ!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 18:25:42.69 ID:+DFFoIiS0 〜イッシュ大会会場 サトシ(10)「また優勝できなかった……」 サトシ「イッシュでもダメだったか…」 アイリス「元気出しなさいよサトシ」 デント「サトシ、また次があるさ」 サトシ「あぁ……でもオレ、分かったんだ…ポケモンに勝つ方法が!」 アイリス「ポケモンに勝つ方法〜?」 サトシ「あぁ!ポケモンを上回るモンスターで戦えばいいんだよ!」 デント「サトシ…仮にそんなモンスターがいたとしてだ、一体どうやって捕まえるんだい?」 サトシ「そ、それは…モンスターボールで…」 アイリス「ちょっとは頭冷やしなさいよ、大体そんなモンスターどこで見つけるの?」 サトシ「うっ…!、待てよ、確か時空間を操るポケモンが…」 アイリス「ホンット、子供ね〜…ってサトシ、聞いてるの?」 サトシ「膳は急げだ!ちょっくらシンオウへ行ってくるぜ!」 デント「サ、サトシ!…行ってしまった…」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 18:27:11.93 ID:+DFFoIiS0 ----------------------- ---------------- ---------- 8年後… サトシ(18)「やっと…捕まえたぜ…パルキアと」ハァハァ パルキア「____」 サトシ「ディアルガ…」ハァハァ ディアルガ 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 18:28:11.12 ID:+DFFoIiS0 ----------------------- ---------------- ---------- 8年後… サトシ(18)「やっと…捕まえたぜ…パルキアと」ハァハァ パルキア「____」 サトシ「ディアルガ…」ハァハァ ディアルガ「____」 サトシ「8年もかかっちまったが…」 サトシ「これでやっとポケモンを上回るモンスターをゲットできるぜ!」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 18:35:38.94 ID:+DFFoIiS0 サトシ「まずどのタイプのモンスターにしよっかなぁ…」 サトシ「よし!最初は…エスパータイプのポケモンを捕まえよう!」 サトシ「ディアルガ!パルキア!物凄く強いエスパータイプのモンスターがいる世界へ連れて行ってくれ!」 ディアルガ「ガァー!」 パルキア「パァー!」 〜〜ホワホワホワァ〜 サトシ「……ん、ここは」 ラーハルト「もはや目が見えん…どっちがバーンだ」 サトシ「なんだここ…」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 18:41:36.35 ID:+DFFoIiS0 バーン「!、何者…」 ダイ「え?」 ポップ「なんだぁ!?突然現れやがったぜ?」 サトシ「え?えっと、俺、マサラタウンのサトシ、18歳」 サトシ「ポケモンマスターを目指してるぜ!」 ポップ「ポケモン…」 アバン「マスター…?一体どのような職業なのでしょうか…?」 サトシ「えっと、強いモンスターを探して来たんだけど…」 バーン「……」ピカァ! グアァ! ダイ「っ!みんな!」 バーン「さて、残っているのは…」 ダイ「……」 ポップ「……」 サトシ「すげー、相手を玉にする技か、じゃあアイツがエスパータイプのモンスターか」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 18:55:07.64 ID:+DFFoIiS0 サトシ「絶対にゲットしてやるぜ!」 バーン「フ、フフフ…余を捕らえると?」 サトシ「あぁ!この為にマスターボールを複製したんだ!」 ダイ「ね、ねぇ…君、戦えるの?」 ポップ「冗談はよしてくれ!どうみても戦えそうにはみえねーぜ?」 サトシ「まぁ見てろって…」 サトシ「エスパーには…虫タイプだ!」 サトシ「行け!ハハコモリ!」 ハハコモリ「ハハァー!」 ポップ「な!」 ダイ「魔法の筒!?」 サトシ「ハハコモリ!いとをはく!」 ハハコモリ「ハァ〜!」ピュゥー! 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 19:01:03.48 ID:+DFFoIiS0 バーン「…避けるまでもない…!?」 ―――グルグルグル バーン「!、こ、これは…!?」 サトシ「これで奴の素早さは下がったぜ!今だ!」 サトシ「ハハコモリ!シザークロスだ!」 ハハコモリ「ハァ〜!」 ポップ「バ、バカ!近づいたらカラミティエンドに!」 ダイ「待てポップ!バーンがおかしい…」 バーン「クッ…魔力を感じぬ糸に…!」 ハハコモリ「ハハー!」ブン! ――ザシュン! バーン「カハァッ!…」 ダイ「バーンに…」 ポップ「一撃を入れやがったぁ!?」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 19:19:54.64 ID:+DFFoIiS0 ポップ「ダイ!」 ダイ「分かってる!…えっと…」 サトシ「なかなか弱らないな…」 ポップ「俺に作戦がある…よく聞いてくれ…」 ――― ―― ― ポップ「どんなモンスターでも捕まえられるマスターボールか…反則だぜ」 ポップ「タイミング外すなよ!ダイ!サトシ!」 ダイ「分かってる!」 サトシ「ハハコモリ!糸をはく!」 バーン「そんな物…カイザーフェニックス!」 ―――ボォォォウ! サトシ「っ!そうか!エスパータイプなら特攻が高い!」 サトシ「ハハコモリ!むしのていこうだ!」 バーン「グハァ!」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 19:23:04.57 ID:+DFFoIiS0 サトシ「もう一度いとをはく!」 バーン「カイザーフェニックス!」 ダイ「今だ!ポップ!」 ポップ「何だ…バーンのカイザーフェニックスの威力が弱まってやがる!」 ポップ「これなら、破れる!…いけえぇ!ダーイ!」 ダイ「アバンストラーシュ!」 バーン「カラミティエンド!」 ―――ガキィィィン!! 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 19:26:55.48 ID:+DFFoIiS0 ダイ「クッ!」 サトシ「今だ!シザークロス!」 バーン「フェニックスウィング!」 ――ドォォン! ハハコモリ(絶命)「ハァァ〜!」 サトシ「ハ、ハハコモリ〜!」 バーン「クッ…!」 ポップ「ここだ!伸びろマスターボール付きブラックロッド!」 バーン「そんな攻撃で何を…!?」カチッ! Mボール―――ピカァアアアアアアア バーン「う、うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 Mボール――フル、フル…カチッ! おめでとう!大魔王バーンを捕まえた! サトシ「…ハハコモリ、お前の犠牲は無駄にしないぜ!」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 19:36:29.17 ID:+DFFoIiS0 ―――地上 ダイ「ありがとう、君のおかげでバーンを封じることができたよ」 サトシ「気にするなって…」 ポップ「サトシ…お前のモンスターだが…」 サトシ「あぁ…」 ポップ「姫さん…できるか?」 レオナ「やってみるわ…」 フローラ「今の貴方にならできる筈よ」 ―――ザオリク! ハハコモリ「…!ハハー!」 サトシ「な!蘇った!」 アバン「これで…一件落着と言った所でしょうか…」 パチパチパチ 一同「!?」 ???「いやいや…実にお見事でしたねぇ」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 19:50:33.56 ID:+DFFoIiS0 ポップ「お前は…!」 ダイ「死神!?」 キルバーン「まずは…バーンを倒してくれてありがとう」 ヒュンケル「なに?」 アバン「キル・バーン…やはり、そういう事でしたか」 キルバーン「そ、本物はこのボク、こっちは人形だったのさ」 キルバーン「そしてバーンを始末する為に…」 キルバーン「この人形に組み込まれた黒のコア…君達の戦勝祝いに」 ―――その瞬間、動き出す者がいた サトシ「いけっ!マスターボール!」 ボン! サトシ「死神!ゲットだぜ!」 キルバーン「」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 19:58:10.73 ID:+DFFoIiS0 ポップ「バ、バカヤロー!黒のコアは起動してんだぞ!」 サトシ「クロノコア?」 ポップ「地上を消滅させる威力のある爆弾だよ!早くどっかにやらねーと…俺g」 ダイ「俺が!」 サトシ「分かったよ…ディアルガ!パルキア!」 ボン! ディアルガ「ガァー」 パルキア「パァー」 サトシ「このボールと人形、どっか別の世界に持ってくれ」 ディアルガ「ガァー!」 パルキア「パァー!」 〜〜ホワホワホワァ〜 サトシ「これでホントに一件落着だな」 サトシ「さて、そろそろ別世界に行くか!」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 20:33:49.99 ID:+DFFoIiS0 サトシ「…お、次はどんな世界だ?」 チョンチョン・・・ アマテラス「Zzzz...Zzzzz」 サトシ「おぉ、でっかい犬が寝てる…」 ???「異世界のものよ」 サトシ「ん、なんだ?」 サクヤ「我はこの神木 に宿る精霊」 サトシ「精霊?…ゴーストタイプか?」 サクヤ「異世界の者よ、どうか頼みを聞いてほしい」 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 20:41:10.16 ID:+DFFoIiS0 サトシ「なんだ?その頼みって」 サクヤ「そこにいるアマテラスと共に世界に災いをもたらす厄災を祓ってほしい」 サトシ「世界に災いをもたらす厄災?」 サクヤ「先ほど…ある世界が消滅した」 サトシ「しょ、消滅!?物騒な話だな…」 サクヤ「その結果、各世界はとても不安定になっている」 サクヤ「次元を移動する異世界の者よ」 サクヤ「どうかアマテラスと共に世界を救ってほしい」 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 20:41:33.74 ID:+DFFoIiS0 サトシ「…どこのどいつか知らないけど…絶対に許さないぜ!」 サクヤ「では…」 サトシ「アマテラス!」 アマテラス「Zzz...…?」 サトシ「よろしくな!」カチッ! Mボール―――ピカァアアアアアアア サトシ「アマテラス、ゲットだぜ!」 サクヤ「」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 20:56:01.81 ID:+DFFoIiS0 ――Next World サトシ「さてと…ここが次の世界か…」 サトシ「これで2体か、まぁアマテラスは犬だからな…」 サトシ「でも災いってどうやって祓うんだろ…」 サトシ「ん?あれは…闘技場かな?オルドラン城みたいだ…」 サトシ「あそこでバトルって事は…この世界のモンスターはかなり期待できそうだぜ!」 スエェー!! ???「待ちなさい!スエゾー!」 サトシ「すえぞー?」 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 21:05:15.67 ID:+DFFoIiS0 サトシ「いけ!アマテラス!」 アマテラス「クゥ〜!」 サトシ「あの黄色い目玉の物体を捕まえろ!」 アマテラス「クゥゥ!」ブン! スエゾー「スェ!?」 サトシ「おぉ!筆で円を書いて捕まえた…アマテラス、お前」 アマテラス「クゥ〜!」 サトシ「その辺に落書きしちゃだめだぞ!?」 アマテラス「」 ???「あ、あの」 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 21:13:44.13 ID:+DFFoIiS0 サトシ「ん?」 ホリィ「スエゾーを捕まえてくれてありがとうございます!」 サトシ「別にいいよ…それよりコイツ、スエゾーって言うの?」 ホリィ「えぇ!スエゾーを知らないんですか!?」 サトシ「実は俺、遠い所から来たんだ」 ホリィ「へぇ〜…ブリーダーを目指して来たんですか?」 サトシ「ブリーダー…」 ???『俺は世界一のポケモンブリーダーに!』 ↓ ???『俺はポケモンドクターに!』 サトシ「……(へへっ、俺が代わりになってやるか…)」 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 21:26:29.92 ID:+DFFoIiS0 ホリィ「あの…?」 サトシ「まぁそんなところさ…俺はサトシ、世界一のブリーダーになるぜ!」 ホリィ「世界…一、ですか…ふふっ」 サトシ「…俺、なにか変なこといったか?」 ホリィ「いえ、所で…ライガーを育てているんですか?」 サトシ「らいがー?」 ホリィ「その白い子です」 サトシ「あぁ、こいつはアマテラス…モンスターはまだ募集中だ」 ホリィ「なら、一緒に神殿に行きませんか?」 サトシ「神殿…?」 ホリィ「ちょうどこの子…スエゾーが逃げ出したのを連れ戻しに来ていたので」 サトシ「まぁいいや、さっさと行こうぜ」 ホリィ「はい!私はホリィ、よろしくね!」 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 21:37:49.31 ID:+DFFoIiS0 ――神殿 サトシ「ここが神殿か」 ???「あ!ホリィさん!スエゾー見つかったんですか?」 ホリィ「うん、ここにいるサトシ君が捕まえてくれたんだ」 ???「えっと…」 サトシ「俺はサトシ、夢は世界一のブリーダーだ!」 ???「せ、世界一のブリーダーですかぁ!?」 サトシ「なんだよ…」 ???「あ、ご、ごめんなさい…あまりそういう事を言う方がいなかったのでつい…」 コルト「あ!わたしはコルティア…コルトって呼んでください」 サトシ「コルトか、分かった」 ホリィ「あれ?スエゾーを召還したブリーダーさんは?」 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 21:44:13.09 ID:+DFFoIiS0 コルト「そ、それが…」 ホリィ「…はぁ…また逃げたんだ」 サトシ「逃げる…?」 ホリィ「最近のブリーダーはモンスターが気に入らないとすぐ捨ててしまうの」 サトシ「なんだって…」 コルト「それで…真剣にモンスターを育てる人が減って、私達助手も余ってしまって」ジィ ホリィ「私達2人がさっき来ていた子の助手を一緒にやろうと思ってたんだけど…」ジィ 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 21:44:40.34 ID:+DFFoIiS0 サトシ「な、なんだよ…」 コルト「サトシ君、見たところ助手いないけど…」 サトシ「いないけど…」 ホリィ「安心して、私達が助手になってあげるわ」 サトシ「勝手に決めるなよ…」 コルト「モンスターは…その子ですか?」 ホリィ「違うみたい…さ、早く召還にいきましょ!」グイ! サトシ「お、おい!引っ張るなよ!(召還ってなんだよ!?)」 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/03(火) 21:59:01.55 ID:+DFFoIiS0 チェーレ「なるほど…事情は分かりましたが…」チラッ サトシ「?」 ホリィ「この子は大丈夫です」 コルト「さ、早くモンスターを」 チェーレ「…分かりました、準備致しますので少々お待ちください」 サトシ「よく分からんが…モンスターもらえるのか?」 コルト「サトシ君、どんなモンスターが出ても…」 ホリィ「最後まで面倒みてあげてね」 サトシ「分かってるって…」 チェーレ「準備が整いましたので…こちらへ」 サトシ