マスオ「僕に魔法少女になれっていうのかい!?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 03:03:05.83 ID:NA+Yb8GX0 僕の名はフグ田マスオ、しがないサラリーマンだ 毎日家と会社を往復する日々を送っている。 平凡すぎてつまらないと思うことや肩身の狭い生活 このままいその家に居候していていいのかとか悩みがないわけでもないが 不憫に感じることはあまりなかった。 お義父さんやお義母さんはいい人だし、いとこも僕のことを慕ってくれている。 そんな矢先だった…僕はある事件に遭遇してしまったのだ。 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 03:09:08.23 ID:NA+Yb8GX0 マスオ「どうしたんだい?アナゴ君、こんなところに呼び出したりして?」 アナゴ「突然で申し訳ないんだけど、魔法少女になってくれないかな?」 マスオ「な、なにを言ってるんだい?アナゴ君冗談きついよ」 アナゴ「頼む!フグ田君、僕と契約して魔法少女になってくれ!今月ピンチなんだ」 マスオ「もしかして、酔ってるのかい?」 アナゴ「詳しいことは後で話すからとりえず僕と契約してくれ!」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 03:21:39.96 ID:NA+Yb8GX0 僕は、アナゴ君に言われるがままその契約とやらをしてしまった 思えばあの時に断っていればこんなことにはならなかったのに…。 カツオ「マ、マスオ兄さん! なんでこんなところに?」 マスオ「カツオ君こそなんでこんなところにいるんだい?」 カツオ「まさか、マスオ兄さんアナゴさんと契約したんじゃないだろうね?」 マスオ「契約したけどそれがどうしたんだい?」 カツオ「これはどういうことなんだ!アナゴさん」 アナゴ「どういうこともなにも君のお望み通り契約してやったのさ     あと一件契約をとらないと僕は一文無しになるところだったからね。     さぁー願いを叶えて貰おうか」 カツオ「しょ、しょうがない、約束は約束だからね。アナゴさんの願いを言ってみなよ」 アナゴ「宝くじで3億円当てたいんだけど」 カツオ「本当に君は愚かな人間だね」 アナゴ「お互い様だろう」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 03:34:24.30 ID:NA+Yb8GX0 マスオ「カツオ君これは一体…」 カツオ「ああ、マスオ兄さんには悪いことをしたと思うよ     でも、素質の無い僕にはこれしか生きる道がないんだ…」 マスオ「とりあえず僕にもわかるように説明してくれるかな?」 カツオ「実は、僕も昨日契約したんだよ」 マスオ「ええー!アナゴ君とかい?」 カツオ「アナゴさんなんかと契約するのはマスオ兄さん位なもんだよ」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 03:42:58.85 ID:NA+Yb8GX0 マスオ「じゃあ、一体誰と…」 カツオ「タマだよ」 マスオ「タマってあの家で飼ってる?」 カツオ「ああ、あいつの力は強大だ。なんでも願いを叶えてくれる」 マスオの携帯が鳴る。 マスオ「あ、ごめんちょっと電話。なんだ、サザエか。     えーお義父さんが危篤だって?!」 カツオ「…ついにその時がきたか」 マスオ「大変だカツオ君お義父が危篤だって今サザエから…」 カツオ「ああ、聞こえたよ」 マスオ「ず、随分と冷静なんだね」 カツオ「どのみちこうなることはわかっていたからね」 マスオ「どういうことだい?」 カツオ「恐らく、父さん…いや波平は時期に死ぬだろうね」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 03:54:49.08 ID:NA+Yb8GX0 マスオ「何を言ってるんだいカツオ君、不謹慎じゃないか!」 カツオ「しょうがないだろう!これが現実なんだから」 マスオ「泣いてるのかい?」 カツオ「父さんは魔女になるんだよ」 マスオ「カツオ君、君はまだそんなことを言っているのかい?」 花沢「い・そ・のくん!」 カツオ「どうやら終わったようだね…」 花沢「あれ?タマはいないのね。せっかく報告しようと思ってたのに」 マスオ「は、花沢さん」 花沢「こんばんはマスオさん。聞きましたよアナゴさんと契約したんですってね    今日から私たちの仲間ですね。」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 04:02:31.17 ID:NA+Yb8GX0 マスオ「僕が仲間ってどういうことだい?」 花沢「あれ?アナゴさんから聞いてないんですか?あの人もいい加減ですね」 タマ「やあ、新しい魔法少女っていうのは君かい?」 マスオ「た、タマが喋ってる!?」 タマ「本当になにも聞いてないだね君。僕の名はタマそしてそっちにいるのが花子さ」 マスオ「それは知ってるけど」 タマ「早速だけど、魔女を倒すのを手伝ってきて欲しいんだよ」 マスオ「なんだかよくわからないけど僕が魔法少女になればいいんだね」 タマ「そういうこと、マスオは花子の後についていってくれればいい    君ほどの能力の持ち主ならすぐに終わるさ」 マスオ「不安だな…」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 04:09:35.23 ID:NA+Yb8GX0 中島「おーい、いその。例の魔女倒して来たぜ!」 カツオ「よくやったな中島」 中島「今回の魔女は苦戦したよ。花沢さんがいなかったら厳しかったかもしれない」 カツオ「ああ、花沢さんに契約させておいて正解だったよ」 中島「それと、おじさんの件は残念だったね…    できれば僕もやりたくなかったんだけど」 カツオ「仕方ないさ、魔女になった父さんなんて父さんじゃないし」 中島「いそのもつらいところだろうけどこれが僕らの仕事だからね」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 04:25:36.90 ID:NA+Yb8GX0 カツオ(能力のない僕は所詮営業止まりさ、魔法少女を補充することしかできない     詐欺的な手口でなにも知らない少女達を勧誘する毎日。     末路がどうなるか知っているのは僕とタマしかいない。     もう、こんなことやめたい…やめられるものなら…) 中島「いその!危ない!」 カツオ「うわーなんだこれは、触手か!」 中島「まってろよいその、今助けてやるからな!」 カツオ「無理するな!中島。こいつはヤバイぞ」 中島「僕の力をなめてもらっちゃ困るよ」 その頃 マスオ「一体、なにがどうなってるんだい?」 花沢「私も最初は動揺したけどもう慣れたわね。マスオさんもそのうち慣れるから    ここが踏ん張りどころよ」 マスオ「それで僕はどうすればいいんだい?」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 04:26:19.45 ID:NA+Yb8GX0 花沢「あの、ワサワサしたのを攻撃すればいいのよ」 マスオ「随分大雑把な説明だね」 花沢「いいから、つべこべ言ってないで。マスオさんは私の援護をする!    それだけよ!」 マスオ「随分と上から目線なんだね」 カツオ「な、中島ー」 中島「駄目だいその!僕だけじゃかないそうにない」 カツオ「困ったな、マスオ兄さんと花沢さんは他の現場にしるしな」4 波平「なんじゃ若いのに頼りない」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 04:30:41.11 ID:NA+Yb8GX0 カツオ「こ、この声は、父さん!     魔女になって中島に倒されて死んだはずじゃ…」 波平「タマと契約したんじゃよ」 カツオ「なるほど、契約して不死身の命を手に入れたのか」 波平「左様。どれ、中島君を助けてやろう」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 04:40:39.06 ID:NA+Yb8GX0 中島「ありがとうございます!なんてお礼を言っていいか」 波平「なに、例には及ばんよ」 カツオ「それにしても父さんいつの間にこんな力を手に入れたのさ」 波平「カツオ、キュウベェというのを知っているか?」 カツオ「ああ、隣町の」 波平「左様、隣町のペテン師ことキュウベェに鍛えてもらったんじゃよ」 カツオ「なるほど、それであんな魔力が使えたのか。いいな、どうせ僕なんて素質ないもんな」 波平「そういえば、3丁目の現場でマスオ君と花沢さんに会ったよ」 カツオ「どうだった?」 波平「だいぶ、苦戦してたようだが。わしは訓練中だったから助けてやれんかった」 中島「いその、僕に援護させてくれ」 カツオ「このケガじゃ無理だよ」 中島「仲間のピンチを助けないと!マスオさんと花沢さんが死んでもいいのかい?」 カツオ「そ、それは…」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 04:52:21.75 ID:NA+Yb8GX0 波平「ハハハ」 カツオ「と、父さんなにがおかしいのさ」 波平「無理をすることもなかろう、マスオ君と花沢さんが死んだところで    代わりはいくらでもいるのだからな」 カツオ「確かに魔法少女の代わりはいるかもしれないけど     花沢さんは僕の友達だしマスオ兄さんは身内なんだよ」 波平「何故、自分の友達や身内だけを特別扱いする必要があるのだ    これまでにもお前たちは沢山の魔法を少女を魔女に変え殺してきてるじゃないか    それなのに自分の友達や身内だけは助けるなんて愚の骨頂都合がよすぎるというものだ」 カツオ「…確かに、僕らは大勢の魔法少女を犠牲にしてきたけど。     父さんはマスオ兄さんが死んでもなんとも思わないのかい?」 波平「それが定めならば仕方あるまい」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 04:59:46.32 ID:NA+Yb8GX0 カツオ(駄目だ、今の父さんは完全にキュウベェに洗脳されている     早くなんとかしないと、マスオ兄さんと花沢さんが・・) 中島「何するんですか!離して下さい!」 波平「ほら、こっちへ来るんだ中島君!」 カツオ「何をやってるのさ!父さん」 波平「中島君をキュウベェの元に連れて行こうと思ってな」 カツオ「やめてよ父さん!中島はタマと契約したんだぞ」 波平「そんなことは知ったことではない。わしらには中島君の強大な力が    必要なんだよ」 カツオ「中島を助けたのも最初からそのつもりだったんだな!」 波平「ああ、そうだとも。もっと言うとあの魔女もわしが出したんだよ」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 05:17:30.95 ID:NA+Yb8GX0 カツオ「さては、お前父さんじゃないな誰だ!」 サザエ「ばれちゃしょうがないわね」 カツオ「ね、姉さん!なんだって魔法少女なんかに?」 サザエ「悪いわね、マスオさんを救うためには中島君が必要なのよ」 カツオ「だって、さっき姉さんマスオ兄さんが死んでも仕方がないって言ってたじゃないか」 サザエ「あれは、あなた達をマスオさん達がいる現場に行かせないための方便よ」 カツオ「どうして、そこまでして。僕らをマスオ兄さん達のいる現場まで行かせたくないのさ」 サザエ「まだ、わかってないようね。元はといえばあなた達がルールを守らないから     こんなことになったって言うのに」 カツオ「ルールってまさか、マスオ兄さん達がいる現場って…」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 05:24:11.87 ID:NA+Yb8GX0 サザエ「隣町よ」 カツオ「う、嘘だ!タマがそんなミスを犯すはずない」 サザエ「あなた達は私たちのテリトリーを犯したのよ     あなた達に隣町の現場に関与する権限はない     したがって今マスオさんを助けられるのは私だけなの」 カツオ「だからってなんで中島が犠牲にならなきゃいけないのさ。     そんなのおかしいよ!」 サザエ「うるさいわね、とにかくマスオさんを助けるために中島君が必要なのよ!     そういうことだから私は行くわね。」 カツオ「ちょっと待ってよ姉さん!」      27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 05:34:28.82 ID:NA+Yb8GX0 花沢「い、いそのくん」 カツオ「は、花沢さん…どうやってここに?」 花沢「命からがら逃げて来たわ」 カツオ「マスオ兄さんは?」 花沢「自分が逃げるのでせい一杯でマスオさんにまで気が回らなかったわ    もしかしたら私のせいでマスオさんが魔女に…」 カツオ「大丈夫、きっとマスオ兄さんは助かるよ」 花沢「どうしてそんなことが言えるのよ」 カツオ「今、姉さんが中島を連れてマスオ兄さんを助けに行ったんだ」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 05:45:59.22 ID:NA+Yb8GX0 花沢「なんで、サザエさんが中島君を連れてマスオさんを助けに行くのよ」 カツオ「実は、姉さんは隣町の魔法少女だったんだよ」 花沢「なんですって!中島君を連れ去って一体なにをする気なの?」 カツオ「わからないけど、キュウベェが中島の力を使って何かしようと     してるのは確かだね。」 花沢「早く、中島君を助けないと!」 カツオ「無茶言わないでよ、今頃中島は隣町の中だし僕らが関与するわけにはいかないよ     ただでさえ今日隣町の現場に踏み込んでしまったっていうのに     これ以上隣町に干渉したらキュウベェの逆鱗に触れてしまう」 花沢「だからって中島君を見殺しにするって言うの」 カツオ「仕方がないだろう。中島を渡さなければマスオ兄さんは助からないわけだし」 花沢「だったら、両方助ければいじゃないの!」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 06:05:05.60 ID:NA+Yb8GX0 タマ「どうしたんだい?二人して深刻な顔して?」 カツオ「タマ!大変なんだ花沢さんとマスオ兄さんが隣町の現場に踏み込んじゃって」 タマ「ああ、そのことならキュウベェから聞いたよ。君達とんでもないことを    してくれたね。そのおかげで僕のテリトリーから中島を差し出すことに    なったじゃないか!」 カツオ「そのこと知ってたのかい?」 タマ「もちろんだよ、連絡は緊密にとってるからね。キュウベェの奴    マスオなんていらないから代わりに中島をよこせとか言うんだよ    あれ?そういえば中島の姿が見えないけど」 カツオ「中島なら姉さんが連れ去ったよ」 タマ「そうか…相変わらずやる事が早いなキュウベェ陣営は」 花沢「冗談じゃないわよ!なんで、中島君が犠牲にならなきゃいけないのよ」 タマ「しょうがないじゃないか、僕らが生き残こるためには中島を差し出すしか    なかったんだから。これで少なくともマスオは助けるわけだし」 花沢「私は、両方とも助からないと嫌よ」 タマ「元はと言えば君がマスオを見捨てて逃げ出したりするからこんなことになったんじゃないか」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 06:23:34.60 ID:NA+Yb8GX0 花沢「違う!私はマスオさんを見捨てたわけじゃない!」 タマ「じゃあ、今のこの状況はどう説明するつもりだい?    君はここにいてマスオはキュウベェ陣営にひん死の状態で捕まっているんだよ」 花沢「だから、私が助けに行く」 タマ「この傷だらけの体でかい?」 花子「そうよ、あんな奴らこの体で十分よ」 カツオ「どこに行くだよ、花沢さん!」 花子「決まってるじゃない隣町よ」 カツオ「無茶だよ、あんな連中に花沢さん一人で敵うはず無いよ」 タマ「カツオ、なんとかして花沢を止めてくれ!これ以上キュウベェに貸しを    つくりたくないんだ」 カツオ「わかってるよ。」 花沢「ちょっと何するのよいその君、私の邪魔をする気?」 カツオ「花沢さんまでやられたら僕たちはどうすればいいのさ」 花沢「その時はその時よ、また新しい魔法少女を探せばいいじゃない」 タラオ「そうはいかないですぅ〜」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 06:24:33.45 ID:NA+Yb8GX0 花沢「ウギャー」 その時だった、花沢さんはタラオから攻撃を受けた。 カツオ「こ、これは…。そうか、君も魔法少女だったんだねタラちゃん」 タラオ「えへへですぅ」 カツオ「花沢さんしっかりして!」 タラオ「僕たちの邪魔をしないと約束すればとどめを刺さないであげるですぅ〜」 カツオ「わ、わかった、タラちゃんたちの邪魔はしないって約束するから」 タラオ「なら、許してあげるです」 カツオ「早く、花沢さんを病院に運ばないと」 花沢「私が助ける…」 カツオ「もう、いんだよ花沢さん。君は十分よくやった」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 06:35:52.65 ID:NA+Yb8GX0 サザエ「いるんでしょうキュウベェ?出て来なさいよ」 キュウベェ「やあ、例のブツは持ってきたかい?」 サザエ「中島君ならここにいるわよ」 中島「離せ!僕をどうするつもりだ!」 サザエ「約束通りマスオさんを渡してくれるんでしょうね」 キュウベェ「そうだね、ほら、受取りなよ」 サザエ「マ、マスオさん、しっかりして!」 マスオ「サザエ、僕はもう駄目かもしれない…」 サザエ「そんなこと言わないで、早く病院にいきましょう。」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 06:43:42.24 ID:NA+Yb8GX0 なんか、収拾つかなくなってしまった。 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 07:00:24.19 ID:NA+Yb8GX0 病院にて カツオ「しっかりして!花沢さん」 花沢「私は、また仲間を救えなかった」 カツオ「いいんだよそんなことは自分が死んじゃったら意味無いじゃないか」 サザエ「カ、カツオ」 カツオ「姉さん!」 サザエ「まさか、こんなところでばったり会うとはね」 カツオ「それより、大丈夫だったのマスオ兄さんは?」 サザエ「今、集中治療室にいるんだけど予断を許さない状況だわ」 カツオ「そうか…」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 07:08:57.26 ID:NA+Yb8GX0 サザエ「キュウベェの奴許せないわ!マスオさんをこんな目にあわすなんて」 カツオ「花沢さんとマスオ兄さんを襲った魔女がイクラちゃんだったって本当なの?」 サザエ「多分そうね。あんた達がヘタな手出しするからこういうことになるのよ     最初から私たちに任せておけばいいものを」 カツオ「それで、あの魔女は倒したの?」 サザエ「当たり前じゃないあんな魔女私たちに掛かればイチコロよ」 カツオ「そ、そりゃすごいや。」 サザエ「まぁ、イクラちゃんが亡くなったことは残念だったけど。     魔女になったんじゃ仕方ないわよね。」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 07:19:38.98 ID:NA+Yb8GX0 カツオ「中島の奴今頃どうしてるんだろうな…」 中島「僕がこの街を救うだって!?」 キュウベェ「今夜、巨大な力を持った魔女がこの街にやってくるんだ       そこで君の力が必要になるんだ」 中島「じゃあ、みんなで力を合わせてそれを食い止めよう」 キュウベェ「それが駄目なんだ、特別な力を持った魔法少女しか       その魔女には敵わないんだよ」 中島「その特別な力をもった魔法少女が僕ってわけか」 キュウベェ「そういうことさ、君をわざわざこの街に呼んだのは       魔女からこの街と魔法少女を守りたかったからさ」 中島「なるほど、そういうことなら引き受けるよ」 キュウベェ「そうしてくれると助かるよ」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 07:28:10.32 ID:NA+Yb8GX0 そして、夜になり決行の時はやって来た。 中島「あれが魔女なんだね」 キュウベェ「そう、中島はあの魔女に向かって攻撃を仕掛けてくれ       僕がうまいことやって魔女の中に中島を封じ込めるから」 中島「うん、わかったよ」 キュウベェ「覚悟はできてるかい?」 中島「もちろん、この街と人を守れるのなら僕一人の命くらい惜しくないからね」 キュウベェ「それじゃあ、行くよ」 中島が魔女に攻撃を仕掛け魔女が怯んだスキにキュウベェは中島を 魔女の中に潜り込ませた。 そのとき、魔女の中で中島の力が爆発して魔女は消え去り 隣町は守られたのだった。 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 07:33:59.76 ID:NA+Yb8GX0 病院にて カツオ「大変だよ、姉さん」 サザエ「なによ、騒がしいわね」 カツオ「空をみてよ!」 サザエ「まぁー大変。魔女が来てるわ」 タマ「どうやら。僕達の街にも魔女が来たようだね」 中島の強大な力により隣町の魔女を倒すことはできたが 今度はカツオ達が住む町に魔女が近づいいていたのであった… どうなる、あさひが丘…そして、いその家&フグ田家の運命はどうなる!?。 ー終わりー 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/15(月) 07:42:28.53 ID:NA+Yb8GX0 本当は、隣町の魔法少女とバトルする展開にしたかったんだが そこまでの技量がなかった。