夜神月「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/13(日) 06:12:20.92 ID:V9yASTbb0 (東応大学 とあるキャンパス) ??「いやー、ここが東応大学か。やっと着いたぜ」 シブタク「バチッ!、ジーガーー…、ゴトン」 ??「ってーと、とりあえずどこ行きゃいいのかね…お?なんかノートに書き込んでる人が…」 月「…」 ??「あの人は確か…。おーい!!」 月「…?(誰よアイツ…見ない顔ね…)」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/13(日) 06:16:12.58 ID:V9yASTbb0 ??「いやいや、そこにいらっしゃるのは東大主席の入学者、キラこと夜神月さんではないでしょうか?」 月「だったら何よ…サインならお断りよ」 ??「いやいや、おれも運がいい。大学に来ていきなり会えるとはねえ…」 月「(何よ、ファンか何か?シカトするに限るわね…こういうのは)」 ??「いやどうも、おれはL…エル=ローライトってもんだよろしくなー」 月「(はいはい無視無視。相手するとロクな事無いわ)」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/13(日) 06:19:29.52 ID:V9yASTbb0 L「あ、おいおい、どこ行くんだ!(って…会えたはいいがどうするかね…あ、そうだ!)…ちょいと月さん」 月「…」 L「それ犯罪だろ?」 月「…」 L「ノートを名前を書き込んで、手を下さずに人を殺める。普通に殺人だよな?」 月「…」 L「いいのかねえ、東大主席の入学者とあろう人が、正義気取って殺人なんて」 月「…」 L「あんたは賢くて、その振る舞いを周囲に隠蔽してるのかも知れないが、こう公然と…」 月「うっさいわねぇ!!どうせもいいでしょそんな事!」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/13(日) 06:21:50.36 ID:V9yASTbb0 L「いや、よくないっしょ。刑法的に」 月「だいたい、アンタに何の関係があるのよ!!」 L「俺が関係してようがいまいが、それが犯罪であることは事実」 月「(ビキッ…)何よ、喧嘩売ってるワケ?(バチッ)」 L「…まあ、そんな感じかな」 月「…いい度胸ねぇ…。じゃあ、お望み通り私のノートで躍らせてあげるわ(カチカチッ)」 L「ちょちょ!ちょっと待って!」 月「何よ!今更逃げれるとでも思ってんの!?」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/13(日) 06:27:55.45 ID:V9yASTbb0 L「いや、違う。ちょっと離れただけ。5メートルも有れば十分かな」 月「?何言ってんの?私の能力知らないの?」 L「いや、知ってる知ってる。ちゃんと調べてきた。最凶最悪の殺人兵器だよな?」 月「知ってるなら、無駄だってわからない?…もういいわ、死んでなさい!!(サラサラッ)」」 L「大丈夫、所詮はノートだ。ここまでは届かない」 月「…?(あれ、おかしい、死なない)」 L「ノートに名前を書いて死ぬなんて有り得ないから、これぐらい離れてればまず大丈夫」 月「…!?(あれ、あれ、何度やっても死なない!!…名前はちゃんと書いてるのに!偽名!!)」 L「(お、効果アリ…かな?)」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/13(日) 06:31:42.10 ID:V9yASTbb0 月「あー、おれ落ちてるなあ…」 月「うわこれどうしょうもなくね?…」 月「…」 月「……つまんねえ人生だったなー……」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/13(日) 06:32:08.92 ID:V9yASTbb0 長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。 ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました! パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗) 今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。 皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。 長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。 またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。 皆さんお疲れ様でした!