長門「……わたしはデートのつもりだった」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/20(月) 11:49:03.68 ID:AUvofc750 キョン「な、長門……」 長門「……」 キョン「まあ、デートといえばデートだったな」 長門「……こんな体験をしたのは初めて」 キョン「長門……」 長門「……これからもあなたと一緒にいることを望む」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/20(月) 11:55:48.53 ID:AUvofc750 長門「……いいっ?」 キョン「(お、俺にはハルヒというワガママ女がいる…… 一体全体、どうすりゃいいんだ)」 長門「……あいし.....」 ハルヒ「キョ、キョン!? あ、あんたそこでなにやってるのよ!?」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/20(月) 12:13:09.60 ID:AUvofc750 キョン「こ、これはだな……(汗」 長門「……」 キョン「(おい、長門、なんか言ってくれよ(泣)」 ハルヒ「ふ〜ん、そういうことね。わかったわ。明日、また部室で会いましょう」 キョン「」 長門」「 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/20(月) 12:17:15.51 ID:AUvofc750 ということで俺は今、帰宅の途についている。 あのハルヒの冷徹な顔が俺に一抹の不安を残す。 長門とは、さっきの道で分かれた。 うん、おったまげた。あんな感情的な長門を見たのは初めてだ。 ハルヒにどうやって誤解を解いてもらおうか思索したが、無駄だった。 明日はどうなるか。 忘れもしない。 それは、俺にとって全く笑えないことだった。 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/20(月) 13:22:16.04 ID:AUvofc750 次の日 キョン「あ、あれ、ハルヒはまだ来てないのか?」 谷口「ハ、ハルヒ? どうやら今日は休みみたいだぞ」 キョン「そ、そうか……」 後ろにハルヒがいない日はなんだか気がのらない。 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/20(月) 13:31:02.45 ID:AUvofc750 授業が全て終わり、部室に向かった。 ガチャッ キョン「遅れてすまん」 古泉「おやっ、あなたと会うのはなんだか久しぶりな気がしますね」 キョン「冗談はよせよ。んで朝比奈さんと長門は?」 古泉「二人とも今日学校をお休みしています。涼宮さんも然り……」 キョン「めずらしいな……こんな偶然があるなんてな」 古泉「これは偶然ではありません」 古泉「そして、あなたにお伝えしなければいけないことがあります」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/20(月) 13:46:04.46 ID:AUvofc750 キョン「な、なんかあったのか?」 古泉「彼女たちが『休んだ』という言い方では少し語弊があるかもしれません」 キョン「古泉、お前何をいってんだ!?」 古泉「正確に言うならば……『消えた』が適切でしょう」 古泉「あなたならば、どうしてこうなったのか、おわかりでしょう」 古泉「あなたは今、とてつもない窮地に立たされています。それは僕も同じなんですがね。 いえ、『世界全体』と言った方が適切でしょう」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/20(月) 16:29:54.48 ID:AUvofc750 もう少ししたら書く。 みんなマジで待たせてすまない。 仕事忙しすぎるwwwwwww 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/20(月) 18:22:39.73 ID:AUvofc750 キョン「まさか……」 古泉「閉鎖空間にも涼宮さんの存在は確認されていません」 キョン「じゃあ、どうすりゃいいんだよ……」 古泉「全くもって解決策が見つかりません」 キョン「うそだろ……」 古泉「さらに問題なのは、彼女たち二人もいないことですね。どうしようもありません」 キョン「しかし、なぜお前はそのことを知っているんだ!?」 古泉「これは失敬。機関の上の人から情報が来ましてね」 キョン「(俺はまた何かをやらかしてしまったようだ……)」