キョン「俺実は空飛べるんだ」ハルヒ「ほんとっ!?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/07(日) 09:44:08.51 ID:qXFjv3EUO キョン「なあハルヒ・・・超能力者っていると思うか?」 ハルヒ「当たり前じゃない!今更なに言ってんのよ馬鹿キョン!」 キョン「そうだよな・・・なあハルヒ、今まで黙ってたけどさ」 ハルヒ「なによ」 キョン「俺、超能力者なんだ」 ハルヒ「えっ・・・ななななんだってえぇぇぇぇ!?」 キョン「黙っててごめんな」 ハルヒ「う、うそ・・・キョンが超能力者・・・証拠は!?証拠はあるんでしょうね!」 キョン「よし、今見せてやろう」 ハルヒ「・・・」ドキドキ みくる「きょ、キョンくんって超能力者だったんですかぁ?」 古泉「彼は至極まっとうな普通の人間のはずです。ですね?長門さん」 長門「・・・」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/07(日) 09:48:30.07 ID:qXFjv3EUO キョン「ここにまだ開けてない新品のトランプがある。開けてみてくれ」スッ ハルヒ「むむ・・・ただのトランプね、間違いなく。それで?」 キョン「じゃあ、その中から一枚カードを選んでサインを書いてくれ。ペンはその辺のでいい」 ハルヒ「一枚・・・うーんどれがいいかしら」 キョン「おっと、俺は向こう向いてるから見えないようにやってくれよ」 みくる「・・・ねえ古泉くん、あれって」 古泉「・・・まだ言わないでおきましょう」 長門「・・・」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/07(日) 09:52:55.14 ID:qXFjv3EUO ハルヒ「これ!これに決めたわ!」キュキュッ キョン「サインしたか?」 ハルヒ「うん!次は?」 キョン「そしたら、そのカードを束に戻してよーくシャッフルしてくれ。よーくな」 ハルヒ「まかせなさい!」シャシャッ キョン「よく混ぜたか?」 ハルヒ「よーーーーくね!フルーチェ作る時よりね!」 キョン「よし、カードをこのテーブルの上に置いてくれ」 ハルヒ「ここでいい?」スッ キョン「ああ」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/07(日) 09:59:14.09 ID:qXFjv3EUO キョン「さて・・・ハルヒが封を開けて、ハルヒが選んで、ハルヒがシャッフルしたトランプだ。俺はお前に渡してから一切触っていない。間違いないな?」 ハルヒ「うん、キョンは触ってない」 キョン「よし・・・超能力を見せてやる」 ハルヒ「・・・」ドキドキ キョン「俺がこのトランプの上で指を鳴らすと」パチン ハルヒ「・・・」ドキドキ キョン「ハルヒ、一番上のカードをめくってみてくれ」 ハルヒ「一番上?」ペラッ ハートのA『ハルヒ☆』 キョン「お前が選んだカードだろ?」 ハルヒ「うん、あたしが選んだ・・・ええええええええええええ!!??」ガタガターン 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/07(日) 10:12:55.76 ID:qXFjv3EUO ハルヒ「みくるちゃん!!み、みてこれ!あたしが選んだトランプ!きょっ、キョンが!」ワタワタ みくる「すごいですねぇー」 古泉「待ってください涼宮さん、トランプはジョーカーを含めて54枚。偶然一番上に涼宮さんが選んだカードがきただけかもしれません」 ハルヒ「そうか・・・こんなの偶然!偶然よ!超能力なんかじゃないわ!!騙されないんだから!」 キョン「ならハルヒ、そのカードを束の真ん中に戻してくれ」 ハルヒ「諦めが悪いわね・・・」スッ 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/07(日) 10:26:39.00 ID:qXFjv3EUO キョン「しっかり戻したな?」 ハルヒ「戻した!それで?次はどうすんの?」 キョン「・・・」パチン キョン「めくってみろ」 ハルヒ「えっ?」 キョン「一番上をめくってみろ」 ハルヒ「あんた馬鹿?今あたしが真ん中に戻したんだから、一番上なんかめくったって」ペラッ ハートのA『ハルヒ☆』 ハルヒ「・・・・・・」チラッ キョン「お前が選んだカードだろ?」 ハルヒ「・・・ちょっとトイレ・・・」スタスタ バタン 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/07(日) 12:30:42.52 ID:qXFjv3EUO あ、終わりで