長門「キョンくーん」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/13(月) 23:29:11.05 ID:3UgCqMA/0 キョン「!?」 長門「ほぇ?」 キョン「!?」 長門「どおしたんですかぁ?」 キョン「な、長門!?おまえ熱でも!」 長門「き、きゃあ!な、なんですかキョンくぅん」 キョン「くそっ!謎の対抗組織めっ!長門になにを!」 長門2「なにしてんの?」 キョン「!?」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/13(月) 23:32:32.10 ID:3UgCqMA/0 長門2「へんなの」 キョン「な、長門が二人だと?」 長門「こわいキョンくん・・・」 キョン「どーなって」 長門3「んふ、みなさんおそろいで」 キョン「こ、古泉、なあこれは一体」 キョン「は」 長門3「はい?」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/13(月) 23:36:02.98 ID:3UgCqMA/0 長門3「なるほど」 長門「はぁ」 キョン「っ・・・」 長門3「全員が長門さんに見えてしまうと」 長門「はぁ」 キョン「こ、古泉」 長門3「はいなんでしょう」 キョン「お前は喋るな、これ以上長門を汚すんじゃない」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/13(月) 23:40:35.77 ID:3UgCqMA/0 キョン「とりあえず、理解してくれ、今の俺の状況を」 長門「はい、わかりましたぁ」 キョン「すみません、朝比奈さん、っていうか朝比奈さんは当分それでかまいませんよ」 キョン「問題は・・・」 ガチャ 長門2「キョン、ちょっときて!雑用の仕事!ほらっ!」 キョン「・・・」 キョン(調子が狂うな・・・) 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/13(月) 23:45:25.16 ID:3UgCqMA/0 長門2「バカじゃないの!?違う違う!それ雑巾じゃない!」 キョン「・・・へいへい」 長門2「なに考えてんのっ!?それだからあんた昇格できないのよ!お似合いだわっ、雑用!」 キョン「あ、あのなぁ」 キョン「っ・・・」ドキッ 長門2「なによ」 キョン「い、いや」 長門2「なにジロジロみてんのよ!!!は、はやく雑巾!!!」 キョン「へ、へいへい」 キョン(こりゃ身がもたん・・・) 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/13(月) 23:55:36.12 ID:3UgCqMA/0 キョン「ふぅ」 長門「おつかれさまですぅ」 キョン「いえいえどうも」 長門3「お疲れさまです」 キョン「黙れ、あっ、いや、長門お前じゃなくてVC古泉に対してだぞ」 長門3「さぞ変な気持ちでしょう、僕の声が長門有希から発せられる、そう思うと」 キョン「困った事に声まで長門だ」 長門3「それは困りましたね、悪化しています」 キョン「どういういm」 キョン「はっ!」 長門3「始めは容姿は長門さんでも僕の声でしたよね?」 キョン「い、いつの間に!」 長門3「とうとう声まで長門化ですか」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/14(火) 00:11:09.83 ID:gDZ+Yyki0 キョン「あ、悪化?」 長門3「ええ、悪化です」 キョン「これが最悪の状態か?」 長門3「いいえ、序の口でしょう」 キョン「・・・」 長門3「私が考えるにこのままいけば僕らの精神も長門さんになってしまう」 キョン「な、なに?」 長門3「そして世界すべてが長門さんに」 キョン「大変だな」 長門3「どうします?」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/14(火) 00:17:00.93 ID:gDZ+Yyki0 キョン「長門ってあの長門だよな、すべてが長門か」 長門3「ふふふ困りました」 キョン「お前は他人事だから悠長だな」 長門3「おや、甚だしい勘違いをしているようで」 キョン「っ?」 長門3「僕がなぜこの悪化に気づけたか、いや、気づかざるを得なかったわけですが、ですよね朝比奈さん」 長門「ええ」 キョン「?」 長門「キョン君がおかしくなってすぐに、私たちもおかしくなっちゃったの」 キョン「というと、つまり?」 長門「自分の容姿が長門さんに見えちゃって、今では声も長門さん、キョン君と一緒よ」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/14(火) 00:22:05.34 ID:gDZ+Yyki0 キョン「なるほど」 キョン「」 キョン「なっ」 長門3「さて、僕はとても焦っています」 長門「私もですぅ・・・」 長門3「僕たちの意識が長門さんに支配されてしまいます」 キョン「や、やばいじゃないか!なんでそこまで悠長なんだっ!」 長門3「んふ、慣れというものは恐ろしい」 キョン「ど、どうしろと?長門はなにがしたいんだ?」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/14(火) 00:32:01.16 ID:gDZ+Yyki0 長門3「さて、なんでしょうか、長門さんにお伺いしたいのですが」 長門「長門さん自体はいないんです」 キョン「あっ!くそっ、長門だらけで気づかなかった!」 キョン「というかちょっと待てよ?ハルヒは?あいつは気づいていないぞ?」 長門3「さて、涼宮さんの力でしょうか?僕たちから見たら長門さんなのですがね、彼女は気づいていない」 キョン「あいつは色々とチートだしな、まあいいとするか」 キョン「で、お前はどうする!」 長門3「僕も長門さんにお伺いしたいのですが」 キョン「な、なにを企んでるんだ長門・・・」 長門3「ではこうしましょう、僕達はあなたにすべてを任せます、    最悪の場合長門さんに乗っ取られますが、その時はあなたが説得し解決してください」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/14(火) 00:38:34.41 ID:gDZ+Yyki0 キョン「ノープランか、お前らしくない」 長門3「予期せぬ事態の連発であらかじめのプランなど役にたちませんよ」 長門3「臨機応変にお願いします」 キョン「軽くいうな」 キョン(でも長門だ、これまで勝手ではあるが多くの友情チックなものを築いてきた、たぶん) キョン(なにかあいつにも考えがあるのさ、なあに大した事ない) 長門3「お願いします」 キョン「ああ、約束はできんがな」 長門「ふえぇ・・・」 キョン「約束します」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/14(火) 00:45:41.35 ID:gDZ+Yyki0 ◇帰宅◇ キョン「か、帰ってよいのだろうか」 キョン「古泉と一夜を共にしたほうが、ってそういう意味ではないぞ、そういう意味では」 キョン「寝てる間になにかがボカンして取り返しのつかないことに、ってケースも」 キョン「頭が痛い、ちょっと寝るとするか」ガチャ 長門4「キョン君おかえりー」 キョン「」バタン キョン「あーいたたた・・・本当に疲れてるな、ちょっと眠るとするか」 キョン「ただいま」ガチャ 長門4「キョン君おかえりー」 キョン「」バタン キョン「」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 02:05:23.35 ID:gDZ+Yyki0 ごめん、眠いの