キョン「古泉が小っちゃくなった」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 19:11:47.42 ID:YpXIuoko0 コンコン 古泉「はい、開いてますよ」 キョン(ん?まだ古泉しか来てないのか?) ガチャ キョン「よーす…って、あれ?誰もいない?」 キョン「おかしいな…古泉の声が聞こえたと思ったんだが」スッ ゲシッ 古泉「いたっ!!」 キョン「んおっ!?何かに突っかかったぞ…って古泉?!お前、もしかして古泉か?!」 古泉(小)「ええ、こんな姿になってしまいましたが…」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 19:18:34.08 ID:YpXIuoko0 キョン「こんな姿って…見たところ家の妹よりも小っちゃいぞ?」 古泉(小)「ええ、おそらく見た目は幼稚園児、頭脳は大人ってところでしょうか?」 キョン「さらっと自慢するな。お前はどこぞの名探偵か」 古泉(小)「んっふ」 キョン「にしても、なんでまたこんな姿なんだ?」 古泉(小)「十中八九、涼宮さんの力でしょうねぇ」 キョン「まあそれはそうだろうがな。」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 19:22:53.63 ID:YpXIuoko0 キョン「それで?今回は何が原因なんだ?」 古泉(小)「それが分かれば、この事件は解決したも同然です」 古泉(小)「多分、貴方と涼宮さんの昨日あたりの会話にヒントがあると思うんですが…」 キョン「俺とハルヒの?…別に昨日はそんな話は……あっ」 古泉(小)「おや?やはり心当たりがおありで?」 キョン「…まあ、原因としてはあれしか考えられないだろうな…」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 19:29:54.12 ID:YpXIuoko0 ――――――――――――――――――― ハルヒ『ねえ、キョン』 キョン『なんだ、授業中に』 ハルヒ『あんたはいつも寝てるから変わりないでしょうが。』 ハルヒ『ちょっと気になったんだけどさ、古泉くんって、ものすごく礼儀正しいわよね?』 キョン『まあ、な。あいつ、俺らに対しても敬語だし…』 ハルヒ『物腰も柔らかいし…すごく大人よね……』 キョン『なんだ、お前…もしかして』 ハルヒ『んなわけないでしょ。団内の恋愛は禁止よ。それにそうなるなら古泉くんじゃなくて…』 キョン『ん?』 10 名前:>>9 悪いが書き溜めなどない[] 投稿日:2011/12/28(水) 19:34:51.12 ID:YpXIuoko0 ハルヒ『とっとにかく!!あんな態度というか、接し方?…は短期間で身に着くものじゃないわよね?』 キョン『さあ、どうだろうな?』(古泉はハルヒが望む性格を演じてるとか言ってたがな) ハルヒ『…子供のころからあんな感じなのかしら?』 キョン『子供のころ位、あいつももっと無邪気で子供っぽい奴だったろうよ』 ハルヒ『子供っぽい古泉くん…それはそれで見てみたい気がするわね…』 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 19:40:58.99 ID:YpXIuoko0 ―――――――――――――――――――――――― キョン「…」 古泉(小)「…正しくそれですね。ていうか、それ以外ありえません」 古泉(小)「涼宮さんは子供っぽい古泉一樹を見たいと思った。故のこの改変でしょう」 キョン「子供っぽい古泉が見たいからって、姿、形まで子供にすることはないだろうに…」 古泉(小)「そこは涼宮さんの無意識のなせる業、でしょうね」 古泉(小)「貴方は元の姿のままで子供っぽいしぐさ、行動、言動をする僕が見たいのですか?」 キョン「…想像したら気持ち悪くなってきた」 古泉(小)「…困ったものです」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 19:47:15.77 ID:YpXIuoko0 キョン「んで、どうやったら元の姿に戻れるんだ?」 古泉(小)「おや?貴方は僕に元の姿に戻ってほしいのですか?」 キョン「…そんな姿じゃボードゲームでお前を負かすことができないからな。」 キョン「何もお前のためじゃない、俺が団活中に暇を持て余さないようにするためだ。」 古泉(小)(んっふ。素直じゃないですね。彼も) 古泉(小)「そうですか」 古泉(小)「もとに戻るには…そうですね、彼女を満足させるしかないのでしょう、この場合」 キョン「満足させるって…一体どうやって」 古泉(小)「それが分かれば(ry」 キョン「もういい。」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 19:52:00.76 ID:YpXIuoko0 古泉(小)「今日1日は様子見ということで、このまま過ごしてみましょう」 キョン「おいおい…そんなんでいいのか?」 古泉(小)「何をするにも情報が不足していますからね。それに、緊急を要する問題ではありませんし」 キョン「だけれども、だな…」 コンコン! 古泉(小)「っと、涼宮さんたちがついたようですね。…この話はここまで、ということで」 ハルヒ「やーーっほーい!」バン! 古泉(小)「ふごっ!」ヒューン! キョン「古泉いいいいい!」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 19:59:08.85 ID:YpXIuoko0 ハルヒ「ん?今何か蹴とばした?」 キョン「こら!扉はもっと静かに開けろと言ってるだろ!!…大丈夫か?古泉?」 古泉(小)「ふふふ…この位、神人退治に比べれば…」 ハルヒ「なに、このちっこいの!!もしかして…古泉くん?!」 古泉(小)「ええ、お察しの通り、古泉です」 ハルヒ「か…か…か……」 キョン「か?」 ハルヒ「かうわいいいいいいいいいいいいい!!」ギュー!! キョン「な、なんですと?!」 古泉(小)「おうふ…」(これは…たまりません……) ハルヒ「小っちゃい!!柔らかい!!かわいい!!何コレーーー?!」スリスリ 古泉(小)「Oh…」 キョン「…(ムカッ)」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 20:07:16.38 ID:YpXIuoko0 ガチャ みくる「遅くなりましたあ……涼宮さん?何をやってるんですかあ?」 ハルヒ「みくるちゃん!!見てこれ!!」バッ みくる「へきゃ?!これって…もしかして、古泉くんですかぁ?!!!」 古泉(小)「ええ、まあ…」ポー みくる「わー!!かわいいですぅ!!私にも抱っこさせてくださあい!!」キャッキャ キョン(朝比奈さんの抱っこだと?!古泉の野郎、後でぶんなぐ(ry) ハルヒ「いいわよ、ハイ!!」キャッキャ みくる「ちっちゃーい!ぬいぐるみみたいですぅ!!」ムギュー 古泉(小)「も…もが…」(これは…ちょっとしたスペクタクルですよ…あ、でも息が続かな…) 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 20:10:56.61 ID:YpXIuoko0 キョン「で、だ。長門も来てSOS団勢揃いとなった訳だが・・・」 ハルヒ「古泉くん!!ジュース飲む?」 みくる「涼宮さん、そのままじゃ駄目ですよお…ストローとマグカップを用意しないと…」 キャッキャ、ウフフ・・・ キョン「釈然としない」 長門「ユニーク」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 20:17:19.93 ID:YpXIuoko0 ハルヒ「そうだ!!古泉くんの呼び方考えましょ!!」 キョン「随分と唐突だな」 ハルヒ「だって、こんなにかわいいのに呼び方そのまんまじゃ悪いじゃない!!」 キョン「一体誰に対して悪いんだ」 ハルヒ「いいから!!誰かいい案ある人!!」 キョン「そんなの…古泉が小っちゃくなったんだから`小泉’でいいだろ」 小泉「なんだか、悪意を感じますよ」 ハルヒ「呼び方変わんないじゃないそれじゃ…」 みくる「あのお…それじゃあ『こいじゅみくん』なんてどうでしょうかあ?」 ハルヒ「こいじゅみくん…いいわねそれ!!みくるちゃん。ナイスよ!!」 みくる「ふぇぇ、有難うございますぅ…」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 20:25:52.81 ID:YpXIuoko0 ハルヒ「それはそうと…みくるちゃん?」 みくる「ふえ?」 ハルヒ「貴方、まだ着替えてないじゃないの!!」 みくる「ええと…それはぁ……」 ハルヒ「いいから!!早くしなさい!!」 みくる「わかりましたあ…」 こいじゅみくん「では、僕も…」 ギュウ ハルヒ「こいじゅみくんはいいの!!私の膝の上にいなさい!!団長命令!!」 キョン「おい、ハルヒ!!見た目はあれだが中身はまんま古泉だぞ!?」 キョン「少しは朝比奈さんのことも…」 みくる「あ、私なら別に…」 キョン(…泣いても、いいですか?) こいじゅみくん「…困ったものです」ニコッ キョン「!!(なろう!!ぜってー困ってねえだろ!!後でぶっ殺してやる…)」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 20:33:00.51 ID:YpXIuoko0 扉の外 キョン「くそぅ…くそぅ…なんだよ…見た目が変わったくらいで……畜生…」 長門「大丈夫」 キョン「うわっ!!長門?!」 長門「古泉一樹のあの姿は一時的なもの…涼宮ハルヒが満足すれば元に戻る」 キョン「とはいってもなあ…」 長門「それに…これはチャンス」 キョン「長門…?」 長門「古泉一樹に夢中になって、今、涼宮ハルヒは貴方への関心が低くなっている。…    よってガードも浅い」 キョン「な、長門?何言って…」 みくる『終わりましたよ〜』 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 20:38:29.32 ID:YpXIuoko0 ガチャ 長門「涼宮ハルヒ、借りた本を運んでもらうため、彼を借りていく。…戻らなかったら    先に帰ってもらって構わない。許可を」 ハルヒ「いいわよ〜。キョン!!しっかり働くのよ!!」 こいじゅみくん「え、ちょ…」 ハルヒ「むふふ〜こいじゅみく〜ん///」 みくる「お着替えのじかんですよお〜?」 長門「感謝する…では、図書館に」グイッ キョン「あ、ああ…」 バタン こいじゅみくん「え、ええええ?!ちょ、ちょっと待って、た、助けて…」 アッー 秋田から終わり 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 20:46:47.93 ID:YpXIuoko0 またいつかwwwww 気が向いたらwwww