キョン「ドーパント……?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 22:40:11.62 ID:TgHLfrvK0 キョン「なんなんだそりゃ」 古泉「怪物です。最近有名じゃないですか」 キョン「へ〜……で、それがどうかしたのか?」 古泉「それがこの町に突然現れたんです。何故か、ね」 キョン「ほう……まさか……」 古泉「お察しの通り、涼宮さんでしょうね……」 キョン「どうすんだよ」 古泉「機関がダブルドライバーを用意したんで変身してください」 キョン「…………は?」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 22:41:08.52 ID:TgHLfrvK0 古泉「実際にドーパントは居るんです。涼宮さんが無意識に呼んでしまったのだと考えられます」 キョン「だからってなんで俺が変身を……」 古泉「昔仮面ライダーをやっていた二人はもういないんです。だから入手しました」 古泉「あなたにはパートナーを見つけて変身してもらいたいのです」 キョン「勘弁してくれよ……俺には無理だ……」 古泉「お願いします、あなたがメモリと適合できそうなんです」 キョン「はぁ……仕方ねえな……。変な奴らに街荒らされるぐらいなら やったほうがいいか……」 古泉「ありがとうございます、じゃあこの三つのメモリを渡します」 ジョーカー、メタル、トリガーを手に入れた。 キョン「残りはどうするんだよ」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 22:43:33.60 ID:TgHLfrvK0 古泉「残りは○○さんに託します」 >>5 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 22:45:09.28 ID:m4biaQyE0 長門 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 22:47:50.76 ID:TgHLfrvK0 キョン「な、長門!?」 古泉「長門さんなら冷静な判断で戦ってくれるはずです」 prrrrrrrr 古泉「失礼、森さんからです」 森『古泉、早速ドーパントが現れたわ……生身じゃやっぱりっ…ぐっ……あああ!」 古泉「も、森さん!?長門さんにはもう渡してあります、喫茶店の広場前で ドーパントが暴れてるそうです!」 キョン「仕方ねえ……行くっきゃねえか!」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 22:54:12.96 ID:TgHLfrvK0 〜喫茶店の広場〜 ドーパント「あっはっはっ!人が痺れておもしろい〜!」 キョン(な……何だコイツ!凄い光で辺りを荒らしている!) キョン(古泉によると、ベルトを装着すれば自動的に長門にもいくらしいな……) ガチャ 長門『聞こえる?』 キョン「な、長門か!?これは一体……」 長門『ベルトを着けるとテレパシーのように送れる』 キョン「なるほどな……どうやって変身するんだ?」 長門『持っているジョーカーメモリのボタンを押して』 キョン「わ、分かった!」ジョーカー! 長門『こちらもサイクロンを送る。ベルトに現れたらさして」 キョン「……オーケー。覚悟はできたか?」 長門『……問題ない』サイクロン! 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 23:00:57.11 ID:TgHLfrvK0 キョン「……変身」デーデデレーデデデデデデデ! W(キョン)「なんじゃこりゃあああああああ」 W(長門)「さぁ、お前の罪を……」 W(キョン)「え?」 W(長門)「……なんでもない、敵がこちらに気づいた」 ???ドーパント「あっれー?変なのがいるー?おもしろそうだから、やっちゃうにょろ!」 バチッ W『!?』 W(キョン)「な、なんだ今のは!?」 W(長門)「解析完了。電気によるものだと判明した」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 23:07:51.61 ID:TgHLfrvK0 エレキドーパント「聞かないにょろか!?あっはっはっ!おもしろいにょろ! ………めがっさ痛めつけてあげるにょろ」 W(キョン)「電気か!どうやって戦う、長門!」 W(長門)「至近距離の攻撃はモロにくらいやすい、だからあなたのメモリをトリガーに変更するべき」 W(キョン)「了解!」トリガー! W(キョン)「さぁ、撃たせてもらうぜ!」ビュン!ビュン!ドドドドド エレキドーパント「いただだだだだ!なんだいこれ!?凄いまずいにょろ!」 W(長門)「さらにダメージを与える」ヒート! W(キョン)「うおっ!あっつ!……これ、手がメッチャ熱いぞ!」DDDDD! エレキドーパント「…………オイタはここまでにょろ……」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 23:15:22.54 ID:TgHLfrvK0 エレキドーパント「私の楽しみを邪魔するのは許さないにょろよ……」 W(キョン)「なんだ……?何をしている…?」 W(長門)「……最大まで電気を集めている……?」 エレキドーパント「くらうにょろよ!あたしの作った超痛い技!」 エレキドーパント「エ レ キ ボ − ル !!」ドウッ! W『ああああああああああああああああっっ!』ビリビリッ W(長門)「かなりの……速さ……」 W(キョン)「痛え……しびれて……動けねえ……」 エレキドーパント「あっはっはっ!大成功にょろ!でも力使いすぎったかな〜! 今日は退散にょろ!」 W(キョン)「ま、待ちやがれ!!」 エレキドーパント「待ったなっいよ〜!ばいに〜!」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 23:19:26.82 ID:TgHLfrvK0 キョン「くそっ……逃しちまった……!」 長門「…………悔しい」 キョン「え?」 長門「避け切れなかった……」 キョン「仕方ねえよ……あれだけ早けりゃな。それより次もあいつはでてくるはずだ、 それに備えて今日はもう体を休めようぜ……ちょっとだけでも反動がキツイぜ……」 長門「…………今日は一旦引き返す…………」 キョン「あぁ、そうだ。また策を考えよう……あいつが出る前に」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 23:22:57.16 ID:TgHLfrvK0 キョン(それにしてもあの喋り方……どこかで……) 長門「一つだけ」 キョン「ん?なんだ?」 長門「今度からはさぁ、お前の罪を数えろって、言って欲しい……」 キョン「へ?」 長門「…………駄目?」 キョン「うっ……い、言うよ……」 長門「ありがとう……」 キョン(……まんざらでもない感じなんだな、仮面ライダー) 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 23:26:49.95 ID:TgHLfrvK0 〜キョン自宅〜 キョン(はぁ……明日は土曜日……学校は休みだ) だとすると確実に奴は明日現れる。 何故ならあの怪物……いや、彼女は同じ学生だからだ。 ……だけど何故あんなことをするのだろうか……。 俺は不思議で仕方なかった。 あの鶴屋さんが何故、ドーパントに……。 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 23:31:25.47 ID:TgHLfrvK0 翌日、彼らはメモリブレイクをした。 相手は強かった、色々強かった。二人は今日も闘う。 W「さあ、お前の罪を数えろ!」                 〜完〜 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 23:32:42.83 ID:TgHLfrvK0 乙でした。寝ます