長門「あなたのペニスをフェラすることはできない」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:06:22.05 ID:fzbpF+mb0 国木田「キョンが長門さんにお願いすればしてくれるっていったんだけど」 長門「彼にフェラしたことはある、だがそれは彼だからしただけ」 国木田「そうか、変なお願いしてごめんね」 長門「かまわない、彼が勘違いをしていただけ」 国木田(ああ、キョンのせいで変な恥かいちゃったよ・・・) 長門「彼が私をそんな女だと思ってた事がゆるせない・・・」 国木田「ねぇ、今日のことは誰にも言わないで欲しいんだけどいいかな?」 長門「誰にも言うつもりはない」 国木田「ありがとう」 長門「別にあなたのためではないので、お礼を言う必要は無い」 国木田「そうだね・・・」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:14:37.29 ID:fzbpF+mb0 国木田「はぁ・・・キョンの言うことなんて信じなきゃよかったよ・・・」 キョン「おい国木田、どうだった?」 国木田「キョンのせいで恥かいたんだからね!」 キョン「長門はフェラしてくれなかったのか?」 国木田「キョンだからフェラしたんだって、長門さんはキョンの事好きだからしたんだよ」 キョン「そうだったのか・・・長門には悪い事したな」 国木田(僕には悪い事したとは思わないのかよ・・・) キョン「じゃあ朝比奈さんに頼んでみようか、朝比奈さんならやってくれるだろ」 国木田「朝比奈さんともそんな事してるの?」 キョン「ああ、朝比奈さんは長門みたいに上手くないけどお願いしたら必ずしてくれるぞ」 国木田(朝比奈さんか、おっぱい大きいし美人だからこっちの方がいいかも) 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:17:43.67 ID:fzbpF+mb0 みくる「あら、キョンくん、どうしたの?」 キョン「朝比奈さんにお願いがあるんだけど、今日アレしてもらえますか?」 みくる「ええっ?国木田くんがいるまえでその話をしないでください!」 キョン「いや、今日は国木田にやってもらいたいんだけど・・・だめ?」 国木田「おっお願いします・・・」 みくる「・・・キョンくん酷い」 キョン「え?」 みくる「私はあんな事するのはキョンくんだからです、だからキョンくんのお友達だからと言ってするわけにはいけません」 キョン「口でするくらいいいじゃないですか、少しだけでいいんですよ」 国木田「キョン、もういいよ・・・」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:21:11.38 ID:fzbpF+mb0 国木田「話が全然違うじゃないか!」 キョン「ごめん・・・朝比奈さんならやってくれると思ったんだがなぁ」 国木田「朝比奈さんもキョンだからフェラしてくれるんだよ」 キョン「いや朝比奈さんの場合はフェラだけじゃなくてセックスもしてくれるぞ」 国木田「え・・・いや、もういいよそんなこと!」 キョン「すまん、他に誰かいたから・・・ハルヒにはお願いした時点で殴られそうだし」 国木田「涼宮さんともしたことあるの?」 キョン「ああ、ハルヒは最近するようになったな」 国木田「はぁ・・・キョンって凄い奴なんだね」 キョン「ハルヒがダメなら・・・妹はどうだ?すごい下手糞だが百円やれば何だって」 国木田「もういいよ・・・」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:29:50.99 ID:fzbpF+mb0 国木田「なんか最近女子に避けられてる気がする・・・」 谷口「お前の考えすぎじゃねーの?」 国木田「そうかな・・・」 キョン「国木田、あの後何人かにお願いしてみたけどダメだった、すまん」 国木田「え、あの後も誰かにお願いしたの?」 キョン「ああ、同じクラスの女子や三年の先輩にもお願いしたがダメだった、いつもは喜んでしてくれるのにな」 谷口「何の話だ?」 国木田「はぁ、たぶんそれが噂になって僕がキョンにそんな事お願いさせてまわってると思ったんだ・・・」 キョン「そうなのか?」 国木田「そうだよ、だって最近の女子は僕を無視するし」 谷口「なぁだから何の話なんだ?」 キョン「そうか、一応口止めはしておいたんだけどだめだったのか」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:35:43.57 ID:fzbpF+mb0 ハルヒ「国木田の噂?そんなの聞いた事無いわよ」 キョン「ほらな、国木田安心しろ」 国木田(涼宮さんは他の女子と仲良く噂話するような人じゃないから知らなくて当たり前なんじゃ・・・) キョン「お前の勘違いなんだよ、よし今日もお前のためにお願いしてやるからな、他校の女子にもしてくれるのがいるんだが」 国木田「いやもういいって・・・」 キョン「お前一回経験してみたいって言ってただろ?」 ハルヒ「ねぇ、何の話なの?」 谷口「こいつら聞いても教えてくれねーんだよ」 キョン「いや、国木田がフェラしてもらいたいって言うから他の女子にお願いして回ってるんだ」 ハルヒ「へ・・・へぇ・・・」 谷口「おいキョン、なんで俺には黙ってたんだ!?何で国木田だけなんだよ!」 キョン「まぁいいじゃないか」 国木田(もぅ、キョンってば言わなくていい事を何で言っちゃうのかな) 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:41:12.02 ID:fzbpF+mb0 キョン「まぁいいじゃないか、国木田がフェラされてみたいって言うもんだから」 谷口「俺だってフェラされたいぞ!」 ヒソヒソ 国木田「おい谷口、声がちょっと大きいよ・・・」 谷口「だってお前だけ美味しい思いしてるんだから声が大きくなって当然だ!」 キョン「まぁ国木田の事これだけお願いしてダメだったんだからお前では無理だな」 谷口「そんなのやってみないとわからんだろ!」 ハルヒ「どうでもいいけど、私の席の近くでそんな話しないでよね・・・」 キョン「すまんハルヒ」 ハルヒ「別にいいけど・・・」 国木田(そういえば、キョンも涼宮さんにフェラしてもらってるって言ってたよな) 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:46:42.14 ID:fzbpF+mb0 国木田「はぁ、やっぱり僕の事噂になってるよね」 谷口「気にすんなって、噂なんてすぐ無くなる」 国木田「キョンのせいで女子にこんなに嫌われたんだよ・・・こんな事ならフェラされたいとか言うんじゃなかった」 キョン「おい国木田、もう一度長門にお願いしてみるぞ」 国木田「長門さんからは前断られたでしょ?それにもうその話はいいよ・・・」 キョン「諦めるなって、この前はお前一人で長門にお願いしにいっただろ?今日は俺も一緒にお願いするから大丈夫だ」 国木田「ねぇ、女子の間で僕がどんなあだ名で呼ばれてるか知ってる?フェラ木田だよ、もうこれ以上事を大きくしたくないんだよ」 谷口「フェラ木田ってのはお前の事言ってたのか」 キョン「まぁ今回が最後だからいいじゃないか、それに長門は人にそんなこと言う奴じゃないしな」 谷口「なぁ、今回も俺はダメなのか?なぁ?」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:52:10.15 ID:fzbpF+mb0 キョン「今回は作戦も考えてみた、俺が最初に長門にフェラしてもらう、その後お前が部室に入ってくるんだ」 国木田「それが作戦なの?」 キョン「ああ、長門は俺のものをしゃぶってる時に俺にお願いされれば断りにくいだろ?」 国木田「断られた場合はどうするの?」 キョン「断るわけないだろ、あいつは俺のお願いなら何だって聞いてくれるんだ」 国木田「そう・・・でもそれって何かずるくないかな?」 キョン「ずるい?何でだ?」 国木田「本当はしたくないのにキョンにお願いされるから僕にフェラするんだろ?」 キョン「ただ口に入れて舐めるだけだろ、大したことじゃないって、じゃあ俺が合図したら入ってこいよ」 国木田「うん・・・上手くいくのかなぁ」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 05:58:32.16 ID:fzbpF+mb0 キョン「おい、入ってこい」 ガチャッ 長門「!?」 国木田(うわっ本当にキョンのアソコを口にいれてるよ・・・) キョン「なぁ長門、今日は国木田にもしてくれないかな?」 長門「・・・」 国木田(凄い睨んでる・・・) キョン「俺の友達なんだよ、なぁいいだろ?」 長門「この事は以前断ったはず、彼を使ってまでしようとするという姑息な手段を使うなんて許せない!」 国木田「いや僕がお願いしたわけではないし・・・それに僕は乗り気じゃなかったから・・・」 キョン「なぁいいだろ?国木田のをちょっと舐めるだけじゃないか」 長門「・・・あなたが言うのならする、けれどこれは私の本意ではない事だけはわかって欲しい」 キョン「わかってるわかってるって、おい国木田ズボン脱げよ、やってくれるってさ」 国木田(長門さん凄い睨んでるし、今の状態でしてもらっても全然嬉しくないよ・・・) 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 06:02:22.44 ID:fzbpF+mb0 国木田「やっぱり僕はいいよ、それじゃ!」 ガチャッ キョン「おい国木田!」 長門「・・・」 国木田はいてもたってもいられずに、SOS団部室を後にした。 何気ない気持ちでキョンに語ったフェラへの期待。それがこのような事態に発展するとはその時は思いもしなかった。 女子の前で恥をかき、女子に嫌われ、みじめな思いをする。これは誰のせいだ?キョンのせいだ! 国木田はしだいにそう考えるようになってきた。 キョン「なぁ国木田、昨日はどうして途中で帰ったんだ?」 国木田「もう僕には話しかけないでよ!」 キョン「そんなこと言うなよ・・・」 国木田「・・・」 谷口「おいお前ら喧嘩でもしたのか?」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 06:10:36.23 ID:fzbpF+mb0 国木田はキョンを無視するようになった、キョンは何度も話しかけてきたが一言も口を聞かなかった。 キョンも話しかけてくることが少なくなり、会話する事すらしなくなってきた。 谷口も始めのうちはキョンと一緒と話すように進めてきたが、諦めたのかそのようなことをしなくなり 国木田とも話をしなくなってきた、谷口はキョンを通じての友人だったとその時気づいた。 女子「あっフェラ木田またぼっちじゃん」 男子「こいつ話しかけても無視するんだよ」 キョンと友人では無いと判断したのか、まわりは国木田の事を屈辱的なあだ名で呼ぶようになった。 キョンの友人だったので今まで遠慮していたのだとその時国木田は気づく。 彼の影響は大きかったのだ。しかし国木田は意固地になりキョン以外の人とも口をきかなくなった。 ハルヒだけがいつも通りに話しかけてくる、孤独な国木田に気を使っているのではなく そういう噂や周りの空気を無視する彼女だからいつも通りに話しかけてくるだけなのだ まぁ、ハルヒとは親しいわけではないが交わす言葉も少ないのだが・・・、だが国木田はハルヒの自分に向けて言われる言う 一言二言の何気ない会話がたまらなく嬉しかった。しかしそれを態度に出すことはなく一言二言返事を返すのみだった。 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 06:19:08.38 ID:fzbpF+mb0 学校に来るのも苦痛になってきた、授業中は問題ないのだが、授業が始まる前、休み時間 昼休みがたまらなく苦痛だった。他の生徒が楽しそうに会話するのを聞くのがたまらなく苦痛だった。 昼食を一人で食べてる時に周りの会話に神経を尖らせてしまう、自分の事を話していないだろうか 笑い声は自分のことで笑っているのではないかと・・・ ハルヒ「一人で昼食べるなら私と一緒に食べなさい!」 ハルヒがある日昼食を一緒に食べるようにと誘ってきた。一人寂しく食べる自分を哀れんでなのだろう しかし、彼女にもそのような面があるのだと国木田は驚いた。国木田は断らなかった 断る必要がなかったからだ、ハルヒは何事も強引に決めてしまうので、一緒に食べると言った後自分の前の机を勝手に 国木田の机とくっつけてさっさと弁当を広げてしまって食べ始めた。普通なら迷惑な行動なのかもしれないが 今の国木田にとっては何よりもありがたかった。その日からハルヒが何かと国木田に気をかけるようになった。 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 06:27:56.45 ID:fzbpF+mb0 ハルヒがキョンと一番親しいと思っていた国木田にとってはこれは驚きで、優越感があった。 ハルヒはキョンよりも自分を選んだのだと。しかしそれは勘違いだったのだ ハルヒが国木田に何かと気にかけるようになったのは、孤独な国木田を見かねて キョンがハルヒにお願いしただけだったのだ、だが国木田はそれに気づく事はなかった。 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 06:32:30.94 ID:fzbpF+mb0 国木田はいつしかハルヒを好きになっていた、誰にも相手にされない国木田にとっては 親しく接してくれるハルヒを好きになってしまってもしょうがなかった。 ハルヒは美しく頭が良くて、それなのにそれを鼻にかける事はなく、宇宙人だの超能力だの 子供のような事を語っているのがたまらなく愛おしかった。しかし国木田の前では あまり宇宙人や超能力だの話すことは無かったのだが・・・。 国木田は自分に都合のいい考えをしてしまう事になる、自分をこんなに気にかけてくれるのは ハルヒも自分のことを好きなのではないかと、そう思い込んでしまった国木田が行動にでるまでにそう時間はかからなかった。 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 06:37:42.35 ID:fzbpF+mb0 「涼宮さん、付き合ってくれませんか?」 国木田はハルヒを放課後呼び出してそう告げた。ハルヒは呼び出された時は SOS団の会議が今日あるから急いでくれとめんどくさそうにしていたのだが 国木田がそう告げるとキョトンとした顔になり、次にそわそわとしだして 国木田が返事を尋ねると「返事は明日する」と言ってどこかへ言ってしまった。 これは脈があると国木田が都合よく考えたが、ハルヒはキョンへ相談しに言ったのだ ハルヒにとって国木田と仲良くするのはキョンからの頼みで仕方なくやっている事なので 返事次第では国木田との接し方が変わってしまうと判断しての事にすぎなかったのだが 国木田にはその事を知る由もなかった、むしろ彼の中では既にハルヒと恋人になって一緒にデートしたり キスしたりと妄想の中で予行演習が行われていたのだ。 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 06:46:13.39 ID:fzbpF+mb0 翌日ハルヒに返事をすると言われた場所に弾む気持ちで国木田は向かった。 既に彼の中では良い返事をハルヒがするものだと決まっていた。 しかし、その場へいたのはハルヒともう一人、キョンだった。 キョンから最初謝罪の言葉がでる。「ハルヒにお前と仲良くしてくれとお願いしたのは俺なんだ」 と真実を告げられる。キョンとの久しぶりの会話だったが、それがこのような形で行われるとは思いもしなかった。 ハルヒに国木田と仲良くするようにお願いしたこと、本当はハルヒは国木田と仲良くするのが嫌だったこと ハルヒが国木田に告白された事をキョンに相談しに言ったこと、そしてもう限界で国木田と仲良くするのはもう嫌だとキョンに告げたこと。 国木田にとっては信じたくない現実を告げられた。申し訳なさそうに話すキョンと その横でキョンに寄り添うようにしながら国木田を軽蔑の目で見るハルヒ。 国木田は死にたいと思った、家に帰ったら首をつろう本気でその時は思った。 もちろん本気で思ったと本人は思ってるつもりだが本気なわけがない、 その日家に帰ったらすぐに布団にもぐりこんで泣きながら寝るだけだった。 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/14(木) 06:50:39.01 ID:fzbpF+mb0 その日から国木田は学校に行かなくなった。 キョンが何度か心配して家に来てくれたようだったが国木田はキョンと会おうとしなかった。 次第にキョンも来なくなりしばらくするとキョン達が卒業したと親から聞いたときは、もう既に三年断っていたと気づいた 国木田の中では高校一年のまま時は止まったままだった。あの学校に行けばみんながいるような気がしたが もうあの学校には国木田の知ってる生徒は誰もいない。親がその後退学の手続きを済ませた。 こうして国木田の高校生活は部屋の中で終えることとなった。 完