俺「おいハルヒ!朝比奈さんが困ってるじゃないか!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 08:34:28.88 ID:FLoHYWk50 ハルヒ「みくるちゃんにはコスプレしてもらうって決めたのよ!」 俺「馬鹿!」 バシッ ハルヒ「痛っ!」 俺「大丈夫ですか朝比奈さん」 みくる「ありがとうございます・・・でも涼宮さんが・・・」 ハルヒ「殴るなんて酷いじゃない・・・」 俺「お前は痛かったかもしれないが、俺の心はもっと痛かった」 みくる「俺くん・・・」 ハルヒ「なっなにかっこつけた事言ってるのよ///」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 08:38:47.97 ID:FLoHYWk50 ハルヒ「あんたに殴られたせいでほっぺたひりひりするじゃない」 俺「ごっごめん、そんなに強く殴ったつもりはなかったんだがな・・・ペロッ」 ハルヒ「!」 俺「これで痛みが引いたかい?」 ハルヒ「なっ何をするのよ!・・・まだ痛いからもっと舐めなさいよ!」 俺「はっはっはっ、それじゃもっとたくさん舐めてあげるよ」 みくる「あのぅ・・・私も今朝からほっぺたが痛いんですけど」 俺「わかったわかった、平等に舐めてあげるよ」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 08:40:17.46 ID:FLoHYWk50 ぺろぺろ ハルヒ「みくるちゃんばっかり舐めてない?」 みくる「そんな事ありませんよ・・・」 長門「・・・」 俺「長門、どうしたんだ?」 長門「私も今朝から痛い」 俺「ほっぺたかい?いいよなめてあげるよ」 長門「痛いのは唇」 ハルヒ・みくる「!」 俺「唇かぁ・・・しょうがないな」 長門「早くして欲しい」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 08:42:58.67 ID:FLoHYWk50 ハルヒ「私もなんか唇がひりひりするわね」 みくる「私も唇がなんか痛くなってきたかなぁ」 長門「舌も痛くなってきた」 ハルヒ「しっ舌?そういえば私も舌が痛いのよ!」 みくる「私なんてご飯食べるたびに舌噛んじゃうから痛いんですよ」 俺「しょうがないな、3人とも舌をだしてくれ、順番にペロペロしてやるからな」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 08:46:05.35 ID:FLoHYWk50 ぺろぺろちゅぱちゅぱ 俺(流石に疲れてきたな・・・) ハルヒ「ちゅぱちゅぱ・・・え、もう終わり?」 長門「次は私の番」 ハルヒ「団長は優先しなさいよ!」 俺「ダメだよ、みんな平等に、ね?」 ハルヒ「俺がそう言うのなら・・・みくるちゃん、何服を脱ごうとしてるの?」 みくる「おっぱいが痛いんですよ」 ハルヒ「そこまでするの?ちょっと有希は何でスカート脱いでるの?」 俺「疲れてきたんだけどしょうがないな、がんばって舐めてあげるよ」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 08:50:07.88 ID:FLoHYWk50 俺「今日は疲れたな、いろんなところ舐めさせられたからな」 国木田「今帰るの?」 俺「ああ、どうしたんだ口押さえてるけど」 国木田「さっき谷口とぶつかったときに口をぶつけたんだよ、唇の裏が歯にあたってひりひりしてるんだ」 俺「お前もそうなのか」 ちゅっぺろぺろ 国木田「なっ何するんだよ!」 俺「何って痛いから舐めてあげたんだよ」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 08:52:14.03 ID:FLoHYWk50 国木田「今の絶対キスだろ!」 俺「キスじゃないって、痛いのが取れるように舐めてあげたんだよ」 国木田「痛いのはお前だよ!冗談にならないよ!」 俺「えっ?」 国木田「友達だと思ってたのに・・・もう僕に話しかけないでよホモ野郎!」 俺「ホモやろうって・・・」 国木田「話しかけるなって言っただろ、あっち行けよ!」 俺「・・・」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 08:55:15.62 ID:FLoHYWk50 ハルヒ達相手に調子にのっていたのか、俺はとんでもない事をしてしまったようだ。 谷口「おい、お前国木田と喧嘩したのか?」 俺「いや、そういうわけじゃないけど・・・」 谷口「でも国木田の奴明らかにお前避けてるぞ」 俺「ちょっと昨日いろいろあって・・・」 谷口「喧嘩したのなら俺にまかせろよ、間を取り持ってやるから、な?」 俺「いや、喧嘩してるわけじゃないって」 谷口「そうなのか?それならもういいけど」 国木田「谷口、余計な事しなくていいよ」 俺「国木田・・・」 国木田「それともうこいつと話すのは止めたら?こいつ変態だよ」 谷口「国木田、何があったかしらないけどそれは酷いだろ」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 08:57:26.95 ID:FLoHYWk50 国木田「谷口は知らないかもしれないけど、こいつ変態なんだよ」 谷口「おいおい男子高校生だったら他人にいえない性癖の一つくらいあるものだろ」 国木田「そうじゃないんだよ、こいつのはもっとおぞましいんだよ」 谷口「お前なぁ、いい加減にしろよ!」 俺「いいよ谷口・・・」 谷口「止めるな!」 俺「こいつの言うとおりだ、俺が悪かったんだよ・・・」 谷口「お前・・・」 国木田「・・・ふん」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 09:05:05.47 ID:FLoHYWk50 古泉から聞いたのだが、俺がホモだという噂が流れているらしい 俺自体あまり有名でもないし、たわいも無い噂なので誰も気にしてないようなのだが その噂の元は明らかに国木田だろう。 ハルヒ「俺がホモなわけないじゃない、ねぇ?」 長門「ちゅぱちゅぱ・・・そう」 みくる「長門さんちょっと長いですよ」 俺「ちゅぱっ・・・なぁ今日はもう止めないか?」 ハルヒ「どうしたの?」 俺「ちょっとそういう気分じゃないんだ」 長門「あなたがそう言うのならそれに従う」 俺「すまんな」 みくる「えっ今日は私はしてないのに・・・」 いつもより早めに学校を出た俺は気分転換に本屋に行く事にした、どうせなら長門を つれて来ればよかったなと思いながら本を適当に手を取っては本棚に戻す作業を繰り返した。 ふと振り返るととある人物が俺をじっと見ている事に気づいた、国木田である。 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 09:09:50.40 ID:FLoHYWk50 国木田「おいホモ野郎」 俺「国木田・・・」 国木田「返事をしたな、やっぱりお前ホモだろ?」 俺「いやそう言うわけじゃ・・・」 国木田「ホモも本を読むんだね、その小説ホモの話なの?」 俺「何が言いたいんだ?俺と話をしたくないんじゃなかったのか?」 国木田「別に、たまにはホモの相手をしたくなっただけだよ」 俺「そのホモって言うの止めてくれよ・・・」 国木田「え、お前ホモだろ?ホモをホモっていってダメなのか?」 俺「この前はごめん・・・」 国木田「え、何が?ホモの言う事はわからないなぁ」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 09:14:51.00 ID:FLoHYWk50 国木田から逃げるように本屋を後にしたのだが、国木田は俺の後をついてくる。 俺「なぁ、何でついてくるんだよ」 国木田「別に、僕もこっちの方に用事があるだけだよ」 俺「ならお前が先に行けよ」 国木田「嫌だよホモ相手にお尻向けたくないからね、また何かされるかと思うと怖くて怖くて」 俺「くっ・・・」 長門「何をしているの?」 気まずい雰囲気の中救世主が現れた、俺は長門の存在を一瞬喜んだが 国木田が長門にあの日の事を言うのではないかと思い気分がますます重くなった。 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 09:21:03.84 ID:FLoHYWk50 長門「2人で本屋に行ってたの?」 どうやら俺達が本屋から出てきた所をを見つけて長門もあとをつけてきたらしい。 少し不機嫌そうなのは本屋に寄るのに自分を誘わなくて国木田を誘ったと勘違いしているからだろう。 国木田「別に、このホモとはたまたま本屋で会っただけだよ」 案の定国木田は長門の前でも俺のことをホモといい続けた。 国木田「一緒に歩いてるわけでもなくてホモも僕も同じ方向に向かってるだけ」 長門「彼の事をホモと言わないで」 国木田「いやこいつホモだよ、長門さんが知らないだけだよ、こいつが僕に何かしたか知ってるの?」 長門「知らない、だけど彼はホモじゃない」 国木田「ホモだって、何も知らないくせに」 長門「何も知らないのはあなた、彼がホモじゃない証拠を今見せる」 そう言うと長門は俺の唇に自分の唇を重ねてきた。 俺「んっ!」 長門「どう?彼はホモじゃない」 国木田「おいお前何するんだよ!」 そう言うと国木田は長門を突き飛ばした、長門はバランスを崩し地面に倒れる。 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 09:27:31.37 ID:FLoHYWk50 長門「痛い!」 アスファルトに手を突いた長門は悲鳴を上げた、少々大げさにも聞こえたが 小石が掌に食い込んだようでそれを痛そうに払った。しかし顔は何故かうれしそうである。 長門「痛い」 長門は立ち上がるとその掌を俺に向けてもう一度痛いと言った、俺に舐めろと言うことらしい しかも国木田の前で。 国木田「お前ら何やってるんだよ、こんな人前でキスしやがって!」 何が国木田の怒りに触れたのかわからなかったが、国木田は怒ってるようだった。 長門「・・・」 長門は掌を向けながら俺をジッと見つめる、掌には小石が食い込んだ後があり赤くなっていた。 嘘ではなく本当にひりひりと痛々しかった、気がつくと俺は長門の掌の舌で丁寧に舐めていた。 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 09:33:31.62 ID:FLoHYWk50 長門の小さな掌をゆっくりと舐める、赤くなったところだけではなく気がつくと指の股や 指の一本一本を口に入れて舐めていた。人の指先を舐めるのがこんなに気持ちい事なのだと気づいた 明日になったらハルヒや朝比奈さんの指も舐めてみたいと考えてるうちに国木田の反応がきになり 国木田の方を見たが、国木田は既にいなかった。 俺「国木田はどうした?」 長門「どこかに行った」 長門の手を舐める俺に呆れたんだろう、周りを見ると俺達をジロジロと見ていた 同じ学校の生徒もある。俺は急に恥ずかしくなり長門の手を放すと早足でその場を後にした。 長門はしばらく付いて来たが俺が家に帰っているのだと気づいたのか「また明日」と一言俺にかけると どこかへ行ったようだ。 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 09:43:49.44 ID:FLoHYWk50 翌日に学校へ行くと昨日の事が噂になっていた、俺が長門の掌を舐めていたのを見た生徒が いたので当たり前といえば当たり前だが、そのせいでハルヒは朝から不機嫌だった。 ハルヒ「へぇ、そういう気分じゃないと止めておいて有希だけは舐めるんだ」 今日はハルヒだけ特別にじっくりと舐めてやるという事でなんとか許してもらったが この調子だと朝比奈さんもあまり良く思っていないだろう、どこかで埋め合わせをせねば。 国木田「・・・」 国木田は相変わらず俺を無視していた、長門の掌を舐める俺に呆れたのか聞いてみたい衝動に駆られたが 聞いても答えてくれないのは明らかなので止めておくことにした。 谷口「よう、ホモ疑惑返上できてよかったな、Aマイナーの長門有希と付き合うとかうらやましーじゃねーか!」 俺「付き合ってはいないって・・・」 谷口「嘘言うなよ、恋人でもない女の掌を路上でペロペロ舐めるなんてするわけないだろ!」 どうやら噂では長門と俺は付き合ってるという事にまでなっているらしい。 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 09:58:13.84 ID:FLoHYWk50 今日のSOS団の活動は中止になったので俺は放課後誰もいなくなった教室でハルヒの掌を舐めている。 ハルヒがこのために中止にしたのは言うまでもない。 長門にしたように掌、指の股、指先一本一本を丁寧に舐めていく。 長門のときとは違い石けんの香りがする、おそらく俺が掌を舐めるので気を使い 手を丹念に洗ってきたようだ。 ハルヒ「ねぇ、有希にもこうやって舐めたの?」 俺「ああ、長門のときは路上でだったけどな」 ハルヒ「私達は教室ね、私はこの方がいいわ、人に見られるのは好きじゃないから」 長門よりもハルヒの指は細長く感じられた、洗っているせいで塩分の味がしないのは少々物足りないような気がしたが ハルヒ「もうそろそろ帰らないと、明日もSOS団の活動は中止だから」 そう言うとハルヒはまとめていた荷物を左手でつかみ、俺が舐めていた右手を握りしめながら教室からさっさと出て行ってしまった。 明日もSOS団の活動が休みと言うことは明日も同じようにしろと言う意味だろう。 「そんなに女の子の掌が好きなの?」 ふいに声をかけられて驚いた、振り返ると国木田が立っていた。 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 10:07:49.65 ID:FLoHYWk50 俺「国木田・・・お前見てたのか?」 国木田「ずっと見てたよ、涼宮さんの掌をうれしそうに舐めてたよね」 俺「別にうれしいわけでは・・・」 実際ハルヒの掌を舐めてる時は幸せな気分だった、国木田が皮肉で言ったのか見透かされたのかはわからないが 戸惑ってしまう。 国木田「女の子なら誰でもいいの?それとも掌なら誰だっていいの?」 俺「別に俺が舐めたいってわけじゃない、ハルヒも昨日の長門も舐めてくれと言ったのでなめただけだ」 国木田「へぇ、じゃあ舐めてくれって言われたら誰でも舐めるの?」 俺「もういいだろ・・・この前のことはもう謝っただろ!」 国木田「たとえば、僕が掌を舐めてって言ったら舐めるの?」 国木田はそう言うと俺に向かって掌を突き出した、男の掌、舐めるとどんな味がするのか 興味が湧いてきた。しかしここで舐めてしまってはこの前の二の舞だ、おそらく国木田は 新たに俺を馬鹿にする口実が欲しいだけなのだ。 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 10:14:56.63 ID:FLoHYWk50 俺「そんな事できるわけないだろ・・・」 国木田「涼宮さんの手はさっき舐めてたじゃん」 俺「あれはハルヒが舐めろっていったので仕方なくだな」 国木田「だから僕も舐めて欲しいんだよ、仕方なく舐めてよ」 国木田の手は形が良く指先も長い、爪の形も綺麗だった。男の手だが国木田は手が小さめなようで 女の手とあまり変わりはないようあった。国木田の細長い指を口に入れてみたいという衝動を抑えるのに必死だった。 国木田「ほら僕の手を舐めてよ」 俺「いや、お前の手は舐めない・・・」 国木田「やっぱり女の子の手じゃないとだめ?」 俺「そういうわけじゃない、とにかくお前の手は舐めない」 国木田「涼宮さんや長門さんの手は舐めてたじゃないか、他の女子の手の舐めてたりするんだろ?」 俺「男だからとか女だからとかじゃないんだ、とにかくお前の手は舐めない」 国木田「なんだよそれ!・・・じゃあ僕がお前の手を舐めるよ、手を出して!」 驚いてしまった、国木田が俺の手を舐めると言い出すとは思わなかった、それに 掌をなめながら自分も舐められたらどうなるのか気になってもいた、気がつくと掌を国木田に向けていた。 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/03(日) 10:16:53.81 ID:FLoHYWk50 俺「という夢をみた」 ハルヒ「夢だとしても、どうして私があんたの手を舐めないといけないのよ!」 俺「夢だからしょうがないだろ!」 古泉「まぁまぁ、夢というのは理不尽なものですからしょうがないでしょう」 長門「しかし夢は願望が現れるとも言われている」 ハルヒ「ほら、やっぱりあんた私の手を舐めたいと思ってたんでしょ!」 俺「ちっ違うって!」 みくる「みなさんお茶が入りましたよ」 完