ハルヒ「ねぇ、キョン。あんたってどんな性格に萌えるわけ?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 06:01:39.67 ID:ogi01ach0 キョン 「はぁ?突然なにを言い出すんだお前は」 ハルヒ 「なんだっていいじゃないの!あんたは黙って私の質問に答えていればいいのよ!」 キョン 「黙ればいいのか答えればいいのかはっきりしてくれ」 ハルヒ 「つべこべ言わずに答えなさい!」 キョン 「へいへい……まぁ特にこれと言って好みがあるわけでもないがポニーテールには惹かれるものg……」 ハルヒ 「そんなことはどうでもいいのよ!今聞いてるのは性格よ性格!」 ハルヒ 「団員が萌える性格の意識調査よ!団長の言葉の意味を理解できないなんて団員あるまじき所業だわ!」 キョン 「あるまじき団員で悪ぅございました。しかし、理解したところで急に好きな性格と言われても思い浮かばんぞ」 ハルヒ 「なんでもいいのよ!なんかあるでしょ!こういうのは直感が大事なんだから残り5秒で答えなさい!」 キョン 「性格ねぇ……そうだな…………ああ素直。素直な奴なんかいいんじゃないか?」 ハルヒ 「素直?素直って好きな人相手に直接好きですって言えるような?」 キョン 「まぁ深く考えてはいなかったがそんなところだろう」 ハルヒ 「単純ねぇ。凡人のあんたにはお似合いの属性と言っていいわ!」 キョン 「ほっとけ」 ハルヒ 「ふーん……素直……ね」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 06:04:38.47 ID:ogi01ach0 次の日 ハルヒ 「ちょっとキョン!遅いじゃないの!今何時だと思ってるのよ!」 キョン 「お前は教師か。だいたいホームルームに間に合っているこの時間は遅いうちに入らん」 ハルヒ 「ホームルーム開始時間なんてどうでもいいのよ!この私を待たせていたことが問題なの!」 キョン 「なんだ。なんか用でもあったのか?」 ハルヒ 「別にないわ!」 キョン 「だったら問題ないだろう」 ハルヒ 「ないわけないじゃないの!」 キョン 「ならなにが問題だってんだ……」 ハルヒ 「私は一刻も早くあんたに会いたくて早めに来たのにあんたが遅れて来たんじゃ意味ないじゃないの!」 キョン 「そんなお前の都合を俺の責任にされt……ん?いや、待て。ハルヒ、お前今なんて言った?」 ハルヒ 「私はあんたに早く会いたかったって言ってんの!」 キョン 「……なぜなにもないのにお前が俺に会いたがる。おかしいじゃねーか」 ハルヒ 「はぁ?何言ってんのよあんた!好きな人に会いたいと思うのは至極当然のことじゃないの!」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 06:08:01.11 ID:ogi01ach0 キョン 「ハルヒが……俺を好きだと?お前熱でもあるんじゃないのか?」 ハルヒ 「なに素っ頓狂な声出してんのよ!熱なんかないわよ!」 ハルヒ 「でもそうね。そうやってあんたが心配してくれるのは嬉しいわ!キョン、ありがとね!」 キョン 「……あ、ああ」 ハルヒ 「うわ!もう岡部の奴来たわね。もうちょっと遅れて来なさいよ空気読めない奴ね!」 ハルヒ 「朝の時間が少なかったのはあんたが遅れてきたのも悪いんだからね!」 ハルヒ 「明日はもっと早めに来ること!い・い・わ・ね!……それじゃまた休み時間にね!」 キョン 「お……おう」 キョン (これは……どういうことだ……。またハルヒのトンデモ能力か?) キョン (それも今回は周りでなく自分自身を変化させちまったってことか……?) 13 名前:本当にすまん。思い浮かばない。誰か続けてくれるなら頼む。[sage] 投稿日:2011/06/23(木) 06:16:19.64 ID:ogi01ach0 キョン 「という夢を見たんだ」 長門 「……そう」         END