キョン「朝倉がネコになった」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 00:25:20.37 ID:BlXgSxZO0 朝倉「あにゃたを殺して涼宮ハルヒの出方をみる」 キョン「……朝倉。 何の真似だ?」 朝倉「ふにゃっ!? これは……?」 ガラガラ 長門「おじゃま」 キョン「な、長門!?」 朝倉「やっぱりにゃがとさんにょ仕業だったのね……」 長門「そう」ナデナデ 朝倉「ふにゃぁ…… あっ! ちょっ! やめにゃさいよ!!」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 00:33:39.69 ID:BlXgSxZO0 キョン「長門…… これはどういう事なんだ」 長門「説明すると長くなる……」 (略) キョン「つまり朝倉が俺に危害を加えようとするとネコになるトラップを仕掛けてたってことか」 長門「そう」 朝倉「くっ…… こんにゃ手に引っかかるにゃんて……」 キョン「かわいい」 朝倉「屈辱っ…」 キョン「ほらほらぁ〜 おいでぇ〜〜」 朝倉「ふにゃっ」 シャッシャッ キョン「いってぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇえ!!」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 00:41:21.72 ID:BlXgSxZO0 朝倉「どう? ネコになってもあにゃたに屈服するようにゃあたしじゃないわよ」 キョン「いってぇ……」ヒリヒリ 朝倉「で? これから私をどうする気?」 長門「どうもしない。 時間がたつにつれて段々彼に懐くようにプログラムを組み込んだ。」 キョン「えっ!?」 長門「放っておいても結果的に朝倉涼子は貴方にデレデレ」 朝倉「ちょ・・・ちょっとまちなさい」 長門「なに」 朝倉「いっそのこと消滅させてくれないかしら……」 長門「それは出来ない」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 00:46:39.47 ID:BlXgSxZO0 朝倉「私いやよ! 猫の姿のまま過ごすにゃんて! それににゃんで私がこんにゃ男に……」 キョン「こんな男……」 長門「大丈夫。 貴女の心が人間に近づくと人間に戻れるようになる。 貴女もまた、自立進化の可能性を秘めている」 朝倉「にゃによそれ……。 私は信じにゃいから 自力で戻ってやるわ」 トテトテ キョン「……おい。 出て行っちまったぞ」 長門「大丈夫。 貴方は帰りにネコ缶でも買っておいて」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 00:54:47.47 ID:BlXgSxZO0 夜 朝倉「こにょ姿にょままじゃ家に入れにゃい」 朝倉「それに夜は冷えるわ……」ブルブル 朝倉「しょうがにゃい。 そこら辺の民家にでもしにょび込んで……」 朝倉「!! いい匂いがする……」 トテトテ キョン「おっ! ホントに来たよ……」 朝倉「にゃっ、にゃんであにゃたがいるにょよ!」 キョン「ここは俺の家だからな」 朝倉「うっ…… あ、あにゃた、ネコ飼ってるにょ?」 キョン「いや、飼ってないが」 朝倉「じゃあそのネコ缶は…」ジュルリ 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:00:44.92 ID:BlXgSxZO0 キョン「おっ? これが欲しいのか? おっ?おっ?」 朝倉「調子ににょんにゃ!!」ギョリィッ キョン「ぐおおおおおおおおおお」 朝倉「まったく…… にゃがとさんにょさしがにぇにぇ・・・・・・」ジュルリ キョン「と、いいつつ涎が抑えられない朝倉さん」 朝倉「う、うるさい。 ばかっ!」 キョン「ほら、食えよ。 お前が食わなきゃそこら辺の野良猫に自腹で餌をやるという無駄な行為をすることになる」 朝倉「うぅ……しかたにゃいわ…… もったいにゃいから食べてあげる」 キョン「おう! 食え食え!」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:04:23.55 ID:BlXgSxZO0 朝倉「パクパク……」 キョン「……」 朝倉「むしゃむしゃ……」 キョン(かわええ……) 朝倉「ぱくぱ…… な、なによ」 キョン「なんでもない。 食事を続けてくれたまえ」 朝倉「気持ち悪いわね……」 キョン「うっ…… ネコに罵倒された…… 地味に傷つく……」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:12:09.00 ID:BlXgSxZO0 朝倉「ぺろぺろ…」 キョン「気に入ってくれたか?」 朝倉「まぁまぁってとこね。 ご馳走様。 それじゃ」 キョン「って、どこ行くんだ?」 朝倉「どこって…… とりあえず寒さをしにょげるところかにゃ……」 キョン「それなら目の前にあるじゃないか」 朝倉「……それ本気に言ってるにょ?」 キョン「あぁ、風邪ひいたら困るだろ」 朝倉「私はあにゃたを殺そうとしたにょよ?」 キョン「今はただのネコだ。 いや、ただの可愛いネコだ」 朝倉「か、かわっ…… そ、それよりも! 外見がネコとはいえ同い年の異性を自分にょ家に誘い込むにょはどうかと思うわ」 キョン「そんなの気にするのか? それなら妹の部屋で寝ればいい」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:17:19.16 ID:BlXgSxZO0 朝倉「……」 キョン「どうだ? 今夜だけでも泊まってけよ」 朝倉「……じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ」 キョン「よしっ! じゃあ決まりだなっ!」 キョン「かあさーーーん。 一日だけネコを預かることになったから!」 キョン母「いいけど…… 家汚さないでね」 キョン「大丈夫! 賢いネコだから!」 キョン母「それなら良いけど……」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:21:39.32 ID:BlXgSxZO0 キョン妹「えっネコ!? キョン君ネコもらってきたの!? 抱かして抱かして!」 キョン「もらったんじゃないあずきゃってるだけだ。 ほら、やさしく抱いてやれよ」 キョン妹「うわぁ〜 ふっわふわだぁ〜〜」ナデナデ 朝倉「ふにゃぁ」 キョン妹「キョンくんっ! この子名前なんていうの?」 キョン「な、名前…… えと……」 キョン「………… 『あさにゃん』だ」 キョン妹「あさにゃん! あさにゃんあさにゃん」 朝倉「……」ギロッ キョン(すまん…… ネーミングセンスないんだ……) 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:27:49.71 ID:BlXgSxZO0 キョン「と、とりあえず今日はもう遅いから寝なさい」 キョン妹「はーい。 そのかわりあさにゃんは貰っていくよ!」 キョン「はいはい おやすみ」 キョン妹「おやすみキョンく〜〜ん」 ガチャ キョン「はぁ〜 俺もそろそろ寝るか……」 キョン「…… 就寝前に一発イッとくか」 シコシコシコ キョン妹「むにゃむにゃ…… あさにゃん……」 朝倉「……退屈ね。」 朝倉「キョン君……」 朝倉「あいに行こうかしら」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:30:38.06 ID:BlXgSxZO0 キョン「ふんっ…… ふんっ……」 シコシコ 朝倉(まだ起きてるみたいね……) トテトテ キョン「ハァ……くにっ……きっ……」 シコシコシコシコ 朝倉「失礼す……」 キョン「うっ…… って朝倉!!??」 ビュルルルルルルル 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:34:47.64 ID:BlXgSxZO0 朝倉「きゃ、きゃあああああああああああああああああ」 キョン「うわあああああああああああああああああああ」 ベトッッッッ 朝倉「うわぁぁ べっちょべちょだわ……」 キョン「す、すまん!!」 朝倉「どうしてくれるのよ……」 キョン「ふ、風呂に入れてやるよ」 朝倉「なっ……アンタ馬鹿じゃないの!?」 キョン「別に猫の姿なんだから見られても大丈夫だろ?」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:39:20.59 ID:BlXgSxZO0 朝倉「そ、そうだけど……」 キョン「それならレッツゴーだ!」 風呂 キョン「……」ヌギヌギ 朝倉「えっ? にゃに平然と脱いでんのっ!?」 キョン「ん? だめか?」 朝倉「ダメに決まってんでしょ!」 キョン「……そりゃそうか じゃあ流してやるよ」 朝倉「もう、ほんと馬鹿ね…… 早くして頂戴」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:43:30.24 ID:BlXgSxZO0 ジャーーーーーーーー キョン「湯加減はどうだ?」 朝倉「ふにゃぁ…… 大丈夫……」 キョン「じゃあシャンプーするぞ」 朝倉「あい」 シャコシャコ キョン「どうだ? 気持ち良いか」 朝倉「ふにゅぅ…… すごく気持ち良いわぁ……」 キョン「そうかそうか」 朝倉「こうやって、誰かに洗ってもらうのがこんなに気持ち良いことだったとはね……」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:47:20.93 ID:BlXgSxZO0 キョン「そうだろう。 そういうふれあいが人間のいいところなんだぞ」 朝倉「そうね…… 人間も舐めちゃいけにゃいわね……」 キョン「でも、朝倉。 お前段々人間らしくなってきてないか?」 朝倉「そうかしら?」 キョン「そうだぞ。 俺の家に泊まるのをためらったり……」 朝倉「……」 キョン「夜に妹のベッドから抜け出して会いにきてくれたり」 朝倉「っ〜〜、そっ、それは……」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:50:36.15 ID:BlXgSxZO0 キョン「俺が脱ごうとしたときも恥ずかしがった。 宇宙人からしたら人間の裸なんて見てもなんともおもわないだろう?」 朝倉「そうね…… あにゃたのおかげで私、人間に近づけたのかも……」 朝倉「…………がと」 キョン「ん?」 朝倉「ありがとっていってんのよ!!」 シュワアアアアアアアアアアアアアア 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:53:23.92 ID:BlXgSxZO0 キョン「うわっ!? どうしたんだ??」 朝倉「けほっ、けほっ。 も〜なんなのよ一体…… ……って」 キョン「うわああああああああ!? あ、あさくらあああ!?」 朝倉「きゃああああああああああ!? 何で急に人間に戻って!?」 キョン「と、とりあえずなにか隠すものを!」 朝倉「きゃああああああああ!!」 キョン「おちっ……ちょ…… おちつけ……」 ガラガラドッテーーン 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 01:57:31.50 ID:BlXgSxZO0 キョン「いてて……」 キョン「!?」 こ、この状況はマズイ。深夜の風呂場で全裸の女子と半裸の俺が……絡み合ってる。 悲鳴を聞きつけた親が駆けつけたら…… ヤバイ!! ガチでヤバイ! キョン「あ、朝倉 早く離れろ!」 朝倉「…………」 キョン「あ、あさくら?」 キョン「……気絶してる?」 ドテドテ キョン「やばいいいいいいいい!! 足音がアアアアアッッ!! 近づいてッッ!!」 ガラガラ 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:04:31.31 ID:BlXgSxZO0 キョン「ち、違うんだ! これは……その…………」 長門「何が違うの?」 キョン「……! 長門ォ! よかった…… 親だったらどう言い訳しようと……」 長門「大丈夫。 情報操作でここでの音は外に聞こえていない」 キョン「あぁ…… 女神よ……」 長門「しかし普通なら三軒隣まで声が届くレベルの声量だった。 お盛んなのもいいけどほどほどに」 キョン「ちげぇよ! お前は事情知ってるだろ!」 長門「……ユニーク」 キョン「なにがユニークなのかは知らんがとりあえずこの艶かしい裸体をのけてくれんか。 賢者タイムとはいえこの魅力的なボディと密着してたら…… もうたまらん」 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:08:33.11 ID:BlXgSxZO0 長門「わかった。 でも、別に襲っても構わない」 キョン「遠慮しとく。 後が怖い」 長門「そう。 それじゃあ…… 『どうちああLKTろううぇいゆ5Vん@099438Q7777702う6VびKJKさ』」 シュワワワワワワ キョン「消えた!?」 長門「心配ない。 家へ転送しただけ」 キョン「そ、そうか」 長門「じゃあ、また明日」 キョン「お、おう……」 シュワンッ キョン「…………」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:11:21.17 ID:BlXgSxZO0 キョン(夢…… じゃないみたいだな……) キョン「…………」 キョン「考えてもしかたない。 寝るか」 キョン「……」 シコシコシコ 翌朝 ハルヒ「おっはよーーーキョン!」 キョン「あぁおはよう」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:14:59.10 ID:BlXgSxZO0 ハルヒ「なっっっにしけたツラしてんのよ!」 キョン「昨日なかなか眠れんくてな……」 ハルヒ「だめねーキョンは。 ホントにダメキョンだわ」 キョン「へいへい。 どうせ俺はダメキョンですよ」 ??「そんなことないわ!!」 ハルヒ「えっ? 涼子!?」 朝倉「そうよ! キョン君の嫁、朝倉涼子ただいま推参!!」 谷口「キョンの……嫁……?」ガタッ キョン「ちょ……なにいってんだっ!?」 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:19:45.54 ID:BlXgSxZO0 朝倉「わたしね……気付いたの。 自分の気持ちに」 キョン「それは長門のネコトラップで……」 朝倉「きっかけは関係ないわ! 今私は貴方が好き、それで良いじゃない」 キョン「大声でなに宣言してんだ! 恥ずかしい」 朝倉「なにいってるのよ〜 一緒にお風呂に入った仲じゃない」 キョン「ちょっ、それは!!」 谷口「オルゥゥゥゥワァァァァァ! キョオオオオオンン!!」 男子1「説明しやがれええええええええええええええええええ!!」 男子2「返答しだいじゃただじゃおかねえぞおおおおお!!!!」 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:22:17.22 ID:BlXgSxZO0 朝倉「あら、嫉妬する男はカッコ悪いわよ」 谷口「うっ……」 朝倉「やっぱり男はダーリンみたいな人じゃなきゃね!」チュッ キョン「!!!!!!!!!!」 ハルヒ「………………」 朝倉「キャッ キスしちゃった!」 男共「くっそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!! キョン死ねええええええええええええええええ」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:25:23.77 ID:BlXgSxZO0 ハルヒ「キョン……涼子と……キス…………嫁……ダーリン…………」ブツブツ 朝倉「さっ! ダーリン! いきましょ!」 キョン「行くって…… どこへ?」 朝倉「ダーリンと一緒ならどこへだって……」 キョン「ちょっとまて朝倉」 朝倉「なに? 私の愛しのダーリンっ!」 キョン「俺はお前のダーリンになった覚えはない なる気もない」 一同「えっ!?」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:29:30.43 ID:BlXgSxZO0 朝倉「なに行ってるの…… ありえないはそんなこと そうよありえないありえない 私とダーリンは一生一緒だものあひるんるんだもの」 ハルヒ「ふっ……ふふふっ」 ハルヒ(やっぱりキョンはアタシのこと……) キョン「俺の嫁は国木田だけだ」 ハルヒ「ばななっッッッ!???」 朝倉「…………」 キョン「俺は中学の頃から国木田一筋だ」 朝倉「……」シャキンッ ハルヒ「…くにき………一筋……びーえる…………」ブツブツ 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:31:36.91 ID:BlXgSxZO0 朝倉「あらあら、私のダーリンが壊れちゃったわ。 直してあげなきゃ」 キョン「朝倉……ナイフもってなにして……」 ハルヒ「キョンが……意味無いわ…………こんな世界…………滅んじゃえ…………」ブツブツ キョン「――――――――――」 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:34:58.96 ID:BlXgSxZO0 古泉「待ってください皆さん!!」 朝倉「なによっ」 ハルヒ「……こいずみ…………くん?」 古泉「この答えは彼なりのやさしさなんです!!」 朝倉「どういうことよっ! 説明しなさい!!」 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:38:51.75 ID:BlXgSxZO0 古泉「彼は、朝倉さんも涼宮さんも彼に好意を抱いていることを悟っていました」 古泉「だからどちらかを立てれば一方は立てられない。 ということで彼は冗談を言って場を和ませようとしたのです」 キョン(なに言ってんだコイツ……) 長門(貴方は喋らないで) キョン(長門!?) 長門(このままじゃ世界が滅んでしまう。 とりあえず話をあわせて) 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:43:11.20 ID:BlXgSxZO0 キョン(わ、わかった……) 古泉「そこで僕はある提案をいたします!」 朝倉「ある提案とは?」 古泉「ズバリ! ハーレムエンドです!」 ハルヒ「ハーレムエンド!?」 古泉「そうです。 そうすれば朝倉さんも涼宮さんも国木田さんも僕も彼も幸せです」 キョン「おい 今余計なもの入れなかったか?」 古泉「失敬 それ以外にも彼に好意を寄せている人物はたくさんいるのです! 全員を救済するハッピーエンドそれがハーレムエンドです!!」 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:49:45.87 ID:BlXgSxZO0 鶴屋さん「わたしはそれでもかまわないっさ!!」 キョン「あなたは!? 見知らぬ美人!」 みくる「わ、わたしもですぅ」 ハルヒ「みくるちゃん!?」 佐々木「僕も一向に構わないよ」 森「わたしもですよ」 朝倉「それならわたしも……」 ハルヒ「アタシだって!」 ………………………… ………… …… あれから30年 結局俺は機関の支援もあってハーレムエンドを突き通すことになった。 末期癌でもう助からないらしいが死に際に美女(+α)たちに囲まれて逝けるので満足だ 「にゃおん」 なつかしいネコの鳴き声が聞こえた なぜかそれはとても安心する声だった 俺は目を閉じた………… 終わり 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/22(水) 02:52:49.00 ID:BlXgSxZO0 なんかすんません 明日も学校あるんで、はい 深夜のテンションに身を任せたことに後悔している おやすみ