朝倉「痴漢するのやめてくれる?」キョン「断る」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 09:27:56.11 ID:YN9kgq8GO 朝倉「今お尻触ったでしょう」 キョン「触ったが?」 朝倉「なんで偉そうなのかわからないけど、それ痴漢じゃない」 キョン「人聞きの悪いことを言わないで欲しいな」 朝倉「本当のこと言ってるんだけど」 キョン「痴漢なんて言ったらイメージが悪いだろ。もっとこう、探求者とかだな」サワサワ 朝倉「ちょっと」 キョン「ん?」 朝倉「やめてって言ってるでしょう」 キョン「じゃあ聞くがな、どうしてやめて欲しいんだ」 朝倉「開き直り?」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 09:36:30.63 ID:YN9kgq8GO キョン「お前がやめてと言うのは本心じゃあないだろ?痴漢をされると普通の女は嫌がるから という理由で言ってるだけだ」 朝倉「どうしてあなたにわかるのよ」 キョン「顔を見ればわかる」 朝倉「そんなのあなたの思い込みじゃない」 キョン「わかるんだよ」サワサワ 朝倉「ちょっと!次やったら怒るからね」 キョン「ほう、どう怒るんだ?」 朝倉「あなたのご両親に言うわ」 キョン「ちょっ、親はダメだろ親は。マジで、マジでさ」 朝倉「ならお尻触るのやめればいいのよ」 キョン「・・・」 朝倉「まったく、こんなことしてなにが楽しのかし」 キョン「・・・」サワサワ 朝倉「・・・」プルルルル キョン「待て今のは違うんだよケータイを仕舞ってください」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 09:44:13.44 ID:YN9kgq8GO 朝倉「・・・」 キョン「逆にさ、朝倉の尻が悪いっていう可能性を考える必要があるんじゃないか? そんな、痴漢されたから嫌がるなんて当たり前の行動してたってなにも掴めや」 朝倉「・・・」プルルルル キョン「すいませんでした仕舞ってください」 キョン「俺にどうしろって言うんだ。教えてくれよ」 朝倉「なにもしなければいいと思う」 キョン「それ以外で」 朝倉「涼宮さんのお尻でも触ってたら?」 キョン「馬鹿野郎!俺は朝倉の尻がいいんだよ!」 朝倉「・・・恥ずかしげもなくよくそんなこと言えるね」 キョン「俺は俺のポリシーに従ってで生きる」 朝倉「そのポリシーが間違っ」 キョン「・・・」モミモミ 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 09:49:28.34 ID:YN9kgq8GO 朝倉「痴漢で、すぐ来て下さい」 キョン「ちょっ、待っ」 キョン「すいません喧嘩して、冗談なんですすいません」 警官「若いのはわかるけどね、こういうの困るんだよ」 キョン「すいませんすいません」 朝倉「・・・」 警官「次は学校に連絡するからね」 キョン「ほんとすいませんでした」 キョン「・・・流石にサツはダメだろ・・・常識的に考えてサツはダメだろ・・・」 朝倉「ちょっと面白かったな今の。必死なんだもんキョンくん」 キョン「お前・・・俺が人生最大のピンチと戦ってたのにお前・・・」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 09:55:43.84 ID:YN9kgq8GO 朝倉「痴漢するあなたが悪いんじゃない」 キョン「男の手は夢を掴むためにあるんだよ!!」 朝倉「意味がわからないけど」 キョン「女の身体は男の夢が詰まってるんだよ!!なぜそれがわからん!!」 朝倉「だってわたし宇宙人だし」 キョン「そんなの関係ねぇ!女は海だ!!」 朝倉「テンション上がりすぎてわけわからなくなってるわね。どうしたらいい?長門さん」 長門「・・・知らない」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 10:15:00.07 ID:YN9kgq8GO キョン「男が女を触る!人間はずっとそうやって命を繋いできたんだよ!!」 キョン「僕らはこの街がまだジャングルだったころから変わらない愛の形探してるんだあああい!!」 朝倉「どうしようこれ」 長門「恐らく彼は触れないストレスで冷静な判断力を失っている」 長門「つまり触らせればいい」 朝倉「嫌」 長門「わたしがやる」 キョン「なーんだーかー愛のりーそうみたいだーねぇえー!ぼっくらっの」 長門「・・・」クイクイッ キョン「ん、いたのか長門」 長門「わたしを触るといい」 キョン「遠慮しときます」 長門「・・・」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 11:20:53.07 ID:YN9kgq8GO 長門「・・・どうして」 キョン「俺の手が求めないから、かな」 長門「・・・」 朝倉「ほんと意味がわからないわね」 キョン「・・・」スススッ 朝倉「後ろに回り込んでなにするつもり?」 キョン「尻を撫でるつもりだが」 朝倉「正直ね」 キョン「そして揉むつもりでもある」 朝倉「次やったら刺しちゃうから」 キョン「望むところだ」サワサワ 朝倉「えいっ」グサッ キョン「・・・か・・・かはっ・・・」ガクッ キョン「な、なんじゃこりゃ・・・」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 11:24:56.39 ID:YN9kgq8GO キョン「長門なおしてー!死ぬよー!」 長門「・・・パラレルパラレル」 キョン「ふっ・・・死ぬところだったぜ」キリッ 朝倉「残念」 キョン「お前はあれか、簡単に人を刺すものじゃありません」 朝倉「刺していいって言ったじゃない」 キョン「いいとは言ってないだろう」サワサワ 朝倉「えいっ」グサッ キョン「死ぬよー!長門ー!」 キョン「ナイフ禁止。死ぬほど痛い」 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 11:31:44.32 ID:YN9kgq8GO 朝倉「だから、あなたが触るのをやめたらいいんでしょ?」 キョン「それはナメック星人に水を飲むなって言ってるようなもんだぞ」 朝倉「彼ら水飲まなくても結構平気って言ってたわよ」 キョン「会ったことあるのか!?」 朝倉「おとなしくてつまらない人達だったわ。ね、長門さん」 長門「そう」 キョン「マジかよ・・・サイン欲しい・・・」サワサワ 朝倉「触るのをやめたらあげる」 キョン「・・・・・・いや、触る」サワサワ 朝倉「・・・こういうの無限ループっていうのかな」 長門「こんなものじゃない。こんなものじゃない」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/25(木) 11:35:54.99 ID:YN9kgq8GO キョン「はっ!ど、ドリームか・・・」 キョン「よし、長門に朝倉を復活させてもらって尻を触ろう!」 キョン「長門ー朝倉出してくれー」 長門「・・・パラレルパラレル」 朝倉「あれ、どうしたの?」 キョン「よお朝倉久しぶり」サワサワ 朝倉「死ねっ」グサッ キョン「ぐはっ・・・いてえ・・・長門なおしてくれ・・・」 長門「・・・」 キョン「長門・・・?お、おい・・・意識が・・・長門!・・・」 長門「・・・」 キョン「なんで・・・なが・・・と・・・死・・・・・・」 終わり