鳥人間中村「式波・アスカ・ラングレー・・・・・・?」 紳助「えっ」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:21:33.29 ID:fhFuXEe30 中村「あ、アスカさんちっす」 アスカ「んー、バカタクマぁ? あんた、鳥人間コンテストで優勝したみたいじゃなーい?」 中村「はい、おかげさまで」 アスカ「ふーん・・・・・・あんたにそんな才能があるなんてね」 紳助「それって素敵やん?」 アスカ&中村「・・・・・・」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:22:54.31 ID:fhFuXEe30 中村「ぁ、アスカさんも、Qじゃ宇宙編みたいじゃないですか? すごいですね、期待してますよ」 アスカ「ふん、エリートパイロットの私にとっちゃ、造作もないことよ!」 中村「流石ですね・・・・・・あ、今度鳥人間コンテストに出ませんか?」 アスカ「それはやめておくわ」 中村「そうですか? すみません、変なこと言って」 紳助「・・・・・・今度僕が挑戦していい?」 アスカ「・・・・・・・・・・・・」 中村「ッ・・・・・・ペラまわしまぁあああす!」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:24:54.18 ID:fhFuXEe30 ────金曜ロードショー放送終了後、優勝して浮かれていた中村はアスカと出会った。 しかしそこにはもう一人、引退会見終了後の紳助も現れた。 アスカは不甲斐ない紳助に嫌気がさしている様子である・・・・・・。 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:27:12.24 ID:fhFuXEe30 アスカ「(ねぇ、バカタクマ)」 中村「桂ァ!今何キr・・・・・・(え? なんですかアスカさん?)」 アスカ「(いやね、あの紳助ってオッサン、どうも気が食わないのよ)」 中村「(はぁ、そうですか? 俺はわりと好きですけど)」 アスカ「(あんたバカァ!? 紳助なんて小物よ。適当にカッコつけてるだけじゃないのよ)」 中村「(そうですかねぇ・・・・・・あ、なんかこっちに向かってきましたよ)」 アスカ「(え!?)」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:30:35.66 ID:fhFuXEe30 スーツ姿の紳助がそこにはあった。どうやら落ち込んでいる様子である。 紳助「・・・・・・本当は僕の中でもアウトでした」 中村「(なんか一人でしゃべってますけど)」 アスカ「(気持ち悪いわね)」 小さくかがみ、砂を握りしめたり、離したりして遊んでいる紳助。 飽きたのか、今では指で地面に絵を描いているようだ。 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:34:58.44 ID:fhFuXEe30 アスカ「(・・・・・・)」 中村「(これはちょっとヤバい状態じゃないんですかね・・・・・・?)」 アスカ「(ッ・・・・・・まぁ自業自得ね・・・・・・)」 中村「(まぁそうですけど・・・・・・あ、また誰か来ましたよ、アスカさん)」 アスカ「(え・・・・・・!? あ、シンジ・・・・・・!?)」 シンジ「へへッ・・・・・・悪いな、ヘボパイロットでッ・・・・・・」 アスカ&中村「」 ────これはふとしたキッカケで異次元の人間たちが出会ってしまった物語である・・・・・・。 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:39:26.18 ID:fhFuXEe30 紳助「ん? あ、シンジ君やでぇ?」 シンジ「あ・・・・・・? 紳助さんじゃないですか」 紳助「どないしたん? こんなところで?」 シンジ「あぁ、実はですね・・・・・・」 ──────── ゲンドウ「ついに現れたか・・・・・・」 冬月「最強の拒絶タイプか。想像以上だな」 ゼルエル「フォォォォォォォ」 マコト「24層もある特殊装甲が一撃でッ・・・・・・!?」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:42:09.66 ID:fhFuXEe30 ミサト「っく、まずいわね・・・・・・」    「え!?」 ゴォォォォォォォォォォ ミサト「弍号機!? 誰が乗ってるの!?」 マコト「不明です!! こちらからの出撃命令は出していませんッ」 弐号機「」ゴゴォ・・・・・・ マリ「さ〜ていっちょやるっかにゃぁ・・・・・・」   「早くしないと、本部がパァじゃん!」 ゼルエル「フォォォォォォォォ・・・・・・」 マリ「にゃッ!!」ジャギン!   「・・・・・・?」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:46:58.06 ID:fhFuXEe30 ビシュッ・・・・・・! ヤリナゲノ オト カッ マリ「・・・・・・あれ?」 カヲル「さ、約束の時だ、シンジ君。今度こそ君だけは・・・・・・」    「・・・・・・ん?」 ゼルエル「」ズダァ・・・・・・ カヲル「あれ、すみません、なんかゼルエルにあたっちゃったんですけど・・・・・・」    「キールさん? あの、もしかして、僕、やっちゃいました?」    「キールさーん・・・・・・?」 ──────── 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:49:49.89 ID:fhFuXEe30 シンジ「というわけで、僕の出番がなくなっちゃったんですよ・・・・・・」 紳助「ホンマかいな!? シンジはんも大変やなぁ・・・・・・」 中村「・・・・・・なんか仲良くなってますけど」 アスカ「ふん、バッカじゃないの!」 中村「まぁ二人、あれほどの事件が起こっちゃ仕方ないですよ・・・・・・」   「ていうか、新劇場版ってそんな展開だったんですね」 アスカ「そうよ。何? あんたホントは見てないわけ?」 中村「」 アスカ「・・・・・・まぁいいわ。けどまぁ、まったく・・・・・・」 中村「え?」 アスカ「あいつら、ホンッット見てられないわ! ちょっと行ってくる!」 中村「(・・・・・・)」   「(・・・・・・ツンデレかな・・・・・・)」 ────砂のシンデレラ城を作っていた紳助とシンジの前に、腰に手を当て、凛として立ちはだかるアスカ。 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:52:35.92 ID:fhFuXEe30 アスカ「だいたいねぇ! アンタたちは、ケジメってもんがないのよ!」 シンジ&紳助「・・・・・・」 アスカ「まずシンジ! 私のことを想ってネルフを破壊したのはいいとして、またエヴァから逃げ出してどうするのよ!」 シンジ「ぅ・・・・・・」 アスカ「しかも何? カヲルが倒したからいいものの、あのあとずっとシェルターにいたわけ?」    「ホンット、呆れるわね!!」 シンジ「」 アスカ「次に紳助!」    「アンタねぇ、していい事と悪いことってのがあるでしょ!?」 紳助「ぁ・・・・・・」 アスカ「暴力団に助けてもらうっての、ホント信じられないわ!! 恥を知りなさいよ!!」 紳助「くぅ・・・・・・」 アスカ「まったく・・・・・・救いようがないわね」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:55:11.15 ID:fhFuXEe30 ────先程よりも五割増しで落ち込む二人。よほどアスカの暴言が効いたのだろう。 しかし・・・・・・。 中村「(3...2...1......GO!!!)」 アスカ「ん?」 中村「あ、あ、あの、アスカさん・・・・・・?」 アスカ「なによ!? 今、いいところだから邪魔しないで!!」 中村「はい・・・・・・それなんですけどね、ひとついい考えがありまして」 アスカ「え?」 中村「はい・・・・・・これは一つ、互いの業種を交換してみてはどうかと・・・・・・?」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 22:57:18.98 ID:fhFuXEe30 アスカ「・・・・・・?」    「・・・・・・それって・・・・・・?」 中村「ええ・・・・・・いや、俺も考えたんですよ」   「実際のところ、みんなのポジションを入れ替えれば結果が出せるんじゃないか、って」 一同「・・・・・・!」 中村「どうでしょうか?一度、やってみません?」 アスカ「そうね・・・・・・まぁ興味はあるわね」 中村「それは嬉しいです。では、始めましょうか」           PART1 / 中村琢磨の場合 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 23:00:32.88 ID:fhFuXEe30 ────ネルフ本部にて。ゼルエル接近中。 マコト「敵は依然として接近中!! 最終装甲版融解!!」 ミサト「まずいッ!! ・・・・・・ここにくるわッ!!」 アナウンス「総員退避・・・・・・! 総員退避・・・・・・!」ウォーンポヨーンウォーンポヨーン ピシッ・・・・・・ ズシャァァァ・・・・・・ ミサト「くっ・・・・・・」 ゼルエル「シュゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・」 ミサト「(これまでかッ・・・・・・!?)」 ドゴォォォォォォォォォ 中村「フルパワーだぜ!!!信じらんねぇ!!!」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 23:03:27.49 ID:fhFuXEe30 ミサト「!? エヴァ初号機ッ・・・・・・!?」 中村「おおおぉぉぉおおぉおぉおおおお」 ミサト「シンジ君!? 彼が乗っているの!?」 中村「エンジンだけは一流のところ見せてやるぜ!!!」 射出口へと運ぶ中村・・・・・・! 中村「桂ァ!!! 頼む!!!」 ミサト「! 固定ロック、全部外して!!」 中村「左脚がつってる・・・・・・片足だけで飛ぶのは・・・・・・右も限界に近い・・・・・・うぅうわあああああああ!!!」 シュバァ・・・・・・ズザァ 中村「東北大学だろ…ウインドノーツだろ!!! 」ドゴッ 中村「俺の人生は晴れときどき大荒れ・・・・・・いいね! いい人生だよ!」ドゴッ 中村「桂ァ!!! あと何分ry」ドボォオ 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 23:05:45.28 ID:fhFuXEe30 一同「・・・・・・・・・・・・」 アスカ「・・・・・・」 アスカ「ダメじゃないの」 中村「いやまぁ・・・・・・俺は元から優勝してますし・・・・・・?w」 シンジ&紳助「」 中村「じゃぁ、次の人行ってみましょうか!」 アスカ「(なんか急に積極的になったわね・・・・・・)」 シンジ「あの・・・・・・次、僕いいですか?」 アスカ「えぇ? 次シンジやるの?」 シンジ「うん・・・・・・ダメかな?」 アスカ「まぁいいけど・・・・・・」           PART2 / 碇シンジの場合 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 23:07:20.73 ID:fhFuXEe30 ────────鳥人間コンテスト2011会場 Windnauts 機内 ゲート・オープン 綾波「ペr・・・・・・ペラまわします・・・・・・」 綾波「いきまぁす・・・・・・3、2、1・・・・・・GO!」 ・・・・・・コキコキコキコキ 綾波「直進します」コキコキ 綾波「聞こえる?碇君?何も聞こえないわ」コキコキコキ 綾波「GPSの信号が無い・・・・・・コキコキコキ」 ・・・・・・コキコキコキコキ 綾波「(この中なんだかポカポカするわ・・・・・・)」コキコキ 綾波「・・・・・・私には代わりがいるもの・・・・・・」コキコキコキ 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 23:09:52.67 ID:fhFuXEe30 コキコキコキ   グキッ 綾波「ぁ・・・・・・左足が・・・・・・つってる」コキコキコキ 綾波「片足だけで回すのは・・・・・・あぁぁあああぁ・・・・・・」コキコキコキコキ 綾波「あぁぁぁああぁあああッ・・・・・・左足が・・・・・・」コキコキコキ 綾波「エヴァパイロットでしょ・・・・・・ファーストチルドレンでしょッ・・・・・・!」コキコキ 綾波「碇君が・・・・・・もうエヴァに乗らなくても・・・・・・いいようにする・・・・・・だから!」コキコキコキコキ 綾波「! 碇君!? 今何キロォ!?」ドボォオ 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 23:12:05.06 ID:fhFuXEe30 一同「・・・・・・」 アスカ「ちょっといいかしら」 シンジ「え? なに?」 アスカ「なんでアンタが乗ってないのよ!!」 シンジ「えぇ・・・・・・だって僕運動とか苦手だし・・・・・・」 アスカ「アンタねぇ!」 シンジ「それに、綾波が自分から言ってきたんだ。たしかお弁当のお礼・・・・・・とかって」 アスカ「くっ・・・・・・(なんで弁当のお返しに鳥人間コンテストに出るのよッ・・・・・・!)」    「もういいわ! あたしがやる!」 シンジ「え?」 アスカ「文句は言わせないわ! はじめるわよ!!」           PART3 / 式波・アスカ・ラングレーの場合 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 23:13:30.84 ID:fhFuXEe30 ────────クイズ!ヘキサゴンU 収録中  上地「あぅ・・・・・・ えと で うし の次は何年?」   南「はい! ネコ!」ブーッ つるの「サル!」ブーッ  大沢「ひつじ!」ピンポーン    \セイカイデース/ \ウォォォォォォオ/