朝比奈みくる「ひ、ひなです」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/09(金) 13:47:55.26 ID:6BXZUWdK0 ハルヒ「は?」 キョン「どうしたんですか急に」 長門「…」 みくる「ひなです、私もひななんです」 ハルヒ「分かってるわよそれくらい」 みくる「うぅ、ひなです…」 キョン「なぜか知らんが泣き出してしまったぞ」 ハルヒ「放っておけば?そのうち立ち直るでしょ」 キョン「そういうわけにもいかないだろ、ほら朝比奈さん落ち着いて」 みくる「はい」グスッ 長門「…」 長門「あざとい」ボソッ 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/09(金) 13:58:37.00 ID:6BXZUWdK0 古泉「遅くなってすみません…おや?」 みくる「うっ…ひっく」グス キョン「よう」 ハルヒ「…」ツーン 長門「…」ペラッ 古泉「なるほど、僕は良くないタイミングで来てしまったようですね」 キョン「なにそんなことはよくあることさ、まあ座れ」 古泉「和やかにゲームという雰囲気ではなさそうですね、どうしたんですか?」 キョン「朝比奈さんそろそろ話せますか?」 みくる「はい」 ハルヒ「…」 長門「…」 みくる「ひい、お二人の視線が怖いですー」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/09(金) 14:29:50.16 ID:6BXZUWdK0 みくる「実は今外の世界でひなだおと言うのが流行っているらしくて」 キョン「ああ、よく聞きますね」 みくる「私も名前が朝比奈だからこの機会にあやかってひなだおって言ってみたかったんです…うぅ」 キョン「そんなことで悩んでたんですか」 みくる「そんなことじゃないです私にとっては死活問題ですぅ」 キョン「まいったな」 ハルヒ「…」イライラ 長門「…」ペラッ 古泉「涼宮さんが何か言いたそうですね」 キョン「なんだ、何をそんなにイライラしている」 みくる「涼宮さん」 ハルヒ「あーもうじれったいわね!」 バン みくる「ひいーっ」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/09(金) 14:45:51.16 ID:6BXZUWdK0 ハルヒ「何が『ひなだお』よ、雛だか親鳥だか知らないけどね私が言いたいのはみくるちゃんのその態度なの」 みくる「すみません」ガクガクブルブル ハルヒ「あんな一過性のブームに惑わされてどうするの!みくるちゃんにはみくるちゃんなりの良さがあるってもんでしょ」 キョン「ハルヒ…お前」 ハルヒ「わかったら今すぐ泣き止みなさい、こうしてる間にも宇宙人や未来人が来て私達に交信しようとしてくるかもしれないわ」 みくる「は、はい涼宮さんありがとうございます」 キョン「珍しいなお前が朝比奈さんを擁護するなんて」 ハルヒ「別に、思ったことをありのまま言っただけよ」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/09(金) 15:15:09.54 ID:6BXZUWdK0 ハルヒ「ってわけだからみくるちゃんもそんなの気にしない」 みくる「はい」 ハルヒ「はぁ、私は舞台の練習で忙しいってのに」 キョン「舞台だと?聞いてないぞ」 ハルヒ「そりゃ言ってないからね、隠してたわけじゃないけど」 キョン「演劇か?それともミュージカルでもやるのか?」 ハルヒ「内緒、知りたかったら観に来なさいただし」 ハルヒ「私の舞台にグッズTシャツやジャージで来ないこと!以上!」 バタン 終わり