コナン「デスノート?」 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 06:45:29.42 ID:KhYA75QLO コナン「直訳で死のノート、か。……バカバカしいwww」 小学校 灰原「あら、冴えない顔ね」 コナン「灰原」 灰原「また殺人事件にでも遭遇したのかしら?」 あゆみ「殺人事件!?」 光彦「今こそ我ら少年探偵団の出番ですね!」 元太「レッツg」 コナン「お前らちょっと黙ってろ」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 06:51:07.13 ID:KhYA75QLO コナン「それがよ、昨日博士ん家の資料部屋を漁ってたら出てきたんだ」 灰原「?」 コナン「これ。デスノート」 灰原「……」 コナン「説明文が英文で書いてあるんだが、これが子供っぽいの何のって」 灰原「……ちょっと見せてくれる?」 灰原「……」 コナン「今どき流行んねーよなぁ」 灰原「……ふーん」 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 06:59:21.19 ID:KhYA75QLO すまんヒマだから参加 携帯なので気長にみてくだしあ 阿笠宅 灰原「ただいま、博士」 阿笠「おぉ、おかえり、哀くん。いやはや帰って早々悪いんじゃが見てくれこの新しい発m」 灰原「そんなことより、ヤバイわよ」 阿笠「?何がじゃ?」 灰原「工藤くんに例のノートが見つかったわ」 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:06:19.93 ID:KhYA75QLO モスの手柄を横取りなんて恐れ多い! 眠れないだけなのです 阿笠「何ぃ!?」 灰原「しかもノートは工藤くんの手元……。そろそろ計画を開始したほうが良さそうね」 阿笠「う、うむ……」 毛利探偵事務所 蘭「ねぇ、コナンくん」 コナン「なーに?」 蘭「その真っ黒いノート、何なの?」 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:13:09.91 ID:KhYA75QLO コナン「えっ?(マズイ……いくら子供騙しな使い方だからって蘭のことだ、不謹慎だとか言って取り上げられるかもしんねぇ……)」 コナン「何でもないよ!今日学校で拾ったんだ」 蘭「ふーん。ちょっと見せて!」 コナン「あっ、あぁっ……」 蘭「なになに、このノートに名前を書かれた人間は死ぬ、だって!いかにも小学生が考えそうなルールね!」 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:18:20.03 ID:KhYA75QLO コナン「はえ?」 蘭「懐かしいなぁ〜。あたしも小さい時はこんなことして遊んでた気がする」 コナン「(はは……おめぇは小さい時から正義感たっぷりで死とは無縁だったけどな)」 蘭「ノートの中身はまだ真っ白なのね。よし!お姉ちゃんが第一号、ってことで名前を書くわ!」 コナン「あっ!?ちょっ、おいっ!!」 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:24:45.24 ID:KhYA75QLO 蘭「毛利蘭、っと。あはは!これであたし死んじゃったね!」 コナン「(ノートの使い方には、たしか名前を書かれてから40秒後に心臓麻痺……)」 コナン「(ハッ……俺は何を焦ってんだ?たかがノートじゃねぇか。名前を書いたぐらいで死ぬはずがない)」 蘭「あれ?よく見たら裏にも使い方が書いてある」 コナン「(30秒が経った……!)」 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:30:38.42 ID:KhYA75QLO 蘭「ノートに名前を書いてから」 コナン「(10…9…8…7…)」 蘭「40秒後に書かれた」 コナン「(6…5…4…3…)」 蘭「人間は」 コナン「(2…1……)」 蘭「しぃ」 コナン「!?」 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:34:32.22 ID:KhYA75QLO 蘭「うっ、ぐっぐるしぃっ……!!」 コナン「蘭ねえちゃん!!」 蘭「あっぐぅぅ、うぐっ、がぁっ」 コナン「蘭ねえちゃん!!しっかりして!!」 蘭「が、はっ……」 コナン「ら、蘭……?おい、蘭!?しっかりしろ!!蘭!!」 蘭「……」 コナン「くっ……(デスノート……!!)」 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:41:36.86 ID:KhYA75QLO 葬儀の夜 目暮「毛利くん……」 毛利「目暮警部……本日は娘のために……」 目暮「いいから、頭を上げろ。……検死の結果だが、蘭くんは心臓麻痺で亡くなったそうだ」 毛利「……」 目暮「その場にいたコナン君によると、居間でノートに落書きをして遊んでいたところ、突然苦しみだしたらしい……」 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:48:37.94 ID:KhYA75QLO 毛利「……目暮警部」 目暮「……なんだ?」 毛利「……蘭は……タイミングが悪かっただけなんすよね」 目暮「毛利……」 帽子を目深にかぶり直し、かすかに唇を震わせる目暮だった 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:52:44.08 ID:KhYA75QLO 工藤宅 コナン「(一体どういうことだ!?ノートに名前を書き込んだ40秒後……きっかり40秒後に蘭の奴は苦しみ始めた!!)」 コナン「(そして……俺の目の前で……!!)」 コナン「(これが事実だとして、このノートが本物だとして、俺はどうすればいい……?)」 ??「そう落ち込むことはねぇ」 コナン「だっ、誰だ!?」 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 07:59:06.91 ID:KhYA75QLO ??「人間1人殺したくらいでそんなんじゃ、この先持たねぇぞ?」 コナン「殺してなんかいねぇよ!!これは……」 ??「これは?なんだ?まさか事故だなんて言わねぇよなぁ?」 コナン「……」 137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:03:57.65 ID:KhYA75QLO ??「ククク……過去にそのノートを所有した人間は、神になるとかほざいて死んでった」 コナン「神……?」 ??「ソイツは大勢の人間を殺し、自分すらも殺した。ノートに名前を書かれた者は、否応なしに、死ぬ。死んだ者は生き返らない」 コナン「……蘭……」 ??「……ククク」 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:09:01.47 ID:KhYA75QLO コナン「てめぇは誰なんだ?さっきからゴチャゴチャと……姿を現せ!!」 ??「……俺の名はリューク。死神だ」バサァ コナン「ッ……!?」 リューク「そしてそのノートの落とし主だ」 コナン「(し、死神だとぅ!?……まさか怪盗キッドの変装……じゃないよな?)」 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:19:37.40 ID:KhYA75QLO リューク「今の所有者は拾ったお前だ。再び捨てるもよし、俺に返すもよし」 コナン「俺がこのまま持ち続けると、どうなる?」 リューク「名前を書き込まず所有し続けるようならお前を殺してでも取り返す。じゃないと俺が死んじゃうし」 143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:22:19.39 ID:KhYA75QLO コナン「(なるほど……漫画やアニメで見たように、死神は人間を殺すことで長生きしてるんだな)」 リューク「だが俺の聞いた話じゃ、この人間界にもう1冊デスノートがあるらしい」 コナン「なにっ!?」 リューク「持ち主である死神の名前はレム」 コナン「レム……」 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:25:30.87 ID:KhYA75QLO 灰原「レム」 レム「なんだ?」 灰原「毛利探偵のところのお嬢さん」 レム「死んだな」 灰原「工藤くんがノートに名前を書いたのかしら?」 レム「知らない。たしかに死神は人間と違って飛んだり物を食べる必要もないが、エスパーのように透視はできない」 灰原「そう……」 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:29:10.66 ID:KhYA75QLO あ、↑は阿笠宅ね 同じく阿笠宅 レム「リュークのノートをその工藤という奴が持っているのは確かなんだろ?」 灰原「ええ」 レム「ならさっさと殺せばいいのに」 灰原「レム」 レム「?」 灰原「なぜ工藤くんが名探偵と呼ばれているか知ってる?」 レム「知らない。興味ないし」 灰原「……」 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:33:16.52 ID:KhYA75QLO レム「お前の目的はいまいちわからない。最終的にその工藤という奴を殺すことになるんだろ?」 灰原「彼には苦しんでもらわなきゃいけないの」 レム「……」 灰原「お姉ちゃんが殺された日……彼は傍にいながら助けられなかったのよ」 レム「姉がいたのか」 灰原「言わば復讐、ね」 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:38:14.07 ID:KhYA75QLO 公園 元太「オーライ!オーライ!っしゃあ!」 光彦「ナイスキャッチですー!元太くん!」 あゆみ「……あれ?元太くん!後ろにオジサンが立ってる!」 元太「あ〜?お、なんだオッチャン?一緒に野球やりてぇのか?」 ザクッ 元太「え?」ドサッ 光彦「元太くん!?」 あゆみ「きゃあああああ!!」 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:42:52.63 ID:KhYA75QLO prrrr… コナン「ん、小五郎のおっちゃんからだ」 コナン「もしもし?」 毛利『コナン大変だ!!おめぇの友達が何者かに刺されたそうだ!!』 コナン「!?」 コナン「(蘭の死んだ翌日に……なぜ!!)」 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:45:30.71 ID:KhYA75QLO 警察病院 医者「残念ながら、運ばれた時にはもう……」 コナン「あゆみ!!光彦!!元太!!……くそっ!!」 毛利「コナン……」 医者「死因は心臓を鋭利な刃物で一突き、即死です」 毛利「犯人はその場で自殺したそうだ……」 コナン「うぐっ……」 リューク「……ククク……」 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:49:26.85 ID:KhYA75QLO 阿笠宅 灰原「【毛利蘭が死んだ翌日、XX月XX日 即死 公園で野球をしている最中に不審者が現れ、鋭利な刃物で心臓を一突きにされる】」 阿笠「ううむ」 レム「完璧だな」 灰原「いいえ」 レム「?」 灰原「あなたもよ、博士」 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:52:57.65 ID:KhYA75QLO 阿笠「うっ!?」 同日 阿笠博士 心臓麻痺 自宅で同居人と談笑中、突如心臓麻痺に見舞われ死亡 レム「正直コイツ登場させる必要なかったよな」 灰原「まったくだわ」 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 08:56:24.25 ID:KhYA75QLO 毛利探偵事務所 毛利「コナン……辛いのはわかるが、明日もちゃんと学校に行くんだぞ」 コナン「……」 毛利「飯はまぁ、アレだ。俺の愛情たっぷりカップ麺で我慢してくれ!がははっ!」 コナン「おっちゃん……」 コナン「(この連続の死……間違いなく俺の親しい人物を狙っている……)」 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:00:41.41 ID:KhYA75QLO 毛利「と言うわけでお湯を沸かしてくれ」 コナン「結局ぼくなの!?」 コナン「(自分の娘が死んだってのにコレだよ……)」 毛利「そろそろヨウコちゃんの歌番組が……うっ!?」 コナン「!?」 毛利「ぐっ、がはっ……」 コナン「おっちゃん!!」 毛利「……」 コナン「くそおおおおう!!」 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:05:20.44 ID:KhYA75QLO コナン「そうだ!!」 ピポパポ…… prrrrr ガチャ コナン「博士っ!?無事か!?」 ??『無事、ではないわね』 コナン「……はいばらぁぁぁああ!!」 灰原『フフフ。今頃あなたのお父さんとお母さん、飛行機ごとビルに突っ込んでるわよ』 コナン「ぶっ殺す!!」 灰原『あら怖い』 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:09:37.63 ID:KhYA75QLO 阿笠宅 コナン「てめえ……覚悟はできてんだろうな!?」 灰原「あら、何の覚悟かしら?」 リューク「ようレム。こんなところにいたのかよ」 レム「……」 リューク「ガキに憑くとはお互い堕ちたもんだな!ククク!」 レム「……むしろ昇っている」 リューク「ぁん?」 162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:14:59.37 ID:KhYA75QLO コナン「お前だったのか……あゆみ、光彦、元太、毛利のおっちゃん……そして蘭を殺したのは!!」 灰原「お嬢さんは自分でノートに名前を書いたんでしょ?」 コナン「ノートの使い方には死因を操れるとも書いてあった!!お前が操って書かせたんだろ!!」 灰原「言いがかりはよしてちょうだい。証拠はあるの?」 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:18:59.33 ID:KhYA75QLO コナン「お前が今手に持っているそのノートだ!!見せてみろ!!」 灰原「いやっ!!触らないで!!」 コナン「ッ……お前が……レム!?」 レム「ほう。今の一瞬でノートに触れたのか」 コナン「……レム、灰原は蘭を操る書き込みをしているな?」 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:22:02.00 ID:KhYA75QLO 灰原「レムは私についてるのよ?そんな質問に答えるわけg」 レム「ああ。たしかに哀は毛利蘭を操る書き込みをしている」 灰原「!?」 コナン「……何故だ灰原……俺達は同じ者同士じゃなかったのか?」 灰原「…………したくせに」 コナン「え?」 灰原「お姉ちゃんを殺したくせに!!」 166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:25:26.64 ID:KhYA75QLO コナン「あれは黒ずくめの奴らが……」 灰原「関係ない!!助けられないわけじゃなかったくせに!!」 コナン「仕方なかったんだよ!!」 灰原「うるさああああい!!」 コナン「!?やめろ灰原!!」 灰原「今から私の、このデスノートにあなたの名前を書くわ……工藤くん」 コナン「……」 リューク「(さぁ、どうする?)」 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:29:23.00 ID:KhYA75QLO 灰原「……く、どう……しん……」 コナン「やめろ!!」 灰原「い、……っ!?」 コナン「なにっ!?」 リューク「おぉ〜?」 レム「哀、お前はしてはならないことをした」 灰原「レ……ム……?」 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:32:33.92 ID:KhYA75QLO コナン「どういうことだ……!?ノートが3冊……」 レム「これは私のノートだ。哀が持っているのはリュークが落とした2冊目のノート」 コナン「リュークお前!?」 リューク「まぁ、そういうことだな」 灰原「うっ、どう……し、て」 レム「哀、お前が本当に殺すべき相手は工藤新一ではない」 灰原「!?」 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:36:53.49 ID:KhYA75QLO レム「お前の姉を殺した黒ずくめという奴ら。黒幕は阿笠だ」 灰原「なっ……!?」 コナン「博士が!?」 レム「お前達の体を小さくした薬を作ったのも、哀の姉である明美を殺す指示を出したのも、そこに転がっている阿笠博士が元締めだ」 コナン「……なぜお前がそんなことを知っている?」 173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:41:19.23 ID:KhYA75QLO レム「死神界からは人間界がよく見えるんだよ。醜い人間の姿がよーくな」 レム「哀、お前は全てを勘違いしたまま、本来最も苦しみを与えなければならない人間を心臓麻痺であっさり殺してしまった」 レム「人間の憎悪と寿命で生きる私達にとって、最大にして最悪のミス」 レム「お前の負けだ、哀」 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:44:34.55 ID:KhYA75QLO 灰原「そっ…んなぁっ…!!」 コナン「灰原……!!」 レム「お前は頭が良さそうに見えて、やはり大人に成りきれていなかった部分があった」 コナン「……?」 レム「それは、姉への愛情だ」 レム「死ね、灰原哀」 灰原「ぁ……」 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:52:40.61 ID:KhYA75QLO ──3年後 リューク「なぁ、コナン」 コナン「……」 リューク「お前があの時ノートに自分の名前を書かなければ、ヒーローになれたかもしれないのにな」 コナン「……」 リューク「俺は帰るよ。また会おうぜ」 並ぶ8つの墓石に、夕陽がゆっくりと反射した。 終わり 177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 09:56:12.41 ID:KhYA75QLO お粗末様でした 終盤になって身震いし始めるし、本文が長すぎます!って何回も怒られてプルプルしながら何回も書き直し、やっと終わりを迎えました 最後まで読んでくださった寝不足の皆様、どうか暖かくしておやすみくださいませ ありがとうございました!