長門「涼宮ハルヒが射精した」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 17:59:46.95 ID:JTReMsXq0 古泉「これはこれは…いきなりとんでもないことを仰いますね」 長門「聞きたい?」 古泉「ふふ…僕が長門さんの話を拒否するわけがないでしょう?     しかもそんなに…卑猥な内容を」 長門「射精という言葉だけで、猥談になると察しが付くあなたも相当な変態」 古泉「今更ですね」 長門「でも事実確認をしておきたかった」 古泉「まぁそれは構いませんよ。それで…期待していいんでしょうね?」 長門「落胆はさせない予定」 古泉「分かりました…お茶のおかわり、要りますか?」 長門「もらっておく」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 18:03:41.10 ID:JTReMsXq0 長門「ふぅ…」 古泉「それで、涼宮さんが射精したというのは?」 長門「冬の寒さには熱いお茶が一番」 古泉「そうじらさないでくださいよ。僕だって熱くなりたいんですから」 長門「其れはどういう意味で…?」 古泉「さぁ? 勝手な憶測ですが、涼宮さんが射精した日というのは、おとといじゃありませんか?」 長門「ご名答」 古泉「やはり…あの日は神人がやけに卑猥な姿で暴れまわっていましたからね…     まだお腹に受けた打撃が跡になっていますよ」 長門「その傷と引き換えてなお満足のいく内容にするつもり。安心して」 古泉「期待しておきますよ、長門さん」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 18:08:44.97 ID:JTReMsXq0 長門「あれは…一昨日の夕方。つまり1月25日16時15分に該当する。     天気は快晴。風もなく、乾燥していた。最高気温は11℃、降水確率は10%」 古泉「長門さん」 長門「そんな過ごしやすい放課後に、私は読み途中だった小説をお茶を携えて進めている…」 古泉「長門さん。そんな前振り必要ですか?」 長門「小説を読むとこういう話し方に挑戦したくなる。不満だった?」 古泉「まぁ少しは…僕も話が長くなってほかの部員が来てしまい、     途中で話を中断されてしまっては叶いませんから」 長門「それは心配いらない。すでにこの部屋は空間的に遮蔽してある。     涼宮ハルヒが願わない限り邪魔は入らない」 古泉「なるほど、安心しました」 長門「しかし、私もあなたが楽しめるような展開にしたいのも事実。     先ほどまでの件は忘れてほしい」 古泉「流石長門さん」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 18:14:48.88 ID:JTReMsXq0 長門「あの日、涼宮ハルヒは少し様子がおかしかった。     今思い返せば、部室に来る前から下腹部に違和感を覚えていたはず」 古泉「つまり…生えていたというわけですか?」 長門「そう。でもそのような直接的な表現はまだ夕方であるのだから慎んでほしい」 古泉「すいません。では”授かった”とでも表現しておきましょうか」 長門「それがいい、授かり根()」 古泉「長門さん」 長門「他意はない」 長門「私はいつも通り本を読んでいたけれど、涼宮ハルヒの様子がおかしいことにはすぐに気が付いた」 古泉「しかし不思議ですね…スカートの上からどうしておちんちんは生えてしまったと分かったんですか?」 長門「違和感の正体がおちんちんだと分かったのは少しあと。     私の手柄というより、あの抜けている子のお蔭」 古泉「なるほど、抜けているのは頭ですか?」 長門「その認識で間違っていない」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 18:21:11.14 ID:JTReMsXq0 長門「そわそわしていた涼宮ハルヒの様子に気づき、私は本を見るふりをして     彼女を観察していた。その時あなたと彼以外の部員はみな部室にいたと言っておく」 古泉「しかし残念ですね…僕も機関の会議さえなければそこに居合わせられたのに…」 長門「運がなかっただけ、次の幸運に期待。     そして、彼女は落ち着きなく座り方を変えたり、大げさに声を出したりしていた。     朝比奈みくるがそんな彼女の様子に気をかけていたが、その時はまだ涼宮ハルヒもうまく言い逃れていた」 古泉「でも、どうして彼は来ていなかったんですか?」 長門「家の都合と言っていた、事実化は未確認」 古泉「分かりました。続けてください」 長門「彼女はそわそわしつつも、席を立つことはしなかった。     しかし頻繁に視線が下腹部に移るのと、もじもじと足を動かす動作とで私も薄々気づき始めてはいた」 長門「そして、そんな予測を確信に変えてくれたのが、私たちの期待の星、朝比奈みくる」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 18:27:32.14 ID:JTReMsXq0 長門「朝比奈みくるは純粋に涼宮ハルヒを心配していた。しかし、たまにはその純真さがあだとなる事もある」 古泉「話が見えてきました…朝比奈さんは涼宮さんに何か言ったんですね?」 長門「そう、部室に女性しかいなかったのも彼女にそのような発言をさせるために一役買っていた」 古泉「はは、ずばりその言葉は…『もしかして、生理用品を忘れてしまったんですかぁ?』ではないかと」 長門「正解、流石はワタシのみとめた同志。でも声真似は不要、幾らなんでも気持ちが悪い」 古泉「す、すいません…つい」 長門「いい。その発言に涼宮ハルヒは面白い反応をした」 古泉「そりゃあ授かっていたら生理もくそもないですもんね」 長門「『えっ!? あ、も、もう! 違うわよみくるちゃん! ちょっとかゆかっただけ…』     とてもただかゆかっただけには見えなかった。その狼狽ぶりを見て、私も確信にいたり、行動を決意した」 古泉「貴方が動かないと拝めないかもしれませんものね…あれが」 長門「涼宮ハルヒのおちんちん…響きだけでもまるで中世ルネサンスの名楽譜のよう…」 古泉「流石に音楽家に謝った方がいいと思いますが…」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 18:33:51.95 ID:JTReMsXq0 長門「そのあとも朝比奈みくるはそれとなく涼宮ハルヒに気を使っていた。     男性もいないから、や、恥ずかしいことじゃないですよ、など」 古泉「でも涼宮さんにしてみればまるで見当違いの優しさでしかない」 長門「彼女は生理うんぬんよりも、性別の境を行き来している最中なのだから。     でも、私自身もそんな二人のやり取りに飽きてきたのも事実。     涼宮ハルヒに追撃を始めることにした」 古泉「それで…第一球…投手、長門有希」 長門「『涼宮ハルヒ。制服が乱れている。ちゃんと着なおすべき』」 古泉「なるほど、外角低めのストレートですか…」 長門「部室では私の発言は重い。無口キャラを演じていることの一番の利点と言える」 古泉「ごもっともです。彼女たちはあなたの本性を知りませんから」 長門「私がまるで悪人のように言わないで」 古泉「誤解ですよ。ベタ褒めです」 長門「……そう」 古泉「そして、涼宮さんの反応は?」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 18:40:36.02 ID:JTReMsXq0 長門「私の目的はひとつ。今現在涼宮ハルヒのおちんちんがどのようなレベルまで成長しているのか。     彼女は私の発言に驚いていた。無理もない…」 古泉「スカートが気になったんでしょうね…いつもより膨らんでいたでしょうから」 長門「それもある。加えて彼女はトイレに行きたかったのだと推測する。    トイレで一度確認しておくべきだと思っていたはず」 古泉「しかしそれは叶わぬ願い」 長門「私がいる以上、逃げることなど不可能。大魔王からは逃げられない」 古泉「続けてください」 長門「私は制服を着なおす彼女の後ろから、優しくブレザーの埃をはたいた。     そんな動作でも、他人に敏感になっていた彼女を驚かせるには十分だった」 古泉「なるほど…涼宮さんはその衝撃に驚き、不注意にも体を大きく動かしてしまった」 長門「生えてきたばかりの息子には大きすぎる衝撃。彼女は可愛らしく声を出した    『っひゃ…ゆ、有希ったらいきなりどうしっ…ん、たの?』」 古泉「貴方のおちんちんを元気にしていました」 長門「そして願わくばそのおちんちんを拝ませてほしい」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 18:45:57.93 ID:JTReMsXq0 長門「断言できるが、その衝撃で彼女のおちんちんはライジングサンしていた」 古泉「そんなに敏感なものですかね?」 長門「女性の性快感の閾値は男性の30倍らしい。     あなたも突然おちんちんが30倍感じるようになったらどう?」 古泉「なるほど、納得しました」 長門「まぁ少しだけ力を使ったけれど」 古泉「やりますね…でも、どうやって許可を得たんです?」 長門「涼宮ハルヒの異常を確認したいと、あくまで」 古泉「結情報統合思念体も甘いんですね」 長門「父親は娘にあまいもの」 古泉「…何か釈然としませんが…」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/30(月) 18:55:58.35 ID:JTReMsXq0 長門「一度起き上ったおちんちんは、ちょっとやそっとでは収まってくれないのは     あなたもよく知るところだと思う」 古泉「そうなんですよね…授業中うっかり寝てしまって、起きたら立ったまま。     授業終了の起立までに取り繕うのが大変で…」 長門「しかし彼女は取り繕うようなノウハウを持っているはずもない。     その変化に突然おなかを抱え、そのまま椅子に座りなおした」 古泉「朝比奈さんも驚いたでしょうね〜」 長門「心底心配していた、彼女らしい愛くるしさ。     でも涼宮ハルヒは心配されるよりむしろ放っておいてほしいと願っていたはず」 古泉「もしスカートをめくられでもしたら大惨事ですものね」 長門「ふつうはそういう心配はしないと思う」 古泉「え、そうですか?」